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サンテミリオン競走成績

サンテミリオン競走成績
競走日競馬場競走名格頭数枠番馬番オッズ(人気)着順騎手斤量[kg]距離(馬場)タイム(上り3F)着差1着馬(2着馬)
2010.1.5中山3歳新馬14453.6(1人)1着内田博幸54芝2000m(良)2:06.1(35.2)-0.2(クォークスター)
1.24中山若竹賞9774.5(3人)1着横山典弘54芝1800m(良)1:51.2(34.6)-0.4(バシレウス)
3.20中山フラワーCGIII16591.6(1人)3着横山典弘54芝1800m(良)1:50.7(34.8)0.4オウケンサクラ
4.25東京フローラSGII158151.9(1人)1着横山典弘54芝2000m(良)2:00.2(34.6)-0.2(アグネスワルツ)
5.23東京優駿牝馬GI188188.5(5人)1着横山典弘55芝2400m(稍)2:29.9(35.3)同着アパパネ
10.17京都秋華賞GI18357.9(3人)18着藤岡佑介55芝2000m(良)2:00.7(35.6)2.3アパパネ
11.14京都エリザベス女王杯GI174712.7(5人)9着M.デムーロ54芝2200m(良)2:14.0(35.4)1.5スノーフェアリー

サンテミリオン

サンテミリオンは、
主な勝ち鞍は2010年の優駿牝馬。馬名はフランス有数のワインの産地、世界文化遺産であるサン=テミリオンに由来する。
2010年1月5日中山競馬場の新馬戦芝2000mでデビュー。1番人気に応えて初戦を飾った。

2戦目は1月24日の500万下の若竹賞でここでも3番人気だったが、直線抜け出して2勝目をあげた。3戦目で初の重賞挑戦となったフラワーカップは、後ろからの競走となってしまい3着となった。

陣営は桜花賞への出走を選ばず、優駿牝馬(オークス)を目標にしたローテーションを組んだ。そして4月25日のフローラステークスでは1番人気に応えて重賞初制覇となった。
5月23日、雨の中で施行された優駿牝馬では、8枠18番という外枠での発走から中団後方を追走し、最終直線残り1ハロンあたりからアパパネとの叩き合いになり、そのまま並んで2頭がゴール板を駆け抜けた。15分近い写真判定の結果、アパパネと1着同着となった(JRA主催GIでは史上初)。

この結果、鞍上の横山典弘に初の優駿牝馬優勝を、調教師の古賀慎明には初のGI制覇をもたらした。そしてゼンノロブロイ産駒にとっても初のGI優勝となった。

詳細は第71回優駿牝馬を参照のこと。
秋はトライアルレースを使わずに秋華賞に直行することとなった。

それまで主戦を務めていた横山典弘が落馬負傷したため藤岡佑介に乗り替わりとなったが、迎えた本番ではゲート内で扉に顔をぶつけスタートで出遅れるというアクシデントに見舞われ、また頭をぶつけた際に口を切り出血していた為ハミを取ることが出来ず、
終始最後方のまま6馬身の大差しんがり18着に大敗した。エリザベス女王杯では主戦の横山が武蔵野ステークスでユノゾフィーに騎乗するため、ミルコ・デムーロを鞍上に迎えたが、中団追走も直線で伸びを欠いて9着に敗れた。

JRAプレミアム

JRAプレミアム

日本中央競馬会(JRA)では、2008年から「JRAプレミアムレース」として指定したレースについて、原則としてすべての賭け式の馬券で売り上げ総額の5パーセント相当を上乗せするサービスを行っている。

上乗せ率は若干前後する場合があり、払戻金が単純に5パーセント増額されるわけではない。オッズおよび払戻金は上乗せ後の数値が表示される。

具体的な上乗せ額はレースの確定後にJRAホームページに掲載される[10]が、計算式は公表されていない。
また、2011年よりJRAプレミアムに準ずるものとして、以下の内容が実施される。
2回函館と1回札幌の特別・重賞競走53競走を対象とした「JRA夏トク」が2011年6月29日に発表された。対象となる賭式は馬連・枠連・ワイドの3形式だった。
2011年6月29日に秋季競馬開催期間中の特定開催日の全競走がJRAプレミアムレース同様に払戻金が5%ずつ増額されることが告知された[12]。現時点では10月10日の4回東京3日開催が対象になるとアナウンスされている

JRAプラス10

JRAプラス10

日本中央競馬会(JRA)が運営する中央競馬では人気馬が上位入賞した場合の倍率が1倍(100円元返し)となった場合はそのまま払い戻されていたが、原則としてすべてのレースで元返しとなった場合の払戻金に10円を上乗せ(110円)する「JRAプラス10」のサービスを2008年から開始した。

