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重馬場なら、鉄板!?アメリカジョッキークラブCの軸馬は・・・。

今週末は、雨か雪の影響が残り、重馬場確実でしょうか?
上がりのかかる馬場での末脚比べならルーラーシップには、ぴったりですね。

ナカヤマナイトの追い込みも、重馬場の影響で、切れ味が鈍るでしょうし、あと怖いのは、逃げ馬かな。
リッツィースターは逃げるなら3着に残ってもおかしくないかもしれませんね。

なにしろルーラーシップは、昨年の有馬4着馬ですからね。そう簡単には負けないでしょう。
それに、天下のサンデーRは今年の重賞はまだ未勝利です。1勝目を獲るのならここらあたりでしょうね。

ルーラーシップは、明け5歳を向かえ、確実に体質強化しています。
関係者の話では、
「有馬のあと、いい状態でリフレッシュ放牧をはさんだことで体調面のアップが見て取れる」

「もともと素質の高さはヴィクトワールピサと双璧。G1を取れるだけの素材はありますから」
とのことですしね。

福永騎手騎乗で、先週の日経新春杯に続いての重賞制覇の確率は高そうです!


ルーラーシップの基本情報

英字表記 Rulership
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2007年5月15日(5歳)
登録日 2009年7月8日
父 キングカメハメハ
母 エアグルーヴ
母の父 トニービン
生国 日本(北海道勇払郡)
生産 ノーザンファーム
馬主 サンデーレーシング
調教師 角居勝彦(栗東)
競走成績
生涯成績 13戦6勝
獲得賞金 2億7229万8000円

ルーラーシップ(英: Rulership)の主な勝ち鞍は2010年鳴尾記念、2011年日経新春杯、金鯱賞。馬名の意味は「支配者の位、統治者の支配権」。

ルーラーシップ 経歴

一口馬主クラブ法人であるサンデーレーシング所有馬で、450万円×40口の総額1億8000万円で募集された。1歳9月時の馬体重は470kgだった。8月初旬にノーザンファームへ移動し、初期馴致から乗り運動へと順調に調教を消化していったが、2009年の2月に右飛節後腫を発症している。

ルーラーシップ 2歳
2009年12月27日、阪神競馬場の新馬戦(芝2000m)でデビュー。鞍上は岩田康誠。 単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持され、レースでも2着馬に3馬身半差を付ける圧勝で初陣を飾った。

ルーラーシップ 3歳

注目された次走は1月23日の若駒ステークス。デビュー戦の圧勝が評価され、ここでも断然の1番人気(単勝1.7倍)に推された。レースでは最後の直線で前を捌くのに手間取ったことが影響し、内からロスなく抜け出したヒルノダムールに1馬身半及ばず2着。

続く3戦目にはセントポーリア賞を予定していたが、熱発のため回避。やむを得ず次週のすみれステークスに目標変更したが、今度はフレグモーネを発症しこれも回避。結局、当初の予定から2週間後の3月7日のアルメリア賞にまでずれ込んだ。単勝1.4倍の断然人気の支持を得た。レースでは中団から第4コーナーで外を周す競馬を展開したが、更に外から捲ってきたタムロスカイが直線で急激に内側に斜行し、馬体をぶつけられ大きくバランスを崩す不利を受けたものの、そこから盛り返して2着馬に1.1/2馬身差を付けての1着となった。なお2位入線のタムロスカイは14着に降着となった。

4戦目となったのは毎日杯。1番人気に支持されるがスタートで出遅れ、更には隣を走っていたザタイキの故障・落馬の影響もあってダノンシャンティの5着に敗れた。この敗戦により皐月賞への出走を断念した。

短期放牧を挟み、東京優駿へのステップレースとして5月8日のプリンシパルステークスに出走した。主戦の岩田が同日の京都新聞杯に騎乗したため、鞍上は横山典弘に乗り替わり。単勝は1.9倍の圧倒的1番人気。勝負所で外から早めに進出すると、直線ではメンバー最速タイの上がり3F33秒7を記録し2着馬に4馬身差をつけて勝利。ダービーの出走権を獲得した。

迎えた第77回東京優駿では主戦の岩田がヴィクトワールピサに騎乗したため四位洋文に鞍上を委ねるも道中好位を追走するもスローペースが響き、直線で伸び切れず5着に敗れた。

東京優駿後は休養に入り、年末の鳴尾記念に岩田康誠騎乗で復帰。2番人気に支持され、レースではヒルノダムールに半馬身差をつけて勝利。重賞初制覇となった。続けて出走した有馬記念ではクリストフ・ルメールに騎乗を依頼。6着に健闘した。

ルーラーシップ 4歳

ルーラーシップ 2011年日経新春杯

古馬になり初戦は1月16日の日経新春杯にウンベルト・リスポリ騎乗で出走。当初、日経新春杯は同じ馬主のローズキングダムとの兼ね合いから出走回避も考え、翌週のアメリカジョッキークラブカップに出走することも検討されていたが、結局出走することになった。2番人気に支持され、4角手前で進出開始し、直線で先頭に立つと、断然人気のローズキングダム、3番人気ヒルノダムールといった同期を寄せ付けず2馬身差で完勝、鳴尾記念に続く重賞2勝目をあげた。

この後、ドバイシーマクラシックへの出走を決断。鞍上にクリストフ・スミヨンを迎える。レースでは好スタートから3番手で進めるも、向正面で折り合いを欠いて先頭に立ったが直線で失速し6着だった。帰国後、5月28日の金鯱賞に福永祐一騎乗で1番人気に支持される。スタートで大きく出遅れるも徐々にポジションを上げると、直線で逃げ粘るキャプテントゥーレを捕らえて重賞3勝目をあげた。6月26日の宝塚記念は1年ぶりに横山典弘騎乗で2番人気に支持される。レースでは後方に待機し直線で外から猛追したが前を捕らえられず5着に終わる。

秋はステップレースを使わず天皇賞(秋)に安藤勝己との新コンビで出走することを表明したが、爪の不安から同レースの出走を回避した。12月25日の有馬記念では新たにI.メンディザバルを鞍上に迎えて出走、全馬中最速の上がり33秒2で後方から追い込んで4着となった。

ルーラーシップ 競走成績

競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気) 着順 タイム
(上り3F) 着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2009.12.27 阪神 2歳新馬 芝2000m(良) 11 1 1 1.5(1人) 1着 2:04.7(34.7) -0.6 岩田康誠 55 (アイファーライアン)
2010.1.23 京都 若駒S OP 芝2000m(良) 10 2 2 1.7(1人) 2着 2:02.2(33.6) 0.2 岩田康誠 56 ヒルノダムール
3.7 阪神 アルメリア賞 芝1800m(稍) 14 8 14 1.4(1人) 1着 1:51.2(34.2) -0.4 岩田康誠 56 (ミヤジシェンロン)
3.27 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m(良) 11 2 2 2.2(1人) 5着 1:49.8(33.8) 0.5 岩田康誠 56 ダノンシャンティ
5.8 東京 プリンシパルS OP 芝2000m(良) 18 3 5 1.9(1人) 1着 1:59.1(33.7) -0.7 横山典弘 56 (クォークスター)
5.30 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 17 2 3 14.5(4人) 5着 2:27.2(33.3) 0.3 四位洋文 57 エイシンフラッシュ
12.4 阪神 鳴尾記念 GIII 芝1800m(良) 12 8 11 3.9(2人) 1着 1:44.9(33.8) -0.1 岩田康誠 55 (ヒルノダムール)
12.26 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 15 3 5 17.6(6人) 6着 2:33.0(34.4) 0.4 C.ルメール 55 ヴィクトワールピサ
2011.1.16 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 13 6 8 3.2(2人) 1着 2:24.6(34.4) -0.3 U.リスポリ 56.5 (ヒルノダムール)
3.26 メイダン ドバイSC GI 芝2410m(良) 14 10 10 発売なし 6着 計測不能 6 3/4馬身 C.スミヨン 56.5 Rewilding
5.28 京都 金鯱賞 GII 芝2000m(不) 16 7 13 2.8(1人) 1着 2:02.4(35.8) -0.1 福永祐一 58 (キャプテントゥーレ)
6.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 2 3 3.7(2人) 5着 2:11.0(35.3) 0.9 横山典弘 58 アーネストリー
12.25 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 13 8 14 52.9(11人) 4着 2:36.2(33.2) 0.2 I.メンディザバル 57 オルフェーヴル

