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第62回 ダイヤモンドステークス、過去10年のデータから、馬券になる馬を探って見ると・・・

第62回 ダイヤモンドステークスは、長距離の重賞です。

3000メートルを越えるJRAの平地重賞は、このダイヤモンドSと天皇賞(春)、菊花賞、阪神大賞典、ステイヤーズSの5レースのみですね。

長距離得意の馬たちにとっては自分のプライドを賭けた戦いです。ハンデキャップ重賞ですし、3000m以上のレースを経験していない馬も多いので、穴馬がしばしば激走します。

過去10年のデータから、馬券になる馬を探って見ると、

ダイヤモンドステークスは、前走がJRAの重賞でない馬が馬券になる!

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、前走で「JRAの重賞以外」のレースに出走していた馬です。

ダイヤモンドステークの前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件    成績     勝率  連対率 3着内率
JRAの重賞    2-2-3-48  3.6%  7.3%  12.7%
JRAの重賞以外 8-8-7-64  9.2%  18.4%  26.4%

ダイヤモンドステークは前走が2400m以上だった馬が馬券になる!

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走が2400m以上の馬です。

ダイヤモンドステークの前走の距離別成績(過去10年)

前走の距離   成績     勝率  連対率  3着内率
2400m未満  1-2-2-42  2.1%  6.4%   10.6%
2400m以上  9-8-8-70  9.5%  17.9%  26.3%

また、前走が「2400m未満だった馬のうち馬券になった馬は5頭ですがそのうち4頭は前走がJRAの重賞以外のレースです。

  ダイヤモンドステークの前走の距離が2400m未満の馬の、そのレースの条件別成績(過去10年)

前走の条件     成績 勝率     連対率 3着内率
JRAの重賞     0-1-0-31     0% 3.1% 3.1%
JRAの重賞以外  1-1-2-11      6.7% 13.3% 26.7%
計          1-2-2-42      2.1% 6.4% 10.6%

ダイヤモンドステークは前走4着以内の馬が馬券になる!

過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、前走4着以内の馬ですね。
ダイヤモンドステークの 前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順   成績     勝率 連対率 3着内率
4着以内     8-7-7-49 11.3% 21.1% 31.0%
5着以下     2-3-3-63 2.8% 7.0% 11.3%

ダイヤモンドステークスで前走大敗している馬は4コーナー5番手以内だと馬券にならない!

ダイヤモンドステークス 前走が「5着以下」だった馬の、そのレースにおける4コーナーの位置別成績(過去10年)

前走の4コーナーの位置  成績     勝率  連対率   3着内率
5番手以内           0-0-2-29 0%    0%     6.5%
6番手以下           2-3-1-34 5.0%   12.5%  15.0%

ダイヤモンドステークスは差し、追い込み有利!

2004年以降の過去8年について4コーナーの位置別成績を見ると、4コーナーを6番手以下だった馬が馬券になっている。

ダイヤモンドステークス4コーナーの位置取りによる成績

4コーナーの位置  成績   勝率    連対率    3着内率
5番手以内     1-2-3-40 2.2%    6.5%     13.0%
6番手以下     7-6-5-52 10.0%  18.6%      25.7%

ダイヤモンドステークスってどんなレース?

ダイヤモンドステークスの基本情報

主催者 日本中央競馬会
開催地 東京競馬場
施行時期 2月中旬 – 下旬
(原則1回東京7日目)
格付け GIII
1着賞金 4000万円
賞金総額 7600万円
距離 芝3400m
出走条件 サラブレッド系4歳以上(国際)
出走資格も参照
負担重量 ハンデキャップ
第1回施行日 1951年4月8日

ダイヤモンドステークスは、が東京競馬場の芝3400mで行われる中央競馬の重賞(GIII)競走。

競走名は創設時の施行時期だった4月の誕生石ダイヤモンドから由来。

ダイヤモンドステークス 概要 

1951年に5歳(現4歳)以上の別定の重賞競走、ダイヤモンドステークスとして創設、第1回は現在とは違い中山競馬場の芝2600mで施行された。しかし翌年には、負担重量がハンデキャップに変更された。
1956年は中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2500mで施行、1965年に施行距離が芝3200mに変更された。
1981年には施行場を東京競馬場に移したが、1984年には開催時期を1月に移したことにより再び施行場を中山競馬場に戻した。だが1987年に再び施行場を東京競馬場に戻している。
1992年には混合競走に指定、1996年には地方所属の騎手が騎乗可能となり、2004年に東京競馬場のコース改修に伴い現在の芝3400mに距離変更を行い、2006年からは混合競走から国際競走に変更された。
冬の古馬長距離競走として阪神大賞典の前哨戦や天皇賞(春)に結びつく競走として位置付けられているが、ハンデキャップ競走である事から有力馬は阪神大賞典や大阪杯などに向かう傾向がある。
東京競馬場の平地競走として最長(実況アナからはサラブレッドの東京マラソンと言われている)であり、欅の向こうを2度回る、平地では年に1度のレースである。中央競馬の平地競走としても中山競馬場のステイヤーズステークスに次ぐ2番目に長い距離の重賞競走である。
また騎手の岡部幸雄は、1987年の第37回から1990年の第40回まで4連覇を成し遂げ、「長距離の岡部」と評された事でも知られる競走でもある。
出走資格はサラ系4歳(旧5歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は、ハンデキャップである。
ダイヤモンドステークス 歴史

