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ユキチャン

ユキチャン

英字表記	Yukichan
性別	牝
毛色	白毛
生誕	2005年3月28日
抹消日	2010年12月28日(地方)
父	クロフネ
母	シラユキヒメ
母の父	サンデーサイレンス
生国	 日本(北海道早来町)
生産	ノーザンファーム
馬主	金子真人ホールディングス(株)
調教師	後藤由之(美浦)
→山崎尋美(川崎)
競走成績
生涯成績	17戦5勝
中央 7戦2勝
地方 10戦3勝
獲得賞金	1億2128万7000円

ユキチャンは日本の元競走馬。
日本競馬史上初の白毛馬による重賞勝利を達成した。サラブレッドでは極めて稀な毛色である白毛の活躍馬として注目を集めていた。
2010年NARグランプリ最優秀牝馬。
母であるシラユキヒメは、かつて中央競馬に所属していた白毛馬。本馬の毛色は母馬からの遺伝によるものと考えられている[1]。なお、全兄にあたるホワイトベッセルは白毛馬では中央競馬史上初の勝利の記録を持つ。

ユキチャン 主な戦績

ユキチャン 2歳時(2007年)
2007年7月8日・福島競馬場の2歳新馬戦(芝1200メートル)でデビュー。全兄であるホワイトベッセルが同年4月に中央競馬で初勝利を挙げていたこともあって注目が集まり、2番人気での出走となったが、スタート直後に他馬に進路を妨害され大きな不利を受けたため、本来の実力を発揮できず16頭中14着に敗れた。
次走の2歳未勝利戦(12月8日中山競馬場、ダート1200メートル)で大外から差し切りを決め、2着に2馬身差をつけて初勝利を収めた。

ユキチャン 3歳時(2008年)
2008年3月29日・中山競馬場の3歳500万下ミモザ賞(芝2000メートル)に出走。よいスタートを切り、道中3〜4番手の好位追走から最後の直線では先行馬たちをすべて差し切り、クビ差で勝利。初経験となる2000メートルの距離も難なく克服した。なお、これは白毛馬による芝レースおよび中央競馬開催の特別競走の初勝利である。その後はオークスを目指して、トライアルレースのフローラステークスに出走。好位追走を見せるものの直線で伸びを欠き、18頭中7着に敗れた。

その後、オークスへの出走登録を行ったものの、収得賞金不足で除外された。そこで陣営は父・クロフネも得意としていたダート路線に矛先を切り替え、関東オークスに出走。スタート直後から2番手につけると、1周目のゴール板あたりで先頭に立ち、そのまま最後まで独走。最終的には2着に8馬身差(1.7秒差)をつけ、2分14秒7のレースレコードタイム(当時)で圧勝し、日本競馬史上初の白毛馬による重賞制覇を成し遂げた(レコードタイムは2010年にシンメイフジが2分13秒1で更新)。
その後、ジャパンダートダービーへの出走を予定していたが、競走当日に蕁麻疹のため競走除外となった。さらに出走登録を行っていたスパーキングレディーカップも、直前の除外のため南関東公営競馬の規則により出走できなかった。

回復後はブリーダーズゴールドカップ を予定していたが、またもや賞金不足で除外。そのため日程の近いクイーンステークスに矛先を転じたが、出遅れて見せ場のないまま13頭中9着に敗れた。
その後、ノーザンファームへ放牧に出され、10月4日のシリウスステークスで復帰。希望していた10月7日・金沢競馬場の白山大賞典が賞金不足で除外されたため、日程の近いこのレースが選ばれた。ダートレースとしてはまれに見るほどの超ハイペース(前半3ハロン34秒1)にもかかわらず、先行集団につけ3番手からの競馬となったが、最後の直線で伸びを欠き16頭中8着に敗れた。ただ、先行した他馬が総崩れしてすべて2桁着順に大敗したにもかかわらず、8着に残った本馬のスタミナが再評価される結果にもなった。
牝馬三冠最終戦の秋華賞にて、ポルトフィーノの除外により手が空いた武豊と再度コンビを組んだが、18頭中17着に敗れた。
この年最後のレースとなったクイーン賞では1番人気に支持され、終始先行集団をキープしていたが、最後の直線でヤマトマリオンとの叩き合いになった結果、アタマ差で敗れ、14頭中2着となった。

ユキチャン 4歳時(2009年)
TCK女王盃から始動し、いったんは先頭に立つが最後の直線でまたしてもヤマトマリオンに交わされ1馬身差で敗れ、16頭中2着。その後はエンプレス杯、マリーンカップと2戦連続の6着に敗れた。
その後、9月3日付でJRA競走馬登録を抹消され、川崎競馬の山崎尋美厩舎に転厩することになった。現状では中央競馬で出走可能な競走に限りがあり、収得賞金の面からも地方競馬の交流競走に出走するのが困難になったため、馬主の意向で移籍することになった[3]。
10月21日のTCKディスタフに地方競馬移籍後初出走。ダートグレード競走優勝馬は負担重量3キログラム増という規定のため58キログラムを背負うという厳しい条件となった。レースでは最終コーナーで先頭に並びかけるシーンもあったが、直線で伸び切れず結果は16頭中3着となった。しかし次走のクイーン賞では巻き返し、好位追走から直線の叩き合いを制する走りで、1年6か月ぶりの勝利をダートグレード競走2勝目で飾った。この結果、翌年開催のエンプレス杯への優先出走権を得た。
5歳時(2010年) [編集]
前年同様、TCK女王盃から始動。ハナとはならなかったが、スタートから前方につけてレースを進めた。4コーナーからはじりじりと先頭に上り詰め、先頭になった後は最後の直線でウェディングフジコやコスモプリズムに詰め寄られながらもゴールまで譲ることなくクビ差で2010年初戦を重賞勝ちで収め、前走のクイーン賞に続いてダートグレード競走を2連勝としたと同時に、6年ぶりにTCK女王盃の勝利を地方勢にもたらした。その後、出走予定だったエンプレス杯は感冒のため回避した。
回復後はマリーンカップ3着、川崎マイラーズ9着に終わった後、夏の暑さに弱いこともあり、北海道で長期休養に入った。しかし、前脚の具合が良くならないため、引退およびノーザンファームでの繁殖入りが決まった。
2011年1月11日に発表されたNARグランプリでTCK女王盃の優勝が評価されNARグランプリ最優秀牝馬を獲得した。JRA賞(啓衆賞、優駿賞時代も含む)など日本国内の主要な競馬の表彰において白毛馬が受賞するのは史上初となる。

ユキチャン 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭
数	枠
番	馬
番	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤量
[kg]	距離(馬場)	タイム
(上り3F)	タイム
差	勝ち馬/(2着馬)
2007	7.	8	福島	2歳新馬		16	8	16	4.5	(2人)	14着	吉田隼人	54	芝1200m(良)	1:13.1 (36.2)	1.3	レオマイスター
12.	8	中山	2歳未勝利		16	6	11	15.5	(5人)	1着	吉田隼人	54	ダ1200m(良)	1:13.0 (37.5)	-0.3	(ソシアルグレイシー)
2008	3.	29	中山	ミモザ賞		12	7	9	14.1	(8人)	1着	吉田隼人	54	芝2000m(良)	2:02.2 (35.8)	0.0	(ハイカックウ)
4.	27	東京	フローラS	JpnII	18	7	13	7.7	(4人)	7着	吉田隼人	54	芝2000m(良)	2:01.1 (35.2)	0.6	レッドアゲート
6.	18	川崎	関東オークス	JpnII	14	8	13	2.8	(2人)	1着	武豊	54	ダ2100m(良)	2:14.7 (39.2)	-1.7	(プロヴィナージュ)
7.	9	大井	ジャパンDダービー	JpnI	15	1	2			除外	武豊	54	ダ2000m(不)			サクセスブロッケン
8.	17	札幌	クイーンS	JpnIII	13	6	9	8.9	(4人)	9着	藤田伸二	52	芝1800m(良)	1:49.4 (36.3)	1.3	ヤマニンメルベイユ
10.	4	阪神	シリウスS	GIII	16	2	4	8.1	(3人)	8着	四位洋文	52	ダ2000m(良)	2:05.3 (38.7)	1.5	マイネルアワグラス
10.	19	京都	秋華賞	JpnI	18	4	8	21.4	(9人)	17着	武豊	55	芝2000m(良)	1:59.8 (36.4)	1.4	ブラックエンブレム
12.	10	船橋	クイーン賞	JpnIII	14	5	7	2.4	(1人)	2着	安藤勝己	54	ダ1800m(不)	1:49.5 (37.1)	0.0	ヤマトマリオン
2009	1.	21	大井	TCK女王盃	JpnIII	16	3	6	1.7	(1人)	2着	武豊	54	ダ1800m(良)	1:53.5 (38.6)	0.2	ヤマトマリオン
2.	25	川崎	エンプレス杯	JpnII	14	5	7	2.1	(2人)	6着	武豊	55	ダ2100m(不)	2:17.0 (40.0)	1.7	ニシノナースコール
6.	10	船橋	マリーンC	JpnIII	14	3	3	2.8	(2人)	6着	武豊	56	ダ1600m(良)	1:42.4 (38.7)	1.4	メイショウバトラー
10.	21	大井	TCKディスタフ	南関SIII	16	6	12	2.6	(1人)	3着	今野忠成	58	ダ1800m(良)	1:54.1 (39.5)	0.4	ツクシヒメ
12.	9	船橋	クイーン賞	JpnIII	14	6	10	2.5	(1人)	1着	今野忠成	55	ダ1800m(稍)	1:54.5 (39.3)	0.0	(テイエムヨカドー)
2010	1.	20	大井	TCK女王盃	JpnIII	14	7	11	2.7	(1人)	1着	今野忠成	54	ダ1800m(良)	1:52.9 (38.5)	0.0	(ウェディングフジコ)
4.	14	船橋	マリーンC	JpnIII	13	4	4	6.5	(3人)	3着	今野忠成	56	ダ1600m(重)	1:39.5 (37.7)	0.3	トーホウドルチェ
5.	12	川崎	川崎マイラーズ	南関SIII	14	2	2	3.1	(1人)	9着	今野忠成	57	ダ1600m(重)	1:41.0 (41.0)	2.5	イーグルショウ