ルーラーシップ 血統表

ルーラーシップの血統 (ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5x5x4=12.5%)


キングカメハメハ
2001 鹿毛 Kingmambo
1990 鹿毛 Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛 *ラストタイクーン
Last Tycoon *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer


エアグルーヴ
1993 鹿毛 *トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛 *カンパラ
Kampala Kalamoun
State Pension
Severn Bridge Hornbeam
Priddy Fair
ダイナカール
1980 鹿毛 *ノーザンテースト
Northern Taste Northern Dancer
Lady Victoria
シャダイフェザー *ガーサント
*パロクサイド F-No.8-f
ダイナカール一族の一頭。
母:エアグルーヴ1996年優駿牝馬、1997年天皇賞(秋)勝ち馬。
半姉:アドマイヤグルーヴ(父サンデーサイレンス)2003年、2004年エリザベス女王杯。 ポルトフィーノ(父クロフネ)
半兄:フォゲッタブル(父ダンスインザダーク)2009年ステイヤーズステークス、2010年ダイヤモンドステークス。

アメリカジョッキークラブカップ「AJCC」

アメリカジョッキークラブカップ「AJCC」の基本情報

開催地 中山競馬場
施行日 2012年1月22日
施行時期 1月中旬 – 下旬
(原則1回中山8日目)
格付け GII
1着賞金 6000万円
賞金総額 1億1400万円
距離 芝・外2200m
出走条件 サラブレッド系4歳以上(国際)
出走資格も参照
負担重量 グレード別定(本文に記載)
第1回施行日 1960年1月5日

アメリカジョッキークラブカップ(America Jockey Club Cup)は、中山競馬場の芝外回り2200mで行われる重賞(GII)競走。AJCCまたはAJC杯とも省略して表記される。

アメリカジョッキークラブカップ 概要

1960年に日米の友好の一環として、ニューヨークジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受け、中山競馬場の芝2000mのハンデキャップの重賞競走として創設され、翌年より別定重量の芝2600mに変更。

以後幾度かの施行場・距離の変更を経て、1980年以降は施行場は中山競馬場に定着(1996年・2002年は東京競馬場で施行)。1984年にはGIIに格付けされるとともに現行距離に変更となり現在に至っている。

ただし1984年は芝コースの積雪によりダート1800mに馬場変更されたが、当時の規則によりグレードの取り消しは行われなかった。2006年からは国際競走に指定された。

年明け後に関東圏で最初に迎える芝のGII競走であり、有馬記念など前年度末からの余勢を残した馬や中山金杯で好走した馬が出走することが多い。

春季の中・長距離路線を見据えた馬が一つの起点とする競走となっており、グレード制導入後では第28回優勝馬ミホシンザン、第39回優勝馬メジロブライト、第40回優勝馬スペシャルウィークが同年の天皇賞(春)を、第36回優勝馬サクラチトセオー、第52回優勝馬トーセンジョーダンが同年の天皇賞(秋)を、第48回優勝馬マツリダゴッホが同年の有馬記念を制している。

出走条件は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は4歳は55kg、5歳以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、
施行日当日から1年前の開催週以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増

施行日当日から1年前の開催週以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増
施行日当日から1年前の開催週より過去のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増
以上の条件で斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。なお2007年までは賞金別定で行われていたが、2008年より有力馬の出走を促すためグレード別定重量に変更となっている。

アメリカジョッキークラブカップ 歴史

1960年 – 中山競馬場の芝2000mの5歳以上の混合のハンデキャップの重賞競走、アメリカジョッキークラブカップとして創設。
1961年
重量条件を別定重量に変更。
施行距離を芝2600mに変更。
1966年 – 中山競馬場の改修工事により東京競馬場の芝2600mで施行。
1967年 – 施行距離を芝2500mに変更。
1970年 – 施行場を東京競馬場の芝2500mに変更。
1972年
混合競走に指定。
流行性の馬インフルエンザの影響で4月に順延開催。
施行距離を芝2400mに変更。
1980年 – 施行場を中山競馬場の芝2500mに戻す。
1983年
アンバーシャダイが史上初の連覇。
加藤和宏が騎手として史上初の3連覇。
二本柳俊夫が調教師として史上初の3連覇。
1984年
グレード制の施行によりGIIに格付け。
大雪による積雪でダート1800mで施行。
1985年 – 施行距離を現在の芝外回り2200mに変更。
1993年 – 柴田政人が騎手として2人目の連覇。
1996年 – 福島競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場の芝2200mで施行。
2001年 – 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
2002年
東京競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場の芝2200mで施行。
江田照男が騎手として3人目の連覇。
2006年
混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
外国調教馬の負担重量を規定(規定当初から現行と同じグレード別定)。
2007年 – 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
2008年 – 負担重量が賞金別定からグレード別定に変更。
2009年
外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
重賞格付け表記をGIIに戻す。
伊藤正徳が調教師として史上2人目の連覇。
2010年
ネヴァブションが史上2頭目の連覇。
伊藤正徳が調教師として史上2人目の3連覇。
横山典弘が騎手として4人目の連覇。
2012年 – 基本負担重量を4歳56kg、5歳以上57kg(牝馬は2kg減)から4歳55kg、5歳以上56kg(牝馬は2kg減)に変更。

