馬券の世界の事情
イギリスにおいてはサッカーに次いで発売金額が多いスポーツであり、またギャンブルが禁止されている国においてもイスラム圏を除き競馬は例外的に認められている場合がある。一方でギャンブルとしての側面があるために、しばしば他のスポーツと比べて俗悪なものとして見られがちである。
イギリスのブックメーカーが競馬場で発生して以来、競馬はギャンブルとのつながりが深く保たれている。しかし現在ではパリミュチュエル方式による主催者が胴元として統括する賭博が世界的な主流となっており、ブックメーカーを認可している地域はあまり多くない。
日本においても洋式競馬が導入された19世紀から既に勝馬投票券(馬券)が発売されており、一方でブックメーカーはノミ行為として違法とされている。
勝馬を予想する方法については、古くからさまざまな模索がなされてきた。
馬券の販売は、主に発売対象の競走を開催している競馬場(本場)、もしくは同主催者の他競馬場、WINSなどの場外勝馬投票券発売所、および提携している他の主催者の競馬場などで購入できる。また電話投票会員となり、電話やインターネットを利用して投票することも可能である。
特にノミ屋などの私設馬券販売を防止するために、在宅投票の拡大が推奨されている。
競馬の開催における馬券販売は各国の法律で規制されており、以下のように異なっている。
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競馬(けいば、英: horse racing)は、騎手の乗った馬により競われる競走競技、およびそれの着順を予想する賭博である。
競馬は主に競馬場と呼ばれる専用の競技場で開催される。一つ一つの競い合いを「競走(race)」と呼び、一日の競馬開催でいくつかの競走が行われる。
決勝線への到達は、概ね馬の鼻の先が決勝線を通過したときをもって判定されるが、ばんえい競走に限っては馬が引っ張るソリの最後部が決勝線を通過したときをもって判定される。
用いられる競走馬は平地や障害、速歩競走ではサラブレッド、サラブレッド系種、アラブ、アングロアラブ、アラブ系種の軽種馬もしくはクォーターホース、スタンダードブレッド(アメリカントロッター)等の中間種が用いられ、ばんえい競走では重種馬が用いられる。
競馬の世界は優勝劣敗が大原則であり強い馬は強い馬同士、弱い馬は弱い馬同士での競走が基本である。だが、競走の出走メンバーのみを変更するには限界がある。
そこで考え出された方法として強い馬には重い負担重量を、弱い馬には軽い負担重量となるように負担重量を変更することである程度幅のある競走を組むことができる。負担重量の決定方法としては馬齢戦、別定戦、定量戦、ハンデキャップ競走などもある。
特別競走の中でも特に賞金が高額で歴史と伝統・競走内容等を考慮し、重要な意義を持つ競走として 重賞が行われる。さらに各重賞競走の役割と重要性を広く認識してもらい生産界の指標としての重賞競走の位置づけを明確にするため、グループ制(日本を含む一部の国ではグレード制)によってG1、G2、G3に分類される。
G1は競走体系上もっとも重要な意義をもつ根幹競走、G2はG1に次ぐ主要な競走でG1の勝ち馬も比較的容易に出走できる内容をもった競走である。G3についてはG1、G2以外の競走である。
G1競走(およびそれに類する格付けの競走)の中でも、3歳馬に対して行われる伝統のある競走をクラシックと呼ぶ。2010年現在、世界各地でクラシックと呼ばれる競走が行われているが多くの国が最初に始められたイギリスのクラシックレースを模範としている。
イギリスのクラシックは全5競走であるがうち2競走は牝馬限定戦であり牡馬が出走可能な2000ギニー、ダービー、セントレジャーの3競走すべてに優勝した競走馬を三冠馬という。ただし生産上の意味合いが薄れ、また距離別の路線が体系化されたこともあって三冠の概念は形骸化している。
なお、日本のクラシック競走も全5競走である。
競馬の歴史
競馬の起源
ウマの速さを競わせること自体は有史以前、ウマが家畜化された頃から行われていたと考えられている。古代ローマ帝国およびそれを引き継いだ東ローマ帝国などでは、映画『ベン・ハー』に見られるような戦車を引いたウマによる競走(現在行われている繋駕速歩競走は、この戦車競走の伝統を引き継いだものである)が行われていた。
近代競馬の歴史
正式のルールに基づき専用の競技用施設(競馬場)において行われる競馬(近代競馬)は16世紀のイングランドに始まったとされ17世紀にはフランスやアイルランド、19世紀にはドイツやイタリアでも行われるようになった。また17世紀以降は、ヨーロッパ諸国の植民地であった国々を中心に、アメリカ・アジア・アフリカ・オセアニアなどの地域においても近代競馬が行われるようになった。
競馬において用いられる競走馬については17世紀後半から18世紀にかけてアラブ種やトルコ馬、バルブ馬などがイギリスへ輸入されて品種改良が行われ、やがてサラブレッドと呼ばれる品種が誕生した。サラブレッドについては1791年にジェネラルスタッドブックと呼ばれる血統書が作成され、以後その生産において血統が重視されるようになった。
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国分 優作(こくぶん ゆうさく、1990年12月27日 – )は日本中央競馬会・栗東トレーニングセンターに所属する騎手。常用外漢字の使用に制約があるJRA公式ホームページ・新聞などでは「国分」と表記されるが、正しくは「國分 優作」。
双子の弟・国分恭介も栗東所属の騎手。
国分優作プロフィール
2006年4月に競馬学校第25期生として双子の弟・恭介らと共に入学。在学中の3年生時には弟同様、藤田伸二の特別講義を受け[1]、2009年2月に卒業。その際、成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞している。
兄・優作は美浦の国枝栄厩舎、弟・恭介は栗東の五十嵐忠男厩舎と東西別れての所属となり、JRAでは柴田大知・柴田未崎以来13年振り2組目の双子騎手となった[2]。なお同期に小野寺祐太、松山弘平、丸山元気などがいる。
しかし2009年は恭介23勝に対し優作は4勝。2010年も恭介52勝に対し優作は3勝と、弟に大きく水を空けられる状況下にあったが、関西では減量騎手の起用に積極的であるという背景を考慮した当時の師匠である国枝の方針もあり、2010年11月より騎手としては珍しく「栗東留学」を行った[3]。
3キロ減の減量騎手ということから乗り鞍を集めた優作は徐々に勝利数も伸ばしはじめ、やがて「勝つまで乗せる」という調教師も現れるようになるなど栗東関係者より信頼を集めるようになる[4]。国枝は「美浦に帰ってくるまでに10勝してこい」と優作を送り出し、当初は2月一杯で美浦に戻す予定であったものの[4]、栗東で成果を出すようになった優作を呼び戻すことはせず、そのまま留め置くようになり2011年3月1日より栗東へ所属変更となった。[5]。
国分優作 騎乗成績
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2009年3月1日 2回中山2日1R 3歳未勝利 ヒラボクドリーム 16頭 6 14着
初勝利 2009年4月19日 1回福島4日1R 3歳未勝利 ラレーヌデュバル 15頭 7 1着
年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2009年 4 3 6 171 .023 .041 .076
2010年 3 12 12 255 .012 .059 .106
中央 7 15 18 426 .016 .052 .094
地方 0 0 0 1 .000 .000 .000
国分優作 脚注
^ 別冊宝島 騎手・藤田伸二 20年の「男道」「フリー百科事典『ウィキペディア』本人チェック」
^ ただし双子騎手自体は片方のみJRAでもう片方がNARであれば水野貴広・水野貴史兄弟が既に柴田より先にいた。また両方NARであれば竹田吉孝・竹田吉秀兄弟やかつて兵庫で騎手をしていた松本良平・松本心平兄弟の例もあった
^ KKベストセラーズ「競馬最強の法則」 2011年1月号 p.99
^ a b 2011年2月5日日刊スポーツ関西版
^ 時事ドットコム:国分、水出騎手が所属変更=JRA 2011-02-25閲覧
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競馬の競走一覧(けいばのきょうそういちらん)とは競馬の競走についての一覧である。
格付けは国際グレードおよび日本国内でのグレード制に基づく。騎手招待競走を除く。
日本における競走一覧
中央競馬の主要平地競走
中央競馬のダートの競走はダートグレード格付け委員会によっても同一のグレードに認定されている。ここでは重複して掲載することを避ける目的で、注釈することで別途掲載しない。
なお、ダートの競走には#をつける。なお2007年から2009年まで重賞競走の格付け表記は国際グレード競走はG、それ以外の重賞競走はJpnと表すがどちらも格付けの呼称は総称として“ジーワン”・“ジーツー”・“ジースリー”となる。
国際グレード競走
全て国際競走である。
国際グレード1(GI)
フェブラリーステークス
高松宮記念
桜花賞
皐月賞
天皇賞(春)
NHKマイルカップ
ヴィクトリアマイル
優駿牝馬
東京優駿
安田記念
宝塚記念
スプリンターズステークス
秋華賞
菊花賞
天皇賞(秋)
エリザベス女王杯
マイルチャンピオンシップ
ジャパンカップ
ジャパンカップダート#
阪神ジュベナイルフィリーズ
朝日杯フューチュリティステークス
有馬記念
国際グレード2(GII)
日経新春杯
アメリカジョッキークラブカップ
京都記念
中山記念
弥生賞
フィリーズレビュー
スプリングステークス
阪神大賞典
日経賞
大阪杯
ニュージーランドトロフィー
阪神牝馬ステークス
マイラーズカップ
フローラステークス
青葉賞
京都新聞杯
京王杯スプリングカップ
東海ステークス#
金鯱賞
目黒記念
札幌記念
セントウルステークス
セントライト記念
ローズステークス
オールカマー
神戸新聞杯
毎日王冠
京都大賞典
