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エイシンフレンチ、移籍3戦目で東海菊花賞を勝ちましたね!!

名古屋競馬場で11月17日に開催された第52回東海菊花賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金350万円)は、
尾島徹騎手騎乗の3番人気エイシンフレンチが、1番人気アムロに3/4馬身差をつけて優勝しました。
エイシンフレンチは、JRA所属時は2000~2400mで活躍していた馬だけに、少しでも距離が延長となるのは好材料でした。
レース中盤までは、リバティーフロー、アムロ、マルカハンニバル、シルバーウインドらの有力馬を前に見ながら中団馬群。
3角手前から一旦置いて行かれてしまいましたが、勝負所3~4角からエンジンがかかると、
一番内からグイッグイッと伸びてゴール前で見事、抜け出して勝ちきりました!
価値ある重賞初制覇です。尾島徹騎手、伊藤強調教師ともに東海菊花賞初勝利です。
距離が長い方がよさそうなので、年末の交流重賞・名古屋グランプリ(2500m)に出走してもらいたいですね。

◆エイシンフレンチ(牡6)
父:フレンチデピュティ
母:チャーミングファピアノ
母父:Fappiano
血統:半姉にアルーリングアクト(小倉3歳S-GIII)
厩舎:笠松・伊藤強一
通算成績:29戦5勝(うちJRA26戦3勝、重賞1勝)

ショウリダバンザイ

ショウリダバンザイ

品種	サラブレッド
性別	牝
毛色	鹿毛
生誕	2007年3月2日
父	プリサイスエンド
母	オレンジスペシャル
母の父	ジェイドロバリー
生国	 日本(北海道浦河町)
生産	山口義彦
馬主	林正夫
調教師	林和弘(ホッカイドウ)
→ 高岩孝敏(大井)
→ 林和弘(ホッカイドウ)
競走成績
生涯成績	20戦8勝
獲得賞金	8366万5000円

ショウリダバンザイは日本の競走馬。馬名の由来は「勝利だ万歳」から。
ショウリダバンザイ プロフィール

ショウリダバンザイ 2歳時
ホッカイドウ競馬デビューであり、2009年5月20日のデビュー戦は門別で行われたJRA認定フレッシュチャレンジだった。8頭立ての1番人気に推され勝利すると、次走は7月7日の栄冠賞に出走し、前走に引き続き1番人気に推されたが5着に敗れた。
3走目は8月11日のリリーカップで、3戦連続の1番人気だったが3着に敗れ、続く9月24日のルールオブロー賞では、2番人気となったが、デビュー戦以来の勝利を挙げた。
5走目に10月22日のエーデルワイス賞に出走、前走は勝利したものの3番人気で6着となり、6走目は水沢競馬場に遠征して南部駒賞に出走し、3番人気で4着となった。
ショウリダバンザイ 3歳時
年が明けてホッカイドウから大井に転厩し、3歳初戦は1月21日の桃花賞に出走すると、転厩初戦を勝利で飾った。続く転厩2戦目に3月24日に浦和競馬場で行われた桜花賞に出走。レースは中団追走から徐々に進出し、4コーナーから先頭に並ぶと最後の直線では後続との差を広げ、1番人気だったバックアタックに2馬身半の差をつけて転厩2連勝とした。
5月20日の東京プリンセス賞では後方追走から追い上げるも最後の直線でトーセンウィッチと競り合いに敗れ2着だった。6月16日の関東オークスではシンメイフジの5着に終わった。
3ヶ月の休養を経て9月21日門別競馬場のノースクイーンカップへ出走。最後の直線でインコースから先頭に立つと後続の追撃も振り切り優勝した。
さらに南関東へ戻り、11月17日に川崎競馬場で行われたロジータ記念に出走すると、最後の直線で1番人気ハーミアを交わし優勝。重賞3勝目となった。
ショウリダバンザイ 4歳時
初戦は2月2日のTCK女王盃に出走、後方追走のまま9着に終わった。4月18日付でホッカイドウ競馬の林和弘厩舎に復帰。復帰初戦のコスモバルク記念では、中団追走から直線追い込むも、クラキンコをとらえきれす2着。星雲賞でも前をとらえきれず4着、ファルブラヴ賞でも3着に敗れた。ノースクイーンカップでは1番人気のクラキンコを抑えて優勝、連覇を達成した。ビューチフル・ドリーマーカップではマチカネオイカゼの2着に敗れた。レディスプレリュードでは後方から追い上げるも4着。道営記念では愛知の吉田稔が騎乗し、2着のリフレックスに4馬身差をつけて優勝した。
ショウリダバンザイ 競走成績
年月日	    競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2009.	5.	20	門別	フレッシュチャレンジ		8	8	8	1.4(1人)	1着	山口竜一	53	ダ1000m(良)	1:00.7(36.6)	-1.1	(セレクトシューズ)
7.	7	門別	栄冠賞	H2	15	7	12	2.0(1人)	5着	山口竜一	53	ダ1200m(良)	1:14.7(38.6)	0.5	オノユウ
8.	11	門別	リリーC	H3	9	6	6	2.1(1人)	3着	山口竜一	53	ダ1000m(良)	1:00.7(36.5)	0.3	プリモエナジー
9.	24	門別	ルールオブロー賞		12	7	10	3.4(2人)	1着	井上俊彦	53	ダ1200m(良)	1:13.1(37.7)	0.0	(ミサトサウス)
10.	22	門別	エーデルワイス賞	JpnIII	14	5	8	6.7(3人)	6着	井上俊彦	54	ダ1200m(良)	1:14.7(38.5)	0.5	オノユウ
11.	15	水沢	南部駒賞	重賞	12	8	11	6.9(3人)	4着	井上俊彦	53	ダ1600m(不)	1:41.2(-)	1.4	ロックハンドスター
2010.	1.	21	大井	桃花賞	準重賞	16	1	2	6.5(3人)	1着	井上俊彦	53	ダ1600m(良)	1:43.2(40.4)	-0.1	(ネイルセンプー)
3.	24	浦和	桜花賞	SI	16	7	14	5.3(3人)	1着	真島大輔	54	ダ1600m(重)	1:42.5(39.6)	-0.5	(バックアタック)
5.	20	大井	東京プリンセス賞	SI	16	6	11	2.2(1人)	2着	真島大輔	54	ダ1800m(不)	1:55.1(40.6)	0.0	トーセンウィッチ
6.	16	川崎	関東オークス	JpnII	14	4	5	3.7(2人)	5着	真島大輔	54	ダ2100m(重)	2:13.9(39.1)	0.8	シンメイフジ
9.	21	門別	ノースクイーンC	H2	13	5	6	2.9(1人)	1着	服部茂史	54	ダ1800m(良)	1:54.4(38.0)	-0.1	(ライネスゴルト)
11.	17	川崎	ロジータ記念	SI	12	4	4	6.1(2人)	1着	御神本訓史	54	ダ2100m(良)	2:17.3(39.3)	-0.7	(ハーミア)
2011.	2.	2	大井	TCK女王盃	JpnIII	16	4	8	25.5(6人)	9着	御神本訓史	54	ダ1800m(良)	1:53.8(36.9)	1.4	ラヴェリータ
5.	5	門別	コスモバルク記念	H2	14	5	8	3.8(3人)	2着	山口竜一	56	ダ1800m(重)	1:56.1(37.9)	0.1	クラキンコ
6.	2	門別	星雲賞	H2	11	5	5	2.5(2人)	4着	山口竜一	56	ダ2000m(良)	2:10.8(37.9)	0.7	クラキンコ
6.	29	門別	ファルブラヴ賞		11	7	8	2.2(1人)	3着	井上俊彦	56	ダ1800m(良)	1:57.2(38.6)	0.8	ダイワルビア
7.	28	門別	ノースクイーンC	H2	14	3	4	4.6(2人)	1着	服部茂史	56	ダ1800m(良)	1:56.2(-)	-0.2	(クラキンコ)
8.	29	盛岡	ビューチフル・ドリーマーC	重賞	12	6	8	1.3(1人)	2着	服部茂史	55	ダ2000m(良)	2:07.9(37.1)	0.0	マチカネオイカゼ
9.	29	大井	レディスプレリュード	SII	16	5	9	55.1(8人)	4着	御神本訓史	55	ダ1800m(良)	1:51.5(36.2)	0.7	ミラクルレジェンド
11.	17	門別	道営記念	H1	16	5	10	3.0(1人)	1着	吉田稔	54	ダ2000m(良)	2:06.8(38.6)	-0.9	(リフレックス)
※競走成績は2011年11月17日現在
血統表 [編集]

ショウリダバンザイの血統 (ミスタープロスペクター系/Mr. Prospector 4×3=18.75%、Northern Dancer 5×5×5=9.38%)
父

*プリサイスエンド
Precise End
1997 黒鹿毛	*エンドスウィープ
End Sweep
1991 鹿毛	*フォーティナイナー	Mr.Prospector
File
Broom Dance	Dance Spell
Witching Hour
Precisely
1987 栗毛	Summing	Verbatim
Sumatra
Crisp'n Clear	Cold Reception
Ring O'Bells
母

オレンジスペシャル
2000 鹿毛	*ジェイドロバリー
Jade Robbery
1987 黒鹿毛	Mr.Prospector	Raise a Native
Gold Digger
Number	Nijinsky II
Special
*オレンジジャスミン
Orange Jasmine
1994 鹿毛	Masterclass	The Minstrel
Monroe
La Mortola	Bold Lad
Mortefontaine F-No.7-f
父プリサイスエンドについては同馬の項を参照。母オレンジスペシャルは未出走馬。4代母Mortefontaineの産駒にはアイリッシュ1000ギニーに優勝し、日本でアドマイヤムーン、ヒシアマゾン、スリープレスナイトを輩出する名牝系の祖となったKatiesがいる。