ユキチャン 血統
ユキチャンの血統 (デピュティミニスター系(ヴァイスリージェント系)/Northern Dancer 5×4=9.38%)
父

*クロフネ
Kurofune 1998
芦毛 アメリカ	*フレンチデピュティ
French Deputy 1992
栗毛 アメリカ	Deputy Minister 1979	Vice Regent
Mint Copy
Mitterand 1981	Hold Your Peace
Laredo Lass
*ブルーアヴェニュー
Blue Avenue 1990
芦毛 アメリカ	Classic Go Go 1978	Pago Pago
Classic Perfection
Eliza Blue 1983	Icecapade
*コレラ Corella
母

シラユキヒメ 1996
白毛 北海道早来町	*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ	Halo 1969	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 1975	Understanding
Mountain Flower
*ウェイブウインド
Wave Wind 1991
鹿毛 アメリカ	Topsider 1974	Northern Dancer
Drumtop
Storm and Sunshine 1983	Star de Naskra
Sea Drone F-No.2-w


 母シラユキヒメからは、当馬以外にも2007年産の仔(芦毛の父クロフネ:産駒も芦毛)をのぞくとすべて白毛が生まれている。2010年まで、7頭のうちその1頭以外の6頭が白毛である(繁殖年数と産駒数に違いがあるのは、不受胎および流産は数えないため)

ホワイトベッセル

ホワイトベッセル

性別	牡→騸
毛色	白毛
生誕	2004年3月18日(7歳)
登録日	2006年4月26日
抹消日	2011年1月26日
父	クロフネ
母	シラユキヒメ
母の父	サンデーサイレンス
生国	 日本(北海道勇払郡早来町)
生産	ノーザンファーム
馬主	金子真人ホールディングス(株)
調教師	安田隆行(栗東)

ホワイトベッセル 競走成績
生涯成績	17戦3勝
獲得賞金	2890万円

ホワイトベッセルは中央競馬で初めて勝利を挙げた白毛の元競走馬。
「ホワイトベッセル」とは「白い大型船」を意味し、父・クロフネと母・シラユキヒメにちなんでつけられた。

白毛馬が生まれる確率は非常に低く、日本国内において白毛の競走馬は数えるほどしかいない。また本馬以前に中央競馬において勝利をあげた馬は存在しなかったが本馬は良血馬であるため、史上初の白毛馬による中央競馬での勝利を期待され見事それに応えた。
厩務員も本馬とともに注目されており、パドックに全身白い格好や背番号つきで登場するパフォーマンスで人気に一役買っている。なお1歳年下の全妹・ユキチャンも白毛でこちらは美浦の後藤由之厩舎所属で兄に続く2頭目の白毛馬による中央競馬勝利を挙げ、交流重賞の関東オークスで史上初めて重賞を勝利した。

ホワイトベッセル 戦績
2007年2月に競走馬デビューを果たしたホワイトベッセルはその初戦で3着に入り母・シラユキヒメに次いで史上2頭目の中央競馬で馬券対象馬(3着以内)となる。
2戦目にて初勝利を記録し中央競馬史上初の白毛馬の勝利を挙げ、この勝ち星を含め3勝をマークしているが、重賞勝利などの実績は挙げられず2011年1月の平場競走を最後に現役を引退、17戦3勝という競走成績に終わった。
引退後は京都競馬場で乗馬となり、誘導馬としての訓練を受けることになった。それに伴い、引退からまもなくして去勢手術を施されて騸馬となっている[2]。

ホワイトベッセル 競走成績
年月日	競馬場	競走名	頭数	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム
(上がり3F)	タイム
差	1着馬(2着馬)
2007	2.	18	京都	3歳新馬	16	14.6(4人)	3着	川田将雅	56	芝1800m(重)	1:52.5 (36.6)	0.9	ナタラージャ
4.	1	阪神	3歳未勝利	12	3.3(2人)	1着	川田将雅	56	ダ1800m(重)	1:55.5 (38.0)	-0.2	(マルブツフラッシュ)
5.	12	京都	3歳500万下	13	5.3(3人)	9降	川田将雅	56	ダ1800m(良)	1:54.0 (38.0)	0.5	ナムラジョンブル
6.	10	東京	3歳500万下	16	4.0(2人)	11着	後藤浩輝	56	ダ1600m(稍)	1:39.3 (38.9)	1.4	ディヴァインシチー
8.	5	函館	3歳以上500万下	13	4.4(2人)	1着	岩田康誠	54	ダ1700m(不)	1:45.9 (38.2)	-0.3	(フィールドマーチ)
2008	4.	20	阪神	4歳以上1000万下	16	11.0(7人)	13着	藤田伸二	57	ダ1800m(良)	1:53.5 (39.1)	2.0	フォグキャスケード
5.	25	中京	4歳以上1000万下	16	8.4(4人)	1着	岩田康誠	57	ダ1700m(重)	1:44.0 (36.2)	-0.2	(スペラーレ)
7.	6	函館	洞爺湖特別	16	8.8(4人)	14着	岩田康誠	57	芝1800m(良)	1:50.8 (36.3)	2.2	メイショウレガーロ
2009	1.	18	中京	天白川特別	16	10.5(5人)	14着	石橋脩	57	ダ1700m(良)	1:47.0 (39.9)	1.6	トーホウアタック
2.	1	京都	4歳以上1000万下	15	8.3(4人)	7着	武豊	57	ダ1800m(重)	1:52.6 (37.9)	1.1	トップジャイアンツ
3.	7	阪神	4歳以上1000万下	15	13.5(6人)	6着	武豊	57	ダ1800m(稍)	1:53.3 (37.9)	1.0	ダイシンオレンジ
11.	22	京都	3歳以上1000万下	14	35.7(8人)	8着	C.スミヨン	57	ダ1800m(良)	1:52.3 (35.7)	1.3	ダイシンオレンジ
12.	13	阪神	3歳以上1000万下	10	15.2(4人)	2着	川田将雅	57	ダ1800m(重)	1:51.5 (36.9)	0.0	サンデーヒストリー
2010	8.	1	函館	檜山特別	13	16.6(7人)	7着	D.ホワイト	55	ダ1700m(稍)	1:46.9 (39.8)	1.4	ディアマジェスティ
9.	11	札幌	大雪ハンデ	13	16.5(7人)	11着	古川吉洋	55	ダ1700m(良)	1:47.8 (39.1)	2.7	キャプテンルビー
2011	1.	22	京都	4歳上1000万下	11	92.4(8人)	11着	福永祐一	57	ダ1900m(良)	2:06.6 (44.3)	8.2	ゴルトブリッツ

ホワイトベッセル 血統表
ホワイトベッセルの血統 ヴァイスリージェント系(ノーザンダンサー系)/Northern Dancer 5×4=9.38%, Nearctic 5×5=6.25%
父