アメリカジョッキークラブカップ 歴代優勝馬

回数 施行日       優勝馬  性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1960年1月5日 オンワードベル 牡4 2:04.9 蛯名武五郎 二本柳俊夫 樫山純三
第2回 1961年1月22日 ヤシマフアースト 牡4 2:43.6 保田隆芳 尾形藤吉 小林庄平
第3回 1962年1月21日 タカマガハラ 牡5 2:43.3 加賀武見 小西喜蔵 平井太郎
第4回 1963年1月20日 コレヒサ 牡4 2:42.4 森安重勝 尾形藤吉 千明康
第5回 1964年1月19日 スズトツプラン 牡5 2:46.8 野平好男 森末之助 小紫芳夫
第6回 1965年1月17日 アサホコ 牡5 2:42.5 加賀武見 藤本冨良 手塚栄一
第7回 1966年1月16日 ハクズイコウ 牡5 2:42.0 保田隆芳 尾形藤吉 西博
第8回 1967年1月22日 スピードシンボリ 牡4 2:37.3 野平祐二 野平富久 和田共弘
第9回 1968年1月21日 ニウオンワード 牡4 2:39.0 森安重勝 尾形藤吉 樫山純三
第10回 1969年1月19日 アサカオー 牡4 2:38.9 加賀武見 中村広 浅香源二
第11回 1970年1月18日 スピードシンボリ 牡7 2:34.9 野平祐二 野平省三 和田共弘
第12回 1971年1月17日 アカネテンリュウ 牡5 2:36.2 丸目敏栄 橋本輝雄 関野栄一
第13回 1972年4月30日 メジロアサマ 牡6 2:28.4 池上昌弘 保田隆芳 北野豊吉
第14回 1973年1月21日 オンワードガイ 牡5 2:30.1 蓑田早人 森末之助 樫山純三
第15回 1974年1月20日 タケホープ 牡4 2:27.5 小島太 稲葉幸夫 近藤たけ
第16回 1975年1月19日 ストロングエイト 牡6 2:31.9 中島啓之 奥平真治 (有)ハイランド牧場
第17回 1976年1月25日 ホワイトフォンテン 牡6 2:28.7 高橋司 大久保勝之 吉橋計
第18回 1977年1月23日 グリーングラス 牡4 2:26.3 安田富男 中野隆良 半沢吉四郎
第19回 1978年1月22日 カシュウチカラ 牡5 2:28.9 出口明見 矢倉玉男 吉田権三郎
第20回 1979年1月21日 サクラショウリ 牡4 2:29.0 小島太 久保田彦之 (株)さくらコマース
第21回 1980年1月20日 カネミカサ 牡6 2:37.1 蛯沢誠治 成宮明光 畠山伊公子
第22回 1981年1月18日 ホウヨウボーイ 牡6 2:37.5 加藤和宏 二本柳俊夫 古川嘉治
第23回 1982年1月24日 アンバーシャダイ 牡5 2:34.3 加藤和宏 二本柳俊夫 吉田善哉
第24回 1983年1月23日 アンバーシャダイ 牡6 2:35.4 加藤和宏 二本柳俊夫 吉田善哉
第25回 1984年1月22日 シュウザンキング 牡5 1:52.6 田村正光 梶与四松 平一男
第26回 1985年1月20日 サクラガイセン 牡5 2:14.4 小島太 久保田彦之 (株)さくらコマース
第27回 1986年1月19日 スダホーク 牡4 2:13.3 田原成貴 古山良司 須田松夫
第28回 1987年1月25日 ミホシンザン 牡5 2:15.4 柴田政人 田中朋次郎 堤勘時
第29回 1988年1月24日 カシマウイング 牡5 2:13.4 的場均 飯塚好次 松浦安雄
第30回 1989年1月22日 ランニングフリー 牡6 2:15.6 菅原泰夫 本郷一彦 藤島泰輔
第31回 1990年1月21日 サクラホクトオー 牡4 2:13.8 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第32回 1991年1月20日 メジロモントレー 牝5 2:13.8 横山典弘 奥平真治 (有)メジロ牧場
第33回 1992年1月26日 トウショウファルコ 牡6 2:12.8 柴田政人 新関力 トウショウ産業(株)
第34回 1993年1月24日 ホワイトストーン 牡6 2:15.0 柴田政人 高松邦男 安藤博
第35回 1994年1月23日 マチカネタンホイザ 牡5 2:14.1 柴田善臣 伊藤雄二 細川益男
第36回 1995年1月22日 サクラチトセオー 牡5 2:14.4 小島太 境勝太郎 (株)さくらコマース
第37回 1996年1月21日 カネツクロス 牡5 2:15.0 的場均 堀井雅広 カネツ競走馬(株)
第38回 1997年1月19日 ローゼンカバリー 牡4 2:14.9 横山典弘 鈴木康弘 (有)社台レースホース
第39回 1998年1月25日 メジロブライト 牡4 2:15.3 河内洋 浅見秀一 (有)メジロ牧場
第40回 1999年1月24日 スペシャルウィーク 牡4 2:16.8 O.ペリエ 白井寿昭 臼田浩義
第41回 2000年1月23日 マチカネキンノホシ 牡4 2:13.4 岡部幸雄 藤沢和雄 細川益男
第42回 2001年1月21日 アメリカンボス 牡6 2:13.8 江田照男 田子冬樹 (株)畔蒜不動産
第43回 2002年1月20日 フサイチランハート 牡5 2:13.7 江田照男 河野通文 関口房朗
第44回 2003年1月26日 マグナーテン 騸7 2:12.5 O.ペリエ 藤沢和雄 駒井孝男
第45回 2004年1月25日 ダンツジャッジ 牡5 2:15.5 藤田伸二 山内研二 山元哲二
第46回 2005年1月23日 クラフトワーク 牡5 2:11.4 横山典弘 後藤由之 (有)サンデーレーシング
第47回 2006年1月22日 シルクフェイマス 牡7 2:13.2 柴田善臣 鮫島一歩 (有)シルク
第48回 2007年1月21日 マツリダゴッホ 牡4 2:12.8 横山典弘 国枝栄 髙橋文枝
第49回 2008年1月27日 エアシェイディ 牡7 2:13.6 後藤浩輝 伊藤正徳 (株)ラッキーフィールド 
第50回 2009年1月25日 ネヴァブション 牡6 2:13.9 横山典弘 伊藤正徳 (株)ティーエイチ
第51回 2010年1月24日 ネヴァブション 牡7 2:12.6 横山典弘 伊藤正徳 (株)ティーエイチ 
第52回 2011年1月23日 トーセンジョーダン 牡5 2:14.2 内田博幸 池江泰寿 島川隆哉

第53回 アメリカジョッキークラブカップを過去10年のデータから馬券になる馬は・・・

「第53回 アメリカジョッキークラブカップ」今年は、春のGI 戦線に名乗りを上げる馬がでてくるでしょうか?

上がり馬がここから一気に旗頭になっていくのか、それとも古馬が巻き返すのか!?
冷静に判断が必要ですね。

なにしろ、アメリカジョッキークラブカップは、荒れるレースで有名ですからね。
2006年から2011年まで6年連続で単勝4番人気以下の馬が連対しています。

過去10年のデータから分析すると、

・単勝オッズ1.9倍以下の絶対的な能力馬しか、一番人気では勝てない!

過去10年で単勝1番人気は3勝しています。
でも、その3勝はすべて単勝オッズ1.9倍以下の馬です。

単勝オッズ2.0倍以上で1番人気の馬は7頭とも4着以下の結果です。

また、単勝10番人気以下や単勝オッズ50倍以上の馬は、4着以下に負けています。
アメリカジョッキークラブカップは、荒れるといっても、限度があるわけですね。

・単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気      成績  勝率 連対率 3着内率
1番人気  3-0-0-7  30.0% 30.0% 30.0%
2番人気      3-2-1-4  30.0% 50.0% 60.0%
3番人気  0-3-2-5  0% 30.0% 50.0%
4~5番人気 3-2-2-13 15.0% 25.0% 35.0%
6~9番人気 1-3-5-31 2.5% 10.0% 22.5%
10番人気以下 0-0-0-32 0% 0% 0%

・単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ   成績      勝率 連対率 3着内率
1.9倍以下  3-0-0-0 100% 100% 100%
2.0~2.9倍  0-0-0-4 0% 0% 0%
3.0~3.9倍  2-2-0-4 25.0% 50.0% 50.0%
4.0~4.9倍  0-2-1-2 0% 40.0% 60.0%
5.0~6.9倍  1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
7.0~9.9倍  3-1-3-1 37.5% 50.0% 87.5%
10.0~19.9倍  1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
20.0~29.9倍  0-3-0-11 0% 21.4% 21.4%
30.0~49.9倍  0-0-2-10 0% 0% 16.7%
50.0倍以上  0-0-0-36 0% 0% 0%

・6歳馬は、黙って馬券からはずせる。逆に5歳馬と7歳馬は狙える!