1951年 – 中山競馬場の芝2600mの5歳(現4歳)以上の別定の重賞競走、ダイヤモンドステークスとして創設。

1952年 – 負担重量をハンデキャップに変更。
1956年
中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2500mで施行。
二本柳俊夫が騎手として史上初の連覇。
1959年 – 皇太子殿下御成婚祝賀競走の副称が当年のみ付く。
1960年 – 前年の9月1日から日本競馬の時計が変更になったのに伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
1965年 – 施行距離を芝3200mに変更。
1972年 – 流行性の馬インフルエンザの影響で5月に順延開催。
1975年 – 柴田政人が騎手として2人目の連覇。
1981年 – 施行場を東京競馬場の芝3200mに変更。
1982年 – 柴田政人が騎手として2度目の連覇。
1984年
グレード制施行によりGIIIに格付け。
開催時期を1月中旬に変更のため、施行場を中山競馬場の芝3200mに戻す。
1987年
開催時期を1月末~2月初めの土曜日に変更。
施行場を東京競馬場の芝3200mに再び戻す。
1990年
スルーオダイナが史上初の連覇。
岡部幸雄が騎手として史上初の4連覇。
矢野進が調教師として史上初の連覇。
1992年 – 混合競走に指定。
1996年 – この年から地方所属の騎手が騎乗可能となる。
1997年
開催時期を2月中旬に変更。
ユウセンショウが2頭目の連覇。
松元茂樹が調教師として2人目の連覇。
2000年 – 施行日が日曜日に変更。(きさらぎ賞と同日開催)
2001年 – 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
2003年 – 東京競馬場の改修工事により中山競馬場の芝3200mで施行。ちなみに中山競馬場で3200mのレースが行われたのはこの時で7年ぶり。
2004年 – 施行距離を現在の芝3400mに変更。
2006年 – 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
2007年 – 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2009年
外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
重賞格付け表記をGIIIに戻す。
東京競馬場の芝3400mのコースで初めてフルゲート(16頭)でレースが行われる。
モンテクリスエスが3:29.4のコースレコードで優勝。
2011年 – 施行日を京都記念と交換し、日曜日施行から土曜日施行に変更。
ダイヤモンドステークス 歴代優勝馬