香港スプリント

香港スプリント

Hong Kong Sprint
開催地	沙田競馬場
施行時期	12月第2日曜日
格付け	G1
1着賞金	798万香港ドル(約1億1100万円)
賞金総額	1400万香港ドル(約1億9600万円)
距離	芝1,200m
出走条件	サラブレッド3歳以上
負担重量	3歳123ポンド(約56kg)、
4歳以上126ポンド(約57kg)、牝馬4ポンド減
第1回施行日	1999年12月12日

香港スプリント(香港短途錦標、Hong Kong Sprint)とは毎年12月中旬に中華人民共和国の香港にある沙田競馬場の芝1200メートルで行われる3歳以上の競馬の競走である。
香港国際賽事(香港国際競走)として香港カップ(芝2000メートル)、香港マイル(芝1600メートル)、香港ヴァーズ(芝2400メートル)といった国際G1(グループワン)と同日に開催されている。
香港競馬年度シーズンの最初の短距離路線のG1競走でヨーロッパや日本、オセアニアから第一線級のスプリンターが多数出走する。
近年の日本競馬においてはスプリンターズステークスが2000年に10月第1週に移動した事により、スプリント路線のその年の締め括りとして当競走に出走するローテーションが定着しつつある(ただし2010年現在、日本調教馬による当競走の勝利は無い)。

香港スプリント 歴史
1999年 国際リステッド競走として創設。当初の施行距離は芝1000メートル。
2000年 国際G3に昇格。
2001年
国際G2に昇格。
オーストラリア調教馬のFalvelon(ファルヴェロン)が史上初の連覇。
2002年 国際G1に昇格。
2004年 地元香港の英雄Silent Witness(サイレントウィットネス)が当時13戦無敗のまま、2頭目の連覇。
2006年 グローバル・スプリント・チャレンジシリーズに参加し、その最終戦として開催。それに伴い施行距離を芝1200メートルに変更。スタート地点も従来の直線コースからバックストレッチへ移動。
2011年 より総賞金を1200万から1400万香港ドルへと200万ドル増やし香港ヴァーズと同じ賞金額になった。

香港スプリント 主なプレップレース
 香港
インターナショナルスプリントトライアル(國際短途錦標預賽) 香港国内G2 3歳以上 芝1200メートル
インターナショナルマイルトライアル(國際一哩錦標預賽) 香港国内G2 3歳以上 芝1600メートル
日本
スプリンターズステークス 国際GI 3歳以上 芝1200メートル
JBCスプリント 日本地方交流JpnI 3歳以上 ダート1200メートル
スワンステークス 国際GII 3歳以上 芝1400メートル
 フランス
アベイ・ド・ロンシャン賞(Prix de l'Abbaye de Longchamp) 国際G1 2歳以上 芝直線1000メートル
 アメリカ合衆国
ブリーダーズカップスプリント(Breeders' Cup Sprint) 国際G1 3歳以上 ダート6ハロン

香港スプリント 歴代優勝馬
回数	施行日	調教国・優勝馬	日本語読み	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師
第1回	1999年12月12日	 靚蝦王(Fairy King Prawn)	フェアリーキングプローン	騸4	0:56.5	S.キング	姚本輝
第2回	2000年12月17日	 飛快龍(Falvelon)	ファルヴェロン	牡5	0:56.7	D.オリヴァー	D.ボーゴーア
第3回	2001年12月16日	 飛快龍(Falvelon)	ファルヴェロン	牡5	0:57.0	D.オリヴァー	D.ボーゴーア
第4回	2002年12月15日	 更歡笑(All Thrills Too)	オールスリルズトゥー	騸5	0:56.4	G.モッセ	D.ヘイズ
第5回	2003年12月14日	 精英大師(Silent Witness)	サイレントウィットネス	騸4	0:56.5	F.コーツィー	A.クルーズ
第6回	2004年12月12日	 精英大師(Silent Witness)	サイレントウィットネス	騸5	0:56.8	F.コーツィー	A.クルーズ
第7回	2005年12月11日	 電光火力(Natural Blitz)	ナチュラルブリッツ	騸5	0:57.6	G.スコフィールド	D.クルーズ
第8回	2006年12月10日	 騏綵(Absolute Champion)	アブソリュートチャンピオン	騸5	1:07.8	B.プレブル	D.ホール
第9回	2007年12月9日	 蓮華生輝(Sacred Kingdom)	セイクリッドキングダム	騸4	1:08.4	G.モッセ	姚本輝
第10回	2008年12月14日	 創惑(Inspiration)	インスピレーション	騸4	1:08.68	D.ビードマン	J.ムーア
第11回	2009年12月13日	 蓮華生輝(Sacred Kingdom)	セイクリッドキングダム	騸6	1:09.16	B.プレブル	姚本輝
第12回	2010年12月12日	 卡通飛機(J J the Jet Plane)	ジェイジェイザジェットプレーン	騸6	1:08.84	P.ストライドム	R.ハノン

ミルコ・デムーロ

ミルコ・デムーロ

2009年12月20日
阪神カップ優勝時
基本情報
国籍	 イタリア
出身地	 イタリア
生年月日	1979年1月11日(32歳)
身長	158cm
体重	52kg
血液型	A型
騎手情報
初免許年	1994年( イタリア)

ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro、1979年1月11日 -)は、イタリア生まれの騎手。近年は短期免許制度を利用して来日しており、日本人にも馴染みの深い騎手である。香港における名前の中文表記は「杜滿萊」。
妹のパメラ・デムーロは元騎手で現在は調教師。弟のクリスチャン・デムーロもイタリアの騎手[1]であり、2011年には短期免許で来日し、船橋を拠点に地方競馬である南関東競馬で騎乗している。

ミルコ・デムーロ 来歴
1994年に騎手免許を取得し、1995年にイタリアの見習騎手リーディングに輝く。1997年から2000年までは4年連続でイタリアのリーディングジョッキーとなる。
日本には1999年に初来日。騎乗センスは非常に評判が良く日本の関係者の信頼も厚い。2001年2月3日の小倉競馬場では1日5勝を記録。これは外国人騎手としてJRA初のことである[2]。翌日の2月4日には小倉大賞典に勝ち、JRA重賞初制覇を達成した。
2003年4月10日、皐月賞をネオユニヴァースで制し日本のGI初制覇。喜びのあまりにゴール後2着のサクラプレジデント騎乗の田中勝春の頭を叩くシーンは印象的であった。続く6月1日の東京優駿(日本ダービー)でもネオユニヴァースに騎乗し外国人騎手としては初となる東京優駿制覇を達成、1番人気に応えて快勝したネオユニヴァースを祝福する大観衆を目にして「イタリアのダービー(デルビーイタリアーノ)を5回勝つよりも、日本のダービーを1度勝つ方が嬉しい」と感激の涙を流した。
二冠を達成し、三冠達成の期待がかけられたネオユニヴァースであったが、従来の日本の短期免許制度では三冠目の菊花賞にはデムーロは騎乗できない状態となってしまった。日本の短期免許では年間3ヶ月しか騎乗できず、デムーロは春だけで3ヶ月分を使い果たしてしまっていたためである。しかしこの事態を受けてJRAが新しく「同一馬で1年間にGIを2勝以上すれば、その馬が同年にGIに参戦する際に騎乗を認める」という規定を設けたため、デムーロは菊花賞に騎乗することが出来たが、惜しくも3着に敗れた。
2004年4月18日、皐月賞をダイワメジャーで勝利し、外国人騎手初の連覇を達成する。
2007年は、11月24日に京都競馬場で、外国人騎手としての最多タイとなる1日5勝を再び記録。12月2日の中日新聞杯ではサンライズマックスに騎乗して勝利したが、決勝線手前で飛行機ポーズを披露し制裁を受ける珍事を起こした。
2008年は11月29日より短期免許を取得したが、その翌日11月30日のジャパンカップではスクリーンヒーローに騎乗し見事同レース初制覇を飾る。なおこの時もゴール後のウイニングランで飛行機ポーズを披露していた。
2009年は12月28日より翌2010年1月27日までNARで短期免許を取得した。この時は船橋の川島正行厩舎に所属した。なおデムーロはこれより以前にも2度NARの短期免許を取得していた[3]。
2011年3月26日、ネオユニヴァースの子のヴィクトワールピサでドバイワールドカップを優勝。ドバイワールドカップ初騎乗初勝利を果たすと共に、日本馬にとっての同レース初勝利をもたらした。日本・イタリア以外では初のビッグタイトルと言え、デムーロ自身も「ジャパンカップもイタリアダービーも勝っているけど、これがベストレース」と語った[4]。

ミルコ・デムーロ エピソード
イタリアでテントウムシは「幸運を運んでくる虫」とされていることもあり、テントウムシを自らのラッキーアイテムにしている。同じイタリア生まれの騎手マルコ・モンテリーゾは「彼は色々なものにテントウムシのステッカーを貼っているんだ」と語っている。
上記の2003年の皐月賞で勝った時に田中勝春の頭を叩いたことについて、馬鹿にしているのではないかと言う声もあったため、その後、悪意やからかう意図はなかったと説明。田中も「ノープロブレム」と言い、2人の間にしこりはないと言う。
騎乗にあたっては事前の展開予想などを重視するタイプで、武豊は「いつのまにか日本の競馬新聞の読み方を覚えていて、(日本での騎乗時には)レース前になると競馬新聞片手に真剣に検討している」と証言している。ちなみに競馬新聞の読み方を覚えた影響で「競馬関連であれば漢字も読める」という[5]。
日本の騎手の中では特に松田大作と仲が良い。2010年10月から松田がイタリアに長期遠征する際にも住居探しなど様々な協力を行っている[6]。
サッカー好きとしても知られており、インタビューでも語ることがある。2010年末には、サッカー日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニと友人になったと明かした。

ミルコ・デムーロ 主な勝ち鞍

ミルコ・デムーロ イタリア
イタリア共和国大統領賞(2000年Timboroa、2006年・2007年Distant Way、2009年Selmis)
オークスディターリア(2000年Timi、2009年Night Of Magic)
ジョッキークラブ大賞(1999年Sumati)
デルビーイタリアーノ(2002年Rakti、2010年Worthadd)
ミラノ大賞典(2011年Voila Ici)
ローマ賞(2009年Voila Ici)

