アリゼオ(伊:Aliseo)は日本の競走馬。
馬名の意味は母名にちなんでイタリア語で「貿易風」。主な勝ち鞍は2010年の毎日王冠、スプリングステークス。
重馬場であったが後方待機から先に抜け出した1番人気のヒルノダムールをゴール前でクビ差で交わし初勝利を挙げた。年末のホープフルステークスでは1番人気に推され、先行して2着のミカエルビスティーに1馬身3/4差をつけ勝利した。
アリゼオ 2010年
2010年の緒戦は重賞初挑戦となる共同通信杯に出走、単勝1.8倍の1番人気に支持された。前走と同じく先行するが、アリゼオの前で競馬をしたハンソデバンドに追いつけず、逆に後方から来たダノンシャンティに交わされて3着に敗れた。
3月のスプリングステークスでは横山典弘に乗り替わりとなり、無敗の2歳王者ローズキングダムに次ぐ2番人気に推された。レースでは序盤から積極的に先頭に立ち、単騎の逃げに持ち込むと、第4コーナーで後続を突き放し、追い込んできたゲシュタルト、ローズキングダムを抑えて重賞初勝利を挙げた。
迎えた皐月賞ではヴィクトワールピサ、ローズキングダムに次ぐ3番人気で出走。先団を追走したが、直線で伸びあぐねて5着に敗れた。
続く第77回東京優駿では1000m通過61秒6というスローペースに落として逃げるものの直線で一杯になり13着に敗れた。
夏場を休養に当て、迎えた秋シーズン初戦の毎日王冠。
続いて、初ダートとなるジャパンカップダートに出走したが、見せ場なく16着と大敗した。
アリゼオ 2011年
アリゼオ 競走成績
年月日競馬場競走名格頭数枠番馬番オッズ(人気)着順騎手斤量[kg]距離(馬場)タイム(上り3F)タイム差勝ち馬/(2着馬)
2009.11.14東京2歳新馬14575.1(3人)1着三浦皇成55芝2000m(重)2:03.7(34.2)-0.0(ヒルノダムール)
12.27中山ホープフルSOP166113.1(1人)1着C.ルメール55芝2000m(良)2:02.2(35.3)-0.3(ミカエルビスティー)
2010.2.7東京共同通信杯GIII13451.8(1人)3着C.ルメール56芝1800m(良)1:48.2(33.9)0.0ハンソデバンド
3.21中山スプリングSGII15356.0(2人)1着横山典弘56芝1800m(良)1:48.2(35.6)-0.2(ゲシュタルト)
4.18中山皐月賞GI188188.1(3人)5着横山典弘57芝2000m(稍)2:01.1(35.7)0.3ヴィクトワールピサ
5.30東京東京優駿GI173628.2(6人)13着C.ウィリアムズ57芝2400m(良)2:28.2(34.7)1.0エイシンフラッシュ
10.10東京毎日王冠GII104415.8(6人)1着福永祐一56芝1800m(稍)1:46.4(34.5)-0.0(エイシンアポロン)
10.31東京天皇賞(秋)GI1881824.9(6人)14着福永祐一56芝2000m(稍)2:00.2(36.2)2.0ブエナビスタ
12.5阪神ジャパンカップダートGI16479.6(5人)16着C.ルメール56ダ1800m(稍)1:54.0(41.0)5.1トランセンド
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アプリコットフィズ(英:Apricot Fizz)は日本の競走馬。馬名は母に因んでカクテルの名前から来ている。主な勝ち鞍は2010年クイーンカップ、クイーンステークス。
半弟に2011年京都新聞杯勝ちのクレスコグランドがいる。
2009年11月7日、東京競馬場で行われた芝1600Mのメイクデビュー戦に蛯名正義で出走。4馬身差の圧勝で1番人気にこたえた。レース後は山元トレーニングセンターに放牧に出された。
新馬戦1勝馬ながら2番人気に押されたが、中団から抜け出すもゴール前でコスモネモシンに交わされ2着であった。
続く2月20日に行われたクイーンカップでは再び蛯名を背に1番人気に応え快勝。
その後はトライアルに出走せず桜花賞へ直行した。
クイーンカップで騎乗していた蛯名がアパパネに騎乗するため、武豊を迎える予定だったが、3月27日の毎日杯での落馬事故のため、急遽横山典弘が手綱を握ることになった。
レースではそのアパパネの前後で進めたが直線は伸び切れず5着に敗れた。続くオークスでは好位で進めるも直線で伸びず6着に終わった。
オークス後に約3ヶ月の休養を挟んで札幌競馬場のクイーンステークスに出走、武豊との初コンビとなったレースは第4コーナー手前で先頭に立つとそのまま1着でゴールして重賞2勝目を挙げた。