デイリー杯2歳ステークス
府中牝馬ステークス
スワンステークス
アルゼンチン共和国杯
京王杯2歳ステークス
ステイヤーズステークス
阪神カップ
国際グレード3(GIII)
中山金杯
京都金杯
フェアリーステークス
シンザン記念
京成杯
平安ステークス#
東京新聞杯
根岸ステークス#
京都牝馬ステークス
小倉大賞典
共同通信杯
シルクロードステークス
ダイヤモンドステークス
きさらぎ賞
クイーンカップ
アーリントンカップ
阪急杯
オーシャンステークス
チューリップ賞
中京記念
ファルコンステークス
中山牝馬ステークス
フラワーカップ
毎日杯
マーチステークス#
ダービー卿チャレンジトロフィー
福島牝馬ステークス
アンタレスステークス#
新潟大賞典
ユニコーンステークス#
エプソムカップ
CBC賞
マーメイドステークス
函館スプリントステークス
ラジオNIKKEI賞
七夕賞
プロキオンステークス#
アイビスサマーダッシュ
函館記念
小倉記念
函館2歳ステークス
関屋記念
クイーンステークス
北九州記念
レパードステークス#(2009年新設)
キーンランドカップ
新潟記念
新潟2歳ステークス
小倉2歳ステークス
朝日チャレンジカップ
京成杯オータムハンデキャップ
エルムステークス#
札幌2歳ステークス
シリウスステークス#
富士ステークス
ファンタジーステークス
みやこステークス#(2010年新設)
武蔵野ステークス#
福島記念
東京スポーツ杯2歳ステークス
京阪杯
鳴尾記念
中日新聞杯
カペラステークス#
愛知杯
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス
グレード競走以外の競走
オープン特別競走については中央競馬のオープン特別競走参照
名鉄杯(1600万下特別)
北九州短距離ステークス(1600万下特別)
阿寒湖特別(1000万下特別)
ドンカスターカップ(1000万下特別)
エリカ賞(500万下特別)
中央競馬の主要障害競走
障害グレード1(J・GI)
中山グランドジャンプ
中山大障害
障害グレード2(J・GII)
阪神スプリングジャンプ
京都ハイジャンプ
東京ハイジャンプ
障害グレード3(J・GIII)
東京ジャンプステークス
小倉サマージャンプ
新潟ジャンプステークス
阪神ジャンプステークス
京都ジャンプステークス
その他の障害競走
ペガサスジャンプステークス(オープン特別、中山グランドジャンプのステップレースとして同競走に参戦する予定の外国馬も出走可)
イルミネーションジャンプステークス(オープン特別)
中央競馬の廃止・休止競走
中央競馬の前身である国営競馬以前を含む。
サラブレッド系
各内国抽籤濠州産馬混合競走(1932年廃止・目黒記念の前身)
帝室御賞典(1937年廃止・天皇賞の前身)
優勝内国産馬連合競走(1937年廃止・戦前の最高賞金額の競走)
京都4歳ステークス(1954年廃止・京都4歳特別の前身)
中山特別(1955年廃止)
ジュニヤーステークス(1956年廃止)
阪神特別(1956年廃止・大阪杯の前身)
阪神記念(1956年廃止・阪急杯(宝塚杯)の前身)
東京記念(1963年廃止・弥生賞の前身)
中京大賞典(1970年廃止・高松宮記念(高松宮杯)の前身)
日本最長距離ステークス(1975年廃止・条件戦)
ビクトリアカップ(1975年廃止・エリザベス女王杯の前身)
福島大賞典(1978年廃止・新潟大賞典の前身)
クモハタ記念(1980年廃止)
地方競馬招待競走(1985年廃止)
ペガサスステークス(1991年廃止・GIII・アーリントンカップの前身)
NHK杯(1995年廃止・GII・ダービートライアル)
サファイヤステークス(1995年廃止・GIII・エリザベス女王杯トライアル)
ジョッキーズグランプリ(1995年廃止・条件戦)
阪神障害ステークス(1998年廃止・阪神スプリングジャンプ及び阪神ジャンプステークスの前身)
東京障害特別(1998年廃止・東京ジャンプステークス及び東京ハイジャンプの前身)
京都大障害(1998年廃止・京都ハイジャンプ及び京都ジャンプステークスの前身)
京都4歳特別(1999年廃止・GIII)
カブトヤマ記念(2003年廃止・GIII)
クリスタルカップ(2005年廃止・GIII)
ガーネットステークス(2008年廃止・GIII)
アングロアラブ系
アラブ大障害(1965年廃止)
中山アラブ障害特別(1965年廃止)
東京アラブ障害特別(1965年廃止)
読売カップ(1973年廃止)
シュンエイ記念(1995年廃止)
セイユウ記念(1995年廃止。1996年から地方競馬に移行)
タマツバキ記念(1995年廃止。1996年から地方競馬に移行)
アラブ王冠(1995年廃止)
アラブ大賞典(1995年廃止)
地方競馬の主要競走
地域によっては、主催者によるグレードが制定されている。詳しくは各記事を参照。
地方競馬で行われるダートグレード競走の主要競走
国際グレード1(GI)
東京大賞典
統一ジーワン(JpnI)
川崎記念
かしわ記念
帝王賞
ジャパンダートダービー
マイルチャンピオンシップ南部杯
JBCスプリント
JBCクラシック
全日本2歳優駿
統一ジーツー(JpnII)
エンプレス杯
ダイオライト記念
兵庫チャンピオンシップ
さきたま杯
関東オークス
ブリーダーズゴールドカップ
日本テレビ盃
東京盃
浦和記念
兵庫ジュニアグランプリ
名古屋グランプリ
統一ジースリー(JpnIII)
TCK女王盃
佐賀記念
黒船賞
名古屋大賞典
マリーンカップ
東京スプリント(2009年新設)
かきつばた記念
北海道スプリントカップ
スパーキングレディーカップ
マーキュリーカップ
クラスターカップ
サマーチャンピオン
白山大賞典
エーデルワイス賞
北海道2歳優駿
クイーン賞
兵庫ゴールドトロフィー
グレード表記なし
オーバルスプリント
レディスプレリュード(2011年新設)
JBCレディスクラシック(2011年新設)
その他の地方競馬の主要競走
ホッカイドウ競馬
道営記念
ステイヤーズカップ
北海優駿(ダービー)
ブリーダーズゴールドジュニアカップ
赤レンガ記念
星雲賞
瑞穂賞
道営スプリント
北斗盃
王冠賞
栄冠賞
エトワール賞
ノースクイーンカップ
リリーカップ
イノセントカップ
サンライズカップ
フローラルカップ
ばんえい競馬
帯広記念
ばんえい記念
天馬賞
ばんえいダービー
ばんえいオークス
イレネー記念
ばんえい十勝オッズ・パーク杯
ばんえいグランプリ
岩見沢記念
北見記念
ヒロインズカップ
チャンピオンカップ
銀河賞
ばんえい菊花賞
旭川記念
北斗賞
柏林賞
クインカップ
黒ユリ賞
ばんえい大賞典
ばんえいプリンセス賞
岩手県競馬組合
桐花賞
不来方賞
ダイヤモンドカップ
ダービーグランプリ
ひまわり賞(オークス)
浦和競馬場
桜花賞
ニューイヤーカップ
船橋競馬場
総の国オープン(特別競走)
大井競馬場
羽田盃
東京プリンセス賞
東京ダービー
東京2歳優駿牝馬
大井記念
黒潮盃
東京記念
ハイセイコー記念
京浜盃
サンタアニタトロフィー
東京シンデレラマイル
川崎競馬場
ロジータ記念
金沢競馬場
MRO金賞
笠松競馬場
オグリキャップ記念
笠松グランプリ
ライデンリーダー記念
愛知県競馬組合
東海ダービー(旧・名古屋優駿)
東海菊花賞
兵庫県競馬組合
新春賞
兵庫牝馬特別
六甲盃
兵庫大賞典
摂津盃
姫山菊花賞
楠賞
兵庫クイーンカップ
園田金盃
園田チャレンジカップ
園田クイーンセレクション
園田ユースカップ
菊水賞
兵庫ダービー
のじぎく賞
園田ジュニアカップ
プリンスリートロフィー(特別競走)
姫路プリンセスカップ
佐賀競馬場
九州ダービー栄城賞
荒尾競馬場
九州皐月賞荒尾ダービー
持ち回り
霧島賞
たんぽぽ賞
地方競馬の廃止・休止競走
中央競馬招待競走(1985年廃止)
名古屋市制100周年記念(1989年のみ)
アラブダービー(1996年廃止)
全日本アラブ争覇(1996年廃止)
全日本アラブ大賞典(1996年廃止)
全日本アラブクイーンカップ(2000年廃止)
山陽杯(2000年廃止)
スーパーチャンピオンシップ(旧・スーパーダートダービー。2001年廃止)
東京王冠賞(2001年廃止)
朱鷺大賞典(2002年廃止)
楠賞全日本アラブ優駿(2003年廃止)
グランシャリオカップ(2003年休止)
さくらんぼ記念(2003年廃止)
フクパーク記念(2003年廃止)
群馬記念(2004年廃止)
サラブレッドチャレンジカップ(2004年休止)
全日本アラブグランプリ(2004年廃止)
全日本サラブレッドカップ(2004年廃止)
全日本2歳アラブ優駿(2004年廃止)
セイユウ記念(2005年廃止)
とちぎマロニエカップ(2005年廃止)
春霞賞(2007年休止)
海外の主要な競走一覧
オーストラリア
メルボルンカップ
コックスプレート
オーストラリアンダービー
ゴールデンスリッパーステークス
ザBMW
コーフィールドカップ
マッキノンステークス
オーストラリアンカップ
ヤルンバステークス
インタードミニオン(繋駕速歩競走・ニュージーランドとの持ち回り)
ヒスケンススティープルチェイス
ヴィクトリアダービー
ニュージーランド
ニュージーランドダービー
グレートノーザンスティープルチェイス
アヴォンデールゴールドカップ
マナワツサイアーズプロデュースステークス
ARCダイヤモンドステークス
レールウェイハンデキャップ
イースターハンデキャップ
ザビールクラシック
ニュージーランドステークス
オークランドカップハンデキャップ
オタキ・マオリ・ウェイトフォーエイジ
ブリーダーズステークス
ニュージーランドインターナショナルステークス
ニュージーランドオークス
テレグラフハンデキャップ
ワイカトドラフトスプリント
キャプテンクックステークス
ソードンマイルハンデキャップ
ウェリントンカップハンデキャップ
スプリングクラシック
マッドウェイパーツワールドステークス
ウィンザーパークプレート
ニュージーランド2000ギニー
ニュージーランド1000ギニー
レヴィンクラシック
フランス
凱旋門賞
プール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)
