馬名 シルポート
生年月日 2005. 3.24
生産地 北海道静内
生産者 タイヘイ牧場
性別 牡
毛色 鹿毛
調教師 西園正都(栗東)
馬主 後藤繁樹
百万武夫
河崎五市
競走成績 41戦9勝(現役馬)
血統表(*本邦輸入)
ホワイトマズル
*White Muzzle
1990 鹿毛 ダンシングブレーヴ
*Dancing Brave
1983 鹿毛 Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess Drone
Olmac
Fair of the Furze
1982 鹿毛 Ela-Mana-Mou *Pitcairn
Rose Bertin
Autocratic Tyrant
Flight Table
スペランツァ
1998 栗毛 サンデーサイレンス
*Sunday Silence
1986 青鹿毛 Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
フジャブ
*Hujjab
1992 鹿毛 Woodman Mr.Prospector
*Playmate
Winter’s Love Danzig
Cold Hearted
競走成績
年月日 競馬場 レース名 格 頭数 枠順 人気 着順 騎手 斤量 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
2008. 1.27 京都 新馬 16頭 14番 1人 3着 岩田康誠 56 T1400 良 1.24.0 0.2秒 ヘヴンリークルーズ
2.10 京都 未勝利 16頭 6番 1人 5着 岩田康誠 56 D1400 不良 1.26.8 0.8秒 マサヤマト
2.23 京都 未勝利 16頭 14番 1人 8着 大下智 53 D1200 良 1.16.5 1.4秒 ドモナラズ
3.16 阪神 未勝利 15頭 4番 3人 4着 岩田康誠 56 D1200 稍重 1.13.5 1.4秒 タイキドゥカティ
3.30 中京 未勝利 16頭 16番 1人 2着 岩田康誠 56 T1800 良 1.49.8 0.2秒 ゲイリーライアン
4.12 阪神 未勝利 18頭 2番 2人 1着 岩田康誠 56 T1400 良 1.22.3 0.4秒 (ファイナルジャッジ)
5. 4 京都 あやめ賞 500 16頭 5番 1人 3着 岩田康誠 56 T1200 良 1.09.0 0.3秒 メイショウローラン
5.25 東京 ガーベラ賞 500 18頭 15番 2人 1着 武豊 56 T1400 重 1.22.3 0.6秒 (ドラゴンファング)
6.14 東京 エーデルワイスS 1000 17頭 12番 1人 6着 武豊 56 T1600 良 1.35.1 0.3秒 タケショウオージ
10. 4 阪神 浅口特別 1000 15頭 14番 3人 13着 川田将雅 55 T1400 良 1.22.5 1.0秒 トーセンイマジゲン
10.18 京都 久多特別 1000 18頭 1番 9人 10着 鮫島良太 54 T1400 良 1.21.3 0.9秒 ケイアイプラウド
11. 1 東京 1000万下 1000 11頭 3番 1人 1着 O.ペリエ 56 T1400 良 1.21.7 0.2秒 (ナチュラルウィン)
11.23 東京 奥多摩S 1600 18頭 17番 9人 14着 伊藤直人 54 T1400 良 1.22.0 1.4秒 ソルジャーズソング
2009. 5.31 東京 むらさき賞 1600 18頭 2番 12人 2着 藤岡佑介 54 T1800 不良 1.52.4 クビ デストラメンテ
6.21 阪神 三木特別 1000 10頭 3番 4人 1着 福永祐一 57 T1800 良 1.46.0 0.7秒 (ロードアリエス)
7.19 小倉 博多S 1600 12頭 8番 1人 11着 浜中俊 56 T1800 良 1.46.0 1.1秒 ダイシンプラン
8.16 新潟 天の川S 1600 18頭 5番 5人 15着 小林淳一 57 T2000 良 2.00.4 1.2秒 ホーマンファラオ
9. 5 小倉 佐世保S 1600 17頭 11番 6人 14着 川田将雅 56 T1200 良 1.09.2 1.0秒 グッドキララ
10. 4 阪神 道頓堀S 1600 18頭 4番 10人 13着 幸英明 57 T1400 良 1.21.5 1.0秒 ボストンオー
2010. 3. 7 阪神 武庫川S 1600 15頭 7番 6人 5着 佐藤哲三 55 T1600 稍重 1.36.1 0.6秒 マイネルクラリティ
3.20 阪神 韓国馬事会杯 1600 14頭 1番 6人 7着 吉田豊 57 T1600 良 1.34.2 0.3秒 キョウエイストーム
4. 4 阪神 難波S 1600 16頭 12番 3人 1着 佐藤哲三 55 T1800 良 1.46.6 0.5秒 (グローリーシーズ)
4.17 阪神 読売マイラーズC GⅡ 18頭 15番 13人 12着 佐藤哲三 57 T1600 良 1.33.8 0.9秒 リーチザクラウン
5. 9 京都 都大路S OP 14頭 4番 5人 1着 酒井学 56 T1800 良 1.44.8 0.8秒 (アドマイヤコマンド)
5.22 東京 メイS OP 16頭 6番 3人 2着 酒井学 56 T1800 良 1.46.0 0.3秒 ショウワモダン
6.13 東京 エプソムC GⅢ 18頭 8番 3人 2着 蛯名正義 56 T1800 良 1.46.1 ハナ セイウンワンダー
9.26 中山 オールカマー GⅡ 10頭 6番 4人 9着 後藤浩輝 57 T2200 良 2.12.6 1.2秒 シンゲン
10.10 東京 毎日王冠 GⅡ 10頭 7番 4人 7着 酒井学 57 T1800 稍重 1.47.1 0.7秒 アリゼオ
10.31 東京 天皇賞(秋) GⅠ 18頭 8番 14人 12着 酒井学 58 T2000 稍重 1.59.9 1.7秒 ブエナビスタ
12. 4 阪神 鳴尾記念 GⅢ 12頭 9番 5人 4着 酒井学 56 T1800 良 1.45.2 0.3秒 ルーラーシップ
12.26 阪神 ファイナルS OP 14頭 10番 2人 1着 小牧太 56 T1600 良 1.34.1 0.1秒 (ダンツホウテイ)
2011. 1. 5 京都 京都金杯 GⅢ 16頭 2番 7人 1着 小牧太 57 T1600 良 1.33.4 クビ (ガルボ)
2. 6 東京 東京新聞杯 GⅢ 16頭 11番 4人 6着 小牧太 58 T1600 良 1.32.7 0.2秒 スマイルジャック
3. 6 阪神 大阪城S OP 15頭 4番 1人 6着 武豊 58 T1800 良 1.46.1 0.4秒 ダンツホウテイ
4.17 阪神 読売マイラーズC GⅡ 18頭 17番 7人 1着 小牧太 57 T1600 良 1.32.3 0.3秒 (クレバートウショウ)
5.14 東京 京王杯スプリングC GⅡ 17頭 11番 3人 2着 小牧太 58 T1400 良 1.20.2 ハナ ストロングリターン
6. 5 東京 安田記念 GⅠ 18頭 2番 4人 8着 小牧太 58 T1600 良 1.32.4 0.4秒 リアルインパクト
10. 9 東京 毎日王冠 GⅡ 11頭 2番 3人 8着 小牧太 58 T1800 良 1.47.2 0.5秒 ダークシャドウ
10.30 東京 天皇賞(秋) GⅠ 18頭 1番 12人 16着 蛯名正義 58 T2000 良 1.59.2 3.1秒 トーセンジョーダン
11.20 京都 マイルチャンピオンシップ GⅠ 18頭 3番 7人 8着 幸英明 57 T1600 稍重 1.34.5 0.6秒 エイシンアポロン
12.17 阪神 阪神C GⅡ 18頭 9番 6人 5着 幸英明 57 T1400 良 1.21.1 0.6秒 サンカルロ
カテゴリ : 競馬用語&競走馬, 競馬用語&競走馬 さ行
ミシシッピアン
Mississipian
生年 1971年
生国 アメリカ
毛色 鹿毛
供用開始年
引退又は死亡年 1975年供用開始,1990年死亡
ミシシッピアン 競争成績 10戦3勝
(マイル~中距離)
1着 仏グラン・クリテリウム[FR-G1],ニエル賞[FR-G3]
2着 仏2000ギニー[FR-G1],オブザーヴァーGC[GB-G1],リュパン賞[FR-G1]
3着
失格・降着
血
統 父 Vaguely Noble
(ヴェイグリーノーブル系)
母 Gazala
(F.No.8)
母の父 Dark Star
(ゲインズボロー系)
5代クロス
父系×母系
5代前までアウトクロス
父系内のみ
Hyperion 4*5,Bahram 5*5
母系内のみ
Plucky Liege 5*5
近
親 牝系 母:ガザラ Gazala(仏1000ギニー[FR],仏オークス[FR])
兄弟姉妹 半弟:ユース,全弟:ゴンザレス Gonzales(愛セントレジャー[IRE-G1]),半弟:シルキーベイビー Silky Baby(ギシュ賞[FR-G3])
おじ,おば