迎えた秋華賞では2番人気に推され、道中好位のインを追走し直線で一旦先頭に立つも外から伸びてきたアパパネにかわされ3着となった。
アプリコットフィズ 4歳
2011年1月30日に行われた京都牝馬ステークスに安藤勝己とのコンビで出走。2番人気に推されたが、折り合いをかいて14着と惨敗した。
京成杯オータムハンデキャップでは3〜4コーナーの中間地点で大外から捲るように進出し、直線で追い込んでフィフスペトルの2着に入線した。
アプリコットフィズ 競走成績
年月日競馬場競走名格頭数オッズ
(人気)着順騎手斤量
[kg]距離(馬場)タイム
(上り3F)タイム
差勝ち馬/(2着馬)
2009.11.7東京新馬182.2(1人)1着蛯名正義54芝1600m(良)1:34.7 (34.2)-0.7(アンペラトリス)
2010.1.11中山フェアリーSGIII163.2(2人)2着田中勝春54芝1600m(良)1:34.4 (35.7)0.0コスモネモシン
2.20東京クイーンCGIII162.2(1人)1着蛯名正義54芝1600m(良)1:34.8 (35.1)-0.3(プリンセスメモリー)
4.11阪神桜花賞GI185.1(2人)5着横山典弘55芝1600m(良)1:33.6 (34.4)0.3アパパネ
5.23東京優駿牝馬GI186.8(4人)6着四位洋文55芝2400m(稍)2:30.5(36.0)0.6アパパネ
サンテミリオン
8.15札幌クイーンSGIII144.0(2人)1着武豊52芝1800m(良)1:47.6 (35.0)-0.2(プロヴィナージュ)
10.17京都秋華賞GI187.1(2人)3着武豊55芝2000m(良)1:58.6(34.4)0.2アパパネ
2011.1.30京都京都牝馬SGIII164.7(2人)14着安藤勝己55芝1600m(良)1:35.2(35.4)1.5ショウリュウムーン
4.2阪神中山牝馬SGIII187.0(4人)18着武豊56芝1800m(良)1:47.4(36.8)2.0レディアルバローザ
5.15東京ヴィクトリアマイルGI1733.2(5人)17着武豊55芝1600m(良)1:34.4(37.3)2.5アパパネ
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アパパネ競走成績
競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場)頭数 枠 番 馬番 オッズ(人気)着順タイム(上り3F)着差騎手斤量1着馬(2着馬)
2009.7.5福島2歳新馬芝1800m(良)16486.0(3人)3着1:51.5(37.5)0.8蛯名正義54kgロードシップ
10.31東京2歳未勝利芝1600m(良)14635.1(3人)1着1:35.9(34.3)-0.3蛯名正義54kg(ローグランド)
11.15東京赤松賞500万下芝1600m(良)168166.0(3人)1着R1:34.5(33.6)-0.4蛯名正義54kg(ブルーミングアレー)
12.13阪神阪神JFJpnI芝1600m(良)188184.6(2人)1着1:34.9(34.3)-0.1蛯名正義54kg(アニメイトバイオ)
2010.3.6阪神チューリップ賞JpnIII芝1600m(重)168162.2(1人)2着1:36.2(35.0)0.1蛯名正義54kgショウリュウムーン
4.11阪神桜花賞GI芝1600m(良)18592.8(1人)1着1:33.3(34.1)-0.1蛯名正義55kg(オウケンサクラ)
5.23東京優駿牝馬GI芝2400m(稍)188173.8(1人)1着2:29.9(35.2)同着蛯名正義55kgサンテミリオン
9.19阪神ローズSGII芝1800m(良)12552.1(1人)4着1:46.0(34.1)0.2蛯名正義54kgアニメイトバイオ
10.17京都秋華賞GI芝2000m(良)187152.3(1人)1着1:58.4(34.1)-0.1蛯名正義55kg(アニメイトバイオ)
11.14京都エリザベス女王杯GI芝2200m(良)17352.7(1人)3着2:13.5(35.1)1.0蛯名正義54kgスノーフェアリー
2011.4.17阪神マイラーズCGII芝1600m(良)188187.1(4人)4着1:32.8(33.2)0.5蛯名正義56kgシルポート
5.15東京ヴィクトリアマイルGI芝1600m(良)178164.1(2人)1着1:31.9(34.3)-0.0蛯名正義55kg(ブエナビスタ)
6.5東京安田記念GI芝1600m(良)18482.2(1人)6着1:32.2(34.5)0.2蛯名正義56kgリアルインパクト
※タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
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アパパネ(Apapane)は、主な勝ち鞍は2009年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2010年の桜花賞、優駿牝馬、秋華賞、2011年のヴィクトリアマイル。
その後は赤松賞に出走することになる。同レースでは大外16番からスタートすると道中は8番手に位置し、4コーナーでは外にモタれたものの直線で差し切ってブルーミングアレーに2馬身半差をつけて2勝目をあげた。
勝ち時計の1分34秒5は従来の2歳コースレコードを1秒縮めるものとなった。
赤松賞勝利後、陣営は「栗東留学」の先駆けとなった母親のソルティビッドと同じく11月26日から栗東トレーニングセンターで調整を行い阪神ジュベナイルフィリーズを目指した。
阪神ジュベナイルフィリーズは赤松賞に続き再び大外となる18番となったことに陣営は苦笑を浮かべた[6]。レースではゲート入りに時間がかかったものの道中中団よりやや後ろから前を窺い、4コーナー直前から先頭グループに迫る[7]。
直線は内に大きく開いた進路から最後の200m手前で先頭に立つとそのまま後続の追撃を振り切って勝利し、母が2002年に同じく蛯名正義の騎乗で17着に敗れた同レースでJpnI初勝利となった。キングカメハメハ産駒のJpnI勝利は初。
また関東馬の同レース勝利も2004年のショウナンパントル以来となった[1]。福島デビュー馬の同レース勝利も史上初めてである。
レースでは前半折り合いに苦労する面を見せながら立て直したものの、最後の直線でショウリュウムーンにかわされて2着に敗れた。チューリップ賞後もそのまま栗東に残って調整した。
そして本番の4月11日の桜花賞ではスタートから先行する形でレースを進め最後の直線でスパートをかけるとゴール前で逃げるオウケンサクラを差して優勝を飾り、鞍上の蛯名正義と調教師の国枝栄に初の桜花賞のタイトルをもたらした。勝ち時計1分33秒3は2005年のラインクラフトが持っていた1分33秒5を0秒2更新する桜花賞レコードとなった。
また美浦所属の騎手が桜花賞を制したのは1985年のエルプスで制覇した木藤隆行以来25年ぶり。福島デビュー馬が、桜花賞を制したのは1974年のタカエノカオリ以来36年ぶり4頭目となった[9]。
桜花賞後は美浦に戻り優駿牝馬(オークス)へ向けての調整が行われた。そして迎えたオークスでは大外8枠17番、レース前に血統面での適性による距離不安などが囁かれながらも1番人気に支持されての出走となった。
レースはニーマルオトメがレースを引っ張る形でアパパネは中団のサンテミリオンのすぐ後ろで折り合いをつける形で追走し、最後の直線で先に飛び出したサンテミリオンに後方から迫ると2頭が並走する形になり1番手で粘っていたアグネスワルツに2馬身差をつけそのまま並んでゴール板を駆け抜けた。約15分間にも及ぶ長い写真判定の末、JRA・GIおよび八大競走では史上初となる1着同着という結果となった。
鞍上の蛯名正義とサンテミリオン騎乗の横山典弘は奇しくも1992年の帝王賞でのラシアンゴールド(蛯名騎乗)、ナリタハヤブサ(横山騎乗)でも1着同着となっていたことでも話題となった。なお、この勝利によってアパパネは昨年のブエナビスタに続く2年連続での牝馬クラシック2冠を、また馬主の金子真人は中央レースでの五大クラシック競走の完全制覇を達成した。
レース直前の馬体重は実にプラス24キロを計測、レース中は折り合いも欠くなど本来の状態ではなくそれでもゴール前では一旦先頭に立つがやはりあとひと伸びがなくアニメイトバイオの4着に敗れた。10月17日の秋華賞は前走より体重をマイナス4キロと絞った。
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アニメイトバイオは、
2歳(2009年)
2009年8月22日、札幌の2歳新馬戦でデビューしたが5着。
重賞初挑戦となった11月14日、東京の第45回京王杯2歳ステークスでは最後方追走から追い込んでエイシンアポロンの2着に入る。12月13日、阪神の第61回阪神ジュベナイルフィリーズではアパパネの2着と好走し2歳シーズンを終える。
3歳(2010年) [編集]
2010年の始動戦は3月13日、中山のアネモネステークス。初めて単勝1番人気で出走し、道中先団でレースを進めるもギンザボナンザの2着に屈する。