プール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)
ディアヌ賞(フランスオークス)
ジョッケクルブ賞(フランスダービー)
ロワイヤルオーク賞
パリ大賞
サンクルー大賞
ロートシルト賞
オペラ賞
ムーラン・ド・ロンシャン賞
ジャック・ル・マロワ賞
ヴェルメイユ賞
アベイ・ド・ロンシャン賞
モーリス・ド・ゲスト賞
パリ大障害(G1・障害競走)
アメリカ賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
フランス賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
ドイツ
バーデン大賞
ディアナ賞(ドイツオークス)
ドイチェスダービー
ヘンケルレネン(ドイツ1000ギニー)
メールミュルヘンスレネン(ドイツ2000ギニー)
シュヴァルツゴルトレネン
ドイチェスセントレジャー
ラインラントポカル
バイエルンツフトレネン
ウニオンレネン
オイロパ賞
ドイツ賞
アイルランド
アイリッシュ2000ギニー
アイリッシュダービー
アイリッシュセントレジャー
アイリッシュ1000ギニー
アイリッシュオークス
アイリッシュチャンピオンステークス
タターソールズゴールドカップ
アイリッシュグランドナショナル
イギリス
2000ギニーステークス
ザ・ダービーステークス
セントレジャーステークス
1000ギニーステークス
ジ・オークスステークス
コロネーションカップ
ロイヤルアスコットレースミーティング
セントジェームズパレスステークス
クイーンアンステークス
プリンスオブウェールズステークス
ゴールドカップ
コロネーションステークス
ゴールデンジュビリーステークス
エクリプスステークス
ジュライカップステークス
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
サセックスステークス
ヨークシャーオークス
インターナショナルステークス
クイーンエリザベス2世ステークス
チャンピオンステークス
ドンカスターカップ(G2)
グッドウッドカップ(G2)
グランドナショナルミーティング
グランドナショナル
メリングチェイス
スコティッシュグランドナショナル
ウェルシュナショナル
チェルトナムフェスティバル
チャンピオンハードル
クイーンマザーチャンピオンチェイス
ワールドハードル
チェルトナムゴールドカップ
キングジョージ6世チェイス
ヘネシーコニャックゴールドカップ
ベットフレッドゴールドカップ
ベットフェアチェイス
イタリア
イタリア共和国大統領賞
パリオーリ賞(イタリア2000ギニー)
デルビーイタリアーノ (イタリアダービー)
デルビーイタリアーノ(G1・繋駕速歩競走・トロット)
レジーナエレナ賞(イタリア1000ギニー)
オークスイタリアーノ
セントレジャーイタリアーノ
ミラノ大賞
ヴィットーリオ・ディ・カープア賞
ジョッキークラブ大賞
ローマ賞
グランクリテリウム
リディアテシオ賞
ローマ国際(G1・繋駕速歩競走・トロット)
ロッテリア大賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
ヨーロッパ賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
ミラノ・デッレ・ナツィオーニ大賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
スペイン
マドリード大賞
ダービーエスパニョール賞
オランダ
ネーデルラントダービー
ヘングステン・プロダクテンレン賞
メリーズ・プロダクテンレン賞
ダイアナ賞
ベルギー
ダービーベルヒエ
クルニー賞
フェデリオサード賞
スイス
ヘルウェティアダービー
ヘルウェティアセントレジャー
スウェーデン
タビーオープンスプリントチャンピオンシップ(G3)
ストックホルムインターナショナルカップ(G3)
スウェーデンダービー(G外)
スウェーデンダービー(G1・繋駕速歩競走・トロット)
エリトロップ(G1・繋駕速歩競走・トロット)
デンマーク
スカンジナビアオープンチャンピオンシップ(G3)
デニッシュダービー
ノルウェー
ノルウェーダービー(G外)
ポーラーミリオンカップ(G3)
オスロ大賞(G1・繋駕速歩競走・トロット)
フィンランド
Finlandia Ajo(G1・繋駕速歩競走・トロット)
Kymi Grand Prix(G1・繋駕速歩競走・トロット)
Kuninkuusravit(G1・繋駕速歩競走・トロット)
ロシア
ファーストクラウン
ボルソージュヘチニージュ賞
ボリショイシエソユツニー賞
ボリショイ賞
ブディオニー記念
ナシボフカップ
ロシア連邦農業大臣賞
ウクライナ
ボルソージュヘチニージュ賞
ウクライナ大賞
コマンドメンツ賞
ポーランド
ポーランドダービー・ナグロダ
ナグロダ・ウィエルカ・ワルシャワスカ賞
ナグロダ・モコトウスカ賞
ナグロダ・イフォティ賞
ナグロダ・クリテリウム賞
ナグロダ・ワルシャワ国際グランプリ
セルビア
コストラック賞
セルビアダービートライアルステークス
セルビアダービー
セルビアオークス
セルビアセントレジャー
サーシン国際トルカ
ベオグラードグランプリ
セルビアカーネックスカップ
ハンガリー
マジャールダービー
ミレニアム賞
キンチェム賞
オーストリア
ダービーウィーン
オーストリアンダービー
チェコ
ヴェルカパルドゥビツカ
チェスコダービー
スロバキア
スロヴェンスコダービー
キプロス
キプロス2000ギニー
キプロスダービー
キプロス1000ギニー
キプロスオークス
キプロスセントレジャー
エクリプス賞
キプロス共和国カップ
ジョージオススタヴラキスカップ
アマソウントスカップ
キプロスターフクラブカップ
アマゾンカップ
アフロディーテカップ
ジューンカップ
マラソンステークス
カナダ
クイーンズプレート(G外)
プリンスオブウェールズステークス(G外)
ブリーダーズステークス(G外)
バイソンシティステークス(G外)
ウッドバインオークス(G外)
ワンダーウェアステークス(G外)
カナディアンインターナショナルステークス
ウッドバインマイルステークス
E.P.テイラーステークス
ノーザンダンサーターフステークス
ニアークティックステークス
ノースアメリカカップ(繋駕速歩競走・ペース)
カナディアントロットクラシック(繋駕速歩競走・トロット)
カナディアンペーシングダービー(繋駕速歩競走・ペース)
トロットモンディアル(繋駕速歩競走・トロット)
アメリカ
ブリーダーズカップ
ブリーダーズカップ・クラシック
ブリーダーズカップ・ターフ
ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ
ブリーダーズカップ・マイル
ブリーダーズカップ・スプリント
ブリーダーズカップ・レディーズクラシック(2008年ブリーダーズカップ・ディスタフから名称変更)
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ
ブリーダーズカップ・ダートマイル(2007年新設)
ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント(2007年新設)
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ(2007年新設)
ブリーダーズカップ・ターフスプリント(2008年新設)
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ(2008年新設)
ブリーダーズカップ・マラソン(2008年新設)
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルスプリント(2011年新設)
ケンタッキーダービー
プリークネスステークス
ベルモントステークス
トラヴァーズステークス
ケンタッキーオークス
ドンハンデキャップ
サンタアニタハンデキャップ
ピムリコスペシャルハンデキャップ
ハリウッドゴールドカップハンデキャップステークス
パシフィッククラシックステークス
ジョッキークラブゴールドカップステークス
アーリントンミリオンステークス
アメリカンオークスステークス
サンシャインミリオンズ(全競走G外)
ハンブルトニアン(繋駕速歩競走・トロット)
ヨンカーズトロット(繋駕速歩競走・トロット)
ケンタッキーフューチュリティ(繋駕速歩競走・トロット)
ワールドトロッティングダービー(繋駕速歩競走・トロット)
ブリーダーズクラウン(繋駕速歩競走)
リトルブラウンジャグ(繋駕速歩競走・ペース)
メッセンジャーステークス(繋駕速歩競走・ペース)
ケインペース(繋駕速歩競走・ペース)
ウッドロー・ウィルソン(繋駕速歩競走・ペース)
メドウランズ(繋駕速歩競走・ペース)
ウィリアム・R・ホートン・メモリアルステークス(繋駕速歩競走・ペース)
チャンピオンオブチャンピオンズ(G1・直線440ヤード・クォーターホース系)
メキシコ
ジュヴェニールチャンピオンシップ
ダニエル・カルデナスクラシック
ロマ・デ・ソテーロ
ダービーメヒカーノス
プエルトリコ
ファン感謝の日大賞
プエルトリコフューチュリティ
ナヴィダ大賞
レースの日大賞
カマレロ大賞
外国産シャンパン大賞
プエルトリコ政府大賞
ジョージ・ワシントン大賞
7月4日大賞
ダービープエルトリコ
サン・ジョアン大賞
新年大賞
ジョッキー大賞
女性の日大賞
親の日大賞
コパ・シッゴ
愛馬プレシア大賞
憲法大賞
母の日大賞
王の日大賞
プエルトリコ競馬連合大賞
オーガスチン・メルカード・レヴェロン大賞
ジョセ・コール・ヴァイダル大賞
ルイス・ムニョース・リヴェラ大賞
エドワード・コーティーノ・インシュア大賞
アクシオン・デ・グラシアス大賞
アントニオ・フェルナンデス・カストリロン大賞
エンジェル・トーマス・カルデーロ大賞
コパ・クレアドレス・ポトリロス
コパ・ポトリロス
ラモン・ロベットJr大賞
ユージーン・マリア・デ・ホストス大賞
アントニオ・R・マトス大賞
コパ・クレアドレス・ポトランカス
コパ・ポトランカス