勝った馬を年齢別に見ると、5歳馬と7歳馬が4勝ずつしています。

連対率と3着以内率では4歳馬と8歳馬も良い成績ですね。

・年齢別成績(過去10年)

年齢 成績      勝率 連対率 3着内率
4歳 1-4-1-13 5.3% 26.3% 31.6%
5歳 4-2-2-16 16.7% 25.0% 33.3%
6歳 1-0-3-30 2.9% 2.9% 11.8%
7歳 4-1-2-20 14.8% 18.5% 25.9%
8歳 0-3-2-6 0% 27.3% 45.5%
9歳以上 0-0-0-7 0% 0% 0%

・前走がGIかGIIIだった馬が好成績!

特に前走で有馬記念に出走していた馬は、12頭中5頭が馬券になっています。
菊花賞に出走していた馬も3頭中、2頭が馬券になっていますね。

前走GIIIの馬も好成績です。
特に中山金杯に出走していた馬は、過去10年で4勝もしていますね。

・前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件   成績     勝率 連対率 3着内率
GI       3-4-3-14 12.5% 29.2% 41.7%
GII        0-0-0-11 0% 0% 0%
GIII        5-4-2-31 11.9% 21.4% 26.2%
オープン特別   0-0-3-15 0% 0% 16.7%
1600万下        1-2-2-20 4.0% 12.0% 20.0%
1000万下        1-0-0-0 100% 100% 100%
障害のレース    0-0-0-1 0% 0% 0%

ディープインパクト産駒(ダノンバラード)の京都芝2400m外(第59回日経新春杯)の成績は!?

ディープインパクト産駒(ダノンバラード)の京都芝2400m外(第59回日経新春杯)の成績は!?

3勝、2着1回、3着1回、着外2回です。
勝率42.9% 連対率57.1% 複勝率71.4%ですから期待できますね。

回収率は、単勝247% 複勝135%です。

ディープインパクト産駒は狙い目ですね。

ダノンバラード 基本情報

英字表記 Danon Ballade
性別 牡
毛色 黒鹿毛
生誕 2008年2月19日(4歳)
登録日 2010年5月5日
父 ディープインパクト
母 レディバラード
母の父 Unbridled
生国 日本(北海道新ひだか町)
生産 ケイアイファーム
馬主 (株)ダノックス
調教師 池江泰郎(栗東)
→池江泰寿(栗東)
競走成績
生涯成績 7戦2勝
獲得賞金 7808万4000円
(2011年11月12日現在)

ダノンバラードの馬名は冠名+母名の一部よりつけられた。

主な勝ち鞍は2010年のラジオNIKKEI杯2歳ステークス。

ダノンバラード 経歴

ダノンバラード 2歳(2010年)
2010年10月24日、京都の2歳新馬戦で武豊を鞍上に迎えてデビュー、1番人気に支持され1着となる。

2戦目には11月27日の京都2歳ステークスに出走、1番人気に支持される。道中は中団に付け直線外から伸びて来るもゴール前で伸びきれず3着に敗れた。

3戦目には12月25日のラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走、後方でレースを進め直線では外めに出し鋭く伸びオールアズワンにクビ差つけて重賞初制覇を飾り、ディープインパクト産駒初めての重賞制覇となった。
ダノンバラード 3歳(2011年)

2011年2月13日の共同通信杯に1番人気で出走し、中団待機から直線で外に出すが全く伸びず9着に敗れた。2月末をもって池江泰郎厩舎が定年解散となるため、息子の池江泰寿厩舎に転厩。

東日本大震災の影響で開催が東京競馬場に変更となった4月24日の皐月賞では前走の敗退により8番人気にまで人気を落としていたが、道中好位追走から伸びてオルフェーヴルの3着となった。東京優駿に出走予定だったが、最終追い切り前に左前球節部の靭帯の痛みによる跛行のため、出走を回避した。


秋初戦のアンドロメダステークスに1番人気で出走、中団内々で脚を溜めたが直線で進路が窮屈になりスムーズに追い出せず3着に敗れた。

中日新聞杯では中団からまくり上げて進出しコスモファントム、ゲシュタルトとの叩き合いになったがコスモファントムの3着に敗れた。
ダノンバラード 競走成績

競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気) 着順 タイム(上り3F) 着差 騎手 斤量 1着馬/(2着馬)
2010.10.24 京都 2歳新馬 芝1800m(良) 12 5 5 1.4(1人) 1着 1:48.7(34.6) -0.3 武豊 55kg (ブルースビスティー)
11.27 京都 京都2歳S 芝2000m(良) 10 6 6 1.8(1人) 3着 2:01.7(35.1) 0.1 武豊 55kg マーベラスカイザー
12.25 阪神 ラジオNIKKEI杯2歳S GIII 芝2000m(良) 15 5 8 6.9(4人) 1着 2:02.2(34.7) -0.0 武豊 55kg (オールアズワン)
2011.2.13 東京 共同通信杯 GIII 芝1800m(良) 13 7 11 2.9(1人) 9着 1:49.2(34.5) 0.7 武豊 57kg ナカヤマナイト
4.24 東京 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 1 2 18.9(8人) 3着 2:01.3(35.3) 0.7 武豊 57kg オルフェーヴル
11.12 京都 アンドロメダS 芝2000m(良) 12 2 2 1.6(1人) 3着 2:00.6(34.2) 0.2 武豊 55kg ユニバーサルバンク
競走成績は2011年11月12日現在

ダノンバラード 血統表

ダノンバラードの血統 (サンデーサイレンス系/Halo3x3=25.00%)


ディープインパクト 2002
鹿毛 北海道早来町 *サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair 1991
鹿毛 アイルランド Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Burghclere
Highclere


*レディバラード
Lady Ballade 1997
黒鹿毛 アイルランド Unbridled 1987
黒鹿毛 アメリカ Fappiano Mr. Prospector
Killaloe
Gana Facil Le Fabuleux
Charedi
Angelic Song 1988
鹿毛 カナダ Halo Hail to Reason
Cosmah
Ballade Herbager
Miss Swapsco F-No.12-C
母レディバラードは2001年クイーン賞、2002年TCK女王盃勝ち馬。
半兄に京都新聞杯2着のロードアリエス(父:シンボリクリスエス)がいる。
母の半弟にオープン馬のミレニアムウイングがいる。
母の姉の仔にダイオライト記念勝ち馬のフサイチセブンやオープン馬のエアマックールがいる。
曾祖母のBalldeの仔にデヴィルズバッグやセイントバラード、グローリアスソングがおり、グローリアスソングの仔にジャパンカップを勝ったシングスピール、種牡馬のグランドオペラ、ラーイがいる。また曾孫にNHKマイルカップを勝ったダノンシャンティがいる。

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もう誰もドリームジャーニーの弟と呼ばないオルフェーヴル!年度代表馬おめでとう!!

オルフェーヴル!文句なしの年度代表馬、おめでとうございます。
現役最強牝馬、最強世代を押し退けての受賞ですからね。今年も大活躍を期待します。

もう誰もドリームジャーニーの弟と呼ばなくないでしょう。
今年はオルフェーヴルの全弟がデビューしますので、この馬も自分の名前で皆に覚えられるような競走馬になるkとを祈ります。

日本中央競馬会(JRA)は、2011年度のJRA賞でオルフェーヴル(栗東・池江泰寿きゅう舎)が年度代表馬に決まったと発表しました。

オルフェーヴルは史上7頭目の3歳クラシック三冠馬。有馬記念も制覇。オルフェーヴルは最優秀3歳牡馬も受賞。

最優秀4歳以上牡馬は、日本馬としてドバイ・ワールドカップを初めて制したヴィクトワールピサ。
最優秀4歳以上牝馬には、ジャパンカップ優勝でGI通算6勝目を挙げ、有馬記念を最後に引退したブエナビスタ。 

上原博之師、東西金杯で見事に馬券に絡みました!ダイワメジャーを育てた厩舎ですから、今年は期待大ですね!

