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帝王賞

帝王賞(ていおうしょう)とは日本の特別区競馬組合が大井競馬場のダート2000mで施行する地方競馬の重賞(統一JpnI)競走である。

農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は農林水産大臣賞典 帝王賞と表記される。
1978年に中央競馬の天皇賞の様に権威ある競走になって欲しいとの意のもと「帝王賞」の名で創設、第1回は大井競馬場のダート2800mで施行され同じ大井競馬場の東京大賞典と並ぶ大レースとして、また南関東地区の古馬の春のダート最強馬決定戦と位置付けされた。

また1973年から始まっていた中央競馬招待競走(中央競馬の施行の場合には地方競馬招待競走)が1年ごとに中央競馬と地方競馬で相互に施行されていたが1986年に中央競馬招待競走に指定され、現在のダート2000mに短縮された。なお中央競馬ではオールカマーが地方競馬招待競走に指定されている。
1994年からはナイター競走で施行、翌1995年には中央・地方全国交流競走に指定、1996年からは施行時期が6月下旬に移行され1997年には前年から施行されたダートグレード競走のGI(統一GI)に格付けされ日本の古馬のダート最強馬決定戦として定着した。
出走条件はサラブレッド系4歳(旧5歳)の競走馬でフルゲートは16頭、南関東所属馬7頭、南関東以外のNAR所属馬3頭、JRA所属馬6頭と所属別で出走枠が決められている。
負担重量は定量で57kg、牝馬は2kg減の55kgである。

帝王賞 優先出走権付与競走
地方所属馬に限り以下の競走での上位2頭には優先出走権が付与される。

南関東以外の所属馬が獲得した場合は南関東枠(厳密には南関東枠から引かれ自所属枠が増える)から出走できる。
競走格付け競馬場距離
かしわ記念統一JpnI船橋競馬場ダート1,600m