制度上は全賭式が対象であり、連勝式のJRAプラス10適用は2011年2月20日の開催終了までにワイドのみであるが計13回発生している(最初に発生したのは2008年7月26日新潟競馬第8レースのワイド)。
ただし特定の馬・組連番の番号に人気が集中し、賭け式ごとの「払い戻し総額」と「上乗せすべき金額の総額」の合計が売り上げ総額を超える場合は、競馬法附則第5条第3項で従来どおり100円元返しとなる。

計算上は投票率が90.9パーセント(複勝式・ワイドは約70パーセント)を超える場合は元返しになる。オッズや払戻金の表示は原則ではJRAプラス10を含む1.1倍で表示されることになっているが、元返しとなる場合は赤字で「1.0倍」「100円」と表示することになっている。
当初、過去5年程度の票数データにJRAプラス10をあてはめた試算では元返しは1件も発生せず「元返しの心配はほとんどない」とされたが、施行初日となった2008年1月5日の京都競馬第1競走で早々に100円元返しが発生した。1着馬コロナグラフの複勝票数は60万9528票であったが(2着馬は2万8448票、3着馬8938票で総的中票数は64万6914票)、通常の払い戻し金額7360万6360円に10円分の609万5280円を上乗せすると7970万1640円となり複勝の売得金7892万3100円を77万8540円超過してしまう。

このため、当該馬の複勝馬券はJRAプラス10を適用できず100円元返しとなってしまったのである。結局、最初の1か月の間に5件の元返しが発生。

JRAの競走成績データによると2008年、2009年、2010年開催それぞれ、各38件について元返しが発生した[9]。2011年には、チューリップ賞においてレーヴディソールの単勝支持率が81.4%を記録し、重賞としては初となる単勝のJRAプラス10が適用された。

主な厩舎とその主戦騎手

  1. 主な厩舎とその主戦騎手
久保田貴士:蛯名正義、田辺裕信
国枝栄:後藤浩輝
昆貢:四位洋文、柴原央明、松田大作、藤田伸二
佐々木晶三:佐藤哲三
鮫島一歩:安藤勝己
白井寿昭:岩田康誠
角居勝彦:クリストフ・ルメール、岩田康誠、四位洋文
友道康夫:岩田康誠、福永祐一
橋口弘次郎:上村洋行、小牧太、武豊(以前は大崎昭一)
藤沢和雄:北村宏司、横山典弘(以前は岡部幸雄)
藤原英昭:岩田康誠、福永祐一、藤田伸二
松田博資:安藤勝己
音無秀孝:北村友一、川田将雅

主戦騎手の具体例

主戦騎手の具体例
トップジョッキーになると自分が主戦騎手を務める競走馬が同じ競走で出走することもある。
当然、この場合はどちらかを選択する必要があるが、過去にあった例として、1998年の毎日王冠(GII)で的場均が主戦騎手を務めるグラスワンダーとエルコンドルパサーが出走した。的場は悩みに悩みぬいた末、グラスワンダーに騎乗することを選択した。

結果はグラスワンダーが5着、エルコンドルパサーは蛯名正義に乗り替わって2着だった。
しかしその後、グラスワンダーはその年の有馬記念、さらに翌年は宝塚記念、有馬記念に勝利しグランプリ3連覇を達成。

エルコンドルパサーは毎日王冠以降は蛯名が主戦騎手を務めることになり、日本の3歳馬としては初のジャパンカップ制覇や海外に拠点を移して凱旋門賞で2着に健闘するなど大活躍した。ただ、グラスワンダーの現役最後の引退レースは蛯名が騎乗している。
現在では武豊が主戦騎手を務める競走馬が、複数GI競走に出走することがよくある。1998年の宝塚記念でのエアグルーヴとサイレンススズカの選択や、1997年の有馬記念でのマーベラスサンデーとエアグルーヴとの選択、2006年の皐月賞でのアドマイヤムーンとフサイチジャンクの選択などがある(いずれの競走も前競走馬に騎乗した)。

主戦騎手

主戦騎手(しゅせんきしゅ)とは、競馬における1頭の競走馬の専属騎手を指す用語。

主戦と簡略することもある。主戦騎手といっても、海外遠征やGI競走などで他の競走馬の主戦騎手として騎乗することもあり、騎手が必ずその競走馬に騎乗するわけではない。

主戦騎手からみてその馬を「お手馬」という。
あるいは、ある厩舎で主に騎乗する騎手を、(その厩舎の)主戦騎手と呼ぶ場合もある。

以前は、厩舎所属の騎手が、その厩舎の有力馬に騎乗するケースがほとんどだったことから、(平場オープンなどで見習騎手が乗ることに対して)常に騎乗する騎手を主戦騎手と言っていた。
特殊な例としては、馬主が、馬の所属厩舎に関係なく、特定の騎手に騎乗依頼を行うことがあった。