中山金杯のダイワファルコンは、惜しくも2着。京都金杯マイネルラクリマは、余裕の勝利。

管理する上原博之師は、中央大学卒のインテリ調教師。昨年は21勝で調教師リーディングで48位。開業20年目で今年ブレイクするかもしれません。注目します。


上原博之

出身地 茨城県土浦市
(出生は千葉県我孫子市)
生年月日 1957年1月25日(54歳)
所属団体 日本中央競馬会
初免許年 1993年(1994年開業)
重賞勝利 19勝
G1級勝利 5勝
経歴
所属 柄崎義信(1980年 – 1983年、調教助手)
和田正道(1983年 – 1993年、調教助手)
美浦T.C.(1994年 – 現在)

上原 博之(うえはら ひろゆき、1957年1月25日 – )は、日本中央競馬会(JRA)に所属する調教師。主な管理馬にGI競走で5勝を挙げたダイワメジャーがいる。所属場は美浦トレーニングセンター。茨城県土浦市出身、茨城県立土浦第三高等学校を経て中央大学法学部卒。

上原 博之 経歴

1957年、千葉県我孫子市に生まれる。1歳の時に茨城県土浦市に転居し、以後土浦で育った。父親は農協系の団体職員で獣医師資格を持ち、この影響もあって幼少の頃から動物好きだった。

土浦第三高等学校では父の勧めで馬術部に所属。3年次には主将を務め、1974年の茨城国体では県代表選手として個人準優勝、団体で優勝を経験している。高校卒業後は馬術選手としての推薦で中央大学に進み、ここでも3、4年次に主将を務めた。大学時代は4年次に出場した関東大学馬術選手権で優勝、全日本学生選手権では個人3位、団体5位の成績を残した。

就職先には日本中央競馬会を希望していたが採用されず、留年を選択した後に乗馬インストラクターの資格を取得するためイギリスに留学。4ヶ月間の研修を経て帰国の翌春に大学を卒業し、静岡県御殿場市のホテル兼乗馬クラブにアシスタントマネージャー兼インストラクターとして就職した。しかし半年後、恋人(後の妻)と美浦トレーニングセンターを見学に訪れた際、知己であった獣医師に競走馬の調教に携わることを勧められ、直後に日本中央競馬会の調教助手資格を取得。1980年11月、紹介を受けた同場所属の調教師・柄崎義信厩舎に入った。

柄崎厩舎で3年過ごした後、和田正道厩舎へ移籍。ドバイでの研修などを経て調教師を志すようになり、1993年に通算5度目の受験で調教師免許を取得した。


上原 博之 調教師時代

1994年3月、茨城県美浦トレーニングセンターに自身の厩舎を開業。初勝利は同期開業調教師の中で最も遅く、同年7月3日の札幌開催における未勝利戦をノーブルグラスで勝ったのが最初となった。

しかし以後は順調に勝利を重ね、当年13勝を挙げた。翌1995年7月には初勝利馬ノーブルグラスが札幌スプリントステークスを制し、重賞初勝利を挙げる。当年は重賞2勝を含む24勝を挙げ、関東の優秀調教師賞を受賞。以後毎年概ね15-20勝前後の成績を維持する中堅厩舎として定着している。

2004年、管理馬ダイワメジャーが皐月賞を制し、GI競走およびクラシック競走初制覇を果たす。同馬は後に競走能力に影響を及ぼす喘鳴症を発症して低迷に陥ったが、手術を施した後は立て直すことに成功し、2007年末の引退までに5つのGI競走に優勝した。

同馬に代表されるように、「ダイワ」を冠名とする有力馬主・大城敬三所有馬の関東における主戦厩舎を担っている。また、自身の管理馬が出走しないGI競走当日には、テレビの競馬中継で解説者としての出演もこなす。

上原 博之 調教師成績

     日付     競馬場・開催 競走名        馬名   頭数 人気 着順 

初出走1994年3月5日 2回中山3日12R 5歳上500万下 メイスンボサツ 16頭 12 11着
初勝利 1994年7月3日 1回札幌8日3R 4歳未勝利 ノーブルグラス 8頭 1 1着
重賞初出走 1994年4月9日 3回中山5日9R 中山大障害(春) ロンゲット 6頭 5 5着
重賞初勝利 1995年7月16日 2回札幌4日11R 札幌スプリントS ノーブルグラス 16頭 9 1着
GI初出走 1995年10月29日 4回東京8日10R 天皇賞(秋) スガノオージ 17頭 8 15着
GI初勝利 2004年4月18日 3回中山8日11R 皐月賞 ダイワメジャー 18頭 10 1着


上原 博之 主な管理馬

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
ノーブルグラス(1995・1996年札幌スプリントステークス)
スガノオージ(1995年毎日王冠 1996年カブトヤマ記念)
ダイワルージュ(2000年新潟3歳ステークス)
ダイワメジャー(2004年皐月賞、2006年天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、2007年安田記念、マイルチャンピオンシップなど重賞8勝)
フェリシア(2004年フェアリーステークス)
ショウナンタキオン(2005年新潟2歳ステークス)
プレミアムボックス(2008年オーシャンステークス 2009年CBC賞、京阪杯)
ダイワワイルドボア(2008年セントライト記念)

スターシップ、南関重賞の報知オールスターCを勝ちましたあ!!

2012年1月3日、川崎競馬場で行われた第48回報知オールスターカップ(4歳上・ダ2100m、1着賞金1500万円)は、
石崎駿騎手騎乗のスターシップが優勝しましたね。

強かったです。
今日はまだ馬体が重かったので、まだまだ本調子でなかったと思います。
川崎記念が目標でしょう。やれると思います!

スターシップ(牡8)
父:クロフネ
母:フラワーフェア
母父:ジャッジアンジェルーチ
厩舎:船橋・出川克己
成績:38戦7勝(重賞1勝)

イケドラゴン

イケドラゴン
牡7歳  栗毛
父:ニューイングランド 母:キクカフローラル 母父:サクラユタカオー 血統
2005年3月20日生  新冠産  
厩舎:(美浦北)石毛 善彦  生産者:泉渕瀬牧場  馬主:池田 豊治
本賞金:27,000,000円  総賞金:70,800,000円  障害本賞金:0円  障害総賞金:0円  附加賞:649,000円
平地重巧拙:◎  平地ダ巧拙:–  障害重巧拙:–  障害ダ巧拙:–
【トータル戦績】
1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
4 2 3 23 0.125 0.188