回数     施行日   優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1951年4月8日 コマオー 牡5 2:52.3 橋本輝雄 久保田彦之
第2回 1952年4月13日 イカホダケ 牡5 2:51.1 二本柳俊夫 斎藤籌敬
第3回 1953年4月19日 タカハタ 牝4 2:44.4 保田隆芳 尾形藤吉
第4回 1954年4月11日 ミネノスガタ 牡4 2:43.3 坂本栄三郎 橋本輝雄
第5回 1955年4月17日 タカギク 牡4 2:53.4 二本柳俊夫 杉浦照
第6回 1956年4月15日 オートキツ 牡4 2:37.2 二本柳俊夫 大久保房松
第7回 1957年4月14日 トシワカ 牡4 2:47.2 古山良司 久保田彦之
第8回 1958年4月13日 マサタカラ 牡4 2:48.3 伊藤竹男 古賀嘉蔵
第9回 1959年4月12日 アヤノボル 牡4 2:43.4 梶与四松 稲葉幸夫
第10回 1960年4月10日 カネチカラ 牡4 2:45.9 森安弘明 阿部正太郎
第11回 1961年4月2日 ホマレボシ 牡4 2:45.1 八木沢勝美 稗田敏男
第12回 1962年3月25日 グランドタイム 牡4 2:45.2 伊藤竹男 中野吉太郎
第13回 1963年3月31日 ヤマノオー 牡4 2:42.9 古山良司 内藤潔
第14回 1964年3月8日 キクノヒカリ 牡4 2:48.3 梶与四松 稲葉秀男
第15回 1965年4月4日 ミハルカス 牡5 3:23.3 菅原泰夫 小西喜蔵
第16回 1966年3月27日 ヤマドリ 牡5 3:25.9 森安弘明 森末之助
第17回 1967年5月28日 コレヒデ 牡5 3:24.5 保田隆芳 尾形藤吉
第18回 1968年3月31日 オノデンオー 牡4 3:27.6 沢峰次 松山吉三郎
第19回 1969年3月30日 スピードシンボリ 牡6 3:36.4 野平祐二 野平省三
第20回 1970年3月29日 ダイシンボルガード 牡4 3:27.1 大崎昭一 柴田寛
第21回 1971年3月28日 スピーデーワンダー 牡5 3:21.8 岡部幸雄 富田六郎
第22回 1972年5月21日 バンライ 牡4 3:23.5 伊藤栄 中村広
第23回 1973年4月1日 トーヨーアサヒ 牡4 3:21.0 小島太 古山良司
第24回 1974年3月31日 ゴールドロック 牡4 3:25.2 柴田政人 稗田敏男
第25回 1975年3月30日 ヒカルジンデン 牡4 3:23.4 柴田政人 高松三太
第26回 1976年4月4日 フジノパーシア 牡5 3:26.0 大崎昭一 柴田寛
第27回 1977年4月3日 トウショウロック 牡6 3:24.2 中島啓之 阿部正太郎
第28回 1978年4月2日 トウフクセダン 牡5 3:24.7 宮田仁 大久保末吉
第29回 1979年4月1日 スリージャイアンツ 牡4 3:21.2 小島太 境勝太郎
第30回 1980年3月16日 プリテイキャスト 牝5 3:23.1 横山富雄 石栗龍雄
第31回 1981年4月19日 ピュアーシンボリ 牡5 3:25.6 柴田政人 野平祐二
第32回 1982年4月25日 キョウエイプロミス 牡5 3:19.4 柴田政人 高松邦男
第33回 1983年4月24日 タカラテンリュウ 牡4 3:22.4 嶋田功 佐々木亜良
第34回 1984年1月16日 ダイセキテイ 牡5 3:21.8 小林常泰 藤原敏文
第35回 1985年1月15日 ホッカイペガサス 牡4 3:25.5 柴田政人 野平祐二
第36回 1986年1月15日 トレードマーク 牡4 3:23.5 菅野昭夫 富田六郎
第37回 1987年1月31日 ドルサスポート 牡4 3:25.0 岡部幸雄 内藤一雄
第38回 1988年1月30日 ダイナブリーズ 牝5 3:23.1 岡部幸雄 高橋祥泰
第39回 1989年1月28日 スルーオダイナ 牡5 3:21.9 岡部幸雄 矢野進
第40回 1990年1月27日 スルーオダイナ 牡6 3:20.1 岡部幸雄 矢野進
第41回 1991年1月26日 ノースシャトル 騸7 3:22.3 田中勝春 高橋祥泰
第42回 1992年2月3日 ミスターシクレノン 牡7 3:18.5 柴田善臣 小林稔
第43回 1993年1月30日 マチカネタンホイザ 牡4 3:16.8 岡部幸雄 伊藤雄二
第44回 1994年1月31日 センゴクシルバー 牡5 3:19.7 田中勝春 河野通文
第45回 1995年1月28日 エアダブリン 牡4 3:17.8 岡部幸雄 伊藤雄二
第46回 1996年1月27日 ユウセンショウ 牡4 3:18.4 柴田善臣 松元茂樹
第47回 1997年2月15日 ユウセンショウ 牡5 3:18.4 O.ペリエ 松元茂樹
第48回 1998年2月21日 ユーセイトップラン 牡5 3:17.6 河内洋 音無秀孝
第49回 1999年2月20日 タマモイナズマ 牡5 3:19.7 小原義之 小原伊佐美
第50回 2000年2月13日 ユーセイトップラン 牡7 3:17.5 後藤浩輝 音無秀孝
第51回 2001年2月11日 イブキヤマノオー 牡6 3:18.0 O.ペリエ 領家政蔵
第52回 2002年2月10日 キングザファクト 牡5 3:19.8 後藤浩輝 谷潔
第53回 2003年2月16日 イングランディーレ 牡4 3:23.7 小林淳一 清水美波
第54回 2004年2月15日 ナムラサンクス 牡5 3:31.9 渡辺薫彦 松永善晴
第55回 2005年2月13日 ウイングランツ 牡5 3:33.5 松岡正海 高市圭二
第56回 2006年2月12日 マッキーマックス 牡6 3:30.3 藤田伸二 藤原英昭
第57回 2007年2月11日 トウカイトリック 牡5 3:30.6 C.ルメール 松元省一
第58回 2008年2月17日 アドマイヤモナーク 牡7 3:33.6 安藤勝己 松田博資
第59回 2009年2月15日 モンテクリスエス 牡4 3:29.4 北村宏司 松田国英
第60回 2010年2月14日 フォゲッタブル 牡4 3:32.6 武豊 池江泰郎
第61回 2011年2月19日 コスモメドウ 牡4 3:31.9 A.クラストゥス 畠山重則

第29回 のフェブラリーステークスの馬券になる馬を、過去10年のデータから探ってみると・・・

ついに2012年のGIが始まりますね!第29回 のフェブラリーステークスです。

ダートキングを決めるこのフェブラリーSでは、過去15回で見ると、関東馬2勝、関西馬12勝、地方競馬所属馬1勝です。

しかも関西馬は現在12連勝中なんですね。

過去10年のデータから勝ち馬を探ってみると、

フェブラリーステークスは、とにかく単勝1番人気の馬馬券になる!