4月11日、阪神の第70回桜花賞では馬体重がアネモネステークスから20kg減り、中団追走も直線で伸びず8着に敗れる。5月23日、東京の第71回優駿牝馬では単勝11番人気と評価を落としていたが後方から追い上げて4着となる。
9月19日、阪神の第28回ローズステークスでは、道中後方追走から直線で馬群を縫うように伸びて先頭に立ち外から追い込んできたワイルドラズベリーの追撃を振り切り重賞初制覇を飾った。10月17日、京都の第15回秋華賞では、道中は中団やや後方に待機し、直線で一気に追い込みを図ったが、前方を走るアパパネに追いつくことができず、3/4馬身差の2着となった。
11月14日、京都の第35回エリザベス女王杯では3番人気に支持され、中団追走も鼻出血の影響により直線で伸びを欠き15着に敗れた。
4歳(2011年) [編集]
5月15日、東京の第6回ヴィクトリアマイルで始動。
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2歳(2009年)
12月26日、阪神競馬場で行われた、ダート1200mの新馬戦に武豊が騎乗してデビュー、1番人気に支持されたが2着に敗れる。
3歳(2010年)
1月16日、ダート1200mの未勝利戦に出走し1番人気の支持に応えて2戦目に初勝利を挙げた。
続く2月7日、萌黄賞に2番人気に支持されて出走し、好位追走から直線抜け出して勝利した。続いて3月14日、フィリーズレビューに6番人気に支持され出走、直線中団から伸びきれずに8着に敗れた。
その後5月15日、葵ステークスに2番人気に支持されて出走、道中は先行集団に付けて直線では内を突いて、ゴール前100mで抜け出して先頭に立ったが、ゴール前でケイアイデイジーに差し切られ2着に敗れた。続く6月19日、潮騒特別に2番人気に支持されて出走、道中は先行グループに付けて進み直線では力強く抜け出し2着に2馬身半差を付けて快勝し休養に入った。
4歳(2011年)
年が明けて1月23日、伏見ステークスから始動し、1番人気に支持されたが先行して直線伸びきれずに3着に敗れた。続く2月19日、山城ステークスに出走、先行して直線入り口で逃げ馬を捕らえると後続を突き放し、ゴール前手綱を抑える余裕を見せて快勝した [1]。
次走阪神牝馬ステークスでは1番人気に支持され、道中は好位集団に付け直線では内から伸び2着に半馬身差で勝利し、重賞初制覇となった[2]。
その後3ヶ月の休養を挟んで7月3日、函館競馬場でのサマースプリントシリーズ第1戦、函館スプリントステークスに1番人気で出走。
中団から直線では外に持ち出されると末脚を伸ばし、ゴール前で逃げ切りを図るテイエムオオタカを捕らえてコースタイレコードで重賞連勝を飾った[3]。8月28日に札幌競馬場で行われたキーンランドカップでは1番人気に支持され、道中2、3番手につけると直線で早めに先頭に立ちビービーガルダンをクビ差抑えて押し切った。
カレンチャンスプリンターズS、優勝おめでとうございます
最後の直線、もがくロケットマンに気をとられいましたが、ふと気がついたらカレンチャンがゴールしていたって感じでした。
中枠からスムーズに競馬が出来たのが大きいでしょうが、なにしろ、重賞4連勝でGⅠ制覇ですから堂々としたものです。
ダッシャーゴーゴーに代わり、カレンチャンが日本の短距離界の新たなエースになったことに誰も異論はないでしょう。
カレンチャンは、BMSトニービンだし中山は合います。
ただし、最強馬とマスコミがあおっていたロケットマンが力を出し切れなかったのは、かなり不満ですね。
汚名を晴らすためにも。ロケットマンは高松宮記念にもう一度出走して、そこで白黒つけてほしい。
安田隆調教師は「このレース前は12月の阪神カップをと考えていましたが、GIを勝ちましたからね。
男馬だったらぜひ香港スプリントへと思うところですが、カレンチャンは可愛いお嬢ちゃんなので
日本で競馬をさせたいなと思っています」とコメント。
大目標を来年春のGI高松宮記念に置くそうですから、もう一度、対決する可能性は高そうです。
楽しみですね。
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WIN5(ウィンファイブ)とは、日本中央競馬会 (JRA)が発売する5重勝単勝式の勝馬投票券である。
指定の5レースの1着をすべて当てるもので、100円あたりの払戻金の上限は2億円。2011年9月現在はインターネット投票のみで発売されている。