ミルコ・デムーロ 日本
朝日杯フューチュリティステークス(2010年グランプリボス)
有馬記念(2010年ヴィクトワールピサ)
皐月賞(2003年ネオユニヴァース、2004年ダイワメジャー)
ジャパンカップ(2008年スクリーンヒーロー)
東京優駿(2003年ネオユニヴァース)

ミルコ・デムーロ その他
アスタルテ賞(2004年Marbye)
ドバイワールドカップ(2011年ヴィクトワールピサ)

ダンスインザモア

ダンスインザモア

品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	黒鹿毛
生誕	2002年5月3日(9歳)
父	ダンスインザダーク
母	スーパーリヴリア
母の父	リヴリア
生国	 日本(北海道静内町)
生産	西川富岡牧場
馬主	木浪巖
調教師	相沢郁(美浦)
競走成績
生涯成績	43戦5勝
獲得賞金	2億3200万0000円
(2010年11月20日現在)

ダンスインザモアは日本の競走馬。主な勝ち鞍は2005年スプリングステークス、2010年福島記念。
ダンスインザモア 戦歴

ダンスインザモア 2004年
12月中山の新馬戦、蛯名正義を鞍上に4番人気で1着となりデビュー戦を勝利で飾る。
ダンスインザモア 2005年
2戦目の寒竹賞では4着に敗れるも、次走の東京での500万条件を制し、スプリングステークスに挑み5番人気に支持される。人気馬が総崩れするなか、道中は後方待機で第4コーナー入口あたりからのロングスパートで見事に差し切り、重賞初制覇を果たし皐月賞の優先出走権を得る。次走は順当に皐月賞に出走。後に史上6頭目のクラシック三冠を達成することとなるディープインパクトが断然の1番人気に押され、離れた5番人気であった。前走とは違い中団でレースを運び、一瞬の見せ場は作るものの、直線での伸びを欠き8着に敗れる。
続く日本ダービーは14着と大敗、休み明けに選んだ富士ステークスを7着に敗れる。年末の中日新聞杯(当時は父内国産馬限定戦)では、1番人気に支持されるも伏兵のグランリーオに1馬身差及ばずの2着に敗れる。
ダンスインザモア 2006年
年明けの中山金杯に出走。デビュー戦以来、鞍上を務めていた蛯名正義に代わり田中勝春が騎乗し、3番人気に支持されるも9着と敗れる。鞍上を再び蛯名正義に戻し、中山記念、ダービー卿チャレンジトロフィーに挑むもいずれも掲示板止まりの善戦で勝利は果たせなかった。続く、オープン競走のオーストラリアトロフィーでは鞍上を武豊に変え2番人気に支持されるも6着に敗れる。
次走は安田記念に目標を定め出走登録を行うも、フルゲート18頭の出走優先順位19位で惜しくも除外されてしまい出走は叶わなかった。やむなく木幡初広の騎乗でエプソムカップに挑むも16着と大敗、鞍上を再び蛯名正義に戻し、富士ステークスで9着、以後のオープン競走の2戦とも勝利できず、結局2006年は未勝利で終わる。
ダンスインザモア 2007年
年明け初戦はオープン競走のニューイヤーステークスに出走。3番人気というそこそこの評価ではあったが後方からの追い込みを決め、スプリングステークス以来の勝利を飾る。続く中山記念ではスタートで大きく出遅れ、追い込むも3着が精一杯であったが、1着馬のローエングリンとは0.2秒差まで詰めており、出遅れが無ければ勝利もあったと思わせる内容であった。そのレース内容もあり、次走のダービー卿チャレンジトロフィーは1番人気に支持されるが、ここでも大きく出遅れてしまい、人気を大きく裏切る7着に敗れてしまう。なお、このレースを最後に蛯名正義は同馬に騎乗していない。(2010年11月20日現在)
この頃から、ゲートでの悪癖が目に付くようになるが、松岡正海に乗り変わった新潟大賞典では出遅れずにいつもの後方待機での差し切りを狙うも4着に敗れる。
次走は前年、出走が叶わなかった安田記念を目標にし出走登録を行うも、ここでもまた出走優先順位19位で除外の憂き目に遭い、前年と同じくエプソムカップに出走。前走と同じく松岡正海の騎乗で挑み6着に敗れ、長期休養に入る。
ダンスインザモア 2008年
およそ1年5ヶ月の休養を経た11月、秋山真一郎の騎乗でオープン競走のカシオペアステークスに出走するも11頭立ての11着と大敗。以後、主戦騎手不在で乗り替わりが続くこととなる。キャピタルステークスでは18頭立ての16着と大敗、ディセンバーステークスは5着と何とか掲示板は確保するも勝利とは程遠く、馬券圏内に絡むことは全くなく2008年を終え再び長期休養に入る。
ダンスインザモア 2009年
およそ9ヶ月半の休養を経て、ポートアイランドステークス、アイルランドトロフィー、富士ステークスと10月だけで3戦も出走するが全て2桁着順に終わり、年末のディセンバーステークスに松岡正海の騎乗で挑み、勝ち馬とあまり差のない4着と見せ場を作るも、結局この年も馬券圏内に絡むことはなかった。
ダンスインザモア 2010年
同年は長期休養もなく年始から始動。3年前に最後の勝利を収めているニューイヤーステークスに乗り替わりが続くなか前走に次ぎ松岡正海の騎乗で挑むも5着、次走は昨年のアイルランドトロフィーで騎乗した丸田恭介の鞍上で小倉大賞典[1]に挑む。道中は大きく離された最後方でレースを進めるが直線で伸びを見せるが、ゴール直前でマイネルスターリーが外側に斜行し、ナリタクリスタルの進路が阻まれその煽りを受けて5位入線に終わる。審議の結果、2位入線のマイネルスターリーの進路妨害が認められ、3位入線のナリタクリスタルと5位入線のダンスインザモアが被害馬とみなされ、マイネルスターリーは2位入線から5着に降着となり、ダンスインザモアの最終成績は繰り上がりにより4着となった。
続く、中山記念で8着、オープン競走の谷川岳ステークスで11着と大敗を続け休養に入り10月、およそ4ヶ月ぶりのレースとなる富士ステークスでは13着に敗れる。
そして、次走はデビュー以来一度も出走していない福島競馬場にて開催される重賞の福島記念に丸田恭介の鞍上で挑むこととなった。いつものように道中は後方でレースを進め、残り400メートルの時点では最後方であったが、15頭立ての12番人気という低評価を覆し直線一気の追い込みを決め2007年のニューイヤーステークス以来、およそ3年10ヶ月ぶりの勝利を飾った[2]。重賞に限定すると2005年のスプリングステークス以来、実におよそ5年8ヶ月ぶりの勝利となり、メジロマイヤーが持っていた約4年というJRAにおける重賞最長間隔勝利記録を大きく更新した。また鞍上の丸田恭介にとってはJRA重賞初制覇となった。[3]続く中日新聞杯では後方追走のまま12着と大敗を喫した。
ダンスインザモア 2011年
アメリカジョッキークラブカップから始動したが9着、続く大阪城ステークスでは11着、ダービー卿チャレンジトロフィーでは12着、新潟大賞典では9着、五稜郭ステークスでは7着、函館記念では6着、札幌記念では9着と惨敗。アンドロメダステークスは後方から脚を伸ばして5着と掲示板を確保した。
ダンスインザモア 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	               頭数	枠番	馬番	オッズ  (人気)   着順	騎手	斤量	距離(馬場) タイム (上り3F)  タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2004	12.	5	中山	新馬		12	1	1	5.2	(4人)	1着	蛯名正義	55	芝1800m(重)	1:51.2(36.3)	-0.3	(アサクサキンメダル)
2005	1.	9	中山	寒竹賞		16	5	10	9.1	(3人)	4着	蛯名正義	56	芝2000m(良)	2:01.8(35.3)	0.2	シーザリオ
2.	20	東京	500万下		16	5	10	2.2	(1人)	1着	蛯名正義	56	芝1600m(重)	1:37.6(36.0)	-0.2	(サトノケンシロウ)
3.	20	中山	スプリングS	GII	16	3	5	10.2	(5人)	1着	蛯名正義	56	芝1800m(良)	1:47.3(34.5)	-0.2	(ウインクルセイド)
4.	17	中山	皐月賞	GI	18	8	18	20.1	(5人)	8着	蛯名正義	57	芝2000m(良)	2:00.2(35.1)	1.0	ディープインパクト
5.	29	東京	東京優駿	GI	18	8	18	72.6	(11人)	14着	蛯名正義	57	芝2400m(良)	2:27.4(37.5)	4.1	ディープインパクト
10.	22	東京	富士S	GIII	16	4	8	24.0	(10人)	7着	蛯名正義	56	芝1600m(良)	1:33.3(33.5)	0.4	ウインラディウス
12.	10	中京	中日新聞杯	GIII	16	8	16	4.8	(1人)	2着	蛯名正義	56	芝1800m(良)	1:46.6(35.3)	0.2	グランリーオ
2006	1.	5	中山	中山金杯	GIII	14	5	9	5.7	(3人)	9着	田中勝春	55	芝2000m(良)	1:59.8(35.5)	0.4	ヴィータローザ
2.	26	中山	中山記念	GII	12	7	10	9.8	(5人)	5着	蛯名正義	56	芝1800m(重)	1:50.2(36.0)	1.3	バランスオブゲーム
4.	2	中山	ダービー卿CT	GIII	16	2	3	11.0	(5人)	4着	蛯名正義	56	芝1600m(良)	1:32.8(33.4)	0.4	グレイトジャーニー
4.	22	京都	オーストラリアT	OP	12	5	5	4.0	(2人)	6着	武豊	57	芝1800m(良)	1:47.2(34.3)	0.5	タガノデンジャラス
6.	11	東京	エプソムC	GIII	18	6	11	15.7	(4人)	16着	木幡初広	57	芝1800m(重)	1:52.0(38.6)	2.8	トップガンジョー
10.	21	東京	富士S	GIII	18	7	12	49.8	(12人)	9着	蛯名正義	57	芝1600m(良)	1:33.8(34.3)	1.0	キネティクス
11.	12	東京	オーロC	OP	18	2	3	12.2	(6人)	11着	蛯名正義	56	芝1400m(良)	1:22.5(34.7)	0.6	ダイワバンディット
11.	26	東京	キャピタルS	OP	14	8	13	36.7	(7人)	4着	蛯名正義	57	芝1600m(良)	1:35.3(33.7)	0.3	エアシェイディ
2007	1.	13	中山	ニューイヤーS	OP	15	5	10	5.2	(3人)	1着	蛯名正義	56	芝1600m(良)	1:33.4(34.4)	-0.3	(メテオバースト)
2.	25	中山	中山記念	GII	16	6	12	8.8	(5人)	3着	蛯名正義	57	芝1800m(良)	1:47.4(34.5)	0.2	ローエングリン
4.	1	中山	ダービー卿CT	GIII	15	7	13	2.5	(1人)	7着	蛯名正義	57	芝1600m(良)	1:33.7(35.1)	0.6	ピカレスクコート
5.	5	新潟	新潟大賞典	JpnIII	16	3	5	6.0	(2人)	4着	松岡正海	57	芝2000m(良)	1:57.8(33.5)	0.1	ブライトトゥモロー
6.	10	東京	エプソムC	GIII	18	4	7	7.5	(4人)	6着	松岡正海	56	芝1800m(稍)	1:48.4(35.0)	0.1	エイシンデピュティ
2008	11.	2	京都	カシオペアS	OP	11	8	10	21.6	(8人)	11着	秋山真一郎	56	芝1800m(良)	1:49.4(36.6)	2.0	バトルバニヤン
11.	29	東京	キャピタルS	OP	18	4	8	29.5	(10人)	16着	三浦皇成	57	芝1600m(良)	1:35.1(35.7)	2.1	タマモサポート
12.	20	中山	ディセンバーS	OP	11	4	4	12.3	(7人)	5着	木幡初広	56	芝1800m(良)	1:48.0(34.6)	0.5	トウショウシロッコ
2009	10.	4	阪神	ポートアイランドS	OP	18	1	2	230.6	(16人)	10着	藤岡康太	57	芝1600m(良)	1:34.3(34.1)	0.9	クラウンプリンセス
10.	17	東京	アイルランドT	OP	15	2	3	48.0	(9人)	10着	丸田恭介	57	芝2000m(良)	1:59.1(35.3)	0.9	マイネルスターリー
10.	24	東京	富士S	GIII	18	7	14	230.2	(18人)	13着	菊沢隆徳	57	芝1600m(良)	1:33.8(34.1)	0.5	アブソリュート
12.	19	中山	ディセンバーS	OP	9	3	3	30.8	(8人)	4着	松岡正海	57	芝1800m(良)	1:48.7(33.8)	0.2	ショウワモダン
2010	1.	16	中山	ニューイヤーS	OP	16	3	5	15.8	(5人)	5着	松岡正海	57	芝1600m(良)	1:33.5(34.9)	0.5	レッドスパーダ
2.	6	中京	小倉大賞典	GIII	16	3	5	10.3	(5人)	4着	丸田恭介	55	芝1800m(良)	1:47.7(36.1)	0.5	オースミスパーク
2.	28	中山	中山記念	GII	16	4	8	22.7	(9人)	8着	松岡正海	57	芝1800m(不)	1:53.1(38.3)	1.4	トーセンクラウン
5.	2	新潟	谷川岳S	OP	14	8	13	12.5	(6人)	11着	木幡初広	57	芝1600m(良)	1:34.3(33.8)	0.9	ラインプレアー
10.	23	東京	富士S	GIII	17	6	11	342.9	(15人)	13着	勝浦正樹	57	芝1600m(良)	1:33.6(34.3)	0.8	ダノンヨーヨー
11.	20	福島	福島記念	GIII	15	3	5	64.4	(12人)	1着	丸田恭介	55	芝2000m(良)	1:58.9(34.4)	-0.1	(ディアアレトゥーサ)
12.	11	小倉	中日新聞杯	GIII	18	3	6	38.7	(10人)	12着	丸田恭介	56	芝2000m(良)	2:00.1(34.1)	1.4	トゥザグローリー
2011	1.	23	中山	AJCC	GII	11	8	10	67.6	(8人)	9着	丸田恭介	57	芝2200m(良)	2:14.9(34.5)	0.7	トーセンジョーダン
3.	6	阪神	大阪城S	OP	15	2	2	43.8	(10人)	11着	川田将雅	56	芝1800m(良)	1:47.5(35.6)	1.8	ダンツホウテイ
4.	3	阪神	ダービー卿CT	GIII	18	7	15	122.3	(14人)	12着	吉田豊	55	芝1600m(良)	1:33.9(33.3)	0.6	ブリッツェン
5.	8	新潟	新潟大賞典	GIII	15	4	7	73.6	(15人)	9着	丸田恭介	55	芝2000m(良)	1:59.6(35.1)	1.2	セイクリッドバレー
血統表 [編集]