単勝人気別の成績を見ると、1番人気が8勝。なんと勝率80.0%です。3着内率は90.0%ですから逆らえませんね。

フェブラリーステークス 単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気 成績   勝率  連対率 3着内率
1番人気 8-0-1-1 80.0% 80.0% 90.0%
2番人気 0-2-2-6 0% 20.0% 40.0%
3番人気 1-4-1-4 10.0% 50.0% 60.0%
4番人気 0-1-2-7 0% 10.0% 30.0%
5番人気 0-2-0-8 0% 20.0% 20.0%
6~9番人気 1-1-3-35 2.5% 5.0% 12.5%
10番人気以下 0-0-1-67 0% 0% 1.5%

フェブラリーステークスは、最近2走ともに勝っている馬が、馬券になる!

最近2走ともに1着だった馬が勝率31.3%、3着内率では43.8%!です。

フェブラリーステークス 最近2走の着順比較別成績(過去10年)

着順比較            成績 勝率  連対率 3着内率
前々走より前走の着順が上 3-4-6-44 5.3% 12.3% 22.8%
前々走と前走の着順が同じ 1-3-0-8 8.3% 33.3% 33.3%
近2走ともに1着        5-0-2-9 31.3% 31.3% 43.8%
前々走より前走の着順が下 1-3-2-67 1.4% 5.5% 8.2%

フェブラリーステークスを勝つ馬は前走3着以内の馬!

フェブラリーステークスの勝ち馬10頭はすべて前走で3着以内の馬ですね。さらに前走1着の馬は3着内率が41.7%!

フェブラリーステークス 前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績        勝率  連対率 3着内率
1着 7-3-5-21          19.4% 27.8% 41.7%
2着 2-2-1-18            8.7% 17.4% 21.7%
3着 1-2-1-12             6.3% 18.8% 25.0%
4着 0-1-0-15            0% 6.3% 6.3%
5着 0-1-1-11             0% 7.7% 15.4%
6~9着 0-1-0- 32    0% 3.0% 3.0%
10着以下 0-0-2-19 0% 0% 9.5%

フェブラリーステークスで馬券になるには、前年暮れのGI 経験が必須

年末のダートGI レース、ジャパンカップダートと東京大賞典の2レースともに出走していた馬が、3着以内率48.0%!

フェブラリーステークス出走馬のここ 3走で前年の東京大賞典・ジャパンカップダートへの出走経験別成績(過去10年)

出走経験             成績 勝率  連対率 3着内率
2レースとも出走         3-4-5-13 12.0% 28.0% 48.0%
東京大賞典のみ出走      0-3-0-7 0% 30.0% 30.0%
ジャパンカップダートのみ出走 5-1-2-24 15.6% 18.8% 25.0%
いずれも出走なし         2-2-3-84 2.2% 4.4% 7.7%

どうみても、トランセンドは、堅いですねえ。これは!

フェブラリーステークスってどんなレース?

フェブラリーステークスの基本情報

開催地 東京競馬場
施行時期 2月中旬 – 下旬
(原則1回東京8日目)
格付け GI
1着賞金 9400万円
賞金総額 1億7940万円
距離 ダート1600m
出走条件 サラブレッド系4歳以上(国際)(指定)

負担重量 定量(57kg、牝馬2kg減)
第1回施行日 1984年2月18日

フェブラリーステークスは東京競馬場のダート1600mで行われる中央競馬の重賞(GI)競走。競走の名のフェブラリーは英語の2月の意味「February」から。Februaryは2月という意味から2月中に競走の施行日が設定されることが多いが、曜日配列の都合で1月末に施行されたこともある。

正賞は日本馬主協会連合会会長賞、地方競馬全国協会会長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞。

フェブラリーステークス 概要

東京競馬場のダート1600mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの混合の1400万下条件の競走フェブラリーハンデキャップとして施行したのが始まり。

1984年の中央競馬におけるダート重賞路線の整備に伴い5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走・フェブラリーハンデキャップとして新設、第1回は現在と同じく東京競馬場のダート1600mで施行され創設当初はGIIIの格付けだった。

1989年には混合競走に指定、1994年に競走としての格を再評価されてGIIに昇格、更に負担重量が別定に変更された為、現在のフェブラリーステークスに改名、翌年には指定交流競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になった。

1997年には前年から始まったアラブ首長国連邦のドバイにあるナド・アルシバ競馬場(2010年からはメイダン競馬場)で施行されるドバイワールドカップの日本国内の前哨戦と言う意味合いからダートGI競走の必要性が高まり、中央競馬のダート重賞競走で初めてGIに格付けされた。なお条件特別の競走がGIにまで昇格したのは稀有な例である。またGIに格付けされ負担重量も定量に変更された。更に同年の4月にはダートグレード競走の施行によりダートグレードのGIにも格付けされた。