ジョセ・ケルソ・バーボサ大賞
アントニオ・R・バルセロ大賞
ロベルト・クレメンテ大賞
ウィソ・G大賞
ジョセ・デ・ディエゴ大賞
ルイス・ムニョース・マーティン大賞
ドミニカ共和国
クレアドレス・ヴァージョン・ポトリロス
クレアドレス・ヴァージョン・ポトランカス
ラモン・M・メラー賞
フランシスコ・デル・ロザリオ・サンチェス賞
ジョアン・パブロ・デュアーテ賞
カリル・ハチェ賞
ジャマイカ
ジャメイカダービー
ジャメイカオークス
ジャメイカセントレジャー
ジャメイカ2000ギニー
ジャメイカ1000ギニー
バルバドス
バーベイドスダービー
ブリーダーズステークスプラストロフィー
ホープフルステークスプラストロフィー
トリニダード・トバゴ
スチュワーズカップ
トリニダード・トバゴゴールドカップ
サンタローサクラシック
イースターギニーズ
ミッドサマークラシック
ロイヤルオークダービーステークス
トリニダード・トバゴ独立記念カップ
アリマレースクラブカップ
トリニダード・トバゴ大統領カップ
カリブビアンチャンピオンステークス
パナマ
フランシスコ・アリアス・バレーデス賞
パナマ共和国クラシック100周年大賞
パナマ共和国大統領賞
母の日賞
独立記念日賞
香港(中国)
クイーンエリザベス2世カップ
チャンピオンズマイル
香港カップ
香港ヴァーズ
香港マイル
香港スプリント
香港ダービー(国内G1)
クイーンズシルバージュビリーカップ(国内G1)
センテナリーススプリントカップ(国内G1)
チェアマンズスプリントプライズ(国内G1)
スチュワーズカップ(国内G1)
香港ゴールドカップ(国内G1)
香港チャンピオンズ&チャターカップ(国内G1)
香港クラシックマイル(国内G1)
マカオ(中国)
ディレクターズカップ
HKDNマカオゴールドカップ
マカオダービー
韓国
コリアンダービー(国内G1/パート3)
コリアンオークス(国内G2/パート3)
大統領杯(国内G1/パート3)
グランプリ(国内G1/パート3)
トルコ
ボスポラスカップ(国内G2)
トプカピトロフィー(国内G2)
カルディランステークス
アンカラコスス賞
トルコ大統領賞
エレキック・テイ・デネメット賞
ガジ・ダービー
ディシ・テイ・デネム賞
キスラック賞
トルコ首相カップ
征服者スルタン・マホメット賞
トルコジョッキークラブカップ
ドバイ(アラブ首長国連邦)
ドバイワールドカップ
ドバイシーマクラシック
ドバイデューティーフリー
ドバイゴールデンシャヒーン
ナショナルデーカップ
リワオアシス
H.H.大統領カップ
ゴドルフィンマイル(G2)
UAEダービー(G2)
アルクォズスプリント(G3)
ドバイカハイラクラシック(国内G1・純血アラブ種競走)
アブダビ(アラブ首長国連邦)
アブダビクラシック
UAEアラビアンダービー
バーレーン
H.H.ザ・クラウンプリンスカップ
カタール
カタールエクストレインフェスティバルトロフィー
カタールインターナショナルダービーカップ
カタールダービーカップ
カタールダービー
サウジアラビア
二聖モスクの守護者カップ
アブドラジズ国王カップ
シンガポール
シンガポール航空インターナショナルカップ
シンガポールゴールドカップ
クリスフライヤーインターナショナルスプリント
ラッフルズカップ
ライオンシティカップ
シンガポールダービー
クランジマイル
パトロンズボウル
シンガポールギニー
マレーシア
ペラ・ゴールドヴァーズ
コロネーション・カップ
ペラ・ダービー
ツンク・ゴールドカップ
スランゴール・ゴールドカップ
ピアラ・エマス・スルタン・スランゴール
ペナン・スプリントトロフィー
ペナン・ゴールドカップ
タイ
チャクリーカップ
ハーマジェスティザクィーンズカップ
ヒズマジェスティザキングズカップ
タイダービー
フィリピン
ノーリッシュ・ザ・チルドレンステークス
ホープフルステークス
ホースマンズカップ
サンラザロスプリント
インド
インドターフ招待カップ
スプリンターズカップ
スーパーマイルカップ
ステイヤーズトロフィー
RCTCミリオン
カルカッタダービー
ブリーダーズマルチミリオン
インド2000ギニー
インド1000ギニー
インドダービー
インドセントレジャー
インドオークス
プネーダービー
デカンダービー
ゴルコンダダービー
インド大統領ゴールドカップ
キングフィッシャーダービーバンガロール
コルトトライアルステークス
フィリーズトライアルステークス
バンガロールダービー
マイソールダービー
南インドダービー
南インドオークス
ニルギリダービー
アルゼンチン
カルロスペレグリーニ大賞
ナシオナル大賞
ジョッキークラブ大賞
ポージャ・デ・ポトリロス
エストレジャス大賞
エストレジャス大賞クラシック
エストレジャス大賞スプリント
エストレジャス大賞ディスタフ
エストレジャス大賞マイル
エストレジャス大賞ジュヴェナイル
エストレジャス大賞ジュヴェナイルフィリーズ
アルゼンチングランクリテリウム
ラウル&ラウル・E・チェヴァリエ大賞
エリセオ・ラミレス大賞
ポトランカス大賞
2000ギニー大賞
1000ギニー大賞
エンリケアセバル大賞
スイパチャ大賞
フェリクス・デ・アルザガ・ウンセ大賞
サンイシドロ大賞
ホアキン・S・デアンチョレナ大賞
ミゲル・A・マルティネスデオズ大賞
ラス・アメリカス大賞
5月25日大賞
コパ・デ・プラタ
コパ・デ・オロ
サンチャゴルーロ大賞
モンテヴィデオ大賞
サトゥルニノ・J・ウンセ大賞
ホルヘデアトゥーチャ大賞
ポージャ・デ・ポトランカス
セレクシオン大賞
ブエノスアイレス国際大賞
マイプ大賞
パレルモ大賞
アルゼンチン共和国国際大賞
ヒルベルトレレナ大賞
クレアドレス大賞
サンマルティン将軍大賞
オノール大賞
プロヴィンシア・ド・ブエノスアイレス大賞
セレクシオン・デ・ポトランカス
ホアキン・V・ゴンザレス国際大賞
ダルドロチャ国際大賞
ブラジル
ジョアン・セシリオ・フェラス大賞
エンリケ・デ・トレド・ララ大賞
ブラジル大賞
サンパウロ大賞
ABCPCCマシアスマシリン大賞
リオ・デ・ジャネイロABCPCC大賞
ブラジルジョッキークラブ大賞
リオ・デ・ジャネイロ州大賞
フランシスコドゥアルドデポーラマチャド大賞
リオダービー
クルセイ・ド・スル賞
エンリケポッソーロ大賞
リオ・デ・ジャネイロディアナ大賞
ゼリア・ゴンザー・ガペシュート・デ・カストロ大賞
モルシアノジア・グイアルモレイラ大賞
サコー少佐大賞
リオ・デ・ジャネイロ共和国大統領賞
ロベルト・エ・ネルソン・リマルディシーブラ大賞
ジュリアーノ・マルティンス大賞
イピランガ大賞
J・アデェマール・デ・アルメイダ・プラド大賞
サンパウロジョッキークラブ大賞
ダービーパウリスタ大賞
バラオジ・デ・ピラシカバ大賞
マルガリーダポラックララ大賞
サンパウロディアナ大賞
ホセ・グァテモジン・ノゲイラ大賞
共和国宣言記念日大賞
サンパウロABCPCC大賞
サンパウロ共和国大統領賞
オスワルドアランハ大賞
コンサグラシカオ大賞
OSAF大賞
ベントゴンサルベス大賞
パラナ大賞
ウルグアイ
ホセ・ペドロ・ラミレス大賞
ジョッキークラブ大賞
ナシオナル大賞
ポージャ・デ・ポトリロス
ポージャ・デ・ポトランカス
セレクシオン大賞
ペドロピネイリャ大賞
モンテビデオ市大賞
コロンビア
エルキンエチャバリッア大賞
ダービーアンティオキア
ポージャ・デ・ポトリロス
ポージャ・デ・ポトランカス
ラス・オークス
コパ・クリアドレス・クラシコ
コンパレーシオン大賞
エクアドル
サー・ベンジャミン・ロセールズ・アスピアズ賞
エクアドル共和国大統領賞
ペルー
ダービーナシオナル大賞
オーガス・B・レギリア・ナシオナル大賞
ポージャ・デ・ポトランカス
ポージャ・デ・ポトリロス
OSAF大賞
ペルージョッキークラブ国際大賞
ペルー独立記念大賞
パンプロナ大賞
エンリケ・アユロ・パラード大賞
リカルド・オルティス・ジ・ザヴァージョス大賞
ベネズエラ
コンパレーシオン大賞
アントニオ・ホセ・デ・スクレ賞
カラカスシティ賞
ホセ・アントニオ・パエス
クリアナシオナル
ベネズエラ・ボリバル共和国賞
ラ・リンコナーダ競馬場大賞
愛馬プレンサナシオナル
ヨハンキン・クレスポ将軍大賞
シモン・ボリバル国際大賞
ラ・リンコナーダ競馬場開設記念
コパ・デ・オロ・デ・ベネズエラ
ベネズエラ共和国大統領賞
軍事賞
ピピカ・ナシオナル
チリ
タンテーオ・デ・ポトリロス
タンテーオ・デ・ポトランカス
チリセントレジャー
ドスミルギニー
チリグランクリテリウム
ミルギニー
ハラス・デ・チリ大賞
アルベルト・ソラリ・マグナスコ大賞
チリ競馬場大賞
イタリアトラヴァースプラタカップ
エルダービー
ムニシバル・デ・ヴィナ・デル・マー大賞
アルベルト・ヴィアル・インファンテ大賞
アルトゥーロ・リヨン・ペーニャ大賞
ナシオナル・リカルド・リヨン大賞
エル・エンセーヨ
ポージャ・デ・ポトリロス
ポージャ・デ・ポトランカス
ラス・オークス
サンチアゴ競馬クラブ大賞典
フランシスコ・バエサステークス
チュニジア
チュニジア共和国大統領賞
チャレンジメント国際
エジプト
アブダビ国際カップ
H.H.サイー・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナーヤンカップ
ジ・アル・ナーヤンカップ
ジ・アル・ナーヤン国際カップ
アルジェリア
2歳クリテリウム
大統領グランプリ
A.Q.P.S.グランプリ
モロッコ
シーフ・エル・アラブ賞
フォースタン賞
モーリシャス
バービーカップ
ダッチネスオブヨークカップ
ケニア
シャンパンステークス
H.V.ピリートロフィー
ケニアギニーズ
ケニアダービー
ケニアセントレジャー
ケニアフィリーズギニーズ
ケニアオークス
スチュワーズカップ
ネイションスーパースプリント
ロイヤルエアフォースカップ
ウフルカップ
ケニアケンブリッジシャー
ジョッキークラブステークス
ルイスカップ
ケニアゴールドカップ
ケニアッタカップ
DCDMカップ
シヴィルサービスゴールドカップ
シティオブナイロビカップ
ナイロビマーチャンツピュース
イタリアンカップ
スパニッシュカップ
デュークオブマンチェスターカップ
グラハムトロフィー
アークルトロフィー
ケニアポリスカップ