ダンスインザモアの血統 (サンデーサイレンス系/Nijinsky II3×4=18.75%)
父

ダンスインザダーク
1993 鹿毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ダンシングキイ
Dancing Key
1983 鹿毛	Nijinsky II	Northern Dancer
Flaming Page
Key Partner	Key to the Mint
Native Partner
母

スーパーリヴリア
1990 鹿毛	*リヴリア
Rivlia
1982 鹿毛	Riverman	Never Bend
River Lady
Dahlia	Vaguely Noble
Charming Alibi
*ダンサーズカップ
Dancer's Cup
1985 鹿毛	Green Dancer	Nijinsky II
Green Valley
Loving Cup	Big Spruce
Seductive F-No.16-g

福島記念

福島記念

開催地	新潟競馬場
施行日	2011年11月20日
施行時期	11月中旬 - 下旬
(原則3回福島10日目)
格付け	GIII
1着賞金	4100万円
賞金総額	7730万円
距離	芝2000m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
出走資格も参照
負担重量	ハンデキャップ競走
第1回施行日	1965年8月29日

福島記念(ふくしまきねん)は、福島競馬場の芝2000mで施行される競馬の重賞競走。正賞は農林水産大臣賞、福島県知事賞。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産省賞典福島記念と表記される。

福島記念 概要
1965年に重賞競走として創設され、芝2000mの距離は現在まで引き継がれている。当初は夏季に施行されていたが(1969年・1971年は秋季)、1973年以降は秋季の開催に定着し、現在では福島競馬の1年間を締めくくる競走として親しまれている(ただし、福島競馬場改修工事の影響により1995年・1996年は新潟競馬場で施行された。さらに東日本大震災に伴う福島競馬の開催中止により2011年も新潟競馬場で施行の予定)。
主場ではGI競走が行われている時期に従場で施行されるハンデキャップ競走のためGI級の実力馬の出走は少なく、既にGI(級)競走を優勝している馬の当競走での優勝も1977年のディアマンテ、1980年のハワイアンイメージによる2例しかない。(当レースを優勝した後にGIを制覇した馬を含めても、1984年のスズパレードのみ。)
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)である。
負担重量はハンデキャップ。
総額賞金は7,730万円で、1着賞金4,100万円、2着賞金1,600万円、3着賞金1,000万円、4着賞金620万円、5着賞金410万円と定められている。

福島記念 歴史
1965年 - 福島競馬場の芝2000mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、福島記念として創設。
1966年 - 名称を「農林省賞典福島記念」に変更。
1968年 - 増沢末夫が騎手として初の連覇。
1970年
スイジンが史上初の連覇。
町田精生が騎手として2人目の連覇。
田中和夫が調教師として初の連覇。
1974年 - この年から11月に開催となる。
1978年 - 農林省の名称変更により「農林水産省賞典福島記念」に変更。
1979年 - ファニーバードとマイエルフが同着優勝。
1984年 - グレード制施行により、GIIIに格付け。
1995年 - 福島競馬場の改修工事により、新潟競馬場の芝2000mで施行。
1996年 - 福島競馬場の改修工事により、新潟競馬場の芝2000mで施行。
1998年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる。
1999年 - 混合競走に指定(ただし、2003年と2004年は混合競走に指定されず)。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
2006年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2008年 - 月曜日(振替休日)に開催。
2009年
外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
重賞格付け表記をGIIIに戻す。
1着に吉田隼人騎乗のサニーサンデー、2着に兄吉田豊のトウショウシロッコが入り吉田兄弟で初の重賞ワンツーフィニッシュを達成。
2010年 - ダンスインザモアが優勝し、JRAにおける最長記録となる5年8ヶ月ぶりの重賞制覇を達成。
2011年
土曜日開催から2005年以来の日曜日開催に変更。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響による福島競馬の開催中止に伴い、新潟競馬場の芝2000mで施行予定。[4]このため、福島県知事賞の寄贈を行わない。