中央競馬のその年における最初のGI競走(芝も含める)で、日本国内では川崎記念に次ぐ2番目に施行されるGI競走でもある。また中央競馬と地方競馬の最上位クラスの競走馬が例年多く出走する為、冬のダート最強馬を決める競走として位置付けられている。

本競走で優勝や上位入賞をした競走馬は3月末にアラブ首長国連邦のドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイミーティングのドバイワールドカップやドバイゴールデンシャヒーン、ゴドルフィンマイルへ遠征する場合がある。

なお、東京競馬場のダート1600mのコースはスタート直後の100m弱を芝上で走る設定となっている。

フェブラリーステークス 出走資格

原則サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)、出走枠は16頭まで。
登録馬のうち、レーティング順位の上位5頭に対しては優先出走が認められる。(2012年より。牡馬・セン馬は110ポンド、牝馬は106ポンド以上であることが条件)

地方馬はJRAが別に定める出走馬選定基準により選定された競走馬に限り出走が可能である。(2009年より)
その他の競走馬は「通算の収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI(JpnI)競走の収得賞金」の総計が多い順に出走できる。

フェブラリーステークス 負担重量

定量で57kg、牝馬は2kg減の55kgである。
フェブラリーハンデキャップ時の第1回から第10回まではハンデキャップ、GIIに格上げされた第11回から第13回まではグレード別定、GIに格上げされた第14回より現行の斤量となっている。

フェブラリーステークス 賞金

回(施行年)    総額賞金   1着      2着     3着    4着    5着
第1回(1984年) 5,160万円 2,700万円 1,100万円 680万円 410万円 270万円
第2回(1985年)
第3回(1986年) 5,300万円 2,800万円 700万円 420万円 280万円
第4回(1987年) 5,700万円 3,000万円 1,200万円 750万円 450万円 300万円
第5回(1988年) 6,100万円 3,200万円 1,300万円 800万円 480万円 320万円
第6回(1989年) 6,500万円 3,400万円 1,400万円 850万円 510万円 340万円
第7回(1990年) 7,060万円 3,700万円 1,500万円 930万円 560万円 370万円
第8回(1991年) 7,600万円 4,000万円 1,600万円 1,000万円 600万円 400万円
第9回(1992年) 8,050万円 4,200万円 1,700万円 1,100万円 630万円 420万円
第10回(1993年)
第11回(1994年) 1億1,400万円 6,000万円 2,400万円 1,500万円 900万円 600万円
第12回(1995年) 1億2,200万円 6,400万円 2,600万円 1,600万円 960万円 640万円
第13回(1996年)
第14回(1997年) 1億5,200万円 8,000万円 3,200万円 2,000万円 1,200万円 800万円
第15回(1998年) 1億7,940万円 9,400万円 3,800万円 2,400万円 1,400万円 940万円
第16回(1999年)
第17回(2000年)
第18回(2001年)
第19回(2002年)
第20回(2003年)
第21回(2004年)
第22回(2005年)
第23回(2006年)
第24回(2007年)
第25回(2008年)
第26回(2009年)
第27回(2010年)
第28回(2011年)
第29回(2012年)

フェブラリーステークス 歴史 

1984年 – 東京競馬場のダート1600mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞(GIII)競走フェブラリーハンデキャップとして新設。当時は土曜日施行だった。

1989年 – 混合競走に指定。
1994年
GIIに昇格。
名称を現在のフェブラリーステークスに変更。
負担重量をグレード別定に変更。
1995年 – 指定交流競走に指定され、地方馬は5頭まで出走可能となる。
1997年
GIに昇格。
負担重量を定量に変更。
ダート競走格付け委員会にダートグレードのGIに格付け(適用は1998年から)。
日曜日に施行変更される。
1998年
岡部幸雄が騎手として史上初の連覇。
田中清隆が調教師として史上初の連覇。
1999年
メイセイオペラが地方所属馬としてJRAのGI競走初制覇。
菅原勲が地方競馬所属騎手として史上初の中央GI初制覇。
ミスタートウジンが平地GI競走としては史上最高齢となる13歳で出走(15着)。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
オリビエ・ペリエが騎手として2人目の連覇。
2003年 – 東京競馬場の改修工事により中山競馬場のダート1800mで施行。
2007年
混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。
地方馬の出走枠が5頭から4頭に縮小。
2009年
この年より地方馬の出走資格はJRAが別に定める出走馬選定基準により選定された競走馬のみとなる。
サクセスブロッケンがコースレコード1:34.6で優勝。
2010年 – 第20回優勝馬ゴールドアリュールの仔エスポワールシチーが優勝、史上初の父仔制覇。
2012年 – 出走馬選定方法が変わり、レーティングで上位5頭に優先出走を認める。