東京大賞典 歴代優勝馬

東京大賞典 歴代優勝馬

回数	施行日	優勝馬	性齢	所属	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1955年
10月16日	ミスアサヒロ	牝5	大井	2:47 3/5	安藤徳男	安藤徳男	手塚栄一
第2回	1956年
11月1日	ケンチカラ	牡4	大井	2:48 0/5	小筆昌	伊藤正美	青野保
第3回	1957年
11月1日	イチカントー	牡4	大井	2:48 4/5	藤田安弘	小暮嘉久	北沢元男
第4回	1958年
11月1日	ダイニコトブキ	牡3	船橋	2:49 2/5	井川為男	出川己代造	出川日出
第5回	1959年
11月5日	ダンサー	牡5	大井	2:48.2	武智一夫	三坂博	加藤久枝
第6回	1960年
11月1日	オンスロート	牡3	大井	2:50.1	赤間清松	田中九兵衛	三輪野憲治
第7回	1961年
11月15日	サキミドリ	牡3	大井	2:47.7	松浦備	小暮嘉久	北沢元男
第8回	1962年
11月15日	ダイサンコトブキ	牡5	船橋	3:16.0	宮下哲朗	出川己代造	出川日出
第9回	1963年
11月7日	シンニツケイ	牡3	大井	3:13.3	小筆昌	須田明雄	金井セイ
第10回	1964年
12月30日	オリオンホース	牡4	川崎	3:12.0	佐々木竹見	谷口源吾	鈴木晴
第11回	1965年
12月27日	オーシヤチ	牡5	大井	3:12.1	赤間清松	栗田金吾	大久保常吉
第12回	1966年
12月20日	ゴウカイオー	牡7	大井	3:17.6	松浦備	小暮嘉久	伊藤由五郎
第13回	1967年
12月19日	ヒガシジヨオー	牝4	川崎	3:13.5	竹島春三	青野四郎	坂本清五郎
第14回	1968年
12月24日	アシヤフジ	牡4	大井	3:10.7	赤間清松	小暮嘉久	伊藤英夫
第15回	1969年
12月26日	ヤシマナシヨナル	牡5	大井	3:12.7	福永二三雄	中野要	藤観興業(有)
第16回	1970年
12月28日	ダイニヘルスオー	牡3	大井	3:13.4	出藤篤	山下春茂	東京都競馬(株)
第17回	1972年
3月13日	フジプリンス	牡4	船橋	3:14.6	角田次男	出川己代造	フジホース(株)
第18回	1972年
12月26日	フリユーフアスト	牡3	船橋	3:10.0	渥美忠男	木村和男	平野昭一
第19回	1973年
12月24日	ヒデムサシ[5]	牡5	大井	3:15.7	辻野豊	小暮嘉久	伊藤英夫
第20回	1974年
12月22日	トドロキムサシ	牡3	大井	3:11.9	岡部盛雄	岡部猛	町田圭三
第21回	1975年
12月21日	スピードパーシア	牡4	船橋	3:11.8	佐々木竹見	及川六郎	佐藤興業(株)
第22回	1976年
12月20日	フアインポート	牡3	川崎	3:08.6	竹島春三	井上宥蔵	佐野行男
第23回	1977年
12月22日	トドロキヒリユウ	牡3	大井	3:14.8	岡部正道	岡部猛	町田圭三
第24回	1978年
12月21日	ハツシバオー	牡3	大井	3:11.5	宮浦正行	大山末治	佐久間有寿
第25回	1979年
12月17日	エビチカラ	牡6	大井	3:11.7	山田秀太郎	武森辰己	海老沼重雄
第26回	1980年
12月25日	トウケイホープ	牡4	大井	3:12.7	秋吉和美	大山末治	高橋文男
第27回	1981年
12月24日	アズマキング	牡4	大井	3:14.9	岡部盛雄	岡部猛	(有)上山ビル
第28回	1982年
12月23日	トラストホーク	牡4	大井	3:16.0	高橋三郎	武智一夫	菅波滿
第29回	1983年
12月22日	サンオーイ	牡3	大井	3:13.7	高橋三郎	秋谷元次	酒巻仁五郎
第30回	1984年
12月25日	テツノカチドキ	牡4	大井	3:13.3	本間茂	大山末治	(株)勝俣工務店
第31回	1985年
12月28日	スズユウ	牡7	大井	3:14.3	石川綱夫	朝倉文四郎	鈴木榮治
第32回	1986年
12月23日	カウンテスアップ	牡5	大井	3:17.5	的場文男	赤間清松	佐橋五十雄
第33回	1987年
12月23日	テツノカチドキ	牡7	大井	3:15.8	佐々木竹見	大山末治	(株)勝俣工務店
第34回	1988年
12月29日	イナリワン	牡4	大井	3:17.3	宮浦正行	福永二三雄	保手浜弘規
第35回	1989年
12月29日	ロジータ	牝3	川崎	3:04.3	野崎武司	福島幸三郎	加藤富保
第36回	1990年
12月13日	ダイコウガルダン	牡5	大井	3:02.2	早田秀治	高岩隆	熊久保勅夫
第37回	1991年
12月24日	ボールドフエイス	牡3	大井	2:59.1	堀千亜樹	飯野貞次	増田陽一
第38回	1992年
12月29日	ドラールオウカン	牝4	大井	3:02.3	堀千亜樹	赤間清松	布施光章
第39回	1993年
12月29日	ホワイトシルバー	牝5	大井	3:00.4	荒山勝徳	荒山徳一	若狭五郎
第40回	1994年
12月23日	ドルフィンボーイ	牡3	川崎	3:00.6	山崎尋美	佐々木國廣	芹澤精一
第41回	1995年
12月21日	アドマイヤボサツ	牡5	JRA	3:01.7	芹沢純一	橋田満	近藤利一
第42回	1996年
12月29日	キョウトシチー	牡5	JRA	3:01.2	松永幹夫	中尾謙太郎	(株)友駿ホースクラブ
第43回	1997年
12月28日	トーヨーシアトル	牡4	JRA	3:00.4	松永昌博	松永善晴	(有)トーヨークラブ
第44回	1998年
12月23日	アブクマポーロ	牡6	船橋	2:05.4	石崎隆之	出川克己	(株)デルマークラブ
第45回	1999年
12月29日	ワールドクリーク	牡4	JRA	2:04.9	加藤和宏	新井仁	インターナシヨナルホース(株)
第46回	2000年
12月29日	ファストフレンド	牝6	JRA	2:04.9	蛯名正義	高市圭二	竹﨑大晃
第47回	2001年
12月29日	トーホウエンペラー	牡5	岩手	2:05.2	菅原勲	千葉四美	東豊物産(株)
第48回	2002年
12月29日	ゴールドアリュール	牡3	JRA	2:05.6	武豊	池江泰郎	(有)社台レースホース
第49回	2003年
12月29日	スターキングマン	牡4	JRA	2:03.7	武豊	森秀行	(有)ゴールドレーシング
第50回	2004年
12月29日	アジュディミツオー	牡3	船橋	2:02.6	内田博幸	川島正行	織戸眞男
第51回	2005年
12月29日	アジュディミツオー	牡4	船橋	2:03.1	内田博幸	川島正行	織戸眞男
第52回	2006年
12月29日	ブルーコンコルド	牡6	JRA	2:03.5	幸英明	服部利之	(株)荻伏レーシング・クラブ
第53回	2007年
12月29日	ヴァーミリアン	牡5	JRA	2:03.2	武豊	石坂正	(有)サンデーレーシング
第54回	2008年
12月29日	カネヒキリ	牡6	JRA	2:04.5	C.ルメール	角居勝彦	金子真人ホールディングス(株)
第55回	2009年
12月29日	サクセスブロッケン	牡4	JRA	2:05.9	内田博幸	藤原英昭	高嶋哲
第56回	2010年
12月29日	スマートファルコン	牡5	JRA	2:00.4	武豊	小崎憲	大川徹