福島記念 歴代優勝馬
回数	年月日	優勝馬	勝時計	性齢	斤量	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1965年8月29日	ウイステリヤ	2分04秒8	牝3	49	古山良司	茂木為二郎	藤田正明
第2回	1966年9月4日	セフトウエー	2分04秒3	牡4	59	野平祐二	野平富久	鈴木晴
第3回	1967年8月27日	ネイチブランナー	2分04秒1	牡4	53	増沢末夫	山岡寿恵次	増田伝三郎
第4回	1968年8月11日	ハクセンショウ	2分08秒1	牡4	55	増沢末夫	尾形藤吉	柏誠四郎
第5回	1969年11月23日	スイジン	2分05秒3	牡4	55	町田精生	田中和夫	渡辺君江
第6回	1970年8月9日	スイジン	2分03秒1	牡5	54	町田精生	田中和夫	渡辺君江
第7回	1971年11月21日	ダッシュリュー	2分01秒2	牡5	57	矢野照正	阿部正太郎	松田豊
第8回	1972年8月27日	キクノハッピー	2分02秒6	牡4	54	嶋田功	山岡寿恵次	田中伊三郎
第9回	1973年10月7日	オカザキジョウ	2分04秒9	牡4	53	菅原泰夫	茂木為二郎	ホースマンクラブ
第10回	1974年11月24日	ノボルトウコウ	2分04秒3	牡5	58.5	徳吉一己	加藤朝治郎	渡辺喜八郎
第11回	1975年11月23日	ツアールターフ	2分05秒7	牡4	57	小島太	高木良三	佐藤重治
第12回	1976年11月21日	ウエスタンバード	2分06秒3	牡5	53	東信二	柴田欣也	西川商事(株)
第13回	1977年11月20日	ディアマンテ	2分03秒7	牝4	53	嶋田功	稲葉幸夫	佐藤弘嘉
第14回	1978年11月19日	シュランダー	2分06秒4	牡4	57	東信二	柴田欣也	加藤博史
第15回	1979年11月18日	ファニーバード	2分08秒7	牝3	51	徳吉一己	鴨田次男	原井義雄
マイエルフ	牝4	53	大崎昭一	田中和夫	(株)ラツキーフイールド
第16回	1980年11月23日	ハワイアンイメージ	2分06秒0	牡3	57	増沢末夫	鈴木勝太郎	(株)大関
第17回	1981年11月22日	フジマドンナ	2分01秒9	牝5	56	竹原啓二	松山康久	藤野隆四郎
第18回	1982年11月21日	ネオキーストン	2分02秒3	牡5	56	増沢末夫	佐藤征助	高野稔
第19回	1983年11月20日	スイートカーソン	2分04秒2	牝4	56	増沢末夫	大和田稔	和田共弘
第20回	1984年11月18日	スズパレード	2分01秒4	牡3	56	田村正光	富田六郎	小紫芳夫
第21回	1985年11月17日	ブラックスキー	2分01秒9	牡3	54	小迫次男	矢野照正	笹原貞生
第22回	1986年11月16日	ランニングフリー	2分02秒9	牡3	50	小迫次男	本郷一彦	藤島泰輔
第23回	1987年11月22日	ミスターブランディ	2分01秒7	牡5	53	津留千彰	大和田稔	吉田善哉
第24回	1988年11月20日	レイクブラック	2分05秒7	牡5	54	増沢末夫	和田正道	岡田弘夫
第25回	1989年11月19日	ミスターブランディ	2分03秒8	牡7	58	津留千彰	大和田稔	吉田善哉
第26回	1990年11月18日	ハシノケンシロウ	2分00秒9	牡3	51	大塚栄三郎	八木沢勝美	橋本中
第27回	1991年11月17日	ヤグラステラ	2分01秒2	牝6	55	田島裕和	中尾謙太郎	矢倉敏夫
第28回	1992年11月22日	アラシ	2分02秒1	騸3	54	土肥幸広	加藤敬二	東五郎
第29回	1993年11月21日	ペガサス	2分00秒6	牡3	52	安田富男	大和田稔	阿部善男
第30回	1994年11月20日	シルクグレイッシュ	2分01秒3	牡3	50	後藤浩輝	大和田稔	(有)シルク
第31回	1995年11月19日	マイネルブリッジ	2分01秒9	牡3	54	坂本勝美	伊藤正徳	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第32回	1996年11月17日	マイヨジョンヌ	2分01秒8	牡6	57	坂井千明	畠山重則	柴原榮
第33回	1997年11月16日	テイエムオオアラシ	2分03秒0	牡4	56	土肥幸広	二分久男	竹園正繼
第34回	1998年11月22日	オーバーザウォール	2分04秒0	牝4	51	中舘英二	佐々木晶三	(有)社台レースホース
第35回	1999年11月21日	ポートブライアンズ	2分04秒6	牡5	54	和田竜二	岩元市三	水戸富雄
第36回	2000年11月18日	ゴーイングスズカ	2分04秒1	牡7	57.5	芹沢純一	橋田満	永井啓弍
第37回	2001年11月17日	ミヤギロドリゴ	1分59秒0	牡7	53	大西直宏	高市圭二	菅原光博
第38回	2002年11月17日	ウインブレイズ	2分01秒2	牡5	56	木幡初広	宗像義忠	(株)ウイン
第39回	2003年11月16日	メイショウドメニカ	1分58秒6	騸6	56	大西直宏	高橋成忠	松本好雄
第40回	2004年11月14日	セフティーエンペラ	2分00秒3	騸5	54	長谷川浩大	小野幸治	池田實
第41回	2005年11月13日	グラスボンバー	2分01秒2	牡5	57	勝浦正樹	尾形充弘	半沢(有)
第42回	2006年11月11日	 サンバレンティン	2分03秒9	牡5	55	佐藤哲三	佐々木晶三	吉田勝己
第43回	2007年11月10日	 アルコセニョーラ	2分00秒6	牝3	51	中舘英二	畠山重則	中村政勝
第44回	2008年11月24日	 マンハッタンスカイ	2分00秒1	牡4	56	芹沢純一	浅見秀一	(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第45回	2009年11月21日	 サニーサンデー	1分58秒6	牡3	51	吉田隼人	谷原義明	宮﨑守保
第46回	2010年11月20日	 ダンスインザモア	1分58秒9	牡8	56	丸田恭介	相沢郁	木浪巖

福島記念 その他
2006年の番組改編(施行日が土曜日に変更)までは、長らくGI競走(エリザベス女王杯またはマイルチャンピオンシップ)と同一日に行われていたことから、重賞競走でありながらスーパー競馬(現・みんなのKEIBA)では生中継は流されず、結果のみの放送であったが後に「スーパー競馬」で生中継するようになった(その後2005年まで中継)。2011年からは再び施行日が日曜日となり、マイルチャンピオンシップと同日開催となる予定。

ローズキングダム

ローズキングダム

英字表記	Rose Kingdom
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	黒鹿毛
生誕	2007年5月10日(4歳)
死没	(現役競走馬)
登録日	2009年5月6日
父	キングカメハメハ
母	ローズバド
母の父	サンデーサイレンス
生国	 日本(北海道安平町)
生産	ノーザンファーム
馬主	サンデーレーシング
調教師	橋口弘次郎(栗東)
厩務員	池平勉
主戦騎手	小牧太→武豊
競走成績
生涯成績	15戦6勝
獲得賞金	6億8566万8000円
勝ち鞍	GI:ジャパンカップ(2010年)
JpnI朝日杯フューチュリティステークス(2009年)
GII:神戸新聞杯(2010年)
京都大賞典(2011年)
JpnIII:東京スポーツ杯2歳ステークス(2009年)

ローズキングダム(英: Rose Kingdom)の主な勝ち鞍は、2009年の朝日杯フューチュリティステークス、2010年のジャパンカップ。サンデーレーシングのクラブ馬。薔薇一族の一頭で、母・ローズバドはフィリーズレビュー勝ち馬。馬名の意味は「薔薇の王国」。作曲家の平尾昌晃が一口馬主となっている。

ローズキングダム 経歴
一口馬主クラブ法人であるサンデーレーシング所有馬で、200万円×40口の総額8000万円で募集された。1歳9月時の馬体重は431キログラムだった。10月末にノーザンファームへ移動し、初期馴致から乗り運動へと順調に調教を消化していった。

ローズキングダム 2歳
2009年4月に産地馬体検査を受け、8月末から9月頭にかけて山元トレーニングセンターからグリーンウッド・トレーニングへ移動。9月11日に入厩し、すぐにゲート試験を合格。一族は調教であまり良いタイムが出ないが、この馬もラスト1ハロン13秒後半から14秒かかっていた。10月25日のデビュー戦ではアサクサデンエンとスウィフトカレントの弟、ヴィクトワールピサに次ぐ2番人気で出走。道中は4番手を進むと、4コーナー入り口で内を付き直線入り口で先頭に立つと、そのまま外から追い込んできたヴィクトワールピサを4分の3馬身差で抑え初勝利を挙げた。
次戦は京都2歳ステークスを予定していたが、東京スポーツ杯2歳ステークスに出走した[4]。好位でレースを運ぶと、直線は後方から末脚を伸ばしたトーセンファントムとの接戦をアタマ差で制し、重賞を初挑戦で勝利した。これは薔薇一族にとって2年半ぶりの重賞勝ちとなった。
当初は次走としてラジオNIKKEI杯2歳ステークスを予定していたものの、朝日杯フューチュリティーステークスへ出走を予定していた同厩舎のリディルが骨折により出走不可能となっていたため、代わりに出走することとなった。レースはバトルシュリイマンが逃げ、ローズキングダムは好スタートから中団で他馬を見ながらレースを進めた。そして4コーナーから徐々に進出し進出し、直線に入って馬場の真ん中を割るようにして抜け出すとエイシンアポロンの追走を1馬身半抑えて重賞2勝目、JpnI初勝利を挙げた[7][8][9]。これは薔薇一族にとっても34回目の挑戦で初のGI(JpnI)勝利となった。

ローズキングダム 3歳
明けて3歳の緒戦は2010年3月21日のスプリングステークスに単勝1.4倍の1番人気で出走。中団でレースを進めたが、最後の直線で前が開かない展開となり、残り100mで馬場の内側から差を詰めるも3着に敗れた。陣営はレース後には中山競馬場の荒れた馬場を考慮して皐月賞を回避して東京優駿(日本ダービー)に直行することも視野に入れる発言をしていたが、3月25日に当初の予定通り皐月賞に向かうことが発表された[10]。皐月賞では弥生賞の優勝馬ヴィクトワールピサに次ぐ2番人気で出走。直線では内から抜け出したヴィクトワールピサを馬場の真ん中から追い上げたが、大外から猛追したヒルノダムールらに差され4着に敗れた。東京優駿では、小牧太が前週に騎乗停止処分となり、後藤浩輝に乗り替わることとなった。また、5月25日には挫石が見つかったものの大事には至らず、出走することになった。迎えた5月30日の第77回東京優駿では中団追走から直線で先に抜け出したものの、上がり32秒7の豪脚で馬群を割ってきたエイシンフラッシュにかわされ2着に敗れた。