フェブラリーステークス 歴代優勝馬

フェブラリーハンデキャップ(GIII)時代

回数      施行日    優勝馬   性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1984年2月18日 ロバリアアモン 牡5 1:40.1 吉永正人 松山吉三郎 管浦一
第2回 1985年2月16日 アンドレアモン 牡6 1:36.9 中島啓之 松山康久 (株)アモン
第3回 1986年2月15日 ハツノアモイ 牡5 1:36.7 大塚栄三郎 仲住芳雄 仲川初太郎
第4回 1987年2月21日 リキサンパワー 牡6 1:36.5 柴田政人 高松邦男 岩井三郎
高橋力造
第5回 1988年2月20日 ローマンプリンス 牡7 1:37.7 増沢末夫 佐藤征助 (有)ロング商事
第6回 1989年2月18日 ベルベットグローブ 牡6 1:37.2 郷原洋行 大久保房松 栗林英雄
第7回 1990年2月17日 カリブソング 牡4 1:36.7 柴田政人 加藤修甫 (株)荻伏牧場レーシングクラブ
第8回 1991年2月16日 ナリタハヤブサ 牡4 1:34.9 横山典弘 中尾謙太郎 山路秀則
第9回 1992年2月22日 ラシアンゴールド 牡4 1:35.4 蛯名正義 大久保洋吉 大原詔宏
第10回 1993年2月20日 メイショウホムラ 牡5 1:35.7 柴田政人 高橋成忠 松本好雄
フェブラリーステークス(GII)時代


回数      施行日      優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第11回 1994年2月19日 チアズアトム 牡5 1:37.8 本田優 星川薫 北村キヨ子
第12回 1995年2月18日 ライブリマウント 牡4 1:36.4 石橋守 柴田不二男 加藤哲郎
第13回 1996年2月17日 ホクトベガ 牝6 1:36.5 横山典弘 中野隆良 金森森商事(株)
フェブラリーステークス GI時代


回数      施行日    優勝馬      性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第14回 1997年2月16日 シンコウウインディ 牡4 1:36.0 岡部幸雄 田中清隆 安田修
第15回 1998年2月1日 グルメフロンティア 牡6 1:37.5 岡部幸雄 田中清隆 石井政義
第16回 1999年1月31日 メイセイオペラ 牡5 1:36.3 菅原勲 佐々木修一 (有)明正商事
第17回 2000年2月20日 ウイングアロー 牡5 1:35.6 O.ペリエ 工藤嘉見 池田實
第18回 2001年2月18日 ノボトゥルー 牡5 1:35.6 O.ペリエ 森秀行 (有)池ばた
第19回 2002年2月17日 アグネスデジタル 牡5 1:35.1 四位洋文 白井寿昭 渡辺孝男
第20回 2003年2月23日 ゴールドアリュール 牡4 1:50.9 武豊 池江泰郎 (有)社台レースホース
第21回 2004年2月22日 アドマイヤドン 牡5 1:36.8 安藤勝己 松田博資 近藤利一
第22回 2005年2月20日 メイショウボーラー 牡4 1:34.7 福永祐一 白井寿昭 松本好雄
第23回 2006年2月19日 カネヒキリ 牡4 1:34.9 武豊 角居勝彦 金子真人ホールディングス(株)
第24回 2007年2月18日 サンライズバッカス 牡5 1:34.8 安藤勝己 音無秀孝 松岡隆雄
第25回 2008年2月24日 ヴァーミリアン 牡6 1:35.3 武豊 石坂正 (有)サンデーレーシング
第26回 2009年2月22日 サクセスブロッケン 牡4 1:34.6 内田博幸 藤原英昭 高嶋哲
第27回 2010年2月21日 エスポワールシチー 牡5 1:34.9 佐藤哲三 安達昭夫 友駿ホースクラブ
第28回 2011年2月20日 トランセンド 牡5 1:36.4 藤田伸二 安田隆行 前田幸治
フェブラリーステークスの記録

レースレコード – 1:34.6(第26回優勝馬サクセスブロッケン)
2着との最大着差 – 5馬身(第2回優勝馬アンドレアモン)
最多勝騎手 – 3勝 柴田政人(第4、7、10回) 武豊(第20、23、25回)
最多勝調教師 – 2勝 田中清隆(第14、15回) 白井寿昭(第19、22回)
最多出走 – 6回 ノボトゥルー(第18~22、25回)
最高齢出走 – 13歳 ミスタートウジン(第16回)
フェブラリーステークス 父仔制覇
父馬名       優勝回  仔馬名       優勝回
ゴールドアリュール 第20回 エスポワールシチー 第27回
フェブラリーステークスと最優秀ダートホース
フェブラリーステークスは1997年にGIに昇格し2000年にジャパンカップダートが創設されるまでの間、JRA唯一のダートGIであったにもかかわらず1997年から1999年までの3年間、当競走を制した3頭の馬はいずれもJRA賞最優秀ダートホースに選出されなかった。なお、1999年までは地方馬にはJRA賞の受賞資格がなかった(2000年以降は可能になった)。

クイーンカップ、予定通り、社台馬券が当たりましたね!