甥,姪 甥:フレーミングユース,甥:ビンシャダッド Bin Shaddad(ゲルセンキルヒナー・ヴィルトシャフト大賞典[GER-G3],シュプレッティ・レンネン[GER-G3]),甥:オーソーリスキー Oh So Risky(グラディアトゥール賞[FR-G3])
いとこ
その他
主
な
産
駒 国内
中央&交流重賞1着
地方重賞1着
カミノムサシ(白山大賞典[金沢],百万石賞[金沢]),ライフセーバー(樹氷賞[上山],太平記記念[足利]),カツサニー(群馬記念[高崎]),ミシシッピブルース(しもつけ弥生賞[宇都宮])
中央&交流重賞2着
ベルクラウン(目黒記念[G2]2着同着,ダイヤモンドS[G3]3着)
中央&交流重賞3着
海外
BMS(国内) スマートファルコン(JBCクラシック[船橋-交流Jpn1],東京大賞典[大井-交流Jpn1],帝王賞[大井-交流Jpn1],JBCクラシック[大井-交流Jpn1],東京大賞典[大井-交流G1]),ワールドクリーク(東京大賞典[大井-交流G1]),マーブルチーフ(京都新聞杯[G2])
カテゴリ : 競馬用語&競走馬, 競馬用語&競走馬 ま行
ケイシュウハーブ
牝 芦毛 1988年3月6日 日本 生まれ
ミシシッピアン
Mississipian Vaguely Noble ヴィエナ
Vienna Aureole Hyperion
Turkish Blood Turkhan
Noble Lassie Nearco Pharos
Belle Sauvage Big Game
Gazala Dark Star Royal Gem Dhoti
Isolde Bull Dog
Belle Angevine L’Amiral Admiral Drake
Bella Canot
キョウエイシラユキ クラウンドプリンス
Crowned Prince Raise a Native Native Dancer Polynesian
Raise You Case Ace
Gay Hostess Royal Charger Nearco
Your Hostess Alibhai
アリアーン
Ariaan シルバーシャーク
Silver Shark Buisson Ardent Relic
Palsaka Palestine
Nucciolina Nuccio Traghetto
Mash Behar Bois Roussel
Cross
Nearco 4 x 5
産駒一覧 (2011年12月30日現在)
馬 名 毛色 生年 性 父 G1勝利
ダグラスフォンテン 栗毛 1994 牡 アンシェントタイム
ワールドクリーク 芦毛 1995 牡 マジックミラー 1999東京大賞典
ニッポーハーブ 鹿毛 1996 牝 ニッポーテイオー
インターナチュラル 栗毛 1997 牡 スラヴィック
キョウエイペルレ 芦毛 1998 牝 ワージブ
キョウエイプラハ 鹿毛 2001 牝 オース
キョウエイハツラツ 芦毛 2002 牝 オペラハウス
ナイトトレイン 芦毛 2003 牡 バブルガムフェロー
グラスハーブ 芦毛 2004 牡 グラスワンダー
スマートファルコン 栗毛 2005 牡 ゴールドアリュール 2010JBCクラシック、2010東京大賞典、2011帝王賞、
2011JBCクラシック、2011東京大賞典
カヤドーミーティア 栗毛 2006 牝 エアジハード
カテゴリ : 競馬用語&競走馬, 競馬用語&競走馬 か行
ゴールドアリュール
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 栗毛
生誕 1999年3月3日(12歳)
死没 (現役種牡馬)
父 サンデーサイレンス
母 ニキーヤ
母の父 Nureyev
生国 日本(北海道追分町)
生産 追分ファーム
馬主 (有)社台レースホース
調教師 池江泰郎(栗東)
競走成績
生涯成績 16戦8勝
獲得賞金 4億1037万6000円
ゴールドアリュール (Gold Allure) は種牡馬。馬名の由来は「黄金の魅力」。また厩舎の先輩であるステイゴールドにあやかって名付けられた。主な勝鞍はフェブラリーステークス、東京大賞典、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ。2002年(平成14年)のJRA賞最優秀ダートホースおよびNARグランプリ特別表彰馬。
ゴールドアリュール 戦績
デビューは2001年(平成13年)11月11日、京都競馬場の新馬戦で2着。2週間後の新馬戦で初勝利を挙げるもののその後は勝ちきれず、6戦1勝という成績であったため、7戦目よりダート路線に転向する。以後9戦目の東京優駿(日本ダービー)以外はダート競走に出走した。東京優駿(日本ダービー)では13番人気ながら、直線で先頭に並び掛ける等、最後まで見せ場を作り、5着となった。なお、ダービー以降、芝のレースに出走しなかったが、芝のレースでは一度も掲示板を外したことがない。
ダート転向後は武豊を主戦騎手としてフェブラリーステークスを始めGI競走を4勝(この馬でのジャパンダートダービー勝利が武豊の大井競馬場初重賞制覇であった)。その勢いに乗ってUAE・ドバイのナド・アルシバ競馬場で行われるドバイワールドカップへの参戦が決定するもイラク戦争勃発により渡航が不可能となり出走を断念せざるを得なくなる。
返す刀で出走したアンタレスステークスを59kgの斤量を背負いながらも8馬身差で優勝、その2ヶ月後交流GI帝王賞に出走するが、1.1倍の1番人気にも関わらず勝ったネームヴァリューから3秒3も離された11着に大敗した。武豊は最終追い切りで乗ったところ違和感を覚えていたと自身のホームページで語っている。その後の検査で喘鳴症を発症している事が判明。完治には手術と長期の休養を要するとの事から引退が決定した。
アンタレスステークス出走時、実績的に抜けた存在だったゴールドアリュールであったが59kgの斤量が嫌われてか各スポーツ紙上では軽視する記者が多かった。これに対しレース後鞍上の武豊は「馬に対して失礼」「競馬関係者ならダートチャンピオンホースの走りに『尊敬』の心を持ち合わせて欲しい」と、自身のホームページ上で語っている。
なお現在のところサンデーサイレンス産駒唯一のダートGI優勝馬である。
ゴールドアリュール 競走成績
年月日 競馬場 競走名 格 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気) 着順 騎手 斤量 距離 馬 タイム
(上り3F) タイム
差 勝ち馬/(2着馬)
2001. 11. 11 京都 2歳新馬 13 5 7 5.3 (3人) 2着 熊沢重文 54 芝1800m(良) 1:48.3(36.1) 0.1 ヤマニンセラフィム
11. 25 京都 2歳新馬 9 3 3 1.4 (1人) 1着 熊沢重文 54 芝1800m(良) 1:48.7(35.4) -0.2 (アンフィトリオン)
12. 23 中山 ホープフルS OP 15 4 7 1.9 (1人) 4着 武豊 55 芝2000m(良) 2:02.0(36.9) 0.3 タイガーカフェ
2002. 1. 26 小倉 くすのき賞 14 4 6 2.2 (1人) 3着 内田浩一 55 芝1800m(不) 1:52.3(38.3) 0.4 タケハナオペラ
2. 23 中山 水仙賞 16 6 12 5.0 (2人) 5着 後藤浩輝 55 芝2200m(良) 2:14.8(35.3) 0.6 ダディーズドリーム
3. 9 阪神 ゆきやなぎ賞 13 7 10 3.6 (1人) 4着 熊沢重文 55 芝2000m(良) 2:01.5(35.6) 0.8 ユウキャラット
4. 13 阪神 3歳500万下 14 6 9 4.5 (2人) 1着 上村洋行 55 ダ1800m(稍) 1:51.6(38.0) -0.7 (マイネルディバイン)
4. 27 京都 端午S OP 13 5 7 2.4 (1人) 1着 上村洋行 55 ダ1800m(良) 1:50.6(36.4) -0.7 (カイトヒルウインド)
5. 26 東京 東京優駿 GI 18 8 18 48.1 (13人) 5着 上村洋行 57 芝2400m(良) 2:26.5(35.6) 0.3 タニノギムレット
7. 4 大井 ジャパンDダービー GI 15 4 8 1.5 (1人) 1着 武豊 56 ダ2000m(良) 2:04.1(37.4) -1.3 (インタータイヨウ)
9. 23 盛岡 ダービーGP GI 14 4 5 1.1 (1人) 1着 武豊 56 ダ2000m(良) 2:08.1(41.5) -1.6 (スターキングマン)
11. 23 中山 ジャパンCダート GI 16 4 8 2.6 (2人) 5着 武豊 55 ダ1800m(良) 1:52.6(38.9) 0.4 イーグルカフェ
12. 29 大井 東京大賞典 GI 16 2 4 1.5 (1人) 1着 武豊 55 ダ2000m(良) 2:05.6(38.3) -0.3 (ビワシンセイキ)
2003. 2. 23 中山 フェブラリーS GI 16 3 5 3.1 (1人) 1着 武豊 57 ダ1800m(稍) 1:50.9(38.1) -0.1 (ビワシンセイキ)