東京大賞典 歴史

東京大賞典 歴史
1955年 - 3歳以上の競走馬による重賞競走秋の鞍の名称で創設され、大井競馬場・ダート2600mで第1回が施行された。
1959年 - この年の9月1日から日本競馬の時計表示が変更になったのに伴い、時計が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
1962年 - 施行コースをダート3000mに変更。
1983年 - 高橋三郎が騎手として史上初の連覇。
1987年 - 地方競馬では初となる前日発売が実施される。
1989年 - 施行コースをダート2800mに変更。
1992年 - 堀千亜樹が騎手として史上2人目の連覇。
1995年 - 中央・地方全国指定交流競走に指定。
1997年 - ダート競走格付け委員会にGI(統一GI)に格付けされる。
1998年 - 施行コースをダート2000mに変更。
1999年 - 開催日が12月29日に固定される。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
岩手のトーホウエンペラーが南関東以外の地方所属馬として初の優勝。
2003年
6歳以上の負担重量が4、5歳と同じく牡馬・騸馬56kg・牝馬54kgから牡馬・騸馬57kg・牝馬55kgに変更。
中央競馬の施設で勝馬投票券が発売。
武豊が騎手として史上3人目の連覇。
2005年
船橋のアジュディミツオーが史上初の連覇。
川島正行が調教師として史上初の連覇。
内田博幸が騎手として史上4人目の連覇。
2007年
国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により統一グレード表記をJpnIに変更。なお、南関東グレードは併記しないことになった。
売得金が25億20万7900円を記録し、1レースの売上としては地方競馬史上最高となった。当日の入場者数も39000人を記録。
2010年
出走枠がJRA所属馬を5頭から6頭に、南関東所属馬を8頭から7頭に変更。
上位4頭が従来のコースレコードを上回るハイレベルな戦いをJRAのスマートファルコンが制し、ダート2000mの日本レコード2分0秒4で優勝。

同時に、2002年優勝馬ゴールドアリュールとの父子制覇、1999年優勝馬ワールドクリークとの兄弟制覇も達成。
2011年 - 地方競馬では初となる国際競走として実施され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。

東京大賞典 賞金

東京大賞典 賞金
中央競馬・地方競馬全国指定交流競走に指定された1995年以降
回数       総額賞金(万円)1着賞金(万円)2着賞金(万円)3着賞金(万円)4着賞金(万円)5着賞金(万円)
第41回(1995年)1億3,600     8,000     2,800    1,600      800    400
第42回(1996年)
第43回(1997年)1億3,770     8,100     2,835    1,620      810    405
第44回(1998年)1億4,175     972       648
第45回(1999年)1億4,000     8,000     2,800    1,600      960    640
第46回(2000年)1億4,400                    1,840     1,120
第47回(2001年)1億3,600                    1,600      800    400
第48回(2002年)
第49回(2003年)
第50回(2004年)
第51回(2005年)
第52回(2006年)
第53回(2007年)
第54回(2008年)
第55回(2009年)
第56回(2010年)
第57回(2011年)1億1,900     7,000     2,450    1,400      700    350