__ 【連対時脚質】
逃 先 差 追
2 1 2 1

【戦歴(全32走)】
年月日 開催 R レース名 頭 枠 馬 人 着 騎手 斤量 距離 コース タイム 2 M 3 4 前3F 後3F 差 馬体重 増減 備考
2011/12/17 5中山5 11 ディセンバーステークス(OPEN) 16 1 1 13 5 木幡 56.0 1800m (芝)右内A M 1.47.4 02 02 03 02 36.6 36.2 0.4 542 +8  
2011/11/06 5東京2 11 アルゼンチン共和国杯(G2) 18 8 17 18 17 丸山 51.0 2500m (芝)左B S 2.34.0 14 15 15 15 38.9 37.1 2.5 534 +6  
2011/10/15 4東京4 11 アイルランドトロフィー(OPEN) 11 8 11 11 11 江田照 56.0 2000m (芝)左A H 2.01.9 10 10 10 10 38.3 34.8 1.3 528 +10  
2011/05/28 3東京3 11 目黒記念(G2) 18 5 10 16 15 中谷 52.0 2500m (芝)左C M 2.35.1 03 06 06 05 36.0 38.7 2.6 518 -10  
2011/05/08 1新潟6 11 新潟大賞典(G3) 16 2 3 13 10 大野 52.0 2000m (芝)左外B M 1.59.9 — 11 11 11 37.3 35.6 1.5 528 +6  
2011/04/03 2阪神4 11 大阪杯(G2) 15 5 9 15 11 柴田善 57.0 2000m (芝)右内B M 1.59.0 10 10 09 11 37.0 35.2 1.2 522 -18  
2011/02/19 1東京7 11 ダイヤモンドステークス(G3) 16 5 10 10 11 丸山 52.0 3400m (芝)左D S 3.34.3 02 02 03 03 38.3 37.4 2.4 540 0  
2011/01/05 1中山1 11 中山金杯(G3) 16 7 14 15 7 大野 52.0 2000m (芝)右内C S 2.00.1 02 03 02 03 36.6 34.7 0.3 540 +8  
2010/08/29 3新潟6 11 新潟記念(G3) 17 5 10 12 10 丸山 52.0 2000m (芝)左外A S 1.58.9 — 02 02 02 36.4 34.8 0.5 532 0  
2010/07/11 2福島8 11 七夕賞(G3) 16 6 11 5 6 丸山 52.0 2000m (芝)右B S 2.00.6 02 04 04 02 36.5 35.7 0.2 532 +6  
2010/05/30 3東京4 12 目黒記念(G2) 12 6 8 9 2 丸山 51.0 2500m (芝)左C S 2.34.9 01 01 01 01 37.1 34.1 0.1 526 -2  
2010/05/01 2東京3 10 府中ステークス (1600万下) 18 2 3 7 12 柴田善 54.0 2000m (芝)左A S 2.01.7 07 07 07 11 37.5 34.4 0.7 528 -6  
2010/03/28 3中山2 10 常総ステークス (1600万下) 14 7 11 5 7 中舘 57.0 2000m (芝)右内A M 2.02.7 04 07 07 07 37.3 36.0 0.6 534 -6  
2010/03/07 2中山4 9 富里特別 (1000万下) 16 1 2 4 1 柴田善 55.0 1800m (芝)右内A M 1.52.5 06 07 07 07 38.3 36.4 0.0 540 +4  
2010/02/20 1東京7 9 調布特別 (1000万下) 14 6 9 7 4 柴田善 57.0 2000m (芝)左D M 2.00.8 02 02 02 03 36.6 35.2 0.4 536 -16  
2009/12/19 4中京3 12 天竜川特別 (1000万下) 16 3 6 7 7 中舘 54.0 2500m (芝)左A S 2.33.8 02 02 05 05 36.9 36.1 0.6 552 +12  
2009/11/28 5東京7 10 オリエンタル賞 (1000万下) 14 8 13 5 8 三浦 57.0 2000m (芝)左C S 2.00.8 08 08 09 09 37.6 33.8 0.9 540 -4  
2009/10/31 4東京7 7 サラ3歳以上500万以下 8 7 7 2 1 三浦 57.0 2000m (芝)左B S 2.01.7 07 07 07 07 38.7 33.2 0.1 544 0  
2009/10/25 4東京6 8 サラ3歳以上500万以下 17 8 15 2 3 中谷 57.0 1800m (芝)左A S 1.49.3 03 05 07 07 37.1 34.8 0.2 544 +4  
2009/10/11 4東京2 7 サラ3歳以上500万以下 18 8 18 12 3 中谷 57.0 2000m (芝)左A S 2.00.3 05 06 06 06 37.0 34.3 0.1 540 +10  
2009/07/18 1札幌9 10 サラ3歳以上500万以下 12 2 2 7 8 宮崎北 55.0 2400m (ダ)右 M 2.37.3 06 04 06 08 39.7 38.9 1.8 530 0  
2009/07/04 1札幌5 8 夕張特別 (500万下) 14 6 10 2 11 藤田 57.0 2000m (芝)右A M 2.03.1 04 07 06 09 37.1 36.0 1.3 530 +2  
2009/06/14 3東京8 7 サラ4歳以上500万以下 18 2 3 7 1 柴田善 57.0 1800m (芝)左C S 1.48.4 05 05 03 03 36.6 34.3 0.0 528 +4  
2009/05/30 3東京3 8 サラ4歳以上500万以下 13 4 5 5 3 柴田善 57.0 2400m (芝)左C S 2.31.0 07 07 08 08 38.2 34.8 0.5 524 +10  
2009/05/17 1新潟6 12 春日山特別 (500万下) 10 5 5 6 6 大野 57.0 2000m (芝)左外B S 2.04.0 — 07 06 07 38.4 35.1 0.5 514 -20  
2008/10/26 3福島2 8 サラ3歳以上500万以下 16 3 5 4 6 大野 55.0 2000m (芝)右A M 1.59.7 08 08 09 10 35.1 36.0 0.4 534 -6  
2008/09/28 4中山6 12 サラ3歳以上500万以下 12 8 12 4 7 小野次 54.0 2000m (芝)右内C S 2.01.7 02 03 03 03 36.9 35.8 0.4 540 0  
2008/08/30 3新潟5 12 サラ3歳以上500万以下 18 8 18 7 2 小野次 54.0 2000m (芝)左内A S 2.02.0 03 03 02 02 37.0 35.0 0.0 540 +2  
2008/08/09 2新潟7 7 サラ3歳,未勝利 18 8 18 6 1 小野次 56.0 2200m (芝)左内A M 2.13.4 01 01 01 01 35.0 36.1 0.0 538 -4  
2008/07/13 2福島8 4 サラ3歳,未勝利 15 7 12 7 11 勝浦 56.0 1700m (ダ)右 H 1.49.6 06 05 07 09 37.3 41.0 2.3 542 +12  
2008/03/08 2中山3 2 サラ3歳,未勝利 12 4 4 3 8 勝浦 56.0 1800m (ダ)右 M 1.58.3 10 11 09 08 38.4 40.0 2.2 530 -2  
2008/02/17 1東京6 4 サラ3歳,新馬 16 3 5 9 7 勝浦 56.0 1800m (芝)左D S 1.53.0 08 08 09 09 39.4 34.2 0.6 532 0  
「R」の背景色: _ 良馬場 _ 稍重馬場 _ 重馬場 _ 不良馬場
「着」の背景色: _ 1着 _ 2着 _ 3着 _ 着外

【レース条件別成績】
コース 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
平地

芝 右 1 0 0 8 0.111 0.111
左 3 2 3 12 0.150 0.250
ダ 右 0 0 0 3 0.000 0.000
左 0 0 0 0 0.000 0.000
直線トータル 0 0 0 0 0.000 0.000
障害トータル 0 0 0 0 0.000 0.000

【馬場状態別成績】
コース 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
平地 芝 良 3 2 1 16 0.136 0.227
稍重 0 0 1 4 0.000 0.000
重 1 0 1 0 0.500 0.500
不良 0 0 0 0 0.000 0.000
ダ 良 0 0 0 3 0.000 0.000
稍重 0 0 0 0 0.000 0.000
重 0 0 0 0 0.000 0.000
不良 0 0 0 0 0.000 0.000
障害 良 0 0 0 0 0.000 0.000
稍重 0 0 0 0 0.000 0.000
重 0 0 0 0 0.000 0.000
不良 0 0 0 0 0.000 0.000