WIN5は、2011年4月24日よりスタートした。対象となるレースは原則として「日曜日のメインレースのうち最も発走時刻の遅いものを起点に、時間をさかのぼった5レース」で、購入方法としては「完全セレクト」(対象競走をすべて購入者が予想、この購入方に限りフォーメーション形式の購入が可能)「一部セレクト」(各競走1頭ずつ最大4競走予想し、残りはコンピューターが無作為に採番)「ランダム」(5競走すべてコンピューターが無作為に採番)の3種類が選べる[1]。
発売単位は100円。前日の19時30分から、即PATとA-PATではWIN5の最初のレースの発走時刻の10分前まで、JRAダイレクトでは同15分前まで購入できる(はくぼレース期間中は前日の20時から発売開始となる)[2]。
WIN5では指定された5レースの1着馬を全て当てることが求められる。つまり1レースでも予想が外れると、その投票は外れになる。
ただし予想した馬が出走取り消しや競走除外などになった場合、その馬が含まれる組み合わせはほかのレースが的中か否かのいずれであっても返還の扱いとなる。ひとりも的中者が出なかったり、払戻金が上限の2億円を上回った場合はキャリーオーバーが発生する[3]。
2011年6月26日に初めて払戻金の上限2億円を記録した(8-4-11-1-6番人気、3票的中、次回キャリーオーバー:4億6718万8320円)[4]。 しかし、翌週の2011年7月3日はキャリーオーバーの影響もあり売り上げが過去最高の22億6300万3500円を記録するも、上位人気馬が概ね順当に勝利したこともあって払戻金は過去最低の1万9680円であった(2-2-1-1-2番人気、10万8638票的中)。
2011年9月4日に初の的中票なしとなった(3-11-10-2-4番人気)売上げ11億5556万7400円の内、次回キャリーオーバーが8億5280万8741円となった。
WIN5日程の例
2011年4月24日の場合は、皐月賞(東京競馬場第11競走)がメイン競走としては一番遅い時間の発走であり、これを基点として逆算した5つの競走が対象となる。
14:50京都競馬場第10競走(橘ステークス)
15:00東京競馬場第10競走(メトロポリタンステークス)
15:20新潟競馬場第11競走(魚沼ステークス以下メイン競走)
15:30京都競馬場第11競走(アンタレスステークス<GIII>)
15:40東京競馬場第11競走(皐月賞<GI>)
WIN5 払戻金記録
最高記録:2億円(8-4-11-1-6番人気、3票的中、2011年6月26日)
最低記録(的中無しを除く):1万9680円[5](2-1-1-1-2番人気、10万8638票的中、2011年7月3日)
WIN5 東日本大震災の被災地支援
2011年3月の東日本大震災発生に伴い、同年6月までの間WIN5の売上から払戻金・国庫納付金を除いた金額を被災地支援金として拠出する[6]。
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競馬法(けいばほう、昭和23年7月13日法律第158号)とは日本における競馬の開催、競馬場、開催回数、入場料、勝馬投票券(いわゆる馬券)、勝馬投票法、払戻金等など競馬に関する事項を定める法律である。
最新の改正は2007年6月6日公布の平成19年法律第76号。
日本中央競馬会又は都道府県(=地方競馬)は、この法律により、競馬を行うことができる(1条)。
次の各号のいずれかに該当する市町村(特別区を含む。以下同じ)でその財政上の特別の必要を考慮して総務大臣が農林水産大臣と協議して指定するもの(以下「指定市町村」という)は、その指定のあつた日から、その特別の必要がやむ時期としてその指定に付した期限が到来する日までの間に限り、この法律により、競馬を行うことができる(1条2項)。
著しく災害を受けた市町村
その区域内に地方競馬場が存在する市町村
日本中央競馬会が行う競馬は、中央競馬といい、都道府県又は指定市区町村が行う競馬は、地方競馬という(1条5項)。
日本中央競馬会、都道府県又は指定市町村以外の者は、勝馬投票券その他これに類似するものを発売して、競馬を行つてはならない(1条6項[1])。
中央競馬の競馬場の数は、12箇所以内において農林水産省令で定める(2条)。地方競馬の競馬場の数は、北海道にあつては6箇所以内、都府県にあつては2箇所以内とする[2](19条)。
勝馬投票券は10円単位で発売し、10枚(100円単位)以上を1枚として発売することができる(5条1項・2項)。単勝式、複勝式、連勝単式、連勝複式、重勝式[3](6条)。
未成年者[4]は勝馬投票券の購入および譲り受けができない(28条)。