東京大賞典

東京大賞典(とうきょうだいしょうてん)とは特別区競馬組合が大井競馬場のダート2000mで施行する地方競馬の選定馬重賞(GI)競走である。

農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は「農林水産大臣賞典 東京大賞典」と表記している。
1955年に秋の鞍の名称で創設され、第1回は大井競馬場のダート2600mで施行された。

創設当初は現在の東京ダービーである「春の鞍」と並ぶ大井競馬場の大レースとして位置付けられた。
1962年より距離をダート3000mに延長。

1964年に現在の東京大賞典へ名称を変更し、開催日もそれまでの11月上旬から12月末に繰り下げ、1978年に新設された帝王賞と共に地方競馬の2大競走として、また地方競馬の1年をしめくくるレースとして定着していった。また、ダートグレード競走が整備されるまでは南関東地区所属馬に限りファン投票で出走馬を選出していた時期もあった。
1989年より距離をダート2800mに短縮。1995年より中央・地方全国指定交流競走に指定され、JRAおよび他地区所属馬にも門戸が開かれた。

1997年には統一GI(南関東G1)に格付けされ、1998年からは距離もダート2000mに短縮された。また、1999年からは開催日も12月29日に固定され、中央競馬の有馬記念よりも後に行われるようになったことから、地方競馬のみならず日本競馬全体の1年をしめくくるグランプリ競走として中央競馬のファンにも定着した。
2011年からは地方競馬としては初となる国際競走として施行され、あわせて格付けも国際GIに変更される予定である。なお、ダートのチャンピオンディスタンスである2000mで施行される日本唯一の国際GI競走であるという点でも非常に意義のあるものである。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上の競走馬でフルゲート16頭の内、外国調教馬は8頭まで出走可能である。外国調教馬の出走状況によってJRA所属馬は6頭まで、南関東所属馬は7頭まで、南関東以外の地方競馬所属馬は3頭まで出走できる。

また、トライアル競走の浦和記念(統一JpnII・浦和競馬場ダート2000m)を南関東以外の所属馬が2着までに入線し本競走への優先出走権を得た場合、南関東所属馬の出走枠を減らすことが定められている。
負担重量は定量で3歳は55kg、4歳以上は57kgで牝馬は2kg減と定められている。
いずれも地方競馬としては初めてとなる。
ドバイミーティング、特にドバイワールドカップの出走を狙っている場合、国際GIで勝つことが半ば必須である。

しかしダートグレードのGIは従来2つしかなく、その一つであるフェブラリーステークスでは日程的に近く、また東京競馬場とメイダン競馬場の馬場条件には大きな相違点があった。こういった事情から、東京大賞典に期待を寄せる関係者は多い。
なお、ジャパンカップダートに予備登録した外国調教馬は東京大賞典にも自動的に予備登録されることになる。招待扱いにはならず、ジャパンカップダートを開催する競馬場からの輸送費及び帰国時の渡航費用などは参加陣営の負担となるが、ジャパンカップダートから連続で参戦する場合に限り帰国時の輸送費や渡航費を特別区競馬組合が負担する予定[3]。