ブリガードオブガードトロフィー
ジンバブエ
OKグランドチャレンジ
トラストバンクターフチャンピオンシップステークス
キャスルタンカード
サラブレッドブリーダーズチャンピオンジュヴェナイルステークス
ジンバブエギニーズ
BAMMジンバブエ2000
ジンバブエダービー
ウンジムフルハンデキャップ
ゴールドカップスプリント
ジンバブエ共和国カップ
サラブレッドブリーダーズシャンパンステークス
ジンバブエオークス
MOTAイピトンベステークス
ブリーダーズチャンピオンカップ
南アフリカ
ゴールデンホースシュー
ゴールデンスリッパー
セクウィニフィリーズステークス
サウスアフリカンダービー
J&Bメトロポリタンステークス
ダーバンジュライ
チャンピオンズカップ
サウスアフリカンクラシック
サウスアフリカンフィリーズクラシック
ザ・マーチャンツ
ホースチェスナットステークス
サマーカップ
チャンピオンズチャレンジ
コンピュータフォームスプリント
エンプレスクラブステークス
ケープアーガスギニーズ
ケープダービー
ケープフィリーズギニー
アルファロメオケープフライングチャンピオンシップ
クイーンズプレート
マジョルカステークス
パドックステークス
プレミアズチャンピオンステークス
マーキュリースプリント
ゴールドチャレンジ
デイリーニューズ2000
ウーラヴィントン2000
キヤノンゴールドカップ
ガーデンプロヴィンスステークス
ゴールドメダリオン
アランロバートソンフィリーズチャンピオンシップ
ゴールデンホーススプリント
サウスアフリカンフィリーズスプリント
その他の海外競馬の競走
ラテンアメリカジョッキークラブ国際大賞(アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイ、ペルー、ベネズエラによる持ち回り)
カリブ国際クラシック(域内G1・カリブ海諸国による持ち回り)
カリブスプリントカップ(同上)
カリブ牝馬カップ(同上)
カリブ競馬連盟カップ(同上)
中欧ブリーダーズカップ・スプリント(ポーランド、ハンガリー、オーストリア、チェコ、スロバキアによる持ち回り)
中欧ブリーダーズカップ・マイル(同上)
中欧ブリーダーズカップ・クラシック(同上)
関連項目
競馬
競馬の競走
中央競馬の冠競走一覧
交換競走
国際競走
外部リンク
JRA
地方競馬情報サイト
ばんえい競馬
競馬国際交流協会
カテゴリ : 競馬用語&競走馬, 競馬用語&競走馬 か行
ワールド・サラブレッド・ランキング(World Thoroughbred Rankings)とは、世界の競走馬の競走成績を基にして国際競走馬格付け委員会が競走馬のレーティング(ハンディキャップ)数値を表す能力指数のことである。旧称は「ワールド・サラブレッド・レースホース・ランキング」であったが、2008年度より変更された。
ワールド・サラブレッド・ランキング歴史
元々1977年にイギリス、フランス、アイルランドの3カ国でスタートし、その後拡大されてきたレーティングをインターナショナル・クラシフィケーションと銘打っていたが、競馬の開催シーズンの分岐点が国・地域によって異なり(日本の場合は1月1日~12月31日を1年の基・終点とする)、香港、オセアニア、アラブ首長国連邦などのように発表時期の1月がシーズンの途中であるため、世界規模の統一したレーティングを出しにくいというデメリットも生じた。
そこで、2004年度の発表から年間2回(1月、8月)にそのレーティングを発表し、全世界的な競走馬のランキングを出しやすくするようになった。8月の回では主に前年8月基点-当年7月終点の国をランキング発表の対象にしている。なお、全世界上位50頭のレーティングについては1月、8月を含む年間5回程度発表される。
ワールド・サラブレッド・ランキング レーティング(ハンデ)数値の決定法
国際レーティングは毎年7月、12月(従前は12月のみ)に加盟各国のハンディキャッパーを集めて会議を開催し、その翌日に110ポンド(約50kg(キログラム)相当:1ポンドは約0.45kg相当)以上のレーティングを獲得した競走馬を発表する(なお3歳以上の牝馬は負担重量が牡馬・せん馬より減量される競走があるため、発表されたレーティングに4ポンドを加算した数値で比較するとよい)。
レーティングは2歳、3歳、4歳以上の年齢別、コース(芝、ダート)別、並びに距離別(2歳馬は距離別のカテゴリーなし)で発表される。
ワールド・サラブレッド・ランキング距離別カテゴリー
S(スプリント:Sprint=超短距離:1000m~1300m、北米・オセアニアは~1400m)
M(マイル:Mile=短距離:1301m~1899m、北米・オセアニアは1401m~)
I(インターミディエイト:Intermediate=中距離:1900m~2100m)
L(ロング:Long=長距離:2101m~2700m)
E(エクステンディッド:Extended=超長距離:2701m以上)
これらのレーティングは国際競走の格付け認定のための重要なファクターとなる。各競走4着までの入線馬の平均レーティングを基に、GIでは115、GIIは110、GIIIは105、またはそれ以上の平均レーティングが必要となっている。
ワールド・サラブレッド・ランキング歴代レーティング1位
年度 レーティング 馬名 調教国・地域 レース
2004年 130ポンド ゴーストザッパー アメリカ合衆国 ブリーダーズカップクラシック
2005年 130ポンド ハリケーンラン フランス 凱旋門賞
2006年 129ポンド インヴァソール アメリカ合衆国 ブリーダーズカップクラシック
2007年 131ポンド マンデュロ フランス プリンスオブウェールズステークス
2008年 130ポンド カーリン アメリカ合衆国 ドバイワールドカップ、スティーブンフォスターハンデキャップ
130ポンド ニューアプローチ アイルランド チャンピオンステークス
2009年 136ポンド シーザスターズ アイルランド アイリッシュチャンピオンステークス
2010年 135ポンド ハービンジャー イギリス キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
ワールド・サラブレッド・ランキング問題
問題としてあげられるのが、どうしても欧米(特にヨーロッパ)馬偏重になってしまうことである。各国の競走馬が、たとえ自国で活躍しても、欧米のレースや、もしくは欧米の馬と戦い、そして先着しないとそれらの馬には高いレーティングを与えられないという問題がある。近年ではディープインパクトに対するレーティングをめぐり、英国の日刊競馬新聞である「レーシング・ポスト」紙が06年の世界チャンピオンをディープインパクトとした[1]。
例がある。ワールド・サラブレッド・レースホースランキングに名称を改めた2004年以降は、全体的にヨーロッパの馬のレートが下がると共に、アメリカや日本を含むその他の地域の馬が評価される傾向があり、問題はやや解消されてはいるが、依然としてこのような問題は残っている。
また、僅差で勝った馬には、勝った相手が名馬であることを除けば比較的低いレーティングを与えられることが多い。要するに、レースのペースや馬場状態などを考慮せずに、単純に千切ったかそうでないかで決められる。実際、神の馬と呼ばれたラムタラの勝ったレースは、着差がわずかなためレーティングがそれほど高いわけではない。また、ラムタラの件に関しては、オーナーが中東勢の人間であったために意図的にレーティングを低くしたのではないかと一部でささやかれた。
ワールド・サラブレッド・ランキングJPNランキング
日本では、このワールドランキングを参考に毎年1月と8月、「JPNサラブレッドランキング」(旧:JPNクラシフィケーション)が発表される。(8月は上半期分=7月までを対象)ワールドランキング数値の決定法に則って、世界各地の競走に出走して100ポンド以上の評価を得た日本調教馬(国内産、外国産問わず)、並びに国際競走などで日本の競走に出走した外国調教馬でベストの評価を得た馬がレーティングの対象となる。
なお、中央競馬会のハンデキャップ作成委員によるフリーハンデが「優駿」誌上で発表されたのは1962年度(1963年)からである。
ワールド・サラブレッド・ランキング概念
※競走馬レーティングマニアック レーティング算出の基本より許諾の上転載。
ワールド・サラブレッド・ランキング用語
フリーハンデ
ハンデ競走にハンデをつけるのとは異なり一年を通じて競走馬を重量に格付けするもの。JRA日本中央競馬会ではエクスペリメンタル・フリーハンデキャップとして1962年から格付けされるようになった。
インターナショナルクラシフィケーション
国際間で取り決めた格付け(レーティング)。この呼び方は、凱旋門賞の舞台裏で開催されたパリ会議で、「クラシフィケーション (classification) 」という言葉は、今後、世界の有力馬の格付けの公式格付表から姿を消すことが決定された。
レーティング、レイティング
評価、格付けの意味で欧州諸国で使われ、日本のフリーハンデと同義語。
アローワンス(アローアンス、アラウアンス)
「許可」の意味だが、競馬では、年齢性別出生地に応じて許される重量のことをいう。有馬記念(G1)では4歳以上57kgに対して3歳2kg減、牝馬2kg減などのアローワンスがある。
ポンド表記
1ポンド=0.453592kg、マイル1馬身=2ポンド (0.914383kg) のレーティング差は万国共通。日本国内では、フリーハンデとしてレーティングを作成してきたが、1994年に国際クラシフィケーション参加後フリーハンデとクラシフィケーションの斤量表記に誤差が生じてしまうため、別のものとして捉えられるようになった。
エージアローワンス
馬がおおよそ成長し終える5歳を基準に、4歳までの成長途上の競走馬が成馬と対戦する時には負担重量が軽減されている馬齢重量のこと。馬齢重量として2歳時から4歳まで月単位で距離別に決められており、馬齢重量戦はそれを負担重量として行われるレースで、エージアローワンスによって成長途上の若馬が古馬と対等に戦えることになる。クラシフィケーションでは2歳馬、3歳馬も古馬と同等の能力指数として扱われる。
セックスアローワンス