4. 27 京都 アンタレスS GIII 16 5 9 1.4 (1人) 1着 武豊 59 ダ1800m(稍) 1:49.7(37.2) -1.3 (イーグルカフェ)
6. 25 大井 帝王賞 GI 15 6 11 1.1 (1人) 11着 武豊 57 ダ2000m(不) 2:07.9(40.9) 3.3 ネームヴァリュー
種牡馬時代 [編集]
2004年から北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、2005年にファーストクロップとなる産駒が誕生した。
2007年7月12日に旭川競馬場でコバルトブルーが勝利した。この勝利が地方、中央通じての産駒初勝利となった。その後同年12月13日に2008年の種付け料が180万円アップの300万円に設定されたことが発表された。2009年にはエスポワールシチーがかしわ記念を制し、産駒が統一GI初勝利を果たした。同馬はその後ジャパンカップダートも制し、本馬の産駒による中央GI初勝利も達成している。
産駒は主にダートで実績を挙げているが、中にはダービー卿チャレンジトロフィーを制するなど、芝で好走したタケミカヅチのような産駒も出ている。
年度別成績(中央+地方) [編集]
年 出走 勝利 順位 AEI 収得賞金
頭数 回数 頭数 回数
2007年 162 746 23 27 106 0.87 1億5973万4000円
2008年 140 713 67 107 27 1.55 8億7593万4000円
2009年 199 1425 101 182 13 2.07 16億5579万7000円
2010年 240 1783 122 235 12 1.64 15億8143万3000円
2010年(平成22年)終了時点。
ゴールドアリュール 主な産駒
エスポワールシチー
スマートファルコン
ゴールドアリュール 2005年産
エスポワールシチー(ジャパンカップダート、フェブラリーステークス、マイルチャンピオンシップ南部杯、かしわ記念 2回、マーチステークス、名古屋大賞典、みやこステークス)
スマートファルコン(JBCクラシック 2回、帝王賞、東京大賞典 2回、浦和記念 2回、ブリーダーズゴールドカップ、ダイオライト記念、日本テレビ盃、白山大賞典、兵庫ゴールドトロフィー、佐賀記念、名古屋大賞典、かきつばた記念 2回、さきたま杯 2回)
オーロマイスター(マイルチャンピオンシップ南部杯)
タケミカヅチ(ダービー卿チャレンジトロフィー)
タケショウクィーン(黒潮菊花賞、黒潮皐月賞)
ゴールドアリュール 2006年産
シルクフォーチュン(プロキオンステークス)
ゴールドピアース(福山牝馬特別)
ゴールドアリュール 2007年産
フィオーレハーバー(菊水賞、園田ジュニアカップ、園田ユースカップ)
スウィングベル(珊瑚冠賞)
テラザクラウド(東京記念)
ゴールドアリュール 2008年産
スタープロフィット(オパールカップ)
(2011年12月29日現在)
ゴールドアリュール 血統表
ゴールドアリュールの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/(Almahmoud4×5=9.38% Northern Dancer3×5=15.62%(母内))
父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 Halo
1969 黒鹿毛 Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿毛 Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
母
*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛 Nureyev
1977 鹿毛 Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
Reluctant Guest
1986 鹿毛 Hostage Nijinsky
Entente
Vaguely Royal Vaguely Noble
Shoshanna F-No.9-h
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橋田満
出身地 兵庫県
生年月日 1952年9月15日(59歳)
所属団体 JRA
初免許年 1983年(1985年開業)
経歴
所属 栗東・橋田俊三(1978)→
栗東・須貝彦三(1978)→
栗東・諏訪佐市(1979 – 開業)→
栗東T.C.(開業 – )
橋田 満(はしだ みつる 1952年9月15日-)は、JRA栗東トレーニングセンターに所属する調教師である。父はタイテエム(1973年天皇賞・春優勝)を管理した橋田俊三元調教師。東海大学海洋学部水産学科卒業。
橋田満 来歴
1983年に調教師免許を取得し、1985年3月16日に管理馬が初出走、同年5月11日に初勝利を挙げる。
有力馬主である近藤利一や永井啓弍との繋がりが非常に強く、代表的な管理馬の名前には大抵「アドマイヤ」や「スズカ」の冠名がつく。逆にこの2人の馬 以外の馬でのGI勝ちはパッシングショットの1回しかない。2010年2月22日現在の管理馬42頭中36頭が両名の所有馬である。
2007年以降は近藤オーナーの意向で、「アドマイヤ」の管理馬に武豊が騎乗することはなくなった。しかし松田博資調教師と違い、スズカフェニックスを初めとする他の管理馬では、武に騎乗依頼を出している。その他、平地競走では川田将雅・芹沢純一・上村洋行など多くの騎手を起用しているが、障害競走では北沢伸也が主戦騎手としてほぼ確立されている。
橋田満 調教師成績
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1985年3月16日 1回阪神7日1R 4歳未勝利 トーワチャンス – – 7着
初勝利 1985年5月11日 1回福島7日5R 4歳上400万下 アナベイル – – 1着
重賞初出走 1987年2月15日 2回京都6日11R きさらぎ賞 スズノライジン 8頭 8 2着
重賞初勝利 1987年9月6日 3回小倉8日10R 小倉3歳S ポットナポレオン 16頭 3 1着
GI初出走 1987年5月31日 3回東京4日10R 東京優駿 スズノライジン 24頭 23 21着
GI初勝利 1990年11月18日 4回京都6日10R マイルCS パッシングショット 18頭 10 1着
主な管理馬 [編集]
アドマイヤグルーヴ(2003年・2004年エリザベス女王杯)
アドマイヤコジーン(1998年朝日杯3歳ステークス、2002年安田記念)
アドマイヤベガ(1999年東京優駿)
アドマイヤホープ(2003年全日本2歳優駿)
アドマイヤマックス(2005年高松宮記念)
サイレンススズカ(1998年宝塚記念)
スズカマンボ(2005年天皇賞・春)
スズカフェニックス(2007年高松宮記念)
パッシングショット(1990年マイルチャンピオンシップ)
橋田満 主な厩舎所属者
※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。
楠孝志(1989年-1993年 騎手、1993年-現在 調教助手)
南井大志(2002年-2005年 騎手)
児玉武大(不明-現在 調教助手)
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近藤 利一(こんどう りいち、1942年9月1日 – )は、大阪府大阪市北区にあるはつり・建築解体工事会社「合建株式会社」代表取締役会長。
また中央競馬の馬主として、日本馬主協会連合会の労務・預託委員長、日本中央競馬会運営審議会委員を務めている。徳島県三好郡井川町(現・三好市)出身[1]。
近藤利一 馬主
英語で「賞賛・感心」を意味する「アドマイヤ」の冠名で知られ、現在日本を代表する馬主の一人である。預託する厩舎は橋田満・松田博資・友道康夫・中尾秀正・藤沢則雄など。勝負服は水色・白袖・青鋸歯形模様であり、所有馬は自身のイニシャルである「RK」の刺繍が入ったメンコをつけている場合が多い。
元来ギャンブルは嫌いであったが、友人に競馬場に誘われたことをきっかけに競馬に興味を持ち、1984年に中央競馬の馬主資格を取得した。初めての持ち馬はカイタイオーという馬で、管理調教師は今でも近藤の馬を多く管理している橋田満だった。
妻の近藤英子も馬主で、2007年の皐月賞で所有馬のヴィクトリーが勝利を収めており、同年は夫婦揃ってGI級競走を勝利している。ただし英子所有馬には冠名は付けられていない。
近藤利一 馬主成績
1996年にアドマイヤボサツで初めて中央競馬の重賞(平安ステークス)を制覇。1999年にアドマイヤベガで東京優駿(日本ダービー)を制してからは毎年のようにGI競走に所有馬を送り出しており、2005年にはGI競走21レースのうち15レースに出走を果たし、リーディングオーナーランキングでも個人馬主としては1位を獲得した(総合では5位)。