トランセンド競走成績

トランセンド競走成績
競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭数枠番馬番オッズ(人気)着順タイム(上り3F)着差騎手斤量(kg)1着馬(2着馬)
2009.2.14京都3歳新馬芝1800m(重)166113.9(1人)2着1:51.1(36.0)0.1川田将雅56アドマイヤアゲイン
3.1阪神3歳未勝利芝1600m(良)1411-出走取消-安藤勝己56トライアンフマーチ
4.11阪神3歳未勝利ダ1800m(良)12112.9(2人)1着1:53.7(37.9)-0.3安藤勝己56(レッドサーパス)
4.25京都3歳500万下ダ1800m(不)14221.9(1人)1着1:49.7(36.2)-1.2安藤勝己56(スマートパルス)
5.9京都京都新聞杯GII芝2200m(良)1661210.9(5人)9着2:14.4(36.0)1.4安藤勝己56ベストメンバー
7.26新潟麒麟山特別ダ1800m(稍)156112.0(1人)1着R1:49.5(37.2)-1.3内田博幸54(クリストフォルス)
8.23新潟レパードS重賞ダ1800m(良)146101.7(1人)1着1:49.5(37.2)-0.5松岡正海56(スーニ)
9.21新潟エルムSGIIIダ1800m(良)148151.6(1人)4着1:51.4(36.3)0.3内田博幸53マチカネニホンバレ
11.7東京武蔵野SGIIIダ1600m(良)168154.1(3人)6着1:35.9(36.5)0.4松岡正海55ワンダーアキュート
2010.2.13京都アルデバランSOPダ1900m(重)16483.5(2人)1着R1:55.4(36.6)-0.2安藤勝己56(フサイチセブン)
4.25京都アンタレスSGIIIダ1800m(良)157121.6(1人)8着1:50.5(37.5)0.8安藤勝己56ダイシンオレンジ
5.23京都東海SGIIダ1900m(不)15363.3(1人)2着1:55.4(36.0)0.0藤田伸二57シルクメビウス
9.23船橋日本テレビ盃JpnIIダ1800m(稍)14573.0(2人)2着1:49.3(36.8)0.5藤田伸二56フリオーソ
11.7京都みやこSGIIIダ1800m(良)16123.1(2人)1着1:49.8(36.8)-0.2藤田伸二56(キングスエンブレム)
12.5阪神ジャパンCダートGIダ1800m(稍)16233.5(1人)1着1:48.9(36.6)-0.0藤田伸二57(グロリアスノア)
2011.2.20東京フェブラリーSGIダ1600m(良)166123.5(1人)1着1:36.4(36.3)-0.2藤田伸二57(フリオーソ)
3.26メイダンドバイワールドCG1全2000m(良)1499-2着計測不能1/2馬身藤田伸二57Victoire Pisa[† 1]

エスポワールシチー

エスポワールシチー(Espoir City)
主な勝ち鞍は2009年のかしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯、ジャパンカップダート、2010年のフェブラリーステークス、かしわ記念。
馬名は、フランス語の「希望」に冠名。
佐藤哲は主戦としてレースにまたがる一方、小倉への遠征時も含め付きっ切りで調教を行うことになった。その後、芝の未勝利戦を4戦使われるが、2着を2回記録するものの勝ちきれずにいた。

6戦目となった7月の小倉の未勝利戦を勝ち上がって未勝利を脱出したものの、昇級戦となった500万下では7着に敗れた。
これを機に陣営はダート路線を歩ませる。

ダート初戦となった500万下を7馬身差で勝利。この時の勝ち時計1分42秒4は、オープン戦の阿蘇ステークスを勝ったダイナミックグロウの1分42秒2に次ぐ、この開催2番目の走破時計だった[4]。

続く1000万下を1馬身3/4、準オープンを5馬身差で快勝すると、初のオープン戦となったトパーズステークスは1番人気となり、レースではダイナミックグロウを1コーナーまでに制して先頭に立つとそのまま逃げ切って勝利した。その後ジャパンカップダートへ登録したが、賞金で除外となったため3歳時はダート戦無傷の4連勝でシーズンを終えた。
2009年 [編集]
短期放牧を挟んで4歳時の緒戦として初重賞となる平安ステークスへ出走。体つきに余裕を持たせ、多少太め残りで気持ちと体のマッチングが物足りない中、1番人気に支持された。

レース前にはスピード一辺倒の馬にはしたくないと公言していたもののここでも逃げるレースをし、ハミが抜け切らなかったこともあってワンダースピードにクビ差交わされ2着に敗れ、ダート戦での連勝が4で止まった。
次走は初のGI挑戦となるフェブラリーステークスへ出走。

休み明けを1回使われ、また右回りに微妙に乗りづらい部分があるとして、左回りの東京ということも好材料と陣営は判断していた。
レースでは「せっかくのGIだし、力試しのつもりで行った」という佐藤哲三の判断でここも先手を奪うと、前半1000mを58秒8で逃げる。