牡馬に対しての牝馬の斤量減。国によって減量値は異なる。日本では多くのレースが牝馬に2kgのセックスアローワンスを与えており、レーティング上では4ポンドで換算される。
ベストパフォーマンス
年間トータルクラシフィケーションには個々の馬が年間の全てのレースで発揮したレートの中から最も高いものが採用される。当然一度だけ大駆けをして他は全くの凡走というケースもあるし、極端に展開に恵まれての勝利、重馬場だけで好走といった馬もあるが、そのような事情は考慮されない。
レースレーティング
各レースの1~4着までのレーティングの平均によって当該レースのレベルを表す値。古馬のパート1(G1レース)の場合、牝馬のセックスアローワンスを加えてクラシフィケーションレートが115以上であることが条件となる。G2ではこれが5ポイント低くなり110、G3では更に5ポンド低い105となる。
負担重量に関する用語は、負担重量の記事も参照のこと。
ワールド・サラブレッド・ランキング競走馬レイティング作成の手法
レーティングは成績表にある材料のみで作成する。斤量、着差、メンバーの実績から判断するのが基本である。
着差の換算基準は、マイル1kg=1馬身=2ポンド、1ポンド=0.45kg
競馬レーティング作成時の着差とタイムの換算目安
1馬身=1秒のおよそ1/5、2馬身は1秒の3/10、6馬身は1秒に等しい。また1kg斤量が重くなると1600メートルから2000メートルの中距離で約1馬身遅くなる。短距離では半馬身、長距離では約2馬身の差をもたらす。
基準馬
レース毎のレーティングを決める場合に目安基準となる馬。時と場合によるが3着~4着馬の過去のパフォーマンスやレース結果から対戦成績による優劣を導きだす事が多い。
2011年6月19日3回中山2日目鹿野山特別、東雲賞1000万特別において98であったマコトギャラクシーをモノサシ=基準馬と算出すれば、1馬身半差先着のニシノメイゲツは3ポンド上の101になるという操作である。
重賞レースの場合も同じく2011年4月9日産経大阪杯G2の場合、 2010年マイラーズカップ113、2010年朝日チャレンジ113、2011年中山記念113、のキャプテントゥーレ58Kをモノサシ=基準馬と設定する事によりクビX3+ハナ差斤量57Kヒルノダムールは同じ113になるという操作である。
ハンデキャップ競走の歴史
1700年代の初頭、現在でいうサラブレッドの3大始祖がイギリスに入り、種牡馬として供用された頃、急速に競走馬の質が向上し、スピードが増した。18世紀の中頃には入場料をとってファンを集める観賞用のスポーツとなる。
この頃の競馬はその大部分がマッチレースであった。双方の馬主が負担重量等の条件を合意してレースは成立したが、しだいに重量に関する意見の不一致がもとで不成立が多くなり、その後自然の要求によって第三者であるハンデキャッパーが登場した。
その様子を「ポンドルール」から引用すると「ハンデキャップマッチはA、B、Cが同額の金貨を帽子の中に入れる。ハンデキャッパーであるCが、AとBとのマッチの条件を作る。AとBは手を帽子に入れ、その手を引き出して交差させる。そして同時に手を開き、AとB双方が手に金貨を持っていれば、そのマッチは成立する。
もっていないと不成立となる。この二つの場合はハンデキャッパーはすべての金貨を帽子から取り上げる。一人が金貨を持ち、他の一人が持たない場合は不成立となる。
そして金貨を持った方は、帽子の中の供託金を自分のものとする権利を得るのである」この方法からレースは大幅に進歩し、一般レースにも応用された。大競馬場での最初のハンデキャップレースは、1785年、ニューマーケットのローリーマイルコースで一流馬14頭立てで行われた。1791年、アスコットのオートランドハンデキャップには4万人が集まり、100万ドルが賭けられたといわれている。1780年に創立された、ダービー200年の歴史とともに繁栄したイギリスの競馬は、現在でもその競走のほぼ50%が有名、無名のハンデ戦として執行されている。
ハンデキャップの作成
ハンデキャップの作成は、各馬が平常負担している重量を基礎に過去の成績を参考として、強い馬に加増し、弱い馬には減量する。近年平地競走では軽量、スピード優先の考えからクラシック級や種牡馬候補の馬でも比較的軽い重量で走れるレースが増えたため、重い重量は嫌われる傾向にある。特にここ数年、60kgを超した重量を背負い、かつ良い成績を残すサラブレッドは稀にしか見られなくなっている。
そのため重量を増やすと出走を回避することにもつながる。また、軽い重量は騎手の体重の関係もあり、48kgをほぼ下限としている。
過去の競走成績と着順との着差は、ハンデ作成に当たって最も有力な資料となります。タイムと着差は各馬のスタートからゴールまでの所要タイムとゴールにおける先着馬との着差を馬身、ハナ、クビ等の長さで表示してあります。
1馬身はおよそ1秒の1/5になります。2馬身は1秒の3/10になります。6馬身は1秒に等しく、また1キロ重くなると1600~2000メートルの中距離で約1馬身遅くなり、短距離では半馬身、長距離では約2馬身の差があるとされる。たとえば「AとBが55kgで1600メートルのマッチレースを争い、双方全力を出しきった結果、AがBに1馬身1/2差をつけて勝った。この次の対戦で、AはBより57kgとBは55kgで同距離を走れば、BはAに1/2馬身先着するであろう」というのが机上の単純な計算である。
しかし1競走の成績が、そのまま能力判定の決定的資料にはならない。成績に現れる着順は、各馬の調教状態、コース、距離の適否、馬場状態、レース展開、他馬の妨害、騎乗の巧拙等によって相違するためである。ハンデキャッパーはそれらを適切に判断し、あらかじめ発表されたコース、距離のハンデキャップレースに申し込みのあった負担重量を決定する。
ワールド・サラブレッド・ランキング脚注
^ 合田直弘 「ワールドランキングへの異議」 『合田直弘 世界の競馬』、netkeiba.com、2007年1月24日(インターネット・アーカイブによるcache)
ワールド・サラブレッド・ランキング関連項目
競馬の競走格付け
国際セリ名簿基準委員会
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競馬におけるローテーションとは、競走馬が出走するレースに関して用いられる言葉である。ただしローテーション(rotation)という英語の本来の意味は「(3者以上の)輪番、持ち回り」であり、例えばプロ野球チームの先発投手陣が順番にその役目(先発登板)を果たすような仕組みに対して用いる言葉である。よって競馬においてはこの言葉は和製英語である。
用法には以下のものがある。
当該競走馬の出走予定。とくに、グレードの高いレースに向けての予定。
当該競走馬が当該レースに出走するまでに踏んだ過程(出走した回数、レース相互の間隔(直近のレースと当該レースまたは過去に出走したあるレースと直近のレース)など)。
レース間隔の表現
レースAとレースBとの時間的間隔を表す際には、中○日、あるいは中○週という表現が用いられる。
中○日は、レースAの施行日の翌日とレースBの施行日との間に挟まれた日数を表す。たとえばレースAが1月1日、レースBが1月10日に施行されたとすると、両レースの間隔は中8日である。
中○週は、中央競馬において用いられる表現である。中央競馬は原則的に土曜日と日曜日に開催され、その2日をもって1週とされる。つまり中○週とは、レースAとレースBとの間に挟まれた週の数を表す。
たとえばレースAが10月1日(土曜)、レースBが10月16日(日曜)に施行されたとすると、2つのレースの間には10月8日(土曜)、10月9日(日曜)の週が挟まれるため、間隔は中1週となる。挟まれる週が1つもない場合は、中0週ではなく連闘と表現される。なお、土曜日と日曜日の2日間で連続してレースに出走することは禁じられている。
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レイティング、レーティング(英語: rating)とは、一般に、対象となる物事に対して、ある基準を適用して等級分けをしたり、何らかの度合いを意味する数値を付与したりすること。”等級分けをする”、”度合いを計る” を意味する英語の動詞 “rate” から来た外来語。様々な分野で用いられる用語で、各分野において実際に意味する内容は異なる。
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リーディング(leading)とは、競馬における騎手や調教師、種牡馬などの成績に関する順位を指す言葉である。
たとえば「A騎手はJRAリーディングm位」という表現は、A騎手が当該年度におけるJRA主催のレースに出走した騎手の中でm番目によい成績を挙げていることを意味する。ただし、英語においてleading単体ではこの項で述べるような意味はない。
なお、それぞれの成績ランキングで1位にある人や馬のことを「リーディング○○」と表現することがある。たとえば騎手成績が1位の騎手は「リーディングジョッキー」と表現される。(JRA賞の項も併せて参照されたい)
日本におけるリーディングには
騎手部門(通常は勝利数を集計する。1位の騎手をリーディングジョッキーという。)
調教師部門(通常は勝利数を集計する。1位の調教師をリーディングトレ-ナーという。)
種牡馬部門(通常は収得賞金額を集計する。2歳馬のレース限定のリーディングも存在する。1位の種牡馬をリーディングサイアーという。)
ブルードメアサイアー部門(通常は収得賞金額を集計する。1位のブルードメアサイアーを、リーディングブルードメアサイアーという。)
馬主部門(通常は収得賞金額を集計する。1位の馬主をリーディングオーナーという。)
生産者部門(通常は収得賞金額を集計する。1位の生産者をリーディングブリーダーという。)
などの部門がある。
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リーディングジョッキー(Leading Jockey)とはある国・地域・競馬場、もしくは主催団体においてシーズンの勝利数が最も多い騎手のことである。最多勝利騎手ともいう。