*クロフネ
Kurofune 1998
芦毛	*フレンチデピュティ
French Deputy 1992
栗毛	Deputy Minister	Vice Regent
Mint Copy
Mitterand	Hold Your Peace
Laredo Lass
*ブルーアヴェニュー
Blue Avenue 1990
芦毛	Classic Go Go	Pago Pago
Classic Perfection
Eliza Blue	Icecapade
*コレラ Corella
母

シラユキヒメ 1996
白毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ウェイブウインド
Wave Wind 1991
鹿毛	Topsider	Northern Dancer
Drumtop
Storm and Sunshine	Star de Naskra
Sea Drone F-No.2-w
3代母・Storm and Sunshineは米G2勝ち馬。

白毛馬マシュマロ(全姉は、ユキチャン)デビュー

白毛馬マシュマロ(クロフネの牝馬)が13日京都ダート1400でデビューするんですね。
マシュマロ(牝=吉田)の全兄は、中央で3勝を挙げたホワイトベッセル。
全姉は、08年の関東オークスなど地方交流重賞を3勝したユキチャンです。
デビューは川田騎手とのコンビで13日(日)京都ダート1400が予定されています。

是非、華麗な勝利を期待したいですね。

みやこステークス

みやこステークス

開催地	京都競馬場
施行日	2011年11月6日
施行時期	11月上旬
(原則5回京都2日目)
格付け	GIII
1着賞金	3800万円
賞金総額	7200万円
距離	ダート1800m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	グレード別定(本文に記載)
第1回施行日	2010年11月7日(重賞格上)
特記	2010年度より施行
前身競走は、「トパーズステークス」

みやこステークスは京都競馬場のダート1800mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走である。
正賞は地方競馬全国協会理事長賞。競走名は中央政府の所在地を表す「みやこ」が長らく京都にあったことに由来。
みやこステークス 概要
12月に阪神競馬場で行われるジャパンカップダートへ向けた中央競馬でのステップレースは東京競馬場で開催される武蔵野ステークス及びダートグレード競走のJBCクラシックがあったが、関西圏ではステップとなる重賞競走がなかった。
このため2010年から「ジャパンカップダートへのステップ競走の充実」を目的に2009年まで京都競馬場で開催されていた「トパーズステークス」(オープン特別競走)を重賞に格上げする形で誕生したのが当競走である。
本来であれば規定により新設された重賞競走については新設から2年間はグレードの格付けはされないが(レパードステークスを参照)、本競走は「トパーズステークス」を重賞競走に格上げし競走名を変更した競走と位置づけられ「日本グレード格付け管理要綱」が定める格付け基準を満たしていると判断されたため、新設初年度からGIIIに格付けされた。
施行する競馬場こそ異なるが距離が同じであるため、ジャパンカップダートを目指す関西圏の有力馬が出走し、第1回の優勝馬が早くも同レースを制覇している。
出走資格はサラブレッド系3歳以上のJRA所属馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減を基本とし、更に以下のように斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。
施行日当日から過去1年以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は3kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
施行日当日から過去1年以前の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
2011年度現在の総額賞金は7,200万円で、1着賞金3,800万円、2着賞金1,500万円、3着賞金950万円、4着賞金570万円、5着賞金380万円と定められている。

みやこステークス 歴史

1983年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬によるオープン特別競走として、トパーズステークスが京都競馬場・芝外回り1400mで施行。
1984年 - 施行距離を芝内回り2000mに変更。
1997年
施行距離をダート1800mに変更。
プレミアムサンダーが日本レコード(当時)となる1:48.4のタイムで勝利。
2010年 - 3歳以上の競走馬による別定の国際競走・指定交流競走の重賞(GIII)競走「みやこステークス」として昇格、京都競馬場・ダート1800mで施行。

みやこステークス 歴代優勝馬
トパーズステークス 
※馬齢標記は現行の標記で統一する。
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師
1983年11月12日	ニホンピロウイナー	牡3	1:22.6	河内洋	服部正利
1984年11月25日	ロングレザー	牝3	2:04.6	河内洋	長浜彦三郎
1985年11月24日	ロイヤルコスマー	牝3	2:05.2	田原成貴	浅見国一
1986年11月23日	スズタカヒーロー	牡4	2:01.7	丸山勝秀	坂口正大
1987年11月29日	ハシケンエルド	牡4	2:02.5	松本達也	中尾正
1988年11月27日	ハッピースズラン	牝3	2:02.1	田原成貴	湯浅三郎
1989年11月26日	マロングラッセ	牝5	2:00.8	岡潤一郎	庄野穂積
1990年11月25日	ダイユウサク	牡5	2:00.1	熊沢重文	内藤繁春
1991年11月24日	ラッキーゲラン	牡5	2:06.4	内田浩一	池江泰郎
1992年11月29日	オースミロッチ	牡5	2:00.3	松本達也	中尾正
1993年11月28日	トーワナゴン	牝4	2:00.8	小谷内秀夫	佐山優
1994年11月27日	タマモハイウェイ	牡4	1:59.6	四位洋文	吉永忍
1995年11月26日	ユウトウセイ	牡5	2:00.9	塩村克己	田中章博
1996年11月24日	ユウトウセイ	牡6	2:00.4	塩村克己	田中章博
1997年11月15日	プレミアムサンダー	牡3	1:48.4	武豊	大沢真
1998年11月21日	オースミジェット	牡4	1:50.5	四位洋文	白井寿昭
1999年11月20日	ワールドクリーク	牡4	1:51.6	加藤和宏	新井仁
2000年11月18日	ホクセツキング	騸4	1:50.2	秋山真一郎	坂田正行
2001年11月17日	タマモルビーキング	牡3	1:51.3	小林徹弥	川村禎彦
2002年11月16日	エアピエール	牡6	1:52.2	藤田伸二	田村康仁
2003年11月22日	タイムパラドックス	牡5	1:51.6	安藤勝己	松田博資
2004年11月20日	エンシェントヒル	牝3	1:50.7	生野賢一	松元茂樹
2005年11月19日	ベラージオ	牡6	1:50.3	松永幹夫	高市圭二
2006年11月18日	カフェオリンポス	牡5	1:50.9	四位洋文	松山康久
2007年11月17日	ロングプライド	牡3	1:51.3	武豊	小野幸治
2008年11月24日	エスポワールシチー	牡3	1:50.8	佐藤哲三	安達昭夫
2009年11月21日	シルクメビウス	牡3	1:49.6	田中博康	領家政蔵
創設当初から「オープン特別」として開催された。

みやこステークス 
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	2010年11月7日	 トランセンド	牡4	1:49.8	藤田伸二	安田隆行	前田幸治
本競走からのジャパンカップダート優勝馬 [編集]

みやこステークス創設年からジャパンカップダートの前哨戦として施行されるようになったが、1頭が同年のジャパンカップダートを制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第1回	トランセンド	牡4	1着

アルゼンチン共和国杯

第48回アルゼンチン共和国杯

開催地	東京競馬場
施行日	2011年11月6日
施行時期	11月上旬
(原則5回東京2日目)
格付け	GII
1着賞金	5800万円
賞金総額	1億1050万円
距離	芝2500m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
出走資格も参照
負担重量	ハンデキャップ
第1回施行日	1963年5月19日

アルゼンチン共和国杯(アルゼンチンきょうわこくはい)は、東京競馬場の芝2500mで施行する競馬の重賞(GII)競走。
公式の外語表記はCopa Republica Argentinaで中央競馬の重賞では唯一のスペイン語となっている。
正賞はアルゼンチン共和国社会福祉省賞。

アルゼンチン共和国杯 概要
1963年にアルゼンチンジョッキークラブカップ(略称:ARJC杯)として創設。当初は春季に施行されており、施行場・距離も創設時は東京競馬場の芝2300mだったがその後何度か変更され、1972年からは東京競馬場の芝2400mで定着した。
1975年にはアルゼンチンの競馬の主催が国に変更されたのに伴い、創設時の競走名から現競走名に改称され、1981年からは中山競馬場の芝2500mとなった。
1984年からは目黒記念(秋)の条件を引き継ぐ形で、施行時期が秋季の11月に移り施行場も再び東京競馬場に変更されるとともにGIIに格付けされた。
GIIながらハンデキャップ競走であり、また1997年以降は天皇賞(秋)の翌週に施行されていることもあって、天皇賞を除外された馬、または距離適性の関係から天皇賞に出走しなかった馬がこのレースへ回ってくることもしばしばある。GI級の有力馬の出走は少ないが、ジャパンカップ・有馬記念への出走を目指す馬や、平地重賞の最長距離となるステイヤーズステークスへ向かう馬が出走することが多い。2008年の優勝馬スクリーンヒーローは本競走をステップとして次のジャパンカップを制した。
国際競走ではあるが、国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、レースレーティングがGIIの基準を満たしていないため2007年から2年間、JpnII表記となっていたが、2009年よりGII表記となる。
出走資格はサラブレッド系3歳以上で、施行日当日過去1年前以降1週前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬と地方所属馬(2頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。
2011年度現在の総額賞金は1億1050万円で、1着賞金:5800万円、2着賞金:2300万円、3着賞金:1500万円、4着賞金:870万円、5着賞金:580万円と定められている。