最後の直線で他馬に交わされたものの、粘ってサクセスブロッケンの4着に食い込んだ。
続くマーチステークスでは松岡正海が2008年11月の錦秋ステークス以来の騎乗となったが、他馬が逃げる中で3番手に控え、直線で抜け出し勝利。

1番人気で初重賞制覇となった。鞍上の松岡も「乗っているだけだった」と馬をたたえた。

第21回かしわ記念
その後、アンタレスステークスに登録したものの、回避して初の地方遠征となるかしわ記念へ出走。
ここではカネヒキリに次ぐ2番人気だったが、中団やや後方に控えてレースを進めると4角で3番手に進出して直線半ばでフェラーリピサを交わし、最後に追い詰めてきたカネヒキリを3/4馬身抑えて初のJpnI勝利となった。
帝王賞への出走プランもあったが、かしわ記念後は休養して秋緒戦はマイルチャンピオンシップ南部杯へ。ここでもサクセスブロッケンに次ぐ2番人気だったが、鞍上は無理にハナに行こうとしなかったもののスタート直後から先頭に立つと、直線でもそのまま押し切りサクセスブロッケンに4馬身差をつけて重賞3連勝を飾った。

第10回ジャパンカップダート
南部杯をいい内容で勝ったことから、陣営は12月6日に行われる第10回ジャパンカップダートへ直行を決断。体が増えて丈夫になり心配事は全くなくなったと話す陣営だったが[24][23]、希望していた大外枠ではなく最内1番枠となったことに、鞍上の佐藤哲三は最後の試練だと感じた。

トランセンド

トランセンド(英:Transcend、香:創昇)、主な勝ち鞍は2010年のジャパンカップダート、2011年のフェブラリーステークス。

馬名の意味は英語で「超越する」。
トランセンド 2009年
デビュー戦は2月14日の芝1800メートルの新馬戦で、デビュー前から調教で古馬並みの時計をだし、注目を集めていたこともあり、1番人気に推されていたが2着に敗れた。

2戦目も芝で登録していたが、フレグモーネのため出走を取り消した。3戦目のダートの未勝利戦で初勝利をあげると、不良馬場で行われた500万下戦では道中先頭を進み、上がり3ハロンも最速となる37.9秒で後続に7馬身差をつけ勝利した。

ここで陣営は東京優駿に出走することを考え、再び芝の京都新聞杯に出走した。芝で行われる競走は新馬戦で2着に入っていたが、ここまでの勝ち鞍は全てダートでのものだったため5番人気であった。

レースでは普段どおり先行するものの直線でついていけず、勝ったベストメンバーから離された9着に敗れた。7月26日の1000万下クラスの麒麟山特別では古馬初対戦となったが、後続に8馬身差をつけレコードタイムで勝利した。
2009年から新設された重賞競走の(格付けなし)のレパードステークスでは、内田博幸がイギリスで騎乗停止となっていたため、松岡正海に乗り替わりとなった。2歳ダートチャンピオンのスーニ、ユニコーンステークス勝ちのあるシルクメビウスなどダートで実績のある馬が出走していたが、麒麟山特別のパフォーマンスから1番人気に支持された。

レースでは2番手追走から直線で抜け出しスーニに3馬身差をつけて勝利した。早い時計が出にくい良馬場だったが、勝ち時計は前走と同じタイム(レコードタイ)だった。

同じ舞台で行われるエルムステークスでも1番人気に推されたが、4ハロン目でペースが落ちる緩急のついたペースに戸惑ったのか、伸びきれず4着に敗れた。続く武蔵野ステークスでは初めて後方に控え、直線でじりじりと伸びてきたが、6着に敗れた。

安田師は「芝とダートの切れ目を気にした」とコメント。レース後はジャパンカップダートには進まず、休養に入った。

トランセンド 2010年
第11回ジャパンカップダート
復帰初戦のアルデバランステークスでは久々に安藤勝己が騎乗、4連勝中のフサイチセブンに次ぐ2番人気に支持され、直線でフサイチセブンを捉えて勝利した。レースはハイペースで進んだこともあり、1983年にリュウボーイがマークした1:56.6を1.2秒更新するレコードタイムでの決着となった。