ローズキングダム 2010年ジャパンカップ優勝時
鞍上が武豊に乗り替わった秋緒戦の神戸新聞杯は東京優駿優勝馬エイシンフラッシュにクビ差で勝利した。続く10月24日の菊花賞ではエイシンフラッシュが出走を回避したことやヴィクトワールピサが出走しなかったこともあり断然の1番人気で出走した。しかし、中団待機から直線で鋭く伸びたもののビッグウィークの2着に敗れた。菊花賞の後、陣営は有馬記念を最大目標にし、その前にジャパンカップに出走することになった。レースでは最後の直線走路でブエナビスタの斜行のために進路を塞がれる不利から立て直し、先頭でゴールインしたブエナビスタには及ばなかったものの、先行していたヴィクトワールピサをゴール手前で交わして2位で入線した。しかしレース後の審議でブエナビスタが走行妨害によって降着となったため、繰り上がりで1着となった。その後、陣営は2010年最大の目標としていた有馬記念への出走を表明し、12月23日に出馬投票を行ったが、翌日の12月24日になり疝痛(腹痛)のために出走を取り消した。

ローズキングダム 4歳
明けて4歳の緒戦は2011年1月16日の日経新春杯に1番人気で出走。レースでは中団馬群の内々を進むも重ハンデが影響して3着に敗れ、同期のルーラーシップ、ヒルノダムールに先着を許してしまった。この敗戦からドバイ遠征を断念、春は国内に専念することになった。4月2日の日経賞では中団から早目に進出するもトゥザグローリーの3着。続く天皇賞・春では、京都記念、日経賞と重賞連勝中のトゥザグローリーに次ぐ2番人気に推されたが、直線で全く伸びず、ヒルノダムールの11着と大敗しデビュー以来初めて掲示板を外す結果となった。6月26日の宝塚記念では新たにクレイグ・ウィリアムズ騎手とのコンビで出走し、レースでは好位の4番手から進むものの、直線で伸びず4着に終わった。
夏の休養明け緒戦となった10月9日の京都大賞典では、昨年の東京優駿以来となる後藤浩輝が騎乗。逃げるネコパンチを最後の直線で捉えて先頭に立つとそのまま引き離し、追走するビートブラックなどを抑えて1着となり、昨年のジャパンカップ以来の勝利となった。10月30日の天皇賞(秋)では好位追走も直線で伸びず10着と大敗した。

ローズキングダム 競走成績
競走日	競馬場	競走名	格	距離(馬場)	頭数	枠番	馬番 オッズ(人気)	   着順	    タイム(上り3F)	着差	騎手	斤量	1着馬(2着馬) 
2009.10.25	京都	2歳新馬		芝1800m(良)	11	1	1	2.2(2人)	1着	1:48.9(33.9)	-0.1	小牧太	55kg	(ヴィクトワールピサ)
11.21	東京	東スポ杯2歳S	JpnIII	芝1800m(良)	17	7	14	3.6(1人)	1着	1:48.2(34.0)	-0.0	小牧太	55kg	(トーセンファントム)
12.20	中山	朝日杯FS	JpnI	芝1600m(良)	16	4	8	2.3(1人)	1着	1:34.0(34.7)	-0.2	小牧太	55kg	(エイシンアポロン)
2010.3.21	中山	スプリングS	GII	芝1800m(良)	15	2	3	1.4(1人)	3着	1:48.4(34.9)	0.2	小牧太	56kg	アリゼオ
4.18	中山	皐月賞	GI	芝2000m(稍)	18	3	5	6.4(2人)	4着	2:01.0(35.4)	0.2	小牧太	57kg	ヴィクトワールピサ
5.30	東京	東京優駿	GI	芝2400m(良)	17	4	8	19.5(5人)	2着	2:26.9(32.9)	0.0	後藤浩輝	57kg	エイシンフラッシュ
9.26	阪神	神戸新聞杯	GII	芝2400m(良)	12	3	3	3.0(2人)	1着	2:25.9(33.3)	-0.0	武豊	56kg	(エイシンフラッシュ)
10.24	京都	菊花賞	GI	芝3000m(良)	18	5	10	2.1(1人)	2着	3:06.3(33.9)	0.2	武豊	57kg	ビッグウィーク
11.28	東京	ジャパンC	GI	芝2400m(良)	18	3	6	8.8(4人)	1着	2:25.2(34.2)	0.3	武豊	55kg	(ブエナビスタ[12])
12.26	中山	有馬記念	GI	芝2500m(良)	16	3	6			出走取消		武豊	55kg	ヴィクトワールピサ
2011.1.16	京都	日経新春杯	GII	芝2400m(良)	13	4	5	2.0(1人)	3着	2:24.9(34.3)	-0.3	武豊	58kg	ルーラーシップ
4.2	阪神	日経賞	GII	芝2400m(良)	10	8	9	3.4(3人)	3着	2:25.9(34.7)	0.5	武豊	59kg	トゥザグローリー
5.1	京都	天皇賞(春)	GI	芝3200m(稍)	18	2	4	4.2(2人)	11着	3:22.0(37.1)	1.4	武豊	58kg	ヒルノダムール
6.26	阪神	宝塚記念	GI	芝2200m(良)	16	5	9	12.1(5人)	4着	2:10.4(35.1)	0.3	C.ウィリアムズ	58kg	アーネストリー
10.9	京都	京都大賞典	GII	芝2400m(良)	8	7	7	1.8(1人)	1着	2:24.1(33.1)	-0.2	後藤浩輝	59kg	(ビートブラック)
血統表 [編集]

ローズキングダムの血統 (ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5x5x5=9.38%、Mill Reef 5x4=9.38%)
父

キングカメハメハ
2001 鹿毛	Kingmambo
1990 鹿毛	Mr.Prospector	Raise a Native
Gold Digger
Miesque	Nureyev
Pasadoble
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛	*ラストタイクーン
Last Tycoon	*トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird	Blakeney
The Dancer
母

ローズバド
1998 青毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo
1969 黒鹿毛	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
1975 鹿毛	Understanding
Mountain Flower
ロゼカラー
1993 鹿毛	Shirley Heights
1975 鹿毛	Mill Reef
Hardiemma
*ローザネイ
Rosa Nay
1988 栗毛	Lyphard
Riviere Doree F-No.1-w
母・ローズバドはフィリーズレビュー、マーメイドステークスなどの勝利がある。
叔父・ローゼンクロイツは金鯱賞など重賞を3勝している。

サダムパテック

サダムパテック

英字表記	Sadamu Patek
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2008年3月30日(3歳)
登録日	2010年9月23日
父	フジキセキ
母	サマーナイトシティ
母の父	エリシオ
生国	 日本(北海道白老町)
生産	(有)社台コーポレーション白老ファーム
馬主	大西定
調教師	西園正都(栗東)
競走成績
生涯成績	9戦3勝
獲得賞金	1億7992万2000円
(2011年10月23日現在)

サダムパテック(Sadamu Patek)。
馬名は冠名+スイス時計名(パテック・フィリップ)より。主な勝ち鞍は2010年の東京スポーツ杯2歳ステークス、2011年の弥生賞。

サダムパテック 経歴
サダムパテック 2歳
2010年10月17日、京都の2歳新馬戦で柴田善臣を鞍上に迎えてデビュー、5番人気に支持され2着となる。続く10月30日の未勝利戦で鞍上はC.スミヨンを迎えて初勝利を飾った。 3戦目には11月20日の東京スポーツ杯2歳ステークスに出走、1番人気に支持された。道中は後方でレースを進め4コーナーでは中団待機まで進出し直線半ばで力強く抜け出し2着のリフトザウイングスに3馬身半差つけて快勝し重賞初制覇を飾った[1] 。12月19日の朝日杯フューチュリティステークスでは単勝1.8倍の1番人気で出走、道中中団で待機し直線で外から追い詰めたがグランプリボスの4着に終わった。

サダムパテック 3歳
2011年3月6日の弥生賞に出走、1番人気に支持された。道中中団を追走し直線で外から抜け出すとプレイに1/2馬身差をつけて勝利した[2]。震災の影響で舞台が東京競馬場に変更となった4月24日の皐月賞では中団から追い上げたが、先に抜けたオルフェーヴルに3馬身突き放され2着に敗れた。東京優駿では中団を追走したが最後の直線で伸びあぐねて7着に終わった。秋に入り9月18日のセントライト記念に1番人気で出走、後方待機から直線で外から追い詰めたがフェイトフルウォーの3着。菊花賞では先団を追走したがオルフェーヴルの5着に終わった。

サダムパテック 競走成績
競走日	競馬場	競走名	格	距離(馬場)	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	タイム(上り3F)	着差	騎手	斤量	1着馬(2着馬)
2010.10.17	京都	2歳新馬		芝1600m(良)	16	1	1	15.8(5人)	2着	1:37.1(33.5)	0.2	柴田善臣	55kg	ケイティーズジェム
10.30	京都	2歳未勝利		芝1600m(良)	14	3	3	2.4(1人)	1着	1:34.3(34.8)	-0.5	C.スミヨン	55kg	(ダノンシャーク)
11.20	東京	東スポ杯2歳S	GIII	芝1800m(良)	16	1	2	4.6(1人)	1着	1:47.3(33.7)	-0.6	C.スミヨン	55kg	(リフトザウイングス)
12.19	中山	朝日杯FS	GI	芝1600m(良)	16	5	10	1.8(1人)	4着	1:34.1(34.9)	0.2	C.スミヨン	55kg	グランプリボス
2011.3.6	中山	弥生賞	GII	芝2000m(良)	11	6	6	2.7(1人)	1着	2:01.0(34.2)	-0.1	岩田康誠	56kg	(プレイ)
4.24	東京	皐月賞	GI	芝2000m(良)	18	2	4	2.5(1人)	2着	2:01.3(34.9)	0.5	岩田康誠	57kg	オルフェーヴル
5.29	東京	東京優駿	GI	芝2400m(不)	18	1	2	6.0(2人)	7着	2:32.8(37.4)	2.3	岩田康誠	57kg	オルフェーヴル
9.18	中山	セントライト記念	GII	芝2200m(良)	17	7	14	3.1(1人)	3着	2:10.7(34.1)	0.4	岩田康誠	56kg	フェイトフルウォー
10.23	京都	菊花賞	GI	芝3000m(良)	18	6	11	24.0(7人)	5着	3:03.8(35.9)	1.0	岩田康誠	57kg	オルフェーヴル
血統表 [編集]