アルゼンチン共和国杯 歴史
1963年 - 東京競馬場の芝2300mの4歳(現3歳)以上の別定の重賞競走アルゼンチンジョッキークラブカップとして創設。
1964年 - 出走条件が4歳(現3歳)以上から5歳(現4歳)以上に変更。
1966年 - 施行距離を芝3200mに変更。
1968年 - 開催時期を10月に変更。
1969年
施行距離を芝2600mに変更。
開催時期を5月に戻す。
1970年 - 施行場を中山競馬場の芝2500mに変更。
1972年
混合競走に指定。
流行性の馬インフルエンザの影響で6月に順延開催。
施行場を東京競馬場の芝2400mに変更。
1975年 - 競走名を現在の「アルゼンチン共和国杯」に変更。
1977年
アイフルが史上初の連覇。
嶋田功が騎手として史上初の連覇。
仲住芳雄が調教師として史上初の連覇。
1981年
開催時期を3月末から4月上旬に変更。
施行場を中山競馬場の芝2500mに変更。
1983年
ミナガワマンナが史上2頭目の連覇。
仲住芳雄が調教師として2度目の連覇。
1984年
グレード制の施行によりGIIに格付け。
施行場を東京競馬場の芝2500mに変更。
開催時期を現在の11月に変更。それに伴い、出走条件が4歳(現3歳)以上に変更。
負担重量をハンデキャップに変更。
混合競走から除外。
1989年 - 郷原洋行が騎手として2人目の連覇。
1990年 - 混合競走に再び指定。
1991年 - 横山典弘が騎手として3人目の連覇。
1993年
施行日が土曜日に変更となる。
藤田伸二が騎手として4人目の連覇。
1998年
日本・アルゼンチン修好100周年記念の副称が当年のみ付く。
特別指定交流競走に指定され、地方馬が2頭まで出走可能となる。
2000年 - 施行日が日曜日に戻る。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により中山競馬場の芝2500mで施行。
2005年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
2009年
重賞格付け表記をGIIに戻す。
外国調教馬の出走枠が9頭に拡大。
2010年 - アルゼンチン共和国建国200周年記念の副称が当年のみ付く。

アルゼンチン共和国杯 歴代優勝馬
国際競走となった2005年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	施行日	優勝馬	タイム 	性齢	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1963年5月19日	エムローン	2:23.9	牡5	加賀武見	高木良三	久保田かつ
第2回	1964年5月17日	トースト	2:22.0	牝5	保田隆芳	尾形藤吉	永田雅一
第3回	1965年5月16日	トサイサミ	2:24.5	牡4	伊藤竹男	稗田敏男	斎藤ジョウ
第4回	1966年5月15日	コレヒデ	3:24.8	牡4	保田隆芳	尾形藤吉	千明康
第5回	1967年5月5日	リコウ	3:23.0	牡5	加賀武見	小西喜蔵	鈴木富喜子
第6回	1968年10月13日	スピードシンボリ	3:23.6	牡5	野平祐二	野平省三	和田共弘
第7回	1969年5月11日	メジロタイヨウ	2:43.7	牡5	横山富雄	八木沢勝美	北野豊吉
第8回	1970年5月5日	マツセダン	2:34.8	牡4	星野信幸	橋本輝雄	松岡冨治
第9回	1971年5月9日	メジロアサマ	2:38.0	牡5	池上昌弘	保田隆芳	北野豊吉
第10回	1972年6月11日	ゼンマツ	2:27.0	牡4	吉永正人	松山吉三郎	癸生川ヨシ
第11回	1973年5月13日	クリイワイ	2:27.4	牡4	柴田政人	大久保勝之	栗林友二
第12回	1974年5月12日	トーヨーアサヒ	2:28.2	牡5	小島太	古山良司	(有)トーヨークラブ
第13回	1975年5月11日	キクノオー	2:27.6	牡4	横山富雄	山岡寿恵次	田中伊三郎
第14回	1976年5月16日	アイフル	2:27.7	牡5	嶋田功	仲住芳雄	藤本義昭
第15回	1977年5月15日	アイフル	2:34.4	牡6	嶋田功	仲住芳雄	藤本義昭
第16回	1978年5月14日	カネミノブ	2:27.8	牡4	加賀武見	阿部新生	金指利明
第17回	1979年5月13日	カネミカサ	2:28.1	牡5	蛯沢誠治	成宮明光	畠山伊公子
第18回	1980年5月11日	ブルーマックス	2:29.8	牡5	東信二	境勝太郎	角隆司
第19回	1981年3月29日	ウエスタンジェット	2:35.2	牡4	柴田政人	柴田欣也	西川商事(株)
第20回	1982年4月4日	ミナガワマンナ	2:35.4	牡4	菅原泰夫	仲住芳雄	寺内倉蔵
第21回	1983年4月3日	ミナガワマンナ	2:36.9	牡5	郷原洋行	仲住芳雄	寺内倉蔵
第22回	1984年11月18日	メジロシートン	2:35.8	牡3	的場均	大久保洋吉	(有)メジロ牧場
第23回	1985年11月17日	イナノラバージョン	2:36.4	牡8	嶋田功	矢野照正	石井亀吉
第24回	1986年11月16日	サクラサニーオー	2:35.9	牡4	小島太	境勝太郎	(株)さくらコマース
第25回	1987年11月22日	カシマウイング	2:32.8	牡4	的場均	飯塚好次	松浦安雄
第26回	1988年11月20日	レジェンドテイオー	2:38.1	牡5	郷原洋行	田村駿仁	(有)貞文
第27回	1989年11月19日	クリロータリー	2:33.5	牝5	郷原洋行	吉野勇	栗林英雄
第28回	1990年11月18日	メジロモントレー	2:32.9	牝4	横山典弘	奥平真治	(有)メジロ牧場
第29回	1991年11月17日	ヤマニングローバル	2:32.6	牡4	横山典弘	浅見国一	土井宏二
第30回	1992年11月22日	ミナミノアカリ	2:33.5	牡4	藤田伸二	庄野穂積	岩谷包美
第31回	1993年11月20日	ムッシュシェクル	2:32.6	牡5	藤田伸二	小林稔	藤立啓一
第32回	1994年11月19日	マチカネアレグロ	2:31.3	牡3	河内洋	浅見秀一	細川益男
第33回	1995年11月18日	ゴーゴーゼット	2:31.3	牡4	村本善之	新井仁	林儀信
第34回	1996年11月16日	エルウェーウィン	2:31.8	牡6	南井克巳	坪憲章	雑古隆夫
第35回	1997年11月1日	タイキエルドラド	2:32.2	牡3	岡部幸雄	藤沢和雄	(有)大樹ファーム
第36回	1998年11月7日	ユーセイトップラン	2:32.9	牡5	佐藤哲三	音無秀孝	(有)アサヒクラブ
第37回	1999年11月6日	マーベラスタイマー	2:32.0	牡5	的場均	矢野照正	笹原貞生
第38回	2000年11月5日	マチカネキンノホシ	2:33.9	牡4	岡部幸雄	藤沢和雄	細川益男
第39回	2001年11月4日	トウカイオーザ	2:32.0	牡4	蛯名正義	松元省一	内村正則
第40回	2002年11月3日	サンライズジェガー	2:30.6	牡4	岡部幸雄	福永甲	(株)松岡
第41回	2003年11月9日	アクティブバイオ	2:31.9	牡6	武幸四郎	崎山博樹	バイオ(株)
第42回	2004年11月7日	レニングラード	2:33.8	牡5	横山典弘	音無秀孝	近藤英子
第43回	2005年11月6日	 サクラセンチュリー	2:32.4	牡5	佐藤哲三	佐々木晶三	(株)さくらコマース
第44回	2006年11月5日	 トウショウナイト	2:31.0	牡5	武士沢友治	保田一隆	藤田衛成
第45回	2007年11月4日	 アドマイヤジュピタ	2:30.9	牡4	村田一誠	友道康夫	近藤利一
第46回	2008年11月9日	 スクリーンヒーロー	2:30.8	牡4	蛯名正義	鹿戸雄一	吉田照哉
第47回	2009年11月8日	 ミヤビランベリ	2:30.9	牡6	吉田隼人	加藤敬二	村上義勝
第48回	2010年11月7日	 トーセンジョーダン	2:30.0	牡4	三浦皇成	池江泰寿	島川隆哉