その後、4月25日のアンタレスステークスに1番人気で出走。先行集団でレースを進めたが、直線で伸びを欠いてしまい8着に敗れた。

続く5月23日の東海ステークスでも1番人気で出走、逃げて他馬を引っ張る展開となったが、ゴール手前で中団から追い込んできたシルクメビウスにかわされ2着に敗れた。
秋は9月23日の日本テレビ盃から始動。

レースでは軽快に逃げ、直線でフリオーソにかわされるも2着と逃げ粘った。11月7日の第1回みやこステークスではスタートからハナを切り、脚色は衰えることなくそのまま1着でゴールイン、前年のレパードステークス以来の重賞勝利を挙げた。
その後に挑んだ12月5日のジャパンカップダートでは、エスポワールシチー、スマートファルコンが回避し不在の中、1番人気に支持される。レースがスタートするとハナに立ち、第4コーナーを回って一度はバーディバーディに迫られたものの、そこから突き放し、グロリアスノアの追い込みをクビ差抑えて初のGI競走優勝を果たした。

トランセンド 2011年
初戦は2月20日のフェブラリーステークス。前走と同じく、エスポワールシチー、スマートファルコンが不在の中、再び1番人気に支持される。

ロックハンドスター岩手復興への明かりをともすか!?南部杯

ロックハンドスターは、東日本大震災からの復興を目指す岩手の星だ。

「あの日から“時”が止まっている感じでね」
とロックハンドスターを管理する瀬戸幸師。
家族や管理馬に大きな被害はなかったが、まれにみる震災は師ばかりでなく、多くの人の心を揺らした。

初めての重賞タイトルをもたらしたのがロックハンドスターだ。3歳になり、岩手ダービー・ダイヤモンドCを圧勝して頂点へ。

大井へ遠征したジャパンダートダービー、黒潮盃では跳ね返されたが、地元に戻って不来方賞、ダービーグランプリを連勝し3冠を達成。さらに年末の桐花賞では古馬も圧倒した。