2007年にはアドマイヤムーンがドバイデューティーフリーに優勝し、海外G1を初めて制覇した。そして春のGI戦線を締め括る宝塚記念でも優勝。その後アドマイヤムーンをダーレー・ジャパンに金銭トレードしたことでも話題となった。
2008年は年明けからアドマイヤフジやアドマイヤモナークなどが重賞を制し、5月4日の天皇賞(春)までに所有馬が重賞を7勝する活躍をみせ、その天皇賞(春)では個人馬主としてGI史上最多及び天皇賞史上最多タイ[2]となる4頭[3]の所有馬を出走させた。その内のアドマイヤジュピタが優勝し、所有馬の中央競馬GI通算10勝目となった。なお、その前日に行われた青葉賞をアドマイヤコマンドが制しており、土日重賞制覇も達成している。
近藤利一 その他の活動
競馬は紳士の競技であるとの考えから、マナーを弁えない競馬ファンの存在を嘆く一方、毎年老人福祉のため妻名義で大阪市役所や所有馬のファンクラブなどに賞金の一部をそれぞれ寄付するなど、篤志家としての側面もある。
近藤利一 人間関係
調教師の中でも橋田満を重用し、毎年所有馬を預けている。それは「私が馬主になったのと、彼が調教師になったのが、同じ年」だからということと、「ダービーを勝った調教師は然るべき処遇をされるべき」と考えているからだという[4]。
かつて、所有馬に執拗に武豊を乗せたがる傾向があった。ディープインパクトも出走登録していた2006年の天皇賞(秋)の前に、「ディープが出走しても豊は譲らん!」という趣旨の発言をしたといわれる。先述のアドマイヤコジーンも引退レースとなった香港マイルでは武に乗り替えさせている。
元プロ野球投手の佐々木主浩と親交があり、アドマイヤマジンという馬を共同所有している。
北海道の牧場では「近藤会長」と呼ばれている。
近藤利一 確執
2007年の東京優駿で、松田博資厩舎所属のアドマイヤオーラの鞍上を武豊から急遽、タスカータソルテに騎乗予定だった岩田康誠に変更させたことで物議を醸した。2007年4月29日に香港で行われたクイーンエリザベス2世カップにおいてアドマイヤムーンに騎乗した武の乗り方を巡り、口論となったのが発端とされる。
その結果として、2007年ヴィクトリアマイルのアドマイヤキッスを最後に、武はそれまで主戦だったアドマイヤムーンを筆頭に、長らく近藤の所有馬には騎乗していなかった(松田博資厩舎所属馬も同馬への騎乗が最後)。また、妻の英子の所有馬にはその東京優駿の1週前(カーネーションカップのヴィヴィッドカラー)を最後に一切騎乗していなかった。
藤田伸二についても、2003年のフェブラリーステークスでの乗り方(アドマイヤドン)について抗議され、それまで主戦騎手を務めていたアドマイヤドンから降ろされたとされている。藤田もその騎乗を最後に近藤の所有馬には騎乗していない。
三浦皇成も、近藤の所有馬であるアドマイヤベッカムへの騎乗による予後不良事故後の諍いにより(近藤が非情な発言をしたことにより当時の師匠であった河野が激怒した。)、その後は近藤の所有馬には騎乗していない。[5]。ただし、11月1日の東京競馬8Rにおいて妻の英子のメトロポリタン号に騎乗している。また、この一件後、三浦とアドマイヤベッカムの所属厩舎である河野通文厩舎から所有馬を他厩舎に移籍させた。
近藤利一 主な所有馬
近藤利一 GI級競走優勝馬
アドマイヤボサツ(1995年東京大賞典)
アドマイヤコジーン(1998年朝日杯3歳ステークス、2002年安田記念、1998年最優秀3歳牡馬、2002年最優秀短距離馬)
アドマイヤベガ(1999年東京優駿)
アドマイヤドン(2001年朝日杯フューチュリティステークス、2002年JBCクラシック、2003年マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCクラシック、2004年フェブラリーステークス、帝王賞、JBCクラシック、2001年最優秀2歳牡馬、2003年・2004年最優秀ダートホース、2003年NARグランプリ特別表彰馬)
アドマイヤグルーヴ(2003年・2004年エリザベス女王杯、2004年最優秀4歳以上牝馬)
アドマイヤホープ(2003年全日本2歳優駿)
アドマイヤマックス(2005年高松宮記念)
アドマイヤムーン(2007年ドバイデューティーフリー、宝塚記念、ジャパンカップ、2007年年度代表馬)
アドマイヤジュピタ(2008年天皇賞(春))
近藤利一 重賞競走優勝馬
アドマイヤボス(セントライト記念)
アドマイヤマンボ(全日本3歳優駿)
アドマイヤカイザー(エプソムカップ)
アドマイヤゴールド(エーデルワイス賞)
アドマイヤタッチ(兵庫ジュニアグランプリ)
アドマイヤビッグ(東京スポーツ杯2歳ステークス)
アドマイヤジャパン(京成杯)
アドマイヤフジ(日経新春杯、中山金杯)
アドマイヤメイン(毎日杯、青葉賞)
アドマイヤキッス(チューリップ賞、ローズステークス、愛知杯、京都牝馬ステークス)
アドマイヤオーラ(シンザン記念、弥生賞、京都記念)
アドマイヤホクト(ファルコンステークス)
アドマイヤモナーク(日経新春杯、ダイヤモンドステークス)
アドマイヤコマンド(青葉賞)
アドマイヤスバル(白山大賞典)
アドマイヤコスモス(福島記念)
近藤利一 その他
カイタイオー(初めての所有馬、中央1勝)
アドマイヤサンデー
ミラクルアドマイヤ
アドマイヤレオン
近藤利一と大相撲
大相撲力士・小錦の後援会長を務めていたことがある[6]。2007年8月には、横綱・朝青龍を巡る騒動の最中に朝青龍の自宅を訪ねたことで、有力な支援者であることが判明。2008年5月には、日本相撲協会から「木戸御免証」を贈られたと報道された[7]。2008年10月には出身地の三好市で行われた巡業の勧進元を務めた[1]。
近藤利一 脚注
^ a b 三好市役所秘書広報課 (2008年11月). “大相撲秋巡業三好場所 大相撲が来た日 (PDF)” (日本語). 市報みよし 第33号. pp. 4. 2009年1月23日閲覧。
^ 天皇賞では2006年春にサンデーレーシングがアイポッパーなど4頭を出走させている。
^ アドマイヤジュピタ、アドマイヤフジ、アドマイヤメイン、アドマイヤモナークの4頭
^ KKベストセラーズ『2005~2006年 最強のPOG青本』参照
^ 清水成駿のメルマガ『競馬春秋』2008年5月22日号
^ 競馬最強の法則【おウマの玉手箱】 (2007年8月13日). “騒動渦中の朝青龍のタニマチ” (日本語). 2008年6月2日閲覧。
^ スポニチアネックス (2008年5月4日). “「アドマイヤ」総裁に“本場所観戦フリーパス”” (日本語). 2008年6月2日閲覧。
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アドマイヤフジ
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 黒鹿毛
生誕 2002年3月1日(9歳)
父 アドマイヤベガ
母 アドマイヤラピス
母の父 Be My Guest
生国 日本(北海道浦河町)
生産 辻牧場
馬主 近藤利一
調教師 橋田満(栗東)
→川島正行(船橋)
競走成績
生涯成績 38戦6勝
獲得賞金 4億633万1000円
アドマイヤフジは、元競走馬。馬名の由来は冠名の「アドマイヤ」と「富士」である。母は牝馬ながらステイヤーズSの2着馬。1歳上の半兄は、交流G1全日本2歳優駿の勝ち馬アドマイヤホープである。
アドマイヤフジ 戦績
アドマイヤフジ 2004年
7月11日の新馬戦で武豊を背にデビュー。1番人気はペールギュントに譲って2番人気でレースを迎えたが、後方から見事な末脚を見せて勝利。この新馬戦は結果的に3着だったペールギュントや、8着のシルクネクサスなど後に出世する馬が多いハイレベルな一戦だった。血統的に成長が見込めることから、夏場はデビュー勝ちのみで休養に入った。暮れのホープフルステークスで復帰したが、0.1秒差でエキゾーストノートの3着となり、2歳を終えた。
アドマイヤフジ 2005年
1月9日の寒竹賞(500万下)では、叩き2戦目ということもあって1.7倍と圧倒的な1番人気に支持された。しかしレースでは先に抜け出したシーザリオにクビ差敗れ、2着だった。続くきさらぎ賞でも1番人気に支持されたが、コンゴウリキシオーに敗れ3着と賞金を加算できなかった。しかし若葉ステークスは1番人気に応え、シックスセンスらを退けてクラシックの権利を確保した。
本番の皐月賞では、武豊が早くからディープインパクトへの騎乗を決めていたこともあって、福永祐一に乗り替わりとなった。レースでは8番人気と人気を落としたが、後方から堅実な末脚を見せて5着に入った。皐月賞で4着までに入ることで与えられる東京優駿の優先出走権は得られなかったため、ここで陣営は本番の前にもう1戦、京都新聞杯を使うことを余儀なくされる。
レースでは後方から足を伸ばしたが、皐月賞に出ていなかった新星インティライミの3着に敗れてしまった。結局東京優駿の出走権はアドマイヤフジにも与えられたため、その後再度関東に遠征。京都新聞杯の内容から9番人気と皐月賞以上の人気の盲点となったが、中団からレースを進めてディープインパクトの4着と健闘し春を終えた。