ファンタジーステークス

ファンタジーステークス
開催地	京都競馬場
施行日	2011年11月5日
施行時期	11月上旬
(原則5回京都1日目)
格付け	GIII
1着賞金	3000万円
賞金総額	5700万円
距離	芝・外1400m
出走条件	サラブレッド系2歳牝馬(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	馬齢(54kg)
第1回施行日	1996年11月2日

ファンタジーステークス (Fantasy Stakes) は、京都競馬場の芝外回り1400mで施行する競馬の重賞(GIII)競走。
競走名は英語で「幻想」「空想」を表す「Fantasy」から。
1月に施行される3歳(旧4歳)牝馬限定オープン特別競走である紅梅賞(現紅梅ステークス)からKBS京都の冠競走を引き継いでおり、正式名称は「KBS京都賞 ファンタジーステークス」と表記される。

ファンタジーステークス 概要
1996年に阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の前哨戦の位置付けとして新設された。
中央競馬では独立UHF局が冠競走となっている唯一の重賞である。KBS京都は1969年のアナログテレビ放送開始以来、自社制作の競馬中継番組を西日本各地にネットしており、放送対象区域外である中京・阪神・小倉にもスタッフを派遣している。また、日曜日のKBS京都の競馬中継は通常は15時 - 16時まで中断するが(この時間帯は関西テレビが中継)、本競走が日曜開催であった2000年から2009年までは、KBS京都に限り中断なしで本競走が放送された。
おもに早い時期から好成績を残してきた有力2歳牝馬が出走している。優勝馬のうち、プリモディーネが桜花賞、ラインクラフトが桜花賞、NHKマイルカップを、スイープトウショウが秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯を優勝したほか、ロンドンブリッジが桜花賞で2着に入るなど、牝馬三冠路線で活躍する競走馬や、アストンマーチャンのように3歳ながらもスプリンターズステークスで古馬や牡馬を負かす競走馬も輩出している。
現在の優勝レイの配色は、薄紫色の地に黄色文字となっている。
出走資格はサラ系2歳(旧3歳)牝馬のJRA所属馬、阪神ジュベナイルフィリーズ出走候補の地方馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は馬齢重量で54kgである。
2011年現在の総額賞金は5,700万円で、1着賞金:3,000万円、2着賞金:1,200万円、3着賞金:750万円、4着賞金:450万円、5着賞金:300万円と定められている。

ファンタジーステークス 歴史
1996年 - 京都競馬場の芝外回り1400mの3歳(現2歳)牝馬限定の混合競走・指定競走の馬齢重量の重賞(GIII)競走「ファンタジーステークス」として創設(地方馬の出走枠は2頭まで)。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「3歳牝馬」から「2歳牝馬」に変更。
2006年 - 武豊が騎手として史上初の連覇。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2008年 - 元地方ホッカイドウ所属のイナズマアマリリスがJRA転厩馬として史上初の優勝。
2010年
混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。それに伴い、重賞格付け表記をGIIIに戻す。
施行日を日曜日から土曜日に変更。
2012年 - アルテミスステークス創設に伴い、開催時期を1週遅める。

ファンタジーステークス 歴代優勝馬
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1996年11月2日	シーズプリンセス	牝2	1:21.2	四位洋文	伊藤修司	齊藤敬
第2回	1997年11月1日	ロンドンブリッジ	牝2	1:21.2	松永幹夫	中尾謙太郎	(有)下河辺牧場
第3回	1998年11月7日	プリモディーネ	牝2	1:21.7	福永祐一	西橋豊治	伊達秀和
第4回	1999年11月6日	テネシーガール	牝2	1:22.1	山田和広	坪正直	平井豊光
第5回	2000年11月5日	タシロスプリング	牝2	1:21.3	池添謙一	鶴留明雄	(有)日進牧場
第6回	2001年11月4日	キタサンヒボタン	牝2	1:22.6	須貝尚介	須貝彦三	大野商事
第7回	2002年11月3日	ピースオブワールド	牝2	1:22.2	福永祐一	坂口正大	飯田正
第8回	2003年11月9日	スイープトウショウ	牝2	1:22.6	角田晃一	渡辺栄	トウショウ産業(株)
第9回	2004年11月7日	ラインクラフト	牝2	1:21.6	福永祐一	瀬戸口勉	大澤繁昌
第10回	2005年11月6日	アルーリングボイス	牝2	1:21.4	武豊	野村彰彦	(有)サンデーレーシング
第11回	2006年11月5日	アストンマーチャン	牝2	1:20.3	武豊	石坂正	戸佐眞弓
第12回	2007年11月4日	オディール	牝2	1:21.1	安藤勝己	橋口弘次郎	(有)ノースヒルズマネジメント
第13回	2008年11月9日	イナズマアマリリス	牝2	1:23.7	池添謙一	松元茂樹	小泉賢悟
第14回	2009年11月8日	タガノエリザベート	牝2	1:21.2	川田将雅	松田博資	八木昌司
第15回	2010年11月6日	マルモセーラ	牝2	1:22.3	田中健	木原一良	まるも組合

ファンタジーステークスからの阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬
過去に3頭の優勝馬を輩出している。また3頭とも阪神ジュベナイルフィリーズ(アインブライドは阪神3歳牝馬ステークス)優勝後は勝利することなく引退している。
回数	馬名	性齢	着順	備考
第2回	アインブライド	牝2	7着	
第6回	タムロチェリー	牝2	10着	
第7回	ピースオブワールド	牝2	1着

狙いは、外人馬主!?萩ステークスを最低人気で勝ったスノードンの馬主は、馬主はH.H.シェイク・ハムダン

萩ステークスは、最低人気のスノードンが快勝しましたね。

単勝154.6倍でした。

1番人気のアナスタシアブルーは、4着が精一杯。

スノードンは、中段内めでじっくり脚をためていました。

上がり3ハロンはメンバー最速タイの33秒9。

スノードンは父アドマイヤムーン、母スノーリンクス、母の父Lemon Drop Kidという血統。通算成績4戦2勝。馬主はH.H.シェイク・ハムダン。
外人騎手だけじゃなく、外人馬主も要注意ですね。
スノードンはデビュー2戦がパッとせず、勝ち上がりの前走も裏開催で平凡な時計でしたが、この急成長は血のなせる業でしょうか。
アドマイヤムーンは大物種牡馬かも知れませんね。

安田隆行

安田隆行

出身地	京都府京都市
生年月日	1953年3月5日(58歳)
所属厩舎	梶与三男(1971年4月 - 1975年5月)
田中康三(1975年5月 - 1975年7月)
梶与三男(1975年7月 - 1986年2月)
フリー(1986年3月 - 引退)
初免許年	1972年
騎手引退日	1994年2月28日
重賞勝利	13勝
G1級勝利	2勝
通算勝利	6401戦680勝
調教師情報
初免許年	1994年
重賞勝利	20勝(うち地方交流4勝)
G1級勝利	5勝(うち地方交流2勝)

安田 隆行(やすだ たかゆき、1953年3月5日-)は日本中央競馬会(JRA)の元騎手、現在は同会の調教師。
栗東トレーニングセンター所属。京都府京都市出身。自厩舎所属の調教助手である安田景一朗(長男)と安田翔伍(次男)は実子。
1972年に騎手デビュー、1980年代から小倉競馬場・中京競馬場といったローカル開催を得意とする騎手として知られたが、1991年にトウカイテイオーとのコンビでクラシック二冠を制した。1994年に調教師へ転身。主な管理馬に、それぞれGI級競走に優勝しているトランセンド、グレープブランデー、カレンチャンなどがいる。

安田隆行 経歴
1953年、京都市五条に生まれる。実家は特に競馬との関わりがない家庭であったが、中学生の時に父と京都競馬場を訪れたことをきっかけに競馬にのめりこみ、騎手を志す[2]。中学校卒業後、京都競馬場の梶与三男厩舎に騎手候補生として入門。1972年に騎手免許を取得し、梶厩舎から正騎手としてデビューした。