【距離別成績】
コース 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率
芝   ~1000m 0 0 0 0 0.000 0.000
1001~1200m 0 0 0 0 0.000 0.000
1201~1400m 0 0 0 0 0.000 0.000
1401~1600m 0 0 0 0 0.000 0.000
1601~1800m 2 0 1 2 0.400 0.400
1801~2000m 1 1 1 14 0.059 0.118
2001~2200m 1 0 0 0 1.000 1.000
2201~   0 1 1 4 0.000 0.167
ダ   ~1000m 0 0 0 0 0.000 0.000
1001~1200m 0 0 0 0 0.000 0.000
1201~1400m 0 0 0 0 0.000 0.000
1401~1600m 0 0 0 0 0.000 0.000
1601~1800m 0 0 0 2 0.000 0.000
1801~2000m 0 0 0 0 0.000 0.000
2001~2200m 0 0 0 0 0.000 0.000
2201~   0 0 0 1 0.000 0.000

アドマイヤベガ

アドマイヤベガ

英字表記 Admire Vega
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 1996年3月12日
死没 2004年10月29日(8歳没)
父 サンデーサイレンス
母 ベガ
母の父 トニービン
生国 日本(北海道早来町)
生産 ノーザンファーム
馬主 近藤利一
調教師 橋田満(栗東)
厩務員 児玉武大
競走成績
生涯成績 8戦4勝
獲得賞金 2億9060万2000円

アドマイヤベガ(Admire Vega)は、1999年の東京優駿(日本ダービー)に優勝した。母ベガは桜花賞・優駿牝馬(オークス)を勝った名牝。全弟にセントライト記念を勝ったアドマイヤボス、半弟に朝日杯フューチュリティステークス・帝王賞などGI7勝をあげたアドマイヤドンがいる。

アドマイヤベガ プロフィール

ベガはサンデーサイレンスとの初めての仔を受胎したが双子だった。双子は競走馬として大成しないと言われているため、片方の胎子がつぶされ、もう片方が残された。そして、残された方の胎子から生まれたのがアドマイヤベガだった。生まれたとき、母ベガと同様に左前脚が内側に曲がっていた。

アドマイヤベガ 競走馬時代

1998年11月7日の新馬戦でデビューし1位に入線したが、最後の直線走路で斜行したために4着降着の処分を受けた。次走には未勝利戦ではなく、形の上で格上挑戦となる500万下特別のエリカ賞を選び、スリリングサンデーらを相手に勝利した。3戦目は、ラジオたんぱ杯3歳ステークス(GIII)に出走し、これも優勝し2歳を終えた。

1999年、3歳となったアドマイヤベガはクラシック戦線へ向かった。初戦は、皐月賞トライアルの弥生賞(GII)に出走、単勝オッズ1.5倍と断然の1番人気に推されるが、ナリタトップロードに敗れた。しかし、上がり3ハロンのタイムは出走メンバー中最も速かった。次に皐月賞(GI)に向かうが、直前に体調不良を起こし、馬体重を-12kgと大幅に減らして出走した。それでも1番人気に推されたが、テイエムオペラオーの6着に終わった。

その後、東京優駿(GI)に出走した。ここで初めて2番人気になるが、馬体重を+10kgと体調を戻してきた。道中は後方に控え、最後の直線で先に抜け出したテイエムオペラオー・ナリタトップロードの二頭を大外から後方一気の末脚でかわし、当時アイネスフウジンが持っていたレースレコードタイ記録(2:25.3)で優勝した。このレースで(前年スペシャルウィークに続いて)武豊は史上初のダービー連覇を達成した。

その後、3歳秋初戦として菊花賞トライアルの京都新聞杯(GII)に出走し、再びナリタトップロードを差し切って優勝した。しかしクラシック第3戦菊花賞(GI)ではナリタトップロードの6着に敗れた。その後休養に入り、翌年の宝塚記念(GI)を目標に調整が進められたが、左前脚の繋靭帯炎が発覚し、2000年に引退した。

アドマイヤベガ 競走成績

年月日 競馬場 競走名 格 人気 倍率 着順 距離 タイム (上3F) 騎手 勝ち馬/(2着馬)
1998 11. 7 京都 3歳新馬 1人 1.7 *4着 芝1600m(良) 1:35.1 (34.9) 武豊 マヤノマタドール
12. 5 阪神 エリカ賞 1人 1.2 1着 芝2000m(稍) 2:06.1 (35.9) 武豊 (スリリングサンデー)
12. 26 阪神 ラジオたんぱ杯3歳S GIII 1人 2.1 1着 芝2000m(良) 2:04.1 (34.8) 武豊 (マチカネキンノホシ)
1999 3. 8 中山 弥生賞 GII 1人 1.5 2着 芝2000m(稍) 2:03.7 (35.0) 武豊 ナリタトップロード
4. 18 中山 皐月賞 GI 1人 2.7 6着 芝2000m(良) 2:01.3 (35.9) 武豊 テイエムオペラオー
6. 6 東京 東京優駿 GI 2人 3.9 1着 芝2400m(良) 2:25.3 (34.4) 武豊 (ナリタトップロード)
10. 17 京都 京都新聞杯 GII 2人 3.0 1着 芝2200m(良) 2:12.3 (34.6) 武豊 (ナリタトップロード)
11. 7 京都 菊花賞 GI 1人 2.3 6着 芝3000m(良) 3:08.2 (34.4) 武豊 ナリタトップロード
※(*)1位入線後、降着。

アドマイヤベガ 種牡馬時代

引退後は、早来町の社台スタリオンステーションで種牡馬となり、2004年には初年度産駒が走り出し好成績を収めた。しかしその年の10月29日に偶発性胃破裂の為死亡。

残した産駒は4世代のみで、2005年産の産駒がラストクロップとなった。2006年にキストゥヘヴンが桜花賞を制し、産駒の平地GI初勝利をあげた。

2007年度リーディングサイアーは10位となっている。

障害競走に秀でた産駒も多く、メルシーモンサンが2010年のJ・GI中山グランドジャンプを制すなど、障害においても優秀な産駒を輩出している。

上記に挙げたようにわずか4世代しか残らないながらも産駒の成績は極めて優秀で、存命であれば父サンデーサイレンスの有力な後継種牡馬の1頭としてさらなる大成が見込めたという声も聞かれる。

アドマイヤベガ 主な産駒

アドマイヤベガ 2002年産

テイエムドラゴン(中山大障害、京都ハイジャンプ(2005年/2007年)、阪神スプリングジャンプ)
アドマイヤフジ(日経新春杯、中山金杯(2008年/2009年))
ストーミーカフェ(札幌2歳ステークス、共同通信杯)
レキシントンブルー(ききょうステークス)
シルクトゥルーパー(橘ステークス)

アドマイヤベガ 2003年産

キストゥヘヴン(桜花賞、京成杯オータムハンデキャップ、フラワーカップ、中山牝馬ステークス)
ブルーメンブラット(マイルチャンピオンシップ、府中牝馬ステークス)
プレミアムボックス(オーシャンステークス、CBC賞、京阪杯)
ニホンピロレガーロ(小倉記念)
トウショウシロッコ(東京競馬場グランドオープン記念)

アドマイヤベガ 2004年産

アルナスライン(日経賞、菊花賞2着、天皇賞(春)2着)
トーワベガ(阪神スプリングジャンプ)
ギルティストライク(東京ジャンプステークス)
サンライズベガ(小倉大賞典)