秋は賞金の確保を目指し、ディープインパクトらの出走する神戸新聞杯を避け、柴田善臣に乗り替わってセントライト記念に出走。しかしレースは最後方からの厳しいものとなり、出走馬中最速の上がり3F34.4で追い込んだが、4着と賞金のみならず、またも優先出走権を逃してしまう。再び福永を背に迎えた菊花賞も出走は叶ったが、相手も悪く距離も長かったため、6着と初めて掲示板を外す結果に終わった。堅実に走るものの、どうにも勝ち運に見放された形になっていたが、その後11月20日の古都ステークス(1600万下)に出走し、今までに無い積極的な先行策でスウィフトカレントらを相手に勝利。オープン馬となって年を越すこととなった。
アドマイヤフジ 2006年
正月を厩舎で過ごして出走した日経新春杯では、再びスウィフトカレントや、故障明けのインティライミらとの対戦となった。ここでも前走で見せた先行からの抜け出しを披露し、自身初の連勝で待望の重賞初勝利を挙げた。しかしその後、胸椎棘突起骨折を発症し、春から夏にかけて休養することになった。復帰戦は翌年との話もあったが、結局武幸四郎に乗り替わって第51回有馬記念に出走。クラシックで苦杯をなめた同期のディープインパクトの引退レースでもあり、14頭立ての12番人気だったが、後方からのレースで8着というまずまずの結果を残した。
アドマイヤフジ 2007年
前走のレース振りから、連覇を期待された日経新春杯では1番人気に支持された。前年同様中団より前からの積極的な競馬を見せたが、この年はサイレントディールが快調に飛ばしたこともあって、先行馬には苦しい流れとなる。最終的に勝ったトウカイワイルドから、0.4秒差の6着という結果に終わった。このまま賞金が加算できなければG1出走が叶わなくなるため、次走はハンデ戦のダイヤモンドステークスに出走。メンバーは手薄であったが、手薄なだけに一年以上未勝利の本馬が57.5キロのトップハンデを背負うことになった。レースでは3番人気に支持されるも、最後は足も上がってしまい、13着となった。
一息入れて挑んだ目黒記念では斤量も0.5kg減り、57kgでの出走となった。6番人気ながらハナに行く構えまで見せる2番手からレースを進め、ポップロックの3着となり、復帰後初の掲示板を確保した。ただ賞金不足は如何ともしがたく、登録した第48回宝塚記念も、賞金不足で当初は出走はできない見込みだった。最終的にスイープトウショウが回避したため、最後の1枠に滑り込む形で出走した。レースでは13番人気ながら直線ではよく伸び、アドマイヤムーンから0.5差の4着に入線。実力が衰えていないことを示した。
夏場に課題の賞金を確保し、秋のG1戦線に挑むために、次走には間を置かず函館記念が選ばれた。57.5kgのトップハンデだったが、レースでは1番人気に推された。しかし函館記念三連覇のエリモハリアーの4着に敗れ、またも賞金確保に失敗した。更に同じく北海道で開催される札幌記念に出走を予定していたが、馬インフルエンザ騒動により開催が中止となり、ローテーションまで狂ってしまった。札幌記念自体は9月2日に行われたが、新潟2歳ステークスなどと日程が重なった関係で、上村洋行に乗り替わり、9着に敗れた。
その後国内のG1レースでは賞金の不足が見込まれたことから、一旦は第1希望香港ヴァーズ、第2希望香港カップにそれぞれ予備登録を行い海外遠征を目指した。しかしこれも馬インフルエンザの余波で調整が難航し、回避することになる。調整自体はその後も順調に続けられ、年末には鳴尾記念に出走。5番人気だったが、初騎乗の川田将雅の手綱に導かれ、同馬主のアドマイヤオーラと同着の3着となった。その後第52回有馬記念に登録を行っていたが、回避している。
アドマイヤフジ 2008年
有馬記念を回避して照準を合わせた1月5日の中山金杯では、57.5kgを背負うことになった。前走に続き川田を背に3番人気で出走した。レースでは楽に先行し、直線で悠々と抜け出して勝利を挙げた。約2年ぶりの勝利を、重賞2勝目で飾っている。この後、1月22日に締め切られたアジアマイルチャレンジのシリーズ登録を行っている。
続いての京都記念では、前年の鳴尾記念で同着だったアドマイヤオーラに敗れ、2着となった。その後の阪神大賞典では2番人気に推されたが、同馬主のアドマイヤジュピタから離された6着だった。
続く天皇賞(春)では、同馬主のアドマイヤジュピタ、アドマイヤモナーク、アドマイヤメインの4頭と、揃って出走したことで話題となった。本馬は前走の敗北もあって、その中でも10番人気と人気が落ちていた。レースでは直線大外から追い上げ、5着に入っている。その後一息入れて、2年連続となる宝塚記念に出走した。ここでも9番人気と評価は芳しくなかったが、勝ったエイシンデピュティから0.5差の6着となっている。レース後は放牧に出されることとなった。
夏場を休養にあて、秋は毎日王冠から始動した。ウオッカを始めとした人気馬が揃ったことで、人気は10番人気と奮わなかった。しかし先行してよく粘り、スーパーホーネットの3着に入っている。本番の天皇賞(秋)でも先行したが、ウオッカから0.8差の11着に敗れた。その後はダートの調教での動きが良いことから、初のダート戦となるジャパンカップダートに出走した。しかしここでは砂をかぶったことで3コーナーから後退。勝ったカネヒキリから3秒以上離され、ブービーの14着に敗れることとなった。
アドマイヤフジ 2009年
1月4日に、前年に続いて中山金杯に出走した。ここでは実績上位でもあり、アサカディフィートと並ぶ、トップハンデ58kgを背負うことになった。レースでは先行して2番手につけると最後の直線で抜け出し、ヤマニンキングリーの追走を抑えて1着となった。この中山金杯の連覇により重賞3勝目を挙げた。尚、同馬の重賞勝ちは全て1月施行の重賞競走という珍記録となっている。
その後、3月1日の中山記念に出走したが、最後の直線の攻防でカンパニー、ドリームジャーニーに競り負けて3着となった。続く4月5日の大阪杯では最後の直線で一旦先頭に立つものの脚が止まって4着に終わった。その後、初の新潟参戦となった5月9日の新潟大賞典に出走。道中は好位で競馬を進めたが、最後の直線で伸び切れず4着に敗れた。続いて6月28日の宝塚記念にも出走したが、10着に敗れた。休養を挟み、10月11日の毎日王冠では先団でレースを進めたが直線で後退し6着に敗れた。本番の天皇賞(秋)では好位追走も10着に終わった。
アドマイヤフジ 2010年
明け8歳となった2010年4月24日にJRA競走馬登録を抹消されることを発表し、28日付で登録抹消、船橋競馬の川島正行厩舎に移籍した[1]。地方移籍緒戦となった7月2日の武蔵野オープンでは2着と好走したが、続く8月12日のブリーダーズゴールドカップでは7着、9月23日の日本テレビ盃では10着と惨敗を喫した。その後、11月3日のJBCクラシックに出走予定だったが、馬場入場後に故障を発症し競走除外となった。2011年1月24日付で地方登録を抹消された。
^ アドマイヤフジ号が競走馬登録抹消 – JRA公式サイト 2010年4月24日閲覧。
アドマイヤフジ 競走成績
年月日 競馬場 競走名 格 頭
数 枠
番 馬
番 オッズ
(人気) 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F) タイム
差 勝ち馬/(2着馬)
2004 7. 11 阪神 2歳新馬 16 2 3 2.4(2人) 1着 武豊 54 芝1600m(良) 1:37.5(35.7) -0.4 (イブキレボルシオン)
12. 26 中山 ホープフルS OP 11 6 7 4.7(2人) 3着 武豊 55 芝2000m(良) 2:02.7(35.1) 0.1 エキゾーストノート
2005 1. 9 中山 寒竹賞 16 2 3 1.7(1人) 2着 武豊 56 芝2000m(良) 2:01.6(34.9) 0.0 シーザリオ
2. 13 京都 きさらぎ賞 GIII 9 8 8 2.5(1人) 3着 武豊 56 芝1800m(良) 1:48.6(33.7) 0.1 コンゴウリキシオー
3. 19 阪神 若葉S OP 14 4 5 1.8(1人) 1着 武豊 56 芝2000m(良) 2:00.3(35.0) -0.1 (タガノデンジャラス)
4. 17 中山 皐月賞 GI 18 1 1 35.3(8人) 5着 福永祐一 57 芝2000m(良) 2:00.0(34.5) 0.8 ディープインパクト
5. 7 京都 京都新聞杯 GII 15 8 14 3.0(2人) 3着 福永祐一 56 芝2200m(稍) 2:13.4(35.9) 0.4 インティライミ
5. 29 東京 東京優駿 GI 18 3 6 47.7(9人) 4着 福永祐一 57 芝2400m(良) 2:24.6(34.7) 1.3 ディープインパクト
9. 18 中山 セントライト記念 GII 15 2 3 4.7(3人) 4着 柴田善臣 56 芝2200m(良) 2:12.1(34.4) 0.3 キングストレイル
10. 23 京都 菊花賞 GI 16 3 5 30.2(4人) 6着 福永祐一 57 芝3000m(良) 3:06.9(35.4) 2.3 ディープインパクト