地方競馬全国協会の設立(22条 - 23条の46[5])。
旧競馬法
大正12年法律第47号の競馬法は、現行の競馬法と区別して「旧競馬法」と呼ばれている。
1906年に開始された公認競馬には当初法的根拠がなく、「馬券に関する内閣決議書」という農商務・陸軍・内務・司法の4大臣による合議書によって正当化されていた。
そのため馬券の射幸性に対して批判的な風潮が強まると政府は1908年10月6日、刑法(明治40年法律第45号)を根拠として馬券禁止の通牒を競馬主催者に発した。
しかしこれは良質な軍馬生産という観点で大きな支障を発生させる事となり第一次世界大戦後、軍隊の機動性向上の観点から軍馬生産を重視した陸軍は馬産奨励のため競馬に着目した。
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投票券のさまざまな投票方法
マークカード方式が一般化した現在でも通常は1点ずつ発売することが原則であるが、3連勝式投票券のように組み合わせ数が増えると必然的に1人あたりの購入点数も多くなるため多くの組み合わせを短時間で簡単に発売できる方法を導入することによってこの点を解消している。
いずれの方法も同種の投票券を均一金額で購入することを前提としているため、金額を変えて購入する場合は従来どおり1点ずつ購入しなければならない。
各投票法に応じて複数のマークカードが用意されていることが多く、通常投票用マークカードと混同しないように各主催者ごとにカードの長さを変更したり印刷色を変更するなど配慮している。
流し
単一となる「軸」と「相手(ヒモとも言われる)」と呼ばれる番号を数点(もしくは全部)を指定することで、「軸-相手」となる全ての投票券が購入できる方法。軸から相手に向けて上流と下流の関係が出来るため、このように呼ばれる。
3連勝式の場合には、軸を1点選ぶ方法と軸を2点選ぶ方法がある。この場合、軸を1点選ぶ方法においては相手として選択した投票対象から任意の2者が出れば的中となるため下記にある「ボックス」の要素をも含んだ内容になっている。
マルチ
連勝単式では流し投票で軸とした競走対象が指定した着順どおりに入らなければならないが、軸の着順が変わっても的中となるようにまとめて購入できるよう「マルチ投票」が導入されており、先述のような「1、2着裏目(逆目)」を防止することが可能となる。
マルチで購入の場合、2連勝単式では買い目は2倍、3連勝単式の場合、軸が1点の場合は買い目が3倍、軸が2点の場合は6倍になる。
(マークシートにもその旨が書かれている。)なお、ゾロ目を含めた枠連BOXを購入する場合、フォーメーション用のマークカード(ほとんどの競馬場ではボックス用マークカードの裏面にある)を使い、BOXで購入したい枠の1頭目と2頭目の欄に全く同じマークを行うことで、枠連のゾロ目を含んだBOX馬券を購入した形になる。
なお、中央競馬と一部の地方競馬では指定馬の選択が多いと購入者の想定を超える購入申込になるため、フォーメーションの購入点数を発売機上で確認できる機能がある。
例:競走対象が9つ以上の三連勝単式において1着:1、2、32着:2、5、73着:1、5、9を指定した三連勝単式をフォーメーション[60]で購入申込すると、以下の組合せを購入したこととなる。
1-2-5 1-2-9 1-5-9 1-7-5 1-7-9 2-5-1
2-5-9 2-7-1 2-7-5 2-7-9 3-2-1 3-2-5
3-2-9 3-5-1 3-5-9 3-7-1 3-7-5 3-7-9(18点)
クイックピック
中央競馬では、2009年10月17日からGI競走を開催する節に限り、当該GI競走を施行する競馬場の特定窓口限定で、買い目をコンピュータにまかせる「クイックピック投票」を試験的に行っている。(詳細1)。
クイックピック投票には専用のマークカードが用意され、発売するすべてのレース(発売する競馬場のレースに限らず、他場のレース、前日発売も購入可能である)・すべての式別で購入可能(1枚の馬券(マークシート)につき単勝、複勝は1枚につき最大5点、その他は最大10点まで)。すべてコンピュータにまかせる「すべておまかせ」のほか枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単では軸となる任意の馬1頭(馬単、3連単においては任意の馬の着順を固定することも可能)を指定することもできる。
券面には「GOOD-LUCK」(健闘を祈る)と印字され、軸となる馬番と着順指定の有無、コンピュータで決められた買い目が印字される。なおクイックピックでの購入時は、自動発売機の表示画面に式別、軸指定や着順指定の有無、購入点数、1点あたりの金額は表示されるが組み合わせは実際に印字された馬券を見るまでわからないようになっている。