ノーザンファーム(ヴィルシーナ)が勝って、社台ファーム(イチオクノホシ)が2着でした。
この競馬界は、社台様でもっているのが良く分かる結果でしたね。
3着も、社台ファームでしたからね!

デイリー杯クイーンカップの予想です。狙い馬とその根拠

このどちらかは、馬券になると思います。

8番オメガハートランド、12番イチオクノホシ

ここから下記の馬あたりに流せば、馬券は、当たりますね。

⑥モエレフルール
⑬プレタノート
⑦アラフネ
①ハイリリー
⑨ヴィルシーナ


堅い予想になってしまうんですが、根拠は、両馬とも社台の生産馬だからです。
もちろん、あらゆるデータからも押せるのですが、とにかく、社台は、このレースを獲りに来る!!って
ことが結論ですね。(過去の結果を見れば、明らかです)

要するにクラシックへの道は社台が押さえるよってことですねえ。

クイーンCで53%も馬券になるのはこの馬!騎手と調教師のコンビのデータから見ると・・、

クイーンCに出走する騎手と調教師のコンビで、複勝率が高いのは、

蛯名正義騎手 & 矢野英一厩舎(イチオクノホシ)
(9-4-1-27)勝率22.0% 複勝率34.1%

福永祐一騎手 & 堀宣行厩舎(オメガハートランド)
(19-10-13-37)勝率24.1% 複勝率53.2%

またもや福永!?

クイーンCの出走馬が確定しましたネ!牝馬クラシック戦線にnewヒロインが誕生!?

クイーンCの出走馬が決まりました。

馬名 性齢 負担重量 騎手 厩舎
アラフネ牝3 54.0 丸山 高橋裕
イチオクノホシ牝3 54.0 蛯名 矢野英
ウインフロレゾン牝3 54.0 柴田大 粕谷
エクセラントカーヴ牝3 54.0 石橋脩 堀
エミーズパラダイス牝3 54.0 戸崎圭 川島行
オメガハートランド牝3 54.0 福永 堀
カフヴァール牝3 54.0 吉田豊 矢野英
キボウダクリチャン牝3 54.0 木幡 高市
ターフデライト牝3 54.0 武豊 小島茂
ダークマレイン牝3 54.0 田中博 大竹
ハイリリー牝3 54.0 柴山 尾形
プレノタート牝3 54.0 後藤 牧浦
ヘレナモルフォ牝3 54.0 田中勝 栗田博
ミッドサマーフェア牝3 54.0 柴田善 小島太
モエレフルール牝3 54.0 北村宏 大竹
ヴィルシーナ牝3 54.0 岩田 友道

馬券になる馬を、脚質から見てみると、
逃げは、ここ10年で1連対ですから、厳しそうですね。

先行が7連対で、差し馬が6連対、それと追い込み馬が6連対しています。

東京競馬場もそろそろ、差し追込みが決まり出しています。上がり3ハロンの勝負かな・・・。

一番興味のある穴馬ですが、ここ10年8番人気以下で馬券になった馬6頭には全て芝1600mへの出走経験がありますね。

芝1600mへの出走経験馬から穴をあけそうな馬を探ってみると、

モエレフルール、オメガハートランド、イチオクノホシ、エクセラントカーヴあたりでしょうか。

モエレフルールは、牡馬混合のジュニアカップで3着。このときの1、2着がガルボとコスモセンサーですからね。
狙い目ですねえ。

第105回 京都記念で馬券になる馬を、過去10年のデータから探ってみると・・・

昔は、1年に2回春と秋に京都記念は行われていましたね。

1984年以降は年に1回です。天皇賞(春)へのステップレースですね。

最近は京都記念を勝って海外遠征へ出ていく馬も多くなりました。
過去10年のデータから、馬券になる馬を探ってみると・・・

・単勝5番人気以内が馬券になる!