11. 20 京都 古都S 12 1 1 3.5(2人) 1着 福永祐一 57.5 芝2200m(良) 2:14.4(33.5) 0.0 (スウィフトカレント)
2006 1. 15 京都 日経新春杯 GII 12 4 4 5.4(2人) 1着 福永祐一 55 芝2400m(稍) 2:26.3(35.5) 0.0 (スウィフトカレント)
12. 24 中山 有馬記念 GII 14 7 12 131.4(12人) 8着 武幸四郎 57 芝2500m(良) 2:32.8(34.6) 0.9 ディープインパクト
2007 1. 14 京都 日経新春杯 GII 12 7 9 2.3(1人) 6着 福永祐一 57.5 芝2400m(良) 2:27.8(35.7) 0.4 トウカイワイルド
2. 11 東京 ダイヤモンドS JpnIII 15 8 16 6.6(3人) 13着 福永祐一 57.5 芝3400m(良) 3:33.4(37.3) 2.8 トウカイトリック
5. 27 東京 目黒記念 JpnII 18 5 10 19.7(6人) 3着 福永祐一 57 芝2500m(良) 2:31.6(35.2) 0.2 ポップロック
6. 24 阪神 宝塚記念 GI 18 5 9 59.9(13人) 4着 福永祐一 58 芝2200m(稍) 2:12.9(36.4) 0.5 アドマイヤムーン
7. 22 函館 函館記念 JpnIII 10 2 2 3.5(1人) 4着 福永祐一 57.5 芝2000m(良) 2:03.1(36.0) 0.3 エリモハリアー
9. 2 札幌 札幌記念 JpnII 16 6 11 7.4(4人) 9着 上村洋行 57 芝2000m(良) 2:00.8(34.9) 0.7 フサイチパンドラ
12. 8 阪神 鳴尾記念 GIII 16 7 13 16.3(5人) 3着 川田将雅 56 芝1800m(良) 1:47.6(33.5) 0.1 ハイアーゲーム
2008 1. 5 中山 中山金杯 GIII 16 7 13 6.4(3人) 1着 川田将雅 57.5 芝2000m(良) 2:00.7(34.6) -0.3 (エアシェイディ)
2. 23 京都 京都記念 GII 16 7 14 7.4(4人) 2着 川田将雅 57 芝2200m(良) 2:13.8(34.3) 0.2 アドマイヤオーラ
3. 23 阪神 阪神大賞典 GII 13 7 11 4.3(2人) 6着 川田将雅 57 芝3000m(良) 3:09.6(35.1) 0.9 アドマイヤジュピタ
5. 4 京都 天皇賞(春) GI 14 2 2 25.9(10人) 5着 川田将雅 58 芝3200m(良) 3:15.8(35.2) 0.7 アドマイヤジュピタ
6. 29 阪神 宝塚記念 GI 14 5 7 27.3(9人) 6着 川田将雅 58 芝2200m(重) 2:15.8(37.4) 0.5 エイシンデピュティ
10. 12 東京 毎日王冠 GII 16 3 5 33.9(10人) 3着 川田将雅 57 芝1800m(良) 1:44.9(33.8) 0.3 スーパーホーネット
11. 2 東京 天皇賞(秋) GI 17 5 9 57.9(12人) 11着 川田将雅 58 芝2000m(良) 1:58.0(35.6) 0.8 ウオッカ
12. 7 阪神 ジャパンCダート GI 15 5 9 26.1(8人) 14着 川田将雅 57 ダ1800m(良) 1:52.3(39.1) 3.1 カネヒキリ
2009 1. 4 中山 中山金杯 GIII 16 1 1 8.3(4人) 1着 川田将雅 58 芝2000m(良) 1:58.5(35.7) 0.0 (ヤマニンキングリー)
3. 1 中山 中山記念 GII 10 6 6 4.0(2人) 3着 川田将雅 57 芝1800m(稍) 1:49.3(34.9) 0.1 (カンパニー)
4. 5 阪神 大阪杯 GII 12 4 4 20.0(7人) 4着 川田将雅 57 芝2000m(良) 2:00.0(34.8) 0.3 ドリームジャーニー
5. 9 新潟 新潟大賞典 GIII 16 1 2 7.1(3人) 4着 川田将雅 58.5 芝2000m(良) 1:57.6(34.5) 0.7 シンゲン
6. 28 阪神 宝塚記念 GI 14 3 4 44.1(9人) 10着 川田将雅 58 芝2200m(良) 2:12.3(35.6) 1.0 ドリームジャーニー
10. 11 東京 毎日王冠 GII 11 2 2 40.6(7人) 6着 川田将雅 57 芝1800m(良) 1:46.1(34.1) 0.8 カンパニー
11. 1 東京 天皇賞(秋) GI 18 2 4 94.4(15人) 10着 C.スミヨン 58 芝2000m(良) 1:58.4(34.4) 1.2 カンパニー
アドマイヤフジ血統表
アドマイヤフジの血統 (サンデーサイレンス系/Northern Dancer 4×3=18.75%、Almahmoud 5×5=6.25%)
父
アドマイヤベガ
1996 鹿毛 *サンデーサイレンス
1986 青鹿毛 Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ベガ
1990 鹿毛 *トニービン Kampara
Severn Bridge
*アンティックヴァリュー Northern Dancer
Moonscape
母
*アドマイヤラピス
1992 栗毛 Be My Guest
1974 栗毛 Northern Dancer Nearctic
Natalma
What a Treat Tudor Minstrel
Rare Treat
Elevate
1985 鹿毛 Ela-Mana-Mou *ピットカーン
Rose Bertin
Sunny Valley Val de Loir
Sunland F-No.1-l
半弟にアドマイヤホープ(父フォーティナイナー、同馬の項参照。)、アドマイヤコスモス(父アドマイヤマックス、福島記念勝ち)
曾祖母Sunny Valleyの産駒にサドラーズホール(イギリスG1コロネーションカップ勝ち、種牡馬)が居るほか、その子孫に以下の馬が居る。
フサイチコンコルド(GI日本ダービー優勝馬)
リンカーン(GII阪神大賞典・京都大賞典・日経賞優勝馬)
ヴィクトリー(JpnI皐月賞優勝馬)
エリンバード(牝馬、1994年にフランスG2オペラ賞で武豊が騎乗し1位入線も、他馬の進路を妨害し、5着に降着となった。のちに安田記念にも出走し、日本に輸入され繁殖牝馬となった)。
カテゴリ : 競馬用語&競争馬 あ行, 競馬用語&競走馬
テスタマッタ
英字表記 Testa Matta
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2006年3月19日(5歳)
登録日 2008年9月11日
父 Tapit
母 Difficult
母の父 Concern
生国 アメリカ合衆国(ケンタッキー州)
生産 Waterford Farm
馬主 吉田和美
調教師 村山明(栗東)
厩務員 笹倉祐也
競走成績
生涯成績 22戦5勝
(内訳)
中央16戦4勝
地方6戦1勝
獲得賞金 2億405万8000円
(内訳)
中央1億3005万8000円
地方7400万円
テスタマッタ(Testa Matta)は2009年ジャパンダートダービー優勝。馬名の由来は「クリエイティブな意味合いでクレイジー(伊語)」。
テスタマッタ 戦歴
テスタマッタ 2008年・2009年
バレッツ・2008マーチ・セレクトセールにて6万ドルにて落札される。
2008年秋のデビュー戦を勝ち上がり、同時に村山厩舎は開業初勝利を記録。その後クラシックを目標に芝路線を歩むもの、エリカ賞4着の他は目立つ戦果を挙げられずダートに路線変更となる。
初ダートとなった平場、さらに特別戦を連勝しジャパンダートダービーに出走。スーニ・ゴールデンチケット・シルクメビウスら重賞ウィナー3頭から離された4番人気に甘んじたもののレースは2着に2馬身差をつけで優勝。厩舎、馬共に重賞初制覇となった。休養を挟み、武蔵野ステークスに出走したが、見せ場なく11着に終わった。続く浦和記念では好位から直線で抜け出すものの3着だった。
浦和記念終了後に騎乗していたクリストフ・スミヨンから喉の異常を指摘され、検査した結果、喉頭蓋エントラップメントの発症が発覚したためジャパンカップダートを回避し手術を受けることになった。
テスタマッタ 2010年
明け4歳になり、喉手術後の初戦となった川崎記念では3着に好走した。続いて出走したフェブラリーステークスでは中団追走から直線鋭く伸び、エスポワールシチーに2馬身半差の2着に入った。しかし、2月24日に右橈側手根骨々折の発症が発覚したため、休養を余儀なくされた。
骨折休養を終えて、9月23日の日本テレビ盃で戦列復帰。中団から追い上げるも4着止まりだった。続くマイルチャンピオンシップ南部杯では中団追走も直線で伸びを欠いてしまい6着に敗れた。
テスタマッタ 2011年