中央競馬においては、日本中央競馬会(JRA)が主催する競走に出走した騎手全体の中で勝利数が最も多い騎手のことを指す。
JRA賞にもリーディングジョッキーを表彰する部門があるが、この場合は中央競馬および地方競馬の一部競走(JRA指定交流競走)が採用される。また、美浦トレーニングセンター(関東)あるいは栗東トレーニングセンター(関西)[1]所属の騎手の中で最も勝利数の多い騎手のことを「関東リーディングジョッキー」「関西リーディングジョッキー」という場合もある。
さらに特定の期間における特定の競馬場での勝利数によるリーディングジョッキーという概念も存在し、地元のマスコミ関係団体などからの表彰を受ける場合がある。
地方競馬においては地方競馬全体でのリーディングジョッキーのほかに開催主催者単位、あるいは競馬場単位のリーディングジョッキーという概念が存在する。
この言葉が広まっていることから日本では2位以下の騎手のランキングについても「リーディング○位」とあらわすことがあるが、Leading Jokeyとはつまり「首位騎手」でありLeadingという言葉自体にランキングの意味はない(→リーディング (競馬)参照)。
歴代日本リーディングジョッキー
中央競馬+地方競馬(平地競走+障害競走)
年 騎手 所属 勝利数
1998年 小牧太 兵庫 265
1999年 石崎隆之 船橋 286
2000年 石崎隆之 船橋 317
2001年 石崎隆之 船橋 423
2002年 石崎隆之 船橋 370
2003年 石崎隆之 船橋 337
的場文男 大井
2004年 内田博幸 大井 396
2005年 内田博幸 大井 496
2006年 内田博幸 大井 524
2007年 内田博幸 大井 406
2008年 戸崎圭太 大井 309
2009年 戸崎圭太 大井 408
中央競馬のみの成績 [編集]
年 関東 関西
騎手 所属厩舎 勝利数 騎手 所属厩舎 勝利数
1980年 増沢末夫 鈴木勝太郎 64 河内洋 武田作十郎 72
1981年 増沢末夫 鈴木勝太郎 95 河内洋 武田作十郎 83
1982年 増沢末夫 鈴木勝太郎 104 田原成貴 谷八郎 87
1983年 増沢末夫 鈴木勝太郎 89 田原成貴 谷八郎 104
1984年 増沢末夫 鈴木勝太郎 88 田原成貴 谷八郎 100
1985年 柴田政人 高松邦男 101 河内洋 フリー 118
1986年 増沢末夫 鈴木勝太郎 106 河内洋 フリー 117
1987年 岡部幸雄 フリー 138 南井克巳 宇田明彦 99
1988年 柴田政人 高松邦男 132 武豊 武田作十郎 113
1989年 岡部幸雄 フリー 94 武豊 武田作十郎 133
1990年 岡部幸雄 フリー 105 武豊 武田作十郎 116
1991年 岡部幸雄 フリー 128 武豊 武田作十郎 96
1992年 岡部幸雄 フリー 129 武豊 フリー 130
1993年 岡部幸雄 フリー 114 武豊 フリー 137
1994年 岡部幸雄 フリー 121 武豊 フリー 134
1995年 横山典弘 フリー 130 武豊 フリー 134
1996年 岡部幸雄 フリー 136 武豊 フリー 159
1997年 岡部幸雄 フリー 124 武豊 フリー 168
1998年 蛯名正義 フリー 136 武豊 フリー 169
1999年 蛯名正義 フリー 129 武豊 フリー 178
2000年 岡部幸雄 フリー 103 武豊 フリー 130
2001年 蛯名正義 フリー 133 四位洋文 フリー 98
2002年 柴田善臣 フリー 120 武豊 フリー 133
2003年 柴田善臣 フリー 119 武豊 フリー 204
2004年 柴田善臣 フリー 145 武豊 フリー 211
2005年 横山典弘 フリー 134 武豊 フリー 212
2006年 横山典弘 フリー 113 武豊 フリー 178
2007年 後藤浩輝 フリー 116 武豊 フリー 156
2008年 内田博幸 嶋田潤 137 武豊 フリー 151
2009年 内田博幸 嶋田潤 146 武豊 フリー 140
2010年 横山典弘 フリー 120 福永祐一 フリー 109
イギリス
平地競走
年 首位 勝利数 2位 3位
2010年 ランフランコ・デットーリ 104勝 フィリップ・ロビンソン キアラン・ファロン
フランス
「フランスリーディングジョッキー」を参照
北米
アメリカ合衆国・カナダの成績[2]
年 首位 勝利数 2位 3位
2000年 ラッセル・ベイズ 412勝 クリントン・ポッツ ラモン・ドミンゲス
2001年 ラモン・ドミンゲス 433勝 ラッセル・ベイズ トラヴィス・ダンケルバーガー
2002年 ラッセル・ベイズ 431勝 コルネリオ・ベラスケス ジョサイア・ハンプシャー・ジュニア
2003年 ラモン・ドミンゲス 453勝 ラッセル・ベイズ ジョン・ベラスケス
2004年 ラファエル・ベジャラノ 455勝 ラモン・ドミンゲス ジョン・ベラスケス
2005年 ラッセル・ベイズ 375勝 ロドニー・プレスコット エディー・カストロ
2006年 ジュリアン・ルパルー 403勝 ラモン・ドミンゲス ラッセル・ベイズ
2007年 ラッセル・ベイズ 398勝 ラモン・ドミンゲス エルビス・トルヒージョ
2008年 ラッセル・ベイズ 403勝 デシュワン・パーカー J・D・アコスタ
2009年 ラッセル・ベイズ 415勝 ラモン・ドミンゲス フアン・カルロス・ディアス
2010年 デシュワン・パーカー 377勝 ラモン・ドミンゲス ラッセル・ベイズ
香港 [編集]
年 首位 勝利数 2位 3位
2009/10年 ダグラス・ホワイト 100勝 ブレット・プレブル 鄭雨滇
脚注 [編集]
^ トレーニングセンター設立以前は各競馬場。
^ [1]
[隠す]
表・話・編・歴
啓衆社賞 – 優駿賞 – JRA賞
競走馬部門
年度代表馬 | 最優秀2歳牡馬 | 最優秀2歳牝馬 | 最優秀3歳牡馬 | 最優秀3歳牝馬 | 最優秀4歳以上牡馬 | 最優秀4歳以上牝馬
最優秀父内国産馬(廃止) | 最優秀短距離馬 | 最優秀ダートホース | 最優秀障害馬 | 最優秀アラブ(廃止)
調教師部門
最多勝利調教師 | 最高勝率調教師 | 最多賞金獲得調教師 | 優秀技術調教師
騎手部門
最多勝利騎手 | 最高勝率騎手 | 最多賞金獲得騎手 | 最多勝利障害騎手 | 最多勝利新人騎手 | 騎手大賞 | 特別模範騎手賞
特別賞
特別賞(特別敢闘賞)
文化賞
馬事文化賞
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落馬(らくば)とは、騎乗者が馬から落下することである。
一般的に騎乗者の足は鐙(あぶみ)に架かっているため落馬が発生すると上半身(特に頭)から落下することがよくあり、大きな怪我を負ったり、場合によっては死に至ることも少なからずある。
競馬における落馬
競馬において、落馬した場合には当該馬は競走中止の扱いとなり、その馬が関わる馬券の購入金額の返還もされない。
ただし、落馬した地点で再騎乗するか、騎乗後に落馬した地点まで引き返せば競走中止とはならない(日本中央競馬会競馬施行規程98条第2項)。
再騎乗は障害競走では見られることがある。これは、障害競走における落馬は馬に故障がないことがあり、また完走すれば他馬の落馬等で賞金が得られる順位まで繰り上がる可能性も平地競走より高いためである。
また、他馬の進路を妨害して落馬せしめた場合、妨害した馬は失格となる。加害馬に騎乗していた騎手は騎乗停止などの制裁が課される。
騎手が落馬したまま走っている馬をカラ馬と呼ぶ。
落馬の理由としてよくあるもの
競走中に馬が他の馬に関係なくつまずく。
競走中に馬が故障や疾病を発症する。
競走中に馬が競走中の他馬に触れつまづく。
競走中に故障を発症して転倒した馬に接触する。(この場合大事故になりやすい)
障害競走で馬が障害飛越の際、着地に失敗して転倒、または騎手がバランスを崩して落馬する。
競走中に馬がラチ(柵)や他馬に体をぶつける。
競走中に馬が逸走する。
競走中に馬が走路の鳥に驚き、避けようとして急に斜行する。
馬がゲートを出た直後に立ち上がったり、前のめりになって騎手を振り落とす。
などがある。
競走中の落馬によって命を落としたり、騎手生命を絶たれた日本の騎手 [編集]
本項では落馬により死亡、騎手生命を絶たれた人物について抜粋記述する。
加藤義雄(日本レース倶楽部・1933年落馬、死亡)
茂木勢一(日本競馬会・1938年落馬、死亡)
吉田昌祐(日本競馬会・1940年落馬、死亡)
武富三(日本競馬会・1944年落馬、死亡)
岩瀬三郎(日本競馬会・1948年落馬、死亡)
横山靖(国営競馬・1953年落馬、死亡)
田畑志郎(国営競馬・1953年落馬、死亡)
谷岡敏行(国営競馬・1953年落馬、死亡)朝日杯3歳ステークスでの事故であった
西橋康郎(中央競馬・1955年落馬、死亡)
大柳英雄(中央競馬・1955年落馬、死亡)死亡年度の全国リーディング7位。2年目での悲劇。
阿部正太郎(中央競馬・1956年落馬、引退)のち調教師として厩舎を開き、加賀武見を見出す。
矢倉義勇(中央競馬・1959年落馬、一時回復するも1962年死亡)
柴田富夫(中央競馬・1960年落馬、死亡)調教試験中の落馬で、この事故を契機に、調教中でも救急車が馬場内に待機する様になった。
茂木光男(中央競馬・1960年落馬、死亡)
目時重男(中央競馬・1960年落馬、1961年死亡)
近藤武夫(中央競馬・1960年落馬、1961年死亡)
菅村恭一(中央競馬・1961年落馬、死亡)
志村功(中央競馬・1964年落車、死亡)繋駕速歩競走での事故であった。
小野定夫(中央競馬・1969年落馬、死亡)
石井正善(中央競馬・1969年落馬、死亡)『馬事公苑花の15期生』。
丸目敏栄(中央競馬・1971年落馬、引退)引退後は調教師として競馬界に復帰したが、1980年8月4日に急死した。
秋元松雄(中央競馬・1976年落馬、1977年死亡)
坂本恒三(中央競馬・1977年落馬、死亡)
佐藤政男(中央競馬・1977年落馬、死亡)『馬事公苑花の15期生』。