安田隆行 騎手時代
同年3月4日に初騎乗、18日にニホンピロエイジーで初勝利を挙げる。初年度は12勝を挙げ、関西放送記者クラブ賞(関西新人賞)を受賞した。しかし翌年3月には阪神競馬の障害競走騎乗中に落馬、脳挫傷を負って意識不明の重体になり、半年の休養を経験した[3]。快復後は徐々に勝利数を伸ばし、デビュー4年目の1975年、コウケンジでシュンエイ記念を制し、重賞初勝利を挙げた。1980年、京都競馬場の改装をきっかけに小倉競馬場での騎乗が増え、当年44勝を挙げる。以後小倉開催での活躍が目立ち始め、「小倉男」「小倉の安田」とも称された。
安田自身もこの異名に誇りを抱き、「GIがあっても小倉へ行くようなスタンス」で小倉を中心に活躍を続け、小倉開催45週連続勝利などの記録も樹立[4]。しかしこうした信条から、八大競走、GI競走の勝利は長らくなかった。

安田隆行 トウカイテイオーに騎乗
1990年12月1日、懇意としていた松元省一厩舎の所属馬トウカイテイオーの新馬戦に騎乗して勝利。当日、この勝利を含めて6勝を挙げ、中央競馬の1日勝利数の新記録(当時)を樹立した[5]。当年、自己最高の83勝を挙げてリーディング6位を記録し、自身初のベスト10入りを果たす。翌1991年はトウカイテイオーとのコンビで皐月賞に優勝し、デビュー20年目にしてGI競走を初制覇。次走には東京優駿(日本ダービー)も制してダービージョッキーとなり、競走後には観客から祝福の「安田コール」が起こった[6]。この競走を最後にトウカイテイオーからは降板となった[7]が、全国区の知名度を獲得し、JRA発行の「ジョッキー列伝」ポスターも制作された。
後年安田は「テイオーは僕の人生のすべて。表舞台に引き連れていってくれたから」と語っている。
1994年、6度目の受験で調教師試験に合格し、騎手を引退した。通算6401戦680勝(うち障害4勝)、重賞13勝。小倉開催重賞のうち、北九州記念のみ勝てなかったことから、引退前に小倉で行われたセレモニーにおいて「ぼくが取れなかった北九州記念を、管理馬で取りに来ます」と語った。

安田隆行 調教師時代
1995年3月1日付けで滋賀県栗東トレーニングセンターに安田隆行厩舎を開業。11日に管理馬初出走、25日にアカツキホーオーで初勝利を挙げる。2000年にシルヴァコクピットできさらぎ賞を制し、重賞を初勝利を挙げた。
年間勝利数の面では、1999年以降安定して年間20~30勝前後の成績を保っている。2004年には当時のJRA記録に並ぶ10週連続出走馬勝利を達成。2009年には年間39勝を挙げて全国7位(関西6位)に入り、自身初のベスト10入りを記録した。
2007年4月には、管理馬ホワイトベッセルが希少な白毛馬として中央競馬史上初の勝利を挙げた。
また、同月には安田自身が第1回ジョッキーマスターズの出場騎手に名を連ね、トウカイテイオーの服色で参戦、3着という成績を残している。
2010年12月には、トランセンドでジャパンカップダートを制し、開業16年目で調教師としてのGI競走初制覇を果たした。同馬は翌2011年3月28日に世界最高賞金競走・ドバイワールドカップに出走、日本馬初優勝となったヴィクトワールピサから僅差の2着となった。
日本が同月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う混乱下(東日本大震災)にあり、日本馬による1・2着独占は日本のみならず現地においても「感動的」と報じられた[12]。また同年8月には管理馬トウカイミステリーが北九州記念を制し、前記騎手引退セレモニーでの予告を実現している。

安田隆行 騎手成績
通算成績	1着	2着	3着	4着以下	騎乗回数	勝率	連対率
平地	676	627	604	4,461	6,368	.106	.205
障害	4	2	7	20	33	.121	.182
計	680	629	611	4,481	6,401	.106	.204
日付	競走名	競馬場	馬名	頭数	人気	着順
初騎乗	1972年3月4日	4歳未勝利	阪神	ニシツオーネ	13	-	12着
初勝利	1972年3月18日	-	阪神	ニホンピロエイジー	-	-	1着
重賞初騎乗	1972年10月1日	阪神障害S(秋)	阪神	オーシャンライン	7頭	7	5着
重賞初勝利	1975年9月20日	シュンエイ記念	阪神	コウケンジ	9頭	1	1着
GI級初騎乗	1981年5月31日	東京優駿	東京	シェラトンシチー	27頭	27	23着
GI初勝利	1991年4月14日	皐月賞	中山	トウカイテイオー	20頭	1	1着

安田隆行 受賞
関西放送記者クラブ賞(1972年)
中京競馬記者クラブ賞2回(1989年、1990年)
関西競馬記者クラブ賞特別賞(1990年)
主な騎乗馬 [編集]
※括弧内は安田騎乗時の優勝重賞競走。太字はGI級競走。
コウケンジ(1975年シュンエイ記念)
リョクシュ(1978年タマツバキ記念・春)
ローベルギフト(1981年小倉大賞典)
ダンディアポロ(1988年小倉3歳ステークス)
ハギノハイタッチ(1989年小倉3歳ステークス)
リリーズブーケ(1989年サファイヤステークス)
スノージェット(1990年小倉記念)
ナルシスノワール(1990年スワンステークス)
トウカイテイオー(1991年皐月賞、東京優駿)
フェイムオブラス(1991年CBC賞)
ナガラフラッシュ(1993年小倉3歳ステークス、テレビ東京賞3歳牝馬ステークス)

安田隆行 調教師成績
日付	競馬場・開催	競走名	馬名	頭数	人気	着順
初出走	1995年3月11日	1回中京3日12R	5歳上500万下	キョウエイミラー	16頭	4	5着
初勝利	1995年3月25日	1回中京7日6R	5歳上500万下	アカツキホーオー	16頭	1	1着
重賞初出走	1995年5月7日	5回京都6日11R	京都4歳特別	プログラム	16頭	1	7着
重賞初勝利	2000年2月13日	2回京都6日11R	きさらぎ賞	シルヴァコクピット	12頭	2	1着
GI初出走	1997年5月18日	2回中京2日11R	高松宮杯	シネマスコープ	18頭	14	16着
GI初勝利	2010年12月5日	5回阪神2日11R	ジャパンカップダート	トランセンド	16頭	1	1着

安田隆行 受賞
優秀調教師賞(関西)(2010年)

安田隆行 主な管理馬
※括弧内は安田管理時の優勝重賞競走。
GI級競走優勝馬
トランセンド(2010年ジャパンカップダート 2011年フェブラリーステークス、マイルチャンピオンシップ南部杯など重賞5勝)
グレープブランデー(2011年ジャパンダートダービー)
カレンチャン(2011年スプリンターズステークスなど重賞4勝)
その他重賞競走優勝馬
シルヴァコクピット(2000年きさらぎ賞、毎日杯)
フィフティーワナー(2006年アンタレスステークス)
メトロノース(2008年北海道2歳優駿)
シンメイフジ(2009年新潟2歳ステークス 2010年関東オークス)
ダッシャーゴーゴー(2010年セントウルステークス 2011年オーシャンステークス、CBC賞)
トウカイミステリー(2011年北九州記念)

スマートファルコン

スマートファルコン

2008年11月3日 園田競馬場
英字表記	Smart Falcon
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	2005年4月4日(6歳)
登録日	2007年
抹消日	(現役競走馬)
父	ゴールドアリュール
母	ケイシュウハーブ
母の父	ミシシッピアン
生国	 日本(北海道静内町)
生産	岡田スタッド
馬主	大川徹
調教師	畠山吉宏(美浦)
→小崎憲(栗東)
主戦騎手	岩田康誠→武豊
競走成績
生涯成績	30戦20勝
8戦4勝(中央)
22戦16勝(地方)
獲得賞金	7億8073万6000円
6048万6000円(中央)
7億2025万円(地方)

スマートファルコンの馬名は冠名の「スマート」と英語で隼を意味する「ファルコン」が由来となっている。
主な勝ち鞍は2010年のJBCクラシック、東京大賞典、2011年の帝王賞など。半兄に1999年の東京大賞典優勝馬のワールドクリーク(父マジックミラー)。2010年度NARグランプリダートグレード競走特別賞を受賞。