明け5歳になり、1月26日の川崎記念に出走を予定していたが、疾病のため出走取消となった。仁川ステークスでは出遅れから、道中3番手まで位置をあげたがワンダーアキュートの3着となった。マーチステークスでは中団追走から直線で力強く伸びてジャパンダートダービー以来の勝利を飾った。続く東海ステークスでは好位中団からのレースで4着、大沼ステークスでは1番人気に支持されるも、直線で伸びず7着に敗れた。マリーンステークスでは3コーナーからまくり上げて進出したがランフォルセの2着に敗れた。休養を挟み、武蔵野ステークスに出走、後方から追いあげるも7着。ジャパンカップダートでは見せ場なく12着に終わった。暮れの大一番の東京大賞典では3番手で追走しスマートファルコンの3着となった。
テスタマッタ 競走成績
年月日 競馬場 競走名 格 頭数 オッズ(人気) 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム(上3F) タイム
差 勝ち馬/(2着馬)
2008 10. 19 京都 2歳新馬 13 16.5 (5人) 1着 内田博幸 55 芝1600m(良) 1:36.1(34.6) 0.0 (アーリーロブスト)
12. 14 阪神 エリカ賞 11 5.6 (3人) 4着 岩田康誠 55 芝2000m(良) 2:04.0(36.5) 0.6 アーリーロブスト
2009 4. 19 阪神 はなみずき賞 13 13.6 (6人) 7着 上村洋行 56 芝1800m(良) 1:49.1(34.6) 1.1 ロードロックスター
5. 9 京都 3歳500万下 11 23.4 (7人) 10着 池添謙一 56 芝1600m(稍) 1:36.6(34.3) 0.8 ジャングルストーン
5. 16 京都 3歳500万下 16 22.4 (8人) 12着 池添謙一 56 芝1400m(良) 1:21.9(34.3) 1.2 レオウィザード
5. 31 東京 3歳500万下 16 24.1 (7人) 1着 四位洋文 56 ダ1400m(重) 1:22.8(34.8) -0.1 (エーシンビートロン)
6. 20 阪神 出石特別 16 8.6 (5人) 1着 太宰啓介 54 ダ1200m(良) 1:11.0(34.4) -0.2 (マハーバリプラム)
7. 8 大井 ジャパンDダービー JpnI 13 11.8 (4人) 1着 岩田康誠 56 ダ2000m(稍) 2:04.5(36.8) -0.3 (シルクメビウス)
11. 7 東京 武蔵野S GIII 13 7.4 (4人) 11着 C.スミヨン 58 ダ1600m(良) 1:36.5(36.8) 1.0 ワンダーアキュート
11. 25 浦和 浦和記念 JpnII 11 5.4 (3人) 3着 C.スミヨン 56 ダ2000m(重) 2:07.9(40.4) 0.8 ブルーラッド
2010 1. 27 川崎 川崎記念 JpnI 11 9.9 (4人) 3着 岩田康誠 56 ダ2100m(良) 2:13.1(36.9) 0.4 ヴァーミリアン
2. 21 東京 フェブラリーS GI 16 13.0 (5人) 2着 岩田康誠 57 ダ1600m(良) 1:35.3(35.5) 0.4 エスポワールシチー
9. 23 船橋 日本テレビ盃 JpnII 14 6.4 (4人) 4着 内田博幸 57 ダ1800m(稍) 1:50.6(37.3) 1.8 フリオーソ
10. 11 盛岡 マイルCS南部杯 JpnI 12 11.5 (2人) 6着 内田博幸 57 ダ1600m(稍) 1:36.6(36.1) 1.8 オーロマイスター
2011 1. 26 川崎 川崎記念 JpnI 11 取消 U.リスポリ 57 ダ2100m(良) フリオーソ
3. 6 阪神 仁川S OP 14 7.4 (4人) 3着 U.リスポリ 56 ダ2000m(良) 2:04.3(37.4) 0.6 ワンダーアキュート
4. 10 阪神 マーチS GIII 16 12.0 (7人) 1着 四位洋文 58 ダ1800m(稍) 1:50.0(35.6) -0.4 (ブラボーデイジー)
5. 22 京都 東海S GII 14 6.5 (4人) 4着 福永祐一 58 ダ1900m(不) 1:54.3(35.8) 0.6 ワンダーアキュート
7. 2 函館 大沼S OP 13 2.2 (1人) 7着 四位洋文 58.5 ダ1700m(良) 1:45.1(37.9) 0.9 エーシンモアオバー
7. 17 函館 マリーンS OP 11 5.1 (3人) 2着 四位洋文 58 ダ1700m(稍) 1:43.5(37.2) 0.4 ランフォルセ
テスタマッタ 血統表
テスタマッタ(Testa Matta)の血統 (ボールドルーラー系/Northern Dancer 5×4=9.38%、Mr.Prospector 4×5=9.38%(父内))
父
Tapit
2001 芦毛 Pulpit
1994 鹿毛 A.P.Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Preach Mr.Prospector
Narrate
Tap Your Heels
1996 芦毛 Unbridled Fappiano
Gana Facil
Ruby Slippers Nijinsky II
Moon Glitter
母
Difficult
1999 鹿毛 Concern
1991 鹿毛 Broad Brush Ack Ack
Hay Patcher
Fara’s Team Tunerup
Specialization
Wings of Jove
1980 芦毛 Northern Jove Northern Dancer
Junonia
Regatela Dr. Fager
Metatela F-No.6-a
カテゴリ : 競馬用語&競走馬, 競馬用語&競走馬 た行
ヤマニンキングリー
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 栗毛
生誕 2005年5月16日(6歳)
登録日 2007年7月11日
父 アグネスデジタル
母 ヤマニンアリーナ
母の父 サンデーサイレンス
生国 日本(北海道新冠町)
生産 錦岡牧場
馬主 土井肇
調教師 河内洋(栗東)
競走成績
生涯成績 31戦7勝
獲得賞金 2億4521万7000円
ヤマニンキングリーの主な勝ち鞍は2008年中日新聞杯、2009年札幌記念、2011年シリウスステークス。馬名の意味は冠名の「ヤマニン」と英語で「王位を持つ」を意味する「キングリー」である。半姉に重賞2勝を挙げたヤマニンメルベイユ(父メジロマックイーン)がいる。
ヤマニンキングリー 経歴
ヤマニンキングリー 2007年
競走馬としてのデビューは2007年9月2日札幌競馬場の新馬戦、ウインギガシャトルを抑えて初勝利を挙げた。続く二走を着外(5着以下)と大敗したものの、11月の黄菊賞でトールポピーを退け、2勝目を挙げる。次走の朝日杯フューチュリティステークスGI級(JpnI)競走に初出走、武豊が騎乗し5番人気に支持されたが、7着に終わった。
ヤマニンキングリー 2008年
3歳シーズンは、始動戦のきさらぎ賞3着、毎日杯4着と勝ち切れないレースが続いた。東京優駿出走(日本ダービー)権確保のために臨んだプリンシパルステークスも3着に終わり、春のクラシック競走には出走できなかった。しかし代わりに臨んだ白百合ステークスを制し、オープンクラスに定着する。
夏の休養を経て、秋は菊花賞を目標に神戸新聞杯から始動するも8着。本番の菊花賞も9着と大敗した。しかし古牡馬との初対戦となった次走アンドロメダステークスに勝利すると、当年最後のレースとなった中日新聞杯では、中団待機策からゴール前でフサイチアソートをクビ差捉え、重賞初勝利を挙げた。
ヤマニンキングリー 2009年
2009年は、緒戦の中山金杯から小倉大賞典、中京記念と重賞で3戦連続の2着となる。その後休養に入り、8月に札幌記念で復帰。当日は当年の牝馬クラシック二冠を制した3歳馬ブエナビスタに人気が集中していたが、先行策から最後の直線でサクラオリオンを交わして先頭に立つと、ゴール前追い込んだブエナビスタをクビ差抑えて優勝。重賞2勝目となった。続く毎日王冠では2番人気に推されたが9着と惨敗した。本番の天皇賞(秋)では好位追走も伸びを欠き7着に終わった。続くジャパンカップではレース中に鼻出血を発症し18着と殿負けを喫した。
ヤマニンキングリー 2010年
2010年の緒戦となった大阪杯ではドリームジャーニーに次ぐ2番人気で出走。中団追走も伸び切れず7着に敗れた。その後、シンガポールに遠征し5月16日のシンガポール航空インターナショナルカップに出走したが、11着と殿負けに終わった。帰国後、連覇がかかった札幌記念では中団を追走するが直線で失速し14着と大敗を喫した。その後10月31日の天皇賞(秋)では見せ場なく10着、12月11日の中日新聞杯では11着に終わった。
ヤマニンキングリー 2011年