さらなる飛躍が期待された今年だが、勝ち星には恵まれていない。「震災の影響もあったし、昨年からの疲れもあったかな」。

今年のなかではベストの状態に持ってこられている」と再び上昇曲線を描き出したことを強調した。

挑戦することは、いいことですね。ロックハンドスター先々につながる何かを掴んで欲しい。

ロックハンドスターの競走成績
日付開催天気Rレース名映像頭数枠番馬番オッズ人気着順騎手斤量距離馬場馬場指数タイム着差タイム指数通過ペース上り馬体重厩舎コメント備考勝ち馬(2着馬)賞金
2011/09/12盛岡曇10青藍賞(OP)10782.216菅原勲57ダ1600稍1:40.31.34-4 39.9458(-2)ゴールドマイン 
2011/06/19盛岡晴10一條記念みちのく大賞(OP)11791.115菅原勲57ダ2000良2:09.22.97-5-4-4 39.5460(-8)コアレスレーサー25.0
2011/05/05門別晴11コスモバルク記念〔H(OP)14113.115菅原勲58ダ1800重1:56.70.78-10-7-7 38.8468(-10)クラキンコ15.0
2010/12/31水沢雪9桐花賞(OP)12791.511菅原勲56ダ2000不2:11.8-0.55-4-1-1 39.7478(+1)(マヨノエンゼル)500.0
2010/11/22水沢曇10ダービーグランプリ128122.621菅原勲56ダ2000良2:12.8-0.44-4-2-2 42.0477(+7)(ナムラアンカー)800.0
2010/10/24盛岡曇10不来方賞12221.211菅原勲56ダ2000良2:08.8-1.04-4-4-4 37.4470(+10)(マイネルリファイン)300.0
2010/09/27盛岡曇11南部杯カウントダウン7771.312菅原勲55ダ1800良1:55.30.22-2-2-2 36.6460(+3)サクラマジェスティ10.4
2010/08/17大井晴10黒潮盃競走16486.255菅原勲57ダ1800良
**
1:53.50.8
**
8-8-8-637.0-38.638.1457(0)ツルオカオウジ100.0
2010/07/14大井晴11ジャパンダートダービ(G1)125720.979菅原勲56ダ2000重
**
2:07.22.0
**
11-11-10-1036.1-37.838.3457(-1)マグニフィカ 
2010/05/31盛岡晴10岩手ダービーダイヤモ12551.011菅原勲56ダ2000良2:11.3-1.22-2-2-1 38.7458(-2)(モエレフットライト)450.0
2010/05/02水沢曇10阿久利黒賞108101.111菅原勲55ダ1600良1:43.1-1.03-3-1-1 39.6460(-8)(イシノウォーニング)250.0
2010/04/04水沢晴10スプリングC12441.111菅原勲55ダ1600良1:44.9-0.92-2-2-1 40.0468(-2)(ダークライ)150.0
2010/01/02水沢小雪9金杯9551.312菅原勲55ダ1600不1:44.40.02-2-1-1 470(+8)モエレデフィニット57.5
2009/11/15水沢曇10南部駒賞12332.521菅原勲54ダ1600不1:39.8-0.22-2-2-2 462(+2)(モエレクリューガー)500.0
2009/10/19盛岡小雨10若駒賞12681.311阿部英俊54ダ1600良1:41.2-0.63-1 460(0)(リュウノボーイ)250.0
2009/09/20盛岡晴10ジュニアグランプリ12441.712菅原勲54芝1600良1:39.40.03-1 460(-3)ボヘミアン92.0
2009/08/23水沢晴6JRA認定ホープフル9881.311菅原勲54ダ1300良1:23.90.06-7-6-6 463(0)(ゴールデンライフ)120.0
2009/08/10盛岡小雨9若鮎賞11443.411菅原勲54芝1600不1:42.7-1.52-1 463(-5)(リュウノヒーロー)150.0
2009/06/20水沢曇22歳8111.211板垣吉則54ダ1300良1:26.0-0.64-4-4-3 468(-4)(ベルコットスター)35.0
2009/06/07盛岡曇3JRA認定フューチャ6771.513板垣吉則54芝1000重1:01.00.43-1 472(0)リュウノボーイ22.1

アグネスタキオン

アグネスタキオン 種牡馬としての記録

JRA総合リーディングサイアー(2008年)
JRA2歳リーディングサイアー(2006年、2007年)
JRAリーディングフレッシュサイアー(2005年)
JRA産駒年間勝利数134勝(2007年最多勝、内国産種牡馬新記録)
JRA2歳勝ち馬数25頭(2005年、父の20頭を上回る新種牡馬記録[注釈 7])

アグネスタキオン 主な産駒 

ロジック

ダイワスカーレット

ディープスカイ

キャプテントゥーレ

リトルアマポーラ

レーヴディソール
2003年産
ロジック(NHKマイルカップ)
ランザローテ(プロキオンステークス)
ショウナンタキオン(新潟2歳ステークス)
2004年産
ダイワスカーレット(有馬記念、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、ローズステークス、大阪杯)
アドマイヤオーラ(京都記念、弥生賞、シンザン記念)
ショウナンタレント(フラワーカップ)
マイネカンナ(福島牝馬ステークス)
2005年産
ディープスカイ(東京優駿、NHKマイルカップ、神戸新聞杯、毎日杯)
キャプテントゥーレ(皐月賞、デイリー杯2歳ステークス、朝日チャレンジカップ 2回)
リトルアマポーラ(エリザベス女王杯、愛知杯、クイーンカップ)
コパノジングー(目黒記念)
ダイワワイルドボア(セントライト記念)
アドマイヤコマンド(青葉賞)
レインボーペガサス(きさらぎ賞、関屋記念)
2006年産
アイアムカミノマゴ(阪神牝馬ステークス)
ブロードストリート(ローズステークス)
ジェルミナル(フェアリーステークス)
ヒカルアマランサス(京都牝馬ステークス)
2007年産
クォークスター(セントライト記念)
サンライズプリンス(ニュージーランドトロフィー)
リディル(デイリー杯2歳ステークス)
2008年産
レーヴディソール(阪神ジュベナイルフィリーズ、デイリー杯2歳ステークス、チューリップ賞)
レッドデイヴィス(シンザン記念、毎日杯)
ノーザンリバー(アーリントンカップ)
アイアムアクトレス(ユニコーンステークス)
2009年産
グランデッツァ(札幌2歳ステークス)

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