スマートファルコン 2歳
2007年10月28日に東京競馬場で行われた2歳新馬戦で岩田康誠騎手を鞍上にデビュー。1番人気に応え快勝すると、2戦目の2歳500万下の2着を挟み、3戦目の2歳500万下で後藤浩輝を背に2勝目を飾る。
スマートファルコン 3歳
翌、2008年緒戦は初の芝のレースとなるジュニアカップを選択。5番人気となるが、見事勝利しクラシック戦線に名乗りを上げる。しかし、続く共同通信杯、アーリントンカップを惨敗すると、皐月賞でも全くいいところなく最下位の18着と大敗してしまう。レース後、美浦・畠山吉宏厩舎から栗東・小崎憲厩舎に転厩することが決まり、グリーンウッドにリフレッシュ放牧に出された。
転厩後、再びダート路線に転換すると、交流重賞のジャパンダートダービーでサクセスブロッケンの2着に入り、改めてダートでの能力の高さを窺わせる。続く初の古馬勢との対戦となったKBC杯で鮮やかな逃げ切り勝ちを収めると、10月7日に金沢競馬場で行われた白山大賞典でもスタート後ハナに立つとそのまま勝利し、初の重賞制覇を果たした。なお、この勝利はゴールドアリュール産駒、調教師の小崎憲ともに交流重賞初勝利となった。
続くJBCスプリントではダートでは連対を外していないことから、初JpnI制覇の期待がかけられたが、逃げる2番人気のバンブーエールを最後まで捉える事が出来ず、1馬身差の2着に敗れた。この後は賞金を満たしていることから、ジャパンカップダートと彩の国浦和記念の両睨みであったが、後者を選択。11月26日に行われたレースでは重馬場も苦にせず、2着のアンパサンドに7馬身差を付ける逃げ切りで重賞2勝目を挙げた。さらに兵庫ゴールドトロフィーでは、これまでの実績から単勝1.0倍の断然人気に推された。レースではスタートで出遅れ後方からとなったが、最後の直線で後続を突き放し2着に4馬身差を付け、交流重賞3勝目を挙げた。

スマートファルコン 4歳
第21回ブリーダーズゴールドカップ
2009年緒戦は、2月11日に佐賀競馬場で開催された佐賀記念から始動。ここでもテンからハナに立つと楽に逃げ切り、2着に4馬身差の圧勝劇で、単勝1.1倍の人気に応え交流重賞4勝目を挙げた。続く3月25日に行われた名古屋大賞典でも、大外枠ながらハナを奪うとそのまま逃げ切り、2着に半馬身先着し、圧倒的1番人気にここでも応えた。続く5月4日に行われたかきつばた記念でもスタートからハナを奪うと、直線に向いてさらにリードを広げ、トーセンブライトに5馬身差をつけて圧勝、交流重賞5連勝を達成した。続く5月27日に行われたさきたま杯では2、3番手追走から4コーナー付近で先頭に並びかけ、バンブーエールに1馬身半差をつけて優勝、交流重賞6連勝となった。その後、7月20日のマーキュリーカップでは3番手でレースを進め、4コーナーで逃げるマコトスパルビエロに並びかけたものの最後の直線で4馬身差離されて2着に敗れ、交流重賞7連勝はならなかった。その後、8月13日のブリーダーズゴールドカップでは2番手追走から直線抜け出して快勝、2分2秒2のレコードタイムで交流重賞8勝目を挙げた。休養を挟み、連覇がかかった11月25日の浦和記念に圧倒的1番人気で出走。いつも通りに逃げるものの直線で失速し7着に敗れ、ダートで初めて掲示板を外す結果となった。

スマートファルコン 5歳
2010年緒戦は、連覇のかかった5月3日のかきつばた記念。スタートから積極的にハナを奪い、最後の直線でも脚色も衰えることなく逃げ切り勝ちを収め連覇を果たし、重賞9勝目となった。続く5月26日のさきたま杯では3番手追走から向正面半ばで先頭に立ちそのままゴール、前年に続いて連覇を収め重賞10勝目を挙げた。2008年JBCスプリント以来の交流JpnI挑戦となった6月30日の帝王賞では3番人気で出走したが、フリオーソの6着に敗れた。9月23日の日本テレビ盃では岩田康誠が落馬負傷したため、武豊とのコンビで挑んだが斤量2キロ重く背負う勝ち馬フリオーソに対して全くいいところを見せることが出来ず、3着に惨敗した。11月3日のJBCクラシックでは再び武豊とのコンビで挑み、大外枠から果敢にハナを奪い、道中は終止楽な手ごたえで進み、4コーナーでは他馬が手ごたえがいっぱいとなる中、直線で後続を突き放し7馬身差の圧勝でGI初制覇となった。続く浦和記念でも、一度もハナを譲ることなく逃げ、直線に入るとムチを入れることなく他馬を突き放し、6馬身差で圧勝した。暮れの大一番の東京大賞典では、好発したフリオーソからハナを奪うと4コーナー付近からのスパートで後続をふるい落とし、ワンダースピードが持っていた従来の日本レコードを0.6秒、コースレコードを1.7秒上回る、驚異的なレコードタイムを樹立して勝利した[1]。この勝利で当馬の勝利数は17勝となり、ホクトベガ・サウスヴィグラス・タイムパラドックスらの持つ中央競馬所属馬による通算最多勝利記録を更新した。この後陣営はドバイ遠征を計画し、実際に調教師はドバイ視察まで行っていたが、疲れが抜けきらないと判断しキャンセルされた。

スマートファルコン 6歳
2011年緒戦は5月2日のダイオライト記念。スタートから主導権を握り軽快に逃げ、直線で後続を突き放し8馬身差をつけ圧勝した。この勝利で、ヴァーミリアンを抜き、JRA所属馬でトップの重賞14勝となった。 6月29日の帝王賞では序盤から主導権を握ると直線でも後続を寄せ付けずエスポワールシチーに9馬身差をつけ圧勝した。9月23日の日本テレビ盃では序盤で先手を奪うとそのまま逃げ切り後続に4馬身差をつけ圧勝した。