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投票券の連勝単式
連勝単式(れんしょうたんしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順通り(順列)に予想する投票法である。
連勝単式には対象となる競走対象の数により以下の2つに分類される。
二連勝単式 [編集]
二連勝単式(にれんしょうたんしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順通りに予想する投票法である。
例えば1着が13番、2着が9番の場合、13-9が的中となるが、9-13は不的中となる。
三連勝単式 [編集]
三連勝単式(さんれんしょうたんしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順通りに予想する投票法である。
例えば1着が18番、2着が9番、3着が10番の場合、18-9-10が的中となる。
連勝複式 [編集]
連勝複式(れんしょうふくしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順に依らず順不同(組合せ)で予想する投票法である。
対象となる競走対象の数や選ぶ組み合わせの数により、以下の3つに分類される。
普通二連勝複式 [編集]
普通二連勝複式(ふつうにれんしょうふくしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
例えば1着が18番、2着が5番の場合、5-18若しくは18-5が的中となる。
拡大二連勝複式 [編集]
拡大二連勝複式(かくだいにれんしょうふくしき)とは、3着以内に入る競走対象の組み合わせのうち2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
つまり予想した組み合わせが1着・2着、1着・3着、2着・3着のいずれかであれば的中となる。例えば1着が7番、2着が18番、3着が10番の場合には7-18、7-10、10-18の3つの投票券が的中となる。
競艇を除く各競技は「ワイド」、競艇は「拡連複」と呼称している。
同着があった場合の取り扱いは、以下のとおりとなる。
1着同着・2着同着の場合、的中は3通りとなる。
3着同着の場合、的中は5通りとなる。
ただしこの場合、3着同士の組み合わせは不的中となる。
なお、複勝式と同様に特払については的中対象全てに投票がなかった場合のみ行われる。
いずれかの的中対象に1票でも投票があった場合、残りは「無投票」として扱われ特払は行われない。
三連勝複式 [編集]
三連勝複式(さんれんしょうふくしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
例えば1着が13番、2着が1番、3着が8番の場合、1-8-13が的中となる。
重勝式 [編集]
重勝式(じゅうしょうしき)とは、複数レースにおける単勝式・複勝式・連勝単式・連勝複式のいずれか1つの投票法をまとめて予想する投票法である。
中央競馬における重勝式の最高配当額は、国営競馬時代の1953年12月6日に、中山競馬場の第6回中山競馬第6日目に出た507,940円(投票総数13,765票中、的中2票)である。また中央競馬になってからの最高配当額は、1954年10月30日の中山競馬場で出たもので、507,080円(的中1票)となっている。
頻繁に大穴も出たが、午前中のみの発売でもあり人気を得るには至らず、1961年には、中央競馬における総発売馬券額の僅か0.04%まで低下[27]した事から、1961年の第1回中京競馬の開催を最後に発売を中止する事となり、8日目となる2月19日の発売を最後に姿を消した[28]。後の競馬法改正により、発売可能な馬券の種類からも削除された。
しかし公営競技全体の売上が減少傾向にあることから、宝くじ感覚で気軽に買えるうえ巨額な払戻金となる可能性も含む新投票法として導入を検討しているところもある。
競輪 [編集]
競輪では指定された連続7競走の勝者を予想する重勝式投票法「チャリロト」が2008年4月15日より平塚競輪場においてインターネット投票限定で発売を開始し、半世紀ぶりに重勝式が復活した。
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