7月の小倉記念で復帰、好位でレースを進めたがイタリアンレッドの4着。続く新潟記念では好位追走も伸びを欠きブービーの10着に終わった。朝日チャレンジカップでは好位追走から直線でミッキードリーム、エーシンジーライン、レディアルバローザとの激しい追い比べとなったが4着。初のダート戦となったシリウスステークスでは道中2番手追走から直線で早々と先頭に立つと後続を寄せ付けず快勝、2009年の札幌記念以来2年ぶりの重賞制覇となった。12月4日のジャパンカップダートでは後方から追い上げてくるものの7着だった。12月29日の東京大賞典では中団5番手あたりでレースを進めたが直線で伸びを欠き6着に終わった。
ヤマニンキングリー 競走成績
年月日 競馬場 競走名 格 頭数 オッズ
(人気) 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F) タイム
差 勝ち馬/(2着馬)
2007 9. 2 札幌 2歳新馬 14 10.0 (5人) 1着 藤田伸二 54 芝1800m(良) 1:55.8(34.5) -0.2 (ウインギガシャトル)
9. 29 札幌 札幌2歳S JpnIII 14 12.2 (5人) 9着 津村明秀 54 芝1800m(良) 1:52.7(38.4) 0.8 オリエンタルロック
10. 27 京都 萩S OP 12 11.6 (5人) 8着 O.ペリエ 55 芝1800m(稍) 1:48.6(35.8) 0.7 フローテーション
11. 11 京都 黄菊賞 13 21.8 (5人) 1着 藤田伸二 55 芝1800m(良) 1:47.5(34.9) 0.0 (トールポピー)
12. 9 中山 朝日杯FS JpnI 16 10.7 (5人) 7着 武豊 55 芝1600m(良) 1:34.8(36.0) 1.3 ゴスホークケン
2008 2. 17 京都 きさらぎ賞 JpnIII 15 17.1 (7人) 3着 藤田伸二 56 芝1800m(良) 1:48.9(34.6) 0.1 レインボーペガサス
3. 29 阪神 毎日杯 JpnIII 14 7.2 (3人) 4着 渡辺薫彦 56 芝1800m(良) 1:46.6(35.4) 0.6 ディープスカイ
5. 10 東京 プリンシパルS OP 18 5.8 (3人) 3着 福永祐一 56 芝2000m(稍) 2:02.0(36.3) 0.5 ベンチャーナイン
5. 31 中京 白百合S OP 10 4.9 (2人) 1着 福永祐一 56 芝1800m(稍) 1:48.2(34.8) -0.1 (ナリタダイコク)
9. 28 阪神 神戸新聞杯 JpnII 18 21.0 (5人) 8着 柴山雄一 56 芝2400m(良) 2:26.0(35.6) 0.7 ディープスカイ
10. 26 京都 菊花賞 JpnI 18 39.0 (16人) 9着 柴山雄一 57 芝3000m(良) 3:06.8(35.9) 1.1 オウケンブルースリ
11. 15 京都 アンドロメダS OP 13 2.7 (1人) 1着 武豊 54 芝2000m(良) 1:59.4(33.9) 0.0 (ダブルティンパニー)
12. 13 中京 中日新聞杯 JpnIII 17 5.6 (2人) 1着 M.デムーロ 55 芝2000m(良) 1:59.5(34.0) 0.0 (フサイチアソート)
2009 1. 4 中山 中山金杯 GIII 16 5.9 (2人) 2着 藤田伸二 56 芝2000m(良) 1:58.5(35.0) 0.0 アドマイヤフジ
2. 7 小倉 小倉大賞典 GIII 16 2.8 (1人) 2着 武豊 57 芝1800m(良) 1:45.0(33.9) 0.1 サンライズマックス
3. 14 中京 中京記念 GIII 18 2.0 (1人) 2着 武豊 57 芝2000m(重) 2:00.5(36.7) 0.1 サクラオリオン
8. 23 札幌 札幌記念 GII 16 28.2 (7人) 1着 柴山雄一 57 芝2000m(良) 2:00.7(35.8) 0.0 (ブエナビスタ)
10. 11 東京 毎日王冠 GII 11 10.0 (2人) 9着 柴山雄一 58 芝1800m(良) 1:46.4(34.3) 1.1 カンパニー
11. 1 東京 天皇賞(秋) GI 18 46.4 (10人) 7着 柴山雄一 58 芝2000m(良) 1:58.2(34.2) 1.0 カンパニー
11. 29 東京 ジャパンC GI 18 71.2 (13人) 18着 柴山雄一 57 芝2400m(良) 2:26.6(39.1) 4.2 ウオッカ
2010 4. 4 阪神 大阪杯 GII 12 11.7 (2人) 7着 藤田伸二 58 芝2000m(良) 1:59.8(35.0) 0.3 テイエムアンコール
5. 16 クランジ シンガポール国際C G1 11 (6人) 11着 柴山雄一 57 芝2000m(稍) 2:05.8 3.7 Lizard’s Desire
8. 22 札幌 札幌記念 GII 16 23.3 (9人) 14着 武豊 57 芝2000m(良) 2:00.6(36.4) 1.2 アーネストリー
10. 31 東京 天皇賞(秋) GI 18 108.2 (15人) 10着 吉田隼人 58 芝2000m(稍) 1:59.4(35.3) 1.2 ブエナビスタ
12. 11 小倉 中日新聞杯 GIII 18 44.1 (11人) 11着 吉田隼人 57 芝2000m(良) 2:00.1(34.5) 1.4 トゥザグローリー
2011 7. 31 小倉 小倉記念 GIII 18 8.8 (5人) 4着 石橋守 56 芝2000m(良) 1:57.7(36.4) 0.4 イタリアンレッド
8. 28 新潟 新潟記念 GIII 11 6.5 (4人) 10着 田中勝春 56 芝2000m(良) 2:00.3(34.4) 1.2 ナリタクリスタル
9. 10 阪神 朝日CC GIII 9 10.7 (5人) 4着 武豊 58 芝2000m(良) 1:59.6(34.5) 0.0 ミッキードリーム
10. 1 阪神 シリウスS GIII 12 10.6 (5人) 1着 武豊 56 ダ2000m(良) 2:04.3(36.5) -0.4 (キングスエンブレム)
ヤマニンキングリー 血統表
ヤマニンキングリーの血統 (ミスタープロスペクター系/Turn-to 母内5×5=6.25%)
父
アグネスデジタル
1997 栗毛 アメリカ Crafty Prospector
1979 栗毛 アメリカ Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Real Crafty Lady In Reality
Princess Roycraft
Chancey Squaw
1991 鹿毛 アメリカ Chief’s Crown Danzig
Six Crowns
Allicance Alleged
Runaway Bride
母
ヤマニンアリーナ
1992 鹿毛 日本 *サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 アメリカ Halo Hail To Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ティファニーラス
Tiffany Lass
1983 黒鹿毛 アメリカ Bold Forbes Irish Castle
Comely Nell
Sally Stark Graustark
Sally Ship F-No.3-c
父については同馬の項を参照のこと。祖母ティファニーラスは1986年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬。従姉に2003年度JRA賞最優秀2歳牝馬ヤマニンシュクルがいる。
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は2011年12月28日(水)に園田競馬場で行われた兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII・1400m)に出走しました。
今回はハンデ59.5キロという酷量を背負いましたが、見事!重賞4連勝です。
向正面からペースがあがる園田競馬場の競馬も苦にしませんでしたね。
地元・兵庫のオオエライジン(木村健)は3着に終わり、デビューからの連勝は10でストップました。
やっぱりスーニは強かった!川田騎手は「G1ホースなのでね。3コーナーではもう前は射程圏に入っていた」。来年は黒船賞(3月20日、高知)に狙いを定めたようです。まだまだ、勝ち続けそうですね!
スーニは、牡5歳の鹿毛。父ソト、母エナブル(父ローノーク)。戦績32戦12勝(うち地方20戦9勝)。総収得賞金4億4983万6000円。主な勝ち鞍・08年兵庫ジュニアGP、全日本2歳優駿、09年JBCスプリント、10年黒船賞、東京スプリント、11年サマーチャンピオン、東京盃、JBCスプリント。生産者・米国のハイクレア社。馬主・吉田和美氏。栗東・吉田直弘厩舎所属。
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