スマートファルコン 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上り3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2007.	10.	28	東京	2歳新馬		14	3	3	2.9	(1人)	1着	岩田康誠	55	ダ1600m(重)	1:39.1(36.0)	-0.2	(シベリアンケン)
11.	25	東京	2歳500万下		13	2	2	4.3	(3人)	2着	岩田康誠	55	ダ1600m(良)	1:39.1(37.4)	0.4	セレスハント
12.	16	中山	2歳500万下		15	3	5	4.8	(3人)	1着	後藤浩輝	55	ダ1800m(良)	1:55.6(39.5)	-0.1	(ラッシュストリート)
2008.	1.	6	中山	ジュニアC	OP	13	6	8	12.2	(5人)	1着	横山典弘	56	芝1600m(良)	1:34.1(34.4)	-0.1	(オーロマイスター)
2.	11	東京	共同通信杯	JpnIII	16	6	12	6.7	(2人)	7着	横山典弘	56	芝1800m(良)	1:48.5(35.3)	0.9	ショウナンアルバ
3.	1	阪神	アーリントンC	JpnIII	12	2	2	11.2	(4人)	10着	池添謙一	56	芝1600m(良)	1:35.7(33.4)	1.1	ダンツキッスイ
4.	20	中山	皐月賞	JpnI	18	6	11	66.6	(17人)	18着	福永祐一	57	芝2000m(良)	2:04.1(36.7)	2.4	キャプテントゥーレ
7.	9	大井	ジャパンDダービー	JpnI	15	4	8	15.5	(3人)	2着	岩田康誠	56	ダ2000m(不)	2:05.1(37.0)	0.6	サクセスブロッケン
8.	10	小倉	KBC杯	OP	15	8	14	3.3	(1人)	1着	岩田康誠	53	ダ1700m(良)	1:43.6(37.0)	-0.0	(ベルモントプロテア)
10.	7	金沢	白山大賞典	JpnIII	11	8	11	1.5	(1人)	1着	岩田康誠	54	ダ2100m(重)	2:14.1(.)	-0.5	(ヤマトマリオン)
11.	3	園田	JBCスプリント	JpnI	12	5	6	5.7	(3人)	2着	岩田康誠	56	ダ1400m(良)	1:25.8(36.7)	0.2	バンブーエール
11.	26	浦和	彩の国浦和記念	JpnII	11	1	1	1.6	(1人)	1着	岩田康誠	54	ダ2000m(重)	2:04.8(38.2)	-1.3	(アンパサンド)
12.	25	園田	兵庫ゴールドT	JpnIII	12	5	6	1.0	(1人)	1着	岩田康誠	57.5	ダ1400m(稍)	1:26.5(37.6)	-0.7	(アルドラゴン)
2009.	2.	11	佐賀	佐賀記念	JpnIII	12	5	6	1.1	(1人)	1着	岩田康誠	58	ダ2000m(良)	2:07.4(37.6)	-0.7	(ロールオブザダイス)
3.	25	名古屋	名古屋大賞典	JpnIII	11	8	11	1.3	(1人)	1着	岩田康誠	58	ダ1900m(良)	2:01.8(38.9)	-0.1	(ワンダースピード)
5.	4	名古屋	かきつばた記念	JpnIII	12	2	2	1.0	(1人)	1着	岩田康誠	58	ダ1400m(良)	1:25.5(37.9)	-1.0	(トーセンブライト)
5.	27	浦和	さきたま杯	JpnIII	12	5	5	1.2	(1人)	1着	岩田康誠	58	ダ1400m(良)	1:26.4(36.4)	-0.2	(バンブーエール)
7.	20	盛岡	マーキュリーC	JpnIII	13	4	4	1.1	(1人)	2着	岩田康誠	58	ダ2000m(良)	2:04.6(.)	0.6	マコトスパルビエロ
8.	13	門別	ブリーダーズGC	JpnII	15	6	11	2.2	(2人)	1着	岩田康誠	57	ダ2000m(重)	R2:02.2(37.8)	-0.2	(アドマイヤスバル)
11.	25	浦和	浦和記念	JpnII	11	7	8	1.4	(1人)	7着	岩田康誠	57	ダ2000m(重)	2:10.0(42.8)	2.9	ブルーラッド
2010.	5.	3	名古屋	かきつばた記念	JpnIII	12	4	4	2.3	(2人)	1着	岩田康誠	58	ダ1400m(良)	1:25.3(36.7)	-0.3	(スーニ)
5.	26	浦和	さきたま杯	JpnIII	12	7	9	1.3	(1人)	1着	岩田康誠	58	ダ1400m(稍)	1:26.2(38.0)	-0.8	(スーニ)
6.	30	大井	帝王賞	JpnI	15	6	10	4.5	(3人)	6着	岩田康誠	57	ダ2000m(稍)	2:04.8(39.2)	1.4	フリオーソ
9.	23	船橋	日本テレビ盃	JpnII	14	2	2	3.9	(3人)	3着	武豊	56	ダ1800m(良)	1:49.3(36.5)	0.5	フリオーソ
11.	3	船橋	JBCクラシック	JpnI	13	8	13	16.1	(4人)	1着	武豊	57	ダ1800m(良)	1:49.9(39.3)	-1.3	(フリオーソ)
11.	24	浦和	浦和記念	JpnII	10	6	6	1.1	(1人)	1着	武豊	58	ダ2000m(稍)	2:05.8(36.7)	-1.2	(ボランタス)
12.	29	大井	東京大賞典	JpnI	14	8	13	2.5	(1人)	1着	武豊	57	ダ2000m(良)	R2:00.4(37.3)	-0.3	(フリオーソ)
2011.	5.	2	船橋	ダイオライト記念	JpnII	14	4	5	1.0	(1人)	1着	武豊	56	ダ2400m(良)	2:33.2(39.8)	-1.6	(カキツバタロイヤル)
6.	29	大井	帝王賞	JpnI	11	6	6	1.2	(1人)	1着	武豊	57	ダ2000m(良)	2:01.1(36.0)	-1.8	(エスポワールシチー)
9.	23	船橋	日本テレビ盃	JpnII	12	8	12	1.0	(1人)	1着	武豊	58	ダ1800m(重)	1:50.6(37.8)	-0.7	(フリソ)
※タイム欄のRはレコード勝ちを示す

スマートファルコン 血統表
スマートファルコンの血統 サンデーサイレンス系/Vaguely Noble 5×3=15.63%
父

ゴールドアリュール
1999 栗毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛	Nureyev	Northern Dancer
Special
Reluctant Guest	Hostage
Vaguely Royal
母

ケイシュウハーブ
1988 芦毛	*ミシシッピアン
Mississipian
1971 鹿毛	Vaguely Noble	*ヴィエナ
Noble Lassie
Gazala	Dark Star
Belle Angevine
キョウエイシラユキ
1980 芦毛	*クラウンドプリンス	Raise a Native
Gay Hostess
*アリアーン	*シルバーシャーク
Nucciolina F-No.9-c
主な近親
半兄にワールドクリーク(東京大賞典、父マジックミラー)
母ケイシュウハーブの半妹にキョウエイコロナ(小倉3歳S2着、父ノーパスノーセール)
その他、近親は主に4代母Nucciolinaから広がる牝系から輩出されている。
Nucciolinaの孫にNishapour(仏2000ギニー)、Nassipour(ロスマンズインターナショナルステークス)。いずれも母Alama産駒。
Nucciolinaを同じく4代母として持つ近親にはアラムシャー(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなど)、Albanova(アラルポカルなど)、Alborada(チャンピオンステークス)、Allegretto(ロワイヤルオーク賞)がいる。

藤川京子

藤川京子 プロフィール
生年月日	1977年12月19日
現年齢	33歳
出身地	 日本・東京都
血液型	A型
公称サイズ(2006時点)
身長 / 体重	164 cm / ― kg
スリーサイズ	84 - 60 - 84 cm
ブラのサイズ	D
靴のサイズ	23.5 cm

藤川京子 活動
藤川京子(ふじかわ きょうこ、1977年12月19日 - )はグラビアアイドル、競馬ジャーナリスト。東京都出身。

藤川京子 エピソード
2002年デビュー。グラビアアイドルとして過激な写真集やDVDを出版し、限界寸前の着エロで世の男性をトリコにした。
競馬に対する造詣も深く、TX『激生!スポーツTODAY』の競馬コーナー解説役や、スポーツニッポン(大阪版)、リアルスポーツ等にコラムを執筆している。また、2005年11月よりラジオ関西で競馬展望番組『藤川京子のビューティフル競馬』(土曜16:30 - 17:00)のメインパーソナリティーとしてレースの解説など担当している。
2010年7月放送の関西ローカル放送の『今ちゃんの『実は・・・』』のロケで、漫才師千鳥のノブにほかの歴戦の予想屋をよそに90万円の1点買いをさせ、見事的中。350万円に増やすことに成功。

藤川京子は、競馬好きが高じてこの仕事に就いたワケではなく、発端は競馬で大負けしたためだそう。
藤川京子のように「競馬を仕事にするためにタレントになった」人はなかなかいない。
藤川京子の生活は競馬一色。どういう感じかというと、
「ホント競馬バカで毎日馬のことしか頭にないんです。日曜日に次週の登録馬が出ると、月曜からあれこれデータや調教状況を調べて、木曜日に出走馬が確定すると金曜土曜は原稿を書いて予想をまとめる。

で、日曜の最終レースが終わると、来週なんだっけ?みたいな(笑)。

3ヵ所で開催していれば全36レースそんな感じで予想していますからね。調べものが多くて、いつも寝不足ですよ」

藤川京子 出演

藤川京子 テレビ
激生!スポーツTODAY(2003年、TX)
東京ワンダーホテル(2004年、NTV)
GO GO HEAVEN(2005年、TX)
恋する!?キャバ嬢(2006年、TX)
あらびき団(2009年、TBS)
エンタの天使(2009年、NTV) - キャッチコピーは「破天荒すぎる美女議員」
うまプロ!(2010年、CX)

藤川京子 ラジオ
藤川京子のビューティフル競馬(ラジオ関西)

藤川京子 作品
DVD 
もっと…(三和出版)
ちょっとだけよ。(竹書房)
もっともっと!(三和出版)
鉄板
開放(バウハウス)
月のシンデレラ(日本メディアサプライ)
マッパGo!Go!Go!(ぶんか社)
限界(2005年8月、エアーコントロール)

藤川京子 書籍
非ジョーシキな女(2011年9月19日、メタモル出版)ISBN 978-4895958035

藤川京子 写真集
全開 ZENKAI(2002年8月、バウハウス 撮影:野澤亘伸)ISBN 978-4894619104
大全開 DAIZENKAI(2003年3月、バウハウス 撮影:野澤亘伸)ISBN 978-4894619418
超全開 Remix(2004年12月、メディア・クライス)ISBN 978-4894619876
UHアルティメット・ヒロインズ/究極乙女 VOL.2/藤川京子(2003年、三和出版 撮影:野澤亘伸)
激生(2003年8月、学習研究社 撮影:小塚毅之)ISBN 4054021247
マッパGo!Go!Go!(2004年11月、ぶんか社 撮影:野沢亘伸)ISBN 978-4821126408
全開伝説(2005年3月、バウハウス 撮影:野沢亘伸、篠原潔、前村竜二)ISBN 978-4778803049
爆露(2006年4月、彩文館出版 撮影:篠原潔、サトウテツオ)ISBN 9784775601181

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