アドマイヤベガ 2005年産

クリスタルウイング(青葉賞2着)
オースミスパーク(小倉大賞典)
サザンギャラクシー(葉山特別・衣笠特別)・本馬唯一の、外国産馬(ニュージーランド産馬)
メルシーモンサン(中山グランドジャンプ)

アドマイヤベガ 血統表

アドマイヤベガの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/(Almahmoud4×5=9.38%)


*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ Halo 1969
黒鹿毛 アメリカ Hail to Reason 1958 Turn-to
Nothirdchance
Cosmah 1953 Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well 1975
鹿毛 アメリカ Understanding 1963 Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower 1964 Montparnasse
Edelweiss


ベガ 1990
鹿毛 北海道早来町 *トニービン
Tony Bin 1983
鹿毛 アイルランド *カンパラ
Kampala 1976 Kalamoun
State Pension
Severn Bridge 1965 Hornbeam
Priddy Fair
*アンティックヴァリュー
Antique Value 1979
鹿毛 アメリカ Northern Dancer 1961 Nearctic
Natalma
Moonscape 1967 Tom Fool
Brazen F-No.9-f

全弟にアドマイヤボス、キャプテンベガ。半弟にアドマイヤドン(父ティンバーカントリー)。
母ベガの半姉にニュースヴァリュー(外国産馬として出走、札幌スプリントステークスGIII2着)、全弟にマックロウ(京都記念GII勝ち、種牡馬)。

アサカディフィート

アサカディフィート


品種 サラブレッド
性別 騸
毛色 黒鹿毛
生誕 1998年3月26日
父 パラダイスクリーク
母 スプリームクィーン
生国 日本
生産 協和牧場
馬主 浅川吉男→浅川昌彦→林順子
調教師 鶴留明雄(栗東)
競走成績
生涯成績 76戦11勝
(中央)73戦11勝
(地方)3戦0勝
獲得賞金 4億6564万2000円
(中央)4億6194万3000円
(地方)369万9000円

アサカディフィートは、中央競馬平地競走及び中央競馬平地重賞競走の最高齢勝利記録を持つ馬(10歳、2008年小倉大賞典)

アサカディフィート 戦歴

アサカディフィート 2001年 – 2003年

気性的な問題もあってデビュー前に既に去勢手術を受けており、騸馬として競走馬生活を送ることになった。

デビューはかなり遅く、2001年6月9日となった。初戦の中京3歳未勝利戦(ダート1,700m)で初勝利を挙げる。その後もレースでは逃げの戦法を見せ、主に芝の中距離戦に使われた。

2003年の5歳時に格上のオープン競走である大阪城ステークスで勝利し、オープンクラスに昇格する。その後は重賞の新潟大賞典、金鯱賞、宝塚記念に出走するも金鯱賞の5着が最高であった[1]。しかし、続く函館記念では3着に入り、福島記念では後方からメンバー中最速の上がりで、またも3着に食い込んだ。

アサカディフィート 2004年 – 2006年

2004年には初戦の中山金杯で中団からの差し切り勝ちを決め、重賞初勝利をあげた。その後は中距離の重賞やオープン競走を中心に出走し、2005年のカシオペアステークスや2006年のアンドロメダステークスで勝利を挙げている。

アサカディフィート 2007年

2007年も中山金杯から始動した。雨で重馬場の中、道中最後方で追走しメンバー中最速の上がりを見せるが、勝ったシャドウゲイトに7馬身差の圧倒的差をつけられ2着に敗れた。

続く小倉大賞典では10番人気ながら、後方から上がり3F34秒台の追い込みを見せ1 1/2馬身差で快勝し、3年ぶりの2度目の重賞制覇を遂げた。その後、芝の2000m戦やダートの重賞に出走するもののいずれも掲示板を外す結果となった(上がり33秒台を記録した札幌記念の6着が最高)が、前年優勝したアンドロメダステークスでは追い込みを決めて8番人気の低評価を覆す勝利を収めた。

アサカディフィート 2008年

2008年も中山金杯から始動した。道中を最後方で進め4角からメンバー中最速の上がり3F34秒3の末脚を見せるが、7着に終わった。続く小倉大賞典では鞍上を中舘英二に替え道中は最後方を追走し、最後の直線では大外から豪快な末脚を繰り出し、先に抜け出した1番人気マルカシェンクをとらえ史上初の10歳馬(旧表記の10歳を含む)によるJRA平地重賞勝利を挙げた。

また、これにより8年連続勝利を遂げた。続く中山記念では、後方不利と言われる中山競馬場かつ開幕週ながら、上がり3ハロン33.9秒という年齢を感じさせない末脚で5着と掲示板に載った。続く金鯱賞では道悪馬場の影響からかいいところがなく10着に敗れた。その後は宝塚記念に出走、ブービーの13着に敗退した。その後、休養を挟み、11月15日のアンドロメダステークスに出走、同一レース3連覇がかかっていたが10着に終わった。続く中日新聞杯では13着と大敗した。

アサカディフィート 2009年
2009年も6年連続で中山金杯から始動したが、見せ場なく14着と大敗した。続く小倉大賞典では同一重賞3連覇を狙ったが、シンガリ負けの16着だった。そして、2月13日付でJRA競走馬登録を抹消された。生まれ故郷である協和牧場において乗馬となっている。

アサカディフィート 主な成績

2003年 – 函館記念3着、福島記念3着
2004年 – 中山金杯
2005年 – 中京記念3着、京阪杯2着
2006年 – 中山金杯2着、名古屋大賞典3着
2007年 – 中山金杯2着、小倉大賞典
2008年 – 小倉大賞典(2007年から連覇)
※ アンドロメダステークスを連覇(オープン特別、2006年・2007年)

アサカディフィート 記録

せん馬(日本調教馬)史上最高賞金獲得 (4億6564万2000円)
JRA史上最年長平地競走勝利 (10歳)
後に2010年1月10日第1回中山競馬第3日第11競走ジャニュアリーステークス(オープン特別・ダート1200m)でニシノコンサフォスがタイ記録を樹立
JRA史上最年長平地重賞勝利 (10歳)
JRA各年度勝利連続記録 (8年)

アサカディフィート エピソード

約8年間の競走生活で中央・地方合わせて76戦に出走、重賞も3勝して4億円以上を稼いだ本馬であるが、中央GI競走への出走は2003年・2008年の宝塚記念だけである(地方交流を含めても2007年のかしわ記念が加わるのみ)。

本馬が出走した宝塚記念は、2度とも『6月29日』の施行であった。GI競走の開催は基本的に日曜固定であり、同じ曜日配列が回ってくるのは5年ないし6年に1回であるから、少なくとも5〜6年は現役を続けていないと達成できない珍記録であると言える。

アサカディフィート 血統表

アサカディフィートの血統 ネヴァーベンド系/Nasrullah5×5×5=9.38%、Polynesian5×5=6.25%


*パラダイスクリーク
Paradise Creek
1989 黒鹿毛 Irish River
1976 栗毛 Riverman Never Bend
River Lady
Irish Star Klairon
Botany Bay
North of Eden
1983 鹿毛 Northfields Northern Dancer
Little Hut
*ツリーオブノレッジ
Tree of Knowledge Sassafras
Sensibility


*スプリームクィーン
Supreme Queen
1981 鹿毛 Alydar
1975 栗毛 Raise a Native Native Dancer
Raise You
Sweet Tooth On-And-On
Plum Cake
Knightly Belle
1969 芦毛 Knightly Manner Round Table
Courtesy
Belle Poule Barbizon
Chinchon F-No.16

アサカディフィート 脚注

^ 新潟大賞典では3位に入線したが、進路妨害で7着に降着となっている。

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