サダムパテックの血統 (サンデーサイレンス系/アウトブリード)
父

フジキセキ 1992
青鹿毛 千歳市	*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ミルレーサー
Millracer 1983
鹿毛 アメリカ	Le Fabuleux	Wild Risk
Anguar
Marston's Mill	In Reality
Millicent
母

サマーナイトシティ 1999
鹿毛 白老町	*エリシオ
Helissio 1993
鹿毛 フランス	Fairy King	Northern Dancer
Fairy Bridge
Helice	Slewpy
Hirondelle
*ダイアモンドシティ
Diamond City 1988
鹿毛 アメリカ	Mr.Prospector	Raise a Native
Gold Digger
Honey's Flag	Hoist the Flag
Cathy Honey F-No.9-h

東京スポーツ杯2歳ステークス

東京スポーツ杯2歳ステークス

開催地	東京競馬場
施行日	2011年11月19日
施行時期	11月中旬 - 下旬
(原則5回東京5日目)
格付け	GIII
1着賞金	3200万円
賞金総額	6100万円
距離	芝1800m
出走条件	サラブレッド系2歳(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	馬齢(55kg、牝馬1kg減)
第1回施行日	1996年11月17日

東京スポーツ杯2歳ステークス(とうきょうスポーツはい2さいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1800mで施行する2歳馬限定の重賞(GIII)競走である。

東京スポーツ杯2歳ステークス 概要
1959年に3歳(現2歳)の競走馬によるオープン競走・東京3歳ステークスの名称で創設されたのが始まり。当初は東京競馬場・芝1400mで施行されていた。
1968年に名称を府中3歳ステークスに変更、1984年には距離を現行の芝1800mとした。
1996年に本競走は2歳重賞競走の整備により、重賞(GIII)に格上げされ、更に混合競走に指定され外国産馬が出走可能になり、また指定交流競走にもなったため、朝日杯フューチュリティステークス出走候補の地方馬が出走資格を得られるようになった。翌1997年からは東京スポーツより寄贈杯を受け東京スポーツ杯3歳ステークス、そして2001年には競走馬の年齢表示の変更により現競走名に改称された。2010年からは国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能になっている。
例年第5回東京競馬の時期に施行されており、同開催に設けられている京王杯2歳ステークスとともに朝日杯フューチュリティステークスへの前哨戦に位置付けられている。ただし格付・距離の面で差別化が図られており、前者が芝1400mなのに対し当競走は2歳戦としては長めの距離ということから3歳クラシック競走を見据えての出走が想定されている。
これまで出走馬からのクラシック競走の優勝馬としては、1997年の皐月賞と東京優駿(日本ダービー)に勝利したサニーブライアン(当競走は13頭中7着)、2006年の皐月賞と日本ダービーに勝利したメイショウサムソン(当競走は11頭中2着)がいる。一方重賞昇格後の歴代優勝馬であるキングヘイロー、アドマイヤコジーン、アドマイヤマックス、ナカヤマフェスタ、ローズキングダムはクラシック競走に勝利することは出来なかったが、古馬の平地GI制覇を果たしている。ただしナカヤマフェスタが宝塚記念を、ローズキングダムが繰り上がりでジャパンカップを制したのに対し、前の3頭はいずれも短距離の競走である。
また、2005年から2007年にかけて、馬主として関口房朗が3連覇を達成した。重賞格付け後としては初。それ以前も含めると1983年から1985年の和田共弘に次ぐ2人目。
出走資格はサラブレッド系2歳のJRA所属馬、朝日杯フューチュリティステークス出走候補の地方馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は馬齢重量で牡馬・セン馬が55kg、牝馬は54kgである。
2011年現在の総額賞金は6,100万円で、1着賞金:3,200万円、2着賞金:1,300万円、3着賞金:800万円、4着賞金:480万円、5着賞金:320万円と定められている。

東京スポーツ杯2歳ステークス 歴史
1959年 - 東京競馬場の芝1400mの3歳(現2歳)の混合競走・別定重量のオープン特別競走「東京3歳ステークス」として施行。
1967年 - 東京競馬場の改修工事のため開催休止。
1968年 - 競走名を府中3歳ステークスに変更。
1970年 - 施行距離を芝1600mに変更。
1977年 - 出馬投票の結果3頭立てとなったため、競走を取りやめ[1]。
1981年 - 施行距離を芝1400mに変更。
1984年 - 施行距離を芝1800mに変更。
1995年 - 特別指定競走に指定。
1996年 - 東京競馬場の芝1800mの3歳(現2歳)限定の混合競走・指定交流競走の馬齢重量の重賞(GIII)競走「府中3歳ステークス」として創設(地方馬は2頭まで出走可能)。
1997年 - 東京スポーツから寄贈杯を受けて「東京スポーツ杯3歳ステークス」に名称変更。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
競走名を東京スポーツ杯2歳ステークスに変更。
2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により、中山競馬場の芝1800mで施行。
2003年 - 武豊が騎手として史上初の連覇。
2005年 - フサイチリシャールが2歳コースレコード1分46秒9で優勝。
2006年 - 松田国英が調教師として史上初の連覇。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2010年 - 国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで出走可能となる。このため、重賞格付け表記をGIIIに戻す。

東京スポーツ杯2歳ステークス 歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は2000年以前も現表記を用いる。

東京3歳ステークス 
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
1959年11月29日	マツカゼオー	牡2	1:25.9	蛯名武五郎	藤本冨良	長山善武
1960年11月27日	ハクシヨウ	牡2	1:27.2	保田隆芳	尾形藤吉	西博
1961年11月26日	カネツセーキ	牡2	1:25.4	伊藤竹男	久保田金造	カネツ競走馬(株)
1962年11月23日	グレートヨルカ	牡2	1:25.6	保田隆芳	尾形藤吉	小野晃
1963年11月24日	フラミンゴ	牝2	1:26.0	吉永正人	松山吉三郎	三好貞雄
1964年11月29日	メジロマンゲツ	牝2	1:25.4	加賀武見	阿部正太郎	北野豊吉
1965年11月28日	ヒロイサミ	牡2	1:27.4	野平祐二	野平省三	勝川玉子
1966年11月3日	ヤマニンカップ	牡2	1:27.3	藤本勝彦	藤本冨良	土井宏二

府中3歳ステークス 
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
1968年11月23日	スズサヤカ	牡2	1:25.5	増沢末夫	森末之助	小紫芳夫
1969年11月23日	スイノオーザ	牡2	1:28.5	大久保哲男	久保田金造	桑島すい
1970年11月23日	ヤシマライデン	牡2	1:38.4	伊藤正徳	尾形藤吉	小林庄平
1971年11月21日	スズボクサー	牡2	1:38.0	小林常泰	森末之助	小紫芳夫
1972年11月26日	ナスノチグサ	牝2	1:37.4	中島啓之	稲葉幸夫	那須野牧場
1973年11月25日	カネミクニ	牡2	1:37.3	加賀武見	阿部正太郎	金指利明
1974年11月23日	シャトードシンボリ	牡2	1:38.7	池上昌弘	保田隆芳	和田共弘
1975年11月22日	スピリットスワプス	牡2	1:41.0	中野栄治	荒木静雄	ローヤル(株)
1976年11月21日	マルゼンスキー	牡2	1:37.9	中野渡清一	本郷重彦	橋本善吉
1977年11月19日	競走取りやめ
1978年11月19日	シーバードパーク	牝2	1:38.1	小迫次男	本郷重彦	(株)ホースマン
1979年11月18日	リキウエーブ	牝2	1:40.3	嶋田功	山岡寿恵次	鬼嶋力也
1980年11月16日	ヘーゼルブロンド	牝2	1:36.7	横山富雄	森安弘昭	カネツ競走馬(株)
1981年10月17日	トウショウペガサス	牡2	1:23.1	中島啓之	奥平真治	トウショウ産業(株)
1982年10月23日	デアリングパワー	牡2	1:24.8	加藤和宏	二本柳俊夫	山形尚枝
1983年10月22日	コンラートシンボリ	牡2	1:26.3	岡部幸雄	田中和夫	和田共弘
1984年11月18日	シリウスシンボリ	牡2	1:50.1	加藤和宏	二本柳俊夫	和田共弘
1985年11月17日	スイートナディア	牝2	1:50.7	柴田政人	野平祐二	和田共弘
1986年11月16日	サクラロータリー	牡2	1:49.7	小島太	境征勝	(株)さくらコマース
1987年11月28日	コクサイトリプル	牡2	1:49.5	柴田政人	稗田敏男	芦部博子
1988年11月26日	サクラホクトオー	牡2	1:48.6	小島太	境勝太郎	さくらコマース
1989年11月25日	アサヒパシィオン	牝2	1:48.6	中舘英二	石毛善衛	寺内倉蔵
1990年11月18日	サクラヤマトオー	牡2	1:51.2	小島太	境勝太郎	さくらコマース
1991年11月17日	マチカネタンホイザ	牡2	1:49.5	岡部幸雄	伊藤雄二	細川益男
1992年11月22日	シュアリーウィン	牡2	1:49.1	小島貞博	戸山為夫	森岡一郎
1993年11月21日	アイネスサウザー	牡2	1:51.2	横山典弘	本郷一彦	小林正明
1994年11月20日	ホッカイルソー	牡2	1:49.6	蛯名正義	田中清隆	北海牧場
1995年11月19日	バブルガムフェロー	牡2	1:50.0	岡部幸雄	藤沢和雄	(有)社台レースホース