角田次男(船橋・1977年落馬、引退)落馬事故の際に騎乗していたサギヌマグツドリーは、この年の関東オークス優勝馬。
松若勲(中央競馬・1977年落馬、死亡)…この競走では7頭が落馬。(中央競馬の1レース落馬頭数ワースト2位タイ)
町屋幸二(中央競馬・1978年落馬、死亡)
福永洋一(中央競馬・1979年落馬、引退)『馬事公苑花の15期生』。
坂本敏美(名古屋・1985年落馬、引退)後の東海地区のエース・安藤勝己が敵わなかった天才として知られる。
斎藤仁作(中央競馬・1987年落馬、死亡)
玉ノ井健志(中央競馬・1992年落馬、死亡)
岡潤一郎(中央競馬・1993年落馬、死亡)
柴田政人(中央競馬・1994年落馬、引退)『馬事公苑花の15期生』。
清水英次(中央競馬・1994年落馬、引退)この時の後遺症が長く尾を引き2005年7月5日に死去した。
北川和典(中央競馬・1995年落馬、1998年引退)
北村卓士(中央競馬・1998年落馬、2000年引退)
松井達也(浦和・2000年落馬、死亡)
竹本貴志(中央競馬・2004年落馬、死亡)騎手デビューしてわずか3週目での惨事だった。
常石勝義(中央競馬・2004年落馬、2007年引退)『競馬学校花の12期生』。デビュー年の1996年にも障害競走で落馬、脳挫傷で一時重態となっていたが復帰した。しかし、2度目の落馬事故で再び脳挫傷など受傷し、引退を余儀なくされた。
佐藤隆(船橋・2006年落馬、死亡)浦和競馬での事故であった。
石山繁(中央競馬・2007年落馬、2009年引退)
塚田祥雄(中央競馬・2007年落馬、2010年引退)
この他にも、調教中の落馬事故で死亡したり、騎手業からの引退を余儀なくされた例も存在する。
馬術競技における落馬
馬術競技(馬場馬術、障害飛越競技など)においては、落馬した場合は失権となり、それ以後の競技を続行することはできない。競技点も得ることはできない。
競馬とは異なり、馬術競技では全力で襲歩をさせるわけではないので、正常な運動の状態で競技選手が落馬するような例はほとんど見られない。馬術競技において発生する落馬は、たとえば馬が何かに驚いて急に跳ねた場合、何かにつまづいて転んだ場合、障害を前にして拒止した場合などが大半である。
競技ではない、乗馬クラブや学校馬術部などでのレッスンや部班運動などの練習においては、騎乗者の未熟により馬上でのバランスを取り損ねての落馬もある。
通常、落馬による負傷や死亡事故を避けるため、ヘルメットやプロテクターベストの着用を義務付けたり推奨している場合が多いが、馬場馬術の競技のように、正装での騎乗が求められる場合にはその限りではない。
乗馬・馬術においては、落馬時の対処について、以下のように指導されている。
馬の首にしがみついた場合、回転して馬の前に落ちてしまわないように注意する。前に落ちてしまうと、そのまま馬に踏まれてしまう危険性があるため。
落ちるときはできるだけ鐙を外す。鐙を支点として回転して頭から落ちると危険なため。
着地するまではできるだけ手綱から手を離さない。これにより足のほうから着地できる可能性が高まるため。
着地した後はすぐ手綱を放す。手綱を持ち続けていると、走り去ろうとする馬に引きずられてしまう危険性があるため。
落馬の一覧
日本の競馬における主な落馬事故
1956年日本ダービー – 重馬場の上に27頭立てということもあり、外枠の有力馬キタノオー・ヘキラクが早めに有利なポジションを確保しようと内に馬体を寄せた結果、1コーナーで馬群が内側に詰まり混乱が発生。その中で行き場を失った内枠のエンメイとトサタケヒロが落馬、故障を発症したエンメイは予後不良となり、エンメイの馬主で作家の吉川英治はそれにショックを受けて馬主業から撤退した。
鞍上の阿部正太郎も騎手としては引退に追い込まれる瀕死の重傷を負った。この事故がきっかけとなり、日本中央競馬会は事故防止委員会を設立した。
また、事故調査委員会も開かれ、6月の梅雨による馬場の悪化の影響を指摘。それ以降のダービーについて「5月の最終日曜日に実施する」という原則を発表した。加えて、それまで障害競走のみで使用されていたヘルメットを平地競走でも導入することとなった。
1967年阪神大賞典 – 1965年のダービー馬キーストンが最後の直線で故障、騎手が落馬。予後不良となる程の重傷を負いながらも、失神している山本正司騎手を気づかうような仕種を見せたキーストンの姿は、後々までの語り種になっている。
1973年高松宮杯 – 先頭を走っていたハマノパレードが最後の直線で転倒。致命的な負傷を負ったが、レース後即座に安楽死とならず食肉業者に売られたことが後日明らかとなる。この事件以降、予後不良となった馬は手続き終了後、即座に薬殺されるようになった。
1995年宝塚記念 – ライスシャワーが第3コーナーの坂の下り(この年は京都競馬場で開催)で故障を発生し転倒。騎手が落馬し馬は予後不良となる。のちに京都競馬場内をはじめ数か所に同馬の記念碑が建てられた。
2001年京都大賞典 – ステイゴールドが最後の直線で斜行し、ステイゴールドとテイエムオペラオーの間に挟まれたナリタトップロードが落馬。審議の結果ステイゴールドは1位入線も失格となり、2位入線のテイエムオペラオーが繰り上がり優勝した。
2007年1月27日の東京競馬場において、第2競走から3レース連続して計9頭の落馬事故が起こった。また第10競走でも1頭が故障して落馬。同じ日の小倉競馬場で2頭、翌1月28日の京都競馬場でも2頭が落馬しており、2日間で14頭落馬したことになる。このほか28日の小倉第4競走の新馬戦では1着馬が入線後に落馬している。
2010年1月11日の中山競馬場において、第4競走・3歳新馬でノボプロジェクトが第4コーナーで急に外側へ斜行したことの影響で出走16頭中9頭が落馬した[1]。1つのレースでの落馬頭数としては中央競馬史上最多。ノボプロジェクトは1位入線も失格となり、騎乗していた三浦皇成は進路妨害が認められ、4日間の騎乗停止となった。
落馬した9頭に異状はなかったが、内田博幸が左尺骨近位骨幹部骨折の重傷を負うなど騎手6人が負傷や検査によりその後のレースの騎手変更を余儀なくされた(詳細については9頭落馬事故を参照)。なお、地方競馬では1979年2月に園田競馬場で出走11頭中8頭[2]が落馬する事故が発生している。
中央競馬のGI級競走における1番人気馬の落馬の例としては、1969年の日本ダービーでのタカツバキ(スタート直後に落馬)、2002年の菊花賞でのノーリーズン(スタート直後に躓き落馬)がある。
1985年の札幌日経賞で、スタート直後に落馬したギャロップダイナが鮮やかな好位差しで“1位入線”を果たし、この年の年末スポーツ特番の格好のネタとなった。同様に1993年の京阪杯でワイドバトル、2008年のエリザベス女王杯でポルトフィーノが、スタート直後に躓き落馬した後、1着馬より先に入線した。なお、ポルトフィーノに騎乗していた武豊は史上初のGI級のレースで同一騎手が2回もスタート直後に落馬した騎手となってしまった(2002年菊花賞、2008年エリザベス女王杯)。
1990年、前年の阪神3歳ステークス優勝馬のコガネタイフウは、1年で2度平地競走で落馬している。3月4日のペガサスステークス、10月20日のカシオペアステークス(オープン特別)である。いずれも騎手は田原成貴でペガサスステークスでは腰椎・骨盤を骨折する重傷を負ったが、馬はいずれのレースでも故障はなかった。なお同馬はのちに障害競走にも出走した。(3戦して落馬なし)また、1年に2度平地競走で落馬した馬には、ギガンティック(翌年も平地競走で1回落馬)、アルドラゴンがいる。
障害競走では複数頭の落馬がたびたび発生している。1985年の中山大障害(春)では、名物の大竹柵障害で出走馬10頭中6頭が一挙に落馬、完走したのは半数以下の4頭だった。1999年の京都ハイジャンプでは13頭中7頭が、2003年の阪神スプリングジャンプでは14頭中6頭が、2010年12月4日の阪神競馬第4競走障害未勝利戦においても14頭中7頭[3]が落馬している。2001年の中山グランドジャンプでは、向正面の2号坂路(バンケット)の下りで先に転倒した馬に後続の3頭が巻き込まれて落馬したが、このうちの1頭のランドが再騎乗して完走した。
1964年3月8日の中京競馬場でのサラ系障害戦では、出走頭数4頭のうち3頭が落馬し、1頭(アルプスオー)のみ完走を果たした。この為、単勝式馬券のみ的中となり、連勝式馬券は買い戻しとなった。
1965年1月4日の第1回中山競馬第2日目の第3競走サラ障害オープン戦(勝ち馬フジノオー)において、サチオンワードに騎乗していた坪井正美は、最終障害で落馬転倒して後続の馬に頭を蹴られ、前頭部頭蓋骨陥没骨折および側頭部開放性骨折の重傷を負った。特に側頭部の骨折箇所からは脳が見える程の大怪我であったが、すぐに病院へ搬送されて緊急手術を受けた結果、奇跡的に回復。年内には復帰して14勝を挙げ、1980年に引退するまで活躍した。
落馬その他
1198年 – 源頼朝が落馬。その後死亡。(異説あり)
1337年 – 新田義貞が福井県の藤島城攻めで落馬、敗死。
1430年 – ジャンヌ・ダルクがコンピエーニュ攻めで落馬、捕縛されて後処刑される。
1626年 – 徳川家光が高田馬場へ狩猟に向かう途中の早稲田にて落馬。現地には現在も「落馬地蔵」がある。
1939年 – 周恩来が落馬しその後右腕が不自由になる。以後物を書くときは不自然な体勢になった。
1995年 – 俳優のクリストファー・リーヴが馬術大会の競技中に落馬。脊髄損傷により俳優の引退を余儀なくされた。後に福祉活動家となり、自身も負った脊椎損傷の回復の研究などの支援も行った。
1998年 – 俳優のトミー・リー・ジョーンズがポロの試合中に落馬。
2005年 – 歌手のマドンナが誕生日に自宅で乗馬中に落馬。肋骨と鎖骨、腕の骨を骨折する重傷。
2006年 – ドーハ・アジア大会の馬術競技中、韓国代表の金亨七選手が馬とともに転倒・落馬し、馬の下敷きになり死亡。
落馬メモ
中華人民共和国において、汚職で失脚することを「落馬」という。
「馬から落馬」…重言の例としてよく取り上げられる。
二輪車の場合は落車と呼ばれる
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