6年連続で単勝1番人気馬が連対しています。
6年連続で単勝5番人気以内の2頭で馬連が決まっています。

京都記念 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績     勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 4-2-0-2     50.0% 75.0% 75.0%
3.0~4.9倍 2-0-3-6     18.2% 18.2% 45.5%
5.0~9.9倍 3-5-0-10    16.7% 44.4% 44.4%
10.0~19.9倍 0-3-2-17 0% 13.6% 22.7%
20.0~99.9倍 1-0-5-37 2.3% 2.3% 14.0%
100倍以上 0-0-0-26 0% 0% 0%

・前走が前年12月のGI(有馬記念および香港国際レース)か日経新春杯の馬が有力!
あとは中山金杯・京都金杯に出走していた馬も狙い目です。

京都記念 前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
前年12月のGI 6-3-3-10 27.3% 40.9% 54.5%
上記以外のGI 0-0-0-6 0% 0% 0%
アメリカジョッキークラブC 0-1-1-15 0% 5.9% 11.8%
日経新春杯 3-0-3-17 13.0% 13.0% 26.1%
上記以外のGII 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
その年の2月のGIII 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
中山金杯・京都金杯 1-2-1-4 12.5% 37.5% 50.0%
前年11~12月のGIII 0-2-1-3 0% 33.3% 50.0%
上記以外のGIII 0-0-0-5 0% 0% 0%
オープン特別・条件クラス 0-1-0-26 0% 3.7% 3.7%


・関西以外でのGIで5着までの馬が狙い目!

3走前までに関西圏以外のGI で1~5着に入った経験のある、京都記念連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース
02年 1着 ナリタトップロード 前々走 ジャパンカップ 3着
04年 2着 テンザンセイザ 前々走 天皇賞(秋) 3着
05年 1着 ナリタセンチュリー 前々走 ジャパンカップ 5着
06年 1着 シックスセンス 前走 香港ヴァーズ 2着
07年 1着 アドマイヤムーン 前走 香港C 2着
     2着 ポップロック 前走 有馬記念 2着
08年 1着 アドマイヤオーラ 3走前 日本ダービー 3着
10年 1着 ブエナビスタ 前走 有馬記念 2着
     2着 ジャガーメイル 前走 香港ヴァーズ 4着
11年 1着 トゥザグローリー 前走 有馬記念 3着


第46回 共同通信杯(トキノミノル記念)で馬券になる馬を、探ってみると・・・

いよいよクラシック戦線の主人公を生みだす第46回 共同通信杯(トキノミノル記念)がやってきます!

共同通信杯で勝ちきった馬のうち、ダイナガリバー(1986年)、アイネスフウジン(1990年)、ナリタブライアン(1994年)、ジャングルポケット(2001年)の4頭は、日本ダービーも勝っていますね。

過去10年のデータから、馬券になる馬を探ってみると、

・重賞かオープン特別で3着以内になったことのある馬が狙い目!

過去10年の 共同通信杯で馬券になった馬は、芝1600m以上の重賞かオープン特別で3着以内に入ったことのある馬
がダントツです。

共同通信杯で、過去に芝1600m以上の重賞かオープン特別で3着以内になったことのある馬の成績 過去10年

芝1600m以上の重賞かオープン特別で3着以内の経験 成績 勝率 連対率 3着内率
        あり             8-7-6-26 17.0% 31.9% 44.7%
        なし             2-3-4-66 2.7% 6.7% 12.0%

前走格の高いレースに出走していた馬が狙い目!

 共同通信杯 前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件 成績       勝率 連対率 3着内率
JRAの重賞 5-5-5-24  12.8% 25.6% 38.5%
オープン特別 3-3-2-19  11.1% 22.2% 29.6%
500万下      2-2-2-26  6.3% 12.5% 18.8%
新馬      0-0-0-4       0% 0% 0%
未勝利      0-0-1-12   0% 0% 7.7%
地方競馬のレース 0-0-0-7       0%  0% 0%

・前走6着以下の成績の馬は連対しない!

共同通信杯の前走が重賞・オープン特別だった馬の、その着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
5着以内 8-8-6-23 17.8% 35.6% 48.9%
6着以下 0-0-1-20 0% 0% 4.8%
計 8-8-7-43 12.1% 24.2% 34.8%

・前走重賞・オープン特別以外の馬で、そのレースで2着以下だった馬は連対しない!

共同通信杯の前走が重賞・オープン特別以外だった馬の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着     2-2-2-29 5.7% 11.4% 17.1%
2着以下     0-0-1-20 0% 0% 4.8%
計     2-2-3-49 3.6% 7.1% 12.5%

・通算出走回数が3回~7回の馬が馬券になる!

出走回数が少ない馬や8戦以上の馬は苦しい。

共同通信杯の通算出走回数別成績(過去10年)

通算出走回数 成績     勝率 連対率 3着内率
2回以下      0-1-2-19 0% 4.5% 13.6%
3~7回      10-8-8-65 11.0% 19.8% 28.6%
8回以上      0-1-0-8  0% 11.1% 11.1%

・1月から4月生まれの馬が有利!

共同通信杯 出生月別成績(過去10年)

出生月 成績   勝率   連対率 3着内率
1月 0-0-1-2   0%    0%      33.3%
2月 4-2-1-14  19.0%  28.6% 33.3%
3月 3-3-6-32  6.8%   13.6% 27.3%
4月 3-4-1-20  10.7%  25.0% 28.6%
5月 0-1-1-22  0%    4.2% 8.3%
6月 0-0-0-2   0%    0% 0%


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