重賞格付け以後 
国際競走となった2010年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1996年11月17日	ゴッドスピード	牡2	1:49.7	石橋守	瀬戸口勉	近藤俊典
第2回	1997年11月15日	キングヘイロー	牡2	1:48.0	福永祐一	坂口正大	浅川吉男
第3回	1998年11月21日	アドマイヤコジーン	牡2	1:49.5	南井克巳	橋田満	近藤利一
第4回	1999年11月20日	ジョウテンブレーヴ	牡2	1:48.6	蛯名正義	相沢郁	田邉久男
第5回	2000年11月18日	タガノテイオー	牡2	1:48.5	藤田伸二	松田博資	八木良司
第6回	2001年11月17日	アドマイヤマックス	牡2	1:48.2	福永祐一	橋田満	近藤利一
第7回	2002年11月16日	ブルーイレヴン	牡2	1:50.2	武豊	角居勝彦	金子真人
第8回	2003年11月22日	アドマイヤビッグ	牡2	1:48.9	武豊	橋田満	近藤利一
第9回	2004年11月20日	スムースバリトン	牡2	1:48.2	蛯名正義	国枝栄	金子真人
第10回	2005年11月19日	フサイチリシャール	牡2	1:46.9	福永祐一	松田国英	関口房朗
第11回	2006年11月18日	フサイチホウオー	牡2	1:48.7	安藤勝己	松田国英	関口房朗
第12回	2007年11月17日	フサイチアソート	牡2	1:47.4	横山典弘	岩戸孝樹	関口房朗
第13回	2008年11月22日	ナカヤマフェスタ	牡2	1:47.7	蛯名正義	二ノ宮敬宇	和泉信子
第14回	2009年11月21日	ローズキングダム	牡2	1:48.2	小牧太	橋口弘次郎	(有)サンデーレーシング
第15回	2010年11月20日	サダムパテック	牡2	1:47.3	C.スミヨン	西園正都	大西定

東京スポーツ杯2歳ステークスからの朝日杯フューチュリティステークス優勝馬
オープン特別時から朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが13頭が同年の朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順	備考
 	マツカゼオー	牡2	1着	
 	ハクシヨウ	牡2	1着	第28回東京優駿優勝
 	カネツセーキ	牡2	1着	
 	グレートヨルカ	牡2	1着	第24回菊花賞優勝
 	マルゼンスキー	牡2	1着	
 	リンドタイヨー	牡2	2着	
 	サクラホクトオー	牡2	1着	
 	バブルガムフェロー	牡2	1着	第114回天皇賞優勝
第3回	アドマイヤコジーン	牡2	1着	第52回安田記念優勝
第10回	フサイチリシャール	牡2	1着	
第11回	ドリームジャーニー	牡2	3着	第50回宝塚記念・第54回有馬記念優勝
第12回	ゴスホークケン	牡2	4着	
第14回	ローズキングダム	牡2	1着	第30回ジャパンカップ優勝

ダノンヨーヨー

ダノンヨーヨー


英字表記	Danon Yoyo
性別	牡
毛色	栗毛
生誕	2006年4月7日(5歳)
登録日	2009年3月12日
父	ダンスインザダーク
母	フローラルグリーン
母の父	フォーティナイナー
生国	 日本(北海道安平町)
生産	ノーザンファーム
馬主	ダノックス
調教師	音無秀孝(栗東)
競走成績
生涯成績	18戦6勝
獲得賞金	1億7484万6000円

ダノンヨーヨー(Danon Yoyo)の主な勝ち鞍は富士ステークス。馬名は冠名+洋洋たる前途が開けることを願って。

ダノンヨーヨー 戦績
ダノンヨーヨー 2009年
デビューは遅く、3歳春の4月12日の阪神の未勝利戦芝1600m。直線追い込むも2着惜敗した。2戦目の4月25日の京都の未勝利戦芝1600mは1番人気に応えて初勝利。しかし2週間後の京都の500万下は4着に敗れてその後休養に入る。

ダノンヨーヨー 2010年
年明け早々の1月17日の京都芝1800mで復帰し、直線追い込むも2着。続く1月30日の京都芝1600m戦も2着。2ヶ月半間を開けた4月の阪神戦は人気に応え快勝した。続く東京の1000万下の立川特別は追い込み届かず3着だったが、6月の京都の六波羅特別は直線抜け出して3勝目となった。このあと新潟の月岡温泉特別も直線抜け出し人気に応えて4勝目。格上挑戦となった阪神のポートアイランドステークスも1番人気に応え勝利しオープン入りした。そして初重賞挑戦となった富士ステークスも勝利し4連勝で重賞初制覇を果たした。11月21日のマイルチャンピオンシップでは4連勝の実績が評価されて1番人気で出走、後方追走から直線で外から追い込んできたが、内から抜け出してきたエーシンフォワードにクビ差届かず2着となった。

ダノンヨーヨー 2011年
2月6日の東京新聞杯に1番人気で出走、最後方からレースを進めたが直線で伸び切れず7着に敗れた。続くマイラーズカップでは好位追走も逃げるシルポートをとらえきれず3着。安田記念ではアパパネに次いで2番人気で出走したがスタートで出遅れて10着と惨敗。宝塚記念では中団で進むも直線で伸び切れず7着。夏の休養明け緒戦となった毎日王冠では最後方で脚を溜めたが直線で伸びず6着。天皇賞(秋)では15着と大敗した。

ダノンヨーヨー 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭数	オッズ(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上り3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2009	4.	12	阪神	未勝利		17	7.6	(4人)	2着	武豊	56	芝1600m(良)	1:37.8(33.1)	0.3	メイショウドナリオ
4.	25	京都	未勝利		18	1.8	(1人)	1着	武豊	56	芝1600m(重)	1:38.5(36.1)	-0.1	(アグネスサクラ)
5.	9	京都	500万下		11	2.1	(1人)	4着	武豊	56	芝1600m(稍)	1:36.1(34.0)	0.3	ジャングルストーン
2010	1.	17	京都	500万下		16	4.3	(2人)	2着	北村友一	56	芝1800m(良)	1:48.6(33.8)	0.0	ハッピーパレード
1.	30	京都	500万下		16	1.7	(1人)	2着	武豊	56	芝1600m(良)	1:35.6(33.8)	0.2	ガンダーラ
4.	18	阪神	500万下		18	2.0	(1人)	1着	川田将雅	57	芝1600m(良)	1:34.5(34.4)	-0.2	(ナミダガキラリ)
5.	15	東京	立川特別		13	3.1	(2人)	3着	岩田康誠	57	芝1600m(良)	1:34.1(32.7)	0.2	ソーマジック
6.	13	京都	六波羅特別		15	2.8	(1人)	1着	岩田康誠	57	芝1600m(重)	1:35.6(36.3)	0.0	(ピースピース)
8.	29	新潟	月岡温泉特別		18	3.8	(1人)	1着	松岡正海	57.5	芝1600m(良)	1:33.3(33.3)	0.0	(ワールドコンパス)
10.	3	阪神	ポートアイランドS	OP	10	3.5	(1人)	1着	北村友一	55	芝1600m(稍)	1:34.8(33.5)	-0.4	(フライングアップル)
10.	23	東京	富士S	GIII	17	5.1	(2人)	1着	北村友一	56	芝1600m(良)	1:32.8(33.5)	-0.2	(ライブコンサート)
11.	21	京都	マイルCS	GI	18	3.7	(1人)	2着	C.スミヨン	57	芝1600m(良)	1:31.8(33.6)	0.0	エーシンフォワード
2011	2.	6	東京	東京新聞杯	GIII	16	2.3	(1人)	7着	北村友一	57	芝1600m(良)	1:32.8(33.2)	0.3	スマイルジャック
4.	17	阪神	マイラーズC	GII	18	4.2	(1人)	3着	内田博幸	57	芝1600m(良)	1:32.6(33.4)	0.3	シルポート
6.	5	東京	安田記念	GI	18	5.1	(2人)	10着	C.ウィリアムズ	58	芝1600m(良)	1:32.5(34.0)	0.5	リアルインパクト
6.	26	阪神	宝塚記念	GI	16	60.5	(11人)	7着	北村友一	58	芝2200m(良)	2:11.1(35.6)	1.0	アーネストリー
10.	9	東京	毎日王冠	GII	11	9.6	(4人)	6着	北村友一	57	芝1800m(良)	1:47.0(32.8)	0.3	ダークシャドウ
10.	30	東京	天皇賞(秋)	GI	18	70.7	(11人)	15着	後藤浩輝	58	芝2000m(良)	1:58.8(36.0)	2.7	トーセンジョーダン

ダノンヨーヨー 血統表
ダノンヨーヨーの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/Raise a Native 12.50% 5x4x5 Double Jay 6.25% 5x5
父

ダンスインザダーク
1993 鹿毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ダンシングキイ
Dancing Key
1983 鹿毛	Nijinsky	Northern Dancer
Flaming Page
Key Partner	Key to the Mint
Native Partner
母

フローラルグリーン
1998 栗毛	*フォーティナイナー
Forty Niner
1985 栗毛	Mr. Prospector	Raise a Native
Gold Digger
File	Tom Rolfe
ConTinue
*フローラルマジック
Floral Magic
1985 黒鹿毛	Affirmed	Exclusive Native
Won't Tell You
Rare Lady	Never Bend
Double AgentF-No.18
母の半兄に菊花賞勝ちのナリタトップロードと全日本3歳優駿を制したホウシュウサルーン、皐月賞トライアルの若葉ステークスを勝ったグリーンプレゼンスがいる。母の半姉ペイパーレインの仔に有馬記念を勝ったマツリダゴッホがいる。
近親に種牡馬のナグルスキーがいる。

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