相馬眼

相馬眼(そうまがん)とは、競走、馬術、軍役、使役などに供される馬の能力・資質を見抜くことができる見識を指す言葉である。

紀元前から近代の産業革命に至るまで、馬は交通、運輸、軍事など様々な場面において重要な位置を占めており、その資質を見極める目を持つこともまた重要視されてきた。史上には馬の繁殖・調教に特化した役所が設置された例が多くあり、ゆえに為政者が優れた相馬眼の持ち主を迎え入れる例もあった。

こうした者の中では、中国の春秋戦国時代に穆公(ぼくこう)に仕えた伯楽孫陽がよく知られる。孫陽はその優れた相馬眼から天馬の守護星である「伯楽」が通称となり、相馬に関する様々な逸話が伝えられている。「相馬眼に優れた者」転じて「人を見る目を持つ者」を指す言葉「名伯楽」は孫陽に由来したものである。

唐代の詩人・韓愈が眼のある者の重要性を説いた「世に伯楽有り、然る後に千里馬[1]有り。世に千里馬は常に有れども、伯楽は常に無し(世有伯楽 然後有千里馬 千里馬常有 而伯楽不常有)」という一節もよく知られる。

近代以降になると競馬、競技としての馬術が普及する。競走馬・馬術競技馬は、最上の血統であれば非常に高価なものとなる反面、必ずしも価格通りの成績を残さない例も多々あるため、購買の際にその実質を見極めることが重要視される。この世界でもやはり優れた相馬眼を有する者が優遇され、世界最大規模の競走馬生産・育成グループであるゴドルフィン、クールモアといった競馬組織は、それぞれ相馬眼があるとされる調教師、エージェントを引き抜き[2]、多くの名馬を輩出している。

日本では、安価な幼駒を購買して活躍馬を輩出する岡田繁幸、竹園正繼や社台グループ創業者・吉田善哉などが優れた相馬眼の持ち主と評価される。また馬術の世界においては、近代馬術の大成者とも評されるジェームス・フィリスがいる。フィリスがその生涯で調教に失敗したものは僅か2頭であると言われ、日本有数の馬術家であった遊佐幸平はこれを指して「(技術の他に)彼が馬を観る鑑識に卓越していて、調教をしても見込みのない馬には手を付けなかったことを物語るものである」と述べている[3]。

相馬の着眼点

優れた相馬眼を持つとされる人々が具体的にどの点を見ているのかは千差万別であるが、一般的には、馬体の骨格や歩行動作、顔つき、筋肉の付き方、馬の性格等を総合的に判断していると言われる。しかしながら、最終的な判断においては、自身の経験に基づく直感に頼る場合も多く、優れた相馬眼を持つと言われる人達は、この直感が非常に秀でているとされる。

そのため、自身が選択した馬の選択理由を口頭で表現しづらい事も多いという。一方で現代の競走馬については、近親繁殖を繰り返し遺伝構成がどの馬も似通っているため、その外見からは能力を判断できないとする意見もあり、動物行動学者のデズモンド・モリスは「栄光と屈辱を分ける決定的な要因は、個々の循環器系の効率である。違いの秘密は外見では分からない内臓にある」としている[4]。

相馬眼脚注

^ 千里を走れるほど強健な馬のこと。
^ 河村清明『馬産地ビジネス – 知られざる「競馬業界」の裏側』(イースト・プレス、2002年)331頁。
^ 遊佐幸平『遊佐馬術・改訂版』(第一出版株式会社、1985年)28頁。
^ デズモンド・モリス『競馬の動物学 – ホース・ウォッチング』渡辺政隆訳(平凡社、1989年)149頁。

スローペース症候群

スローペース症候群(スローペースしょうこうぐん)とは、競馬、とりわけ日本の中央競馬の競走について、レースの序盤および中盤が遅いペースで推移し、終盤(上がり)のみ速くなる競走が多発する現象。しばしば批判的な意味で使われる。

スローペース症候群要因

スローペース症候群と呼ばれる現象が発生する要因としては以下のものが挙げられている。

スローペース症候群の騎手

要因を騎手、具体的には、序盤・中盤に好位置で競走を進めようとする騎手が増えたことに求める見解がある。栗山求や阿部珠樹はその原因について、スローペース症候群という言葉が盛んに使用された1990年代の中央競馬のトップジョッキーであった岡部幸雄や武豊がそのようなレース運びをすることが多かったからだと指摘する[1]。

1997年にスローペースとなった東京優駿を優勝した元騎手の大西直宏は、同競走のペースがかつてよりもスローになった[2]原因として、出走頭数が多いと馬群を捌ききれず前方への進出ができないことを恐れて序盤から前方で競走を進めようとする[3]が、出走頭数が大幅に減少した[4]結果、その必要がなくなり、むしろ序盤・中盤に下手に動くと勝機を失うようになったことを挙げている[5]。

スローペース症候群の馬場

安福良直は要因として、馬場の改良が進み馬の走行がスムーズになった結果、騎手の意図するペースよりも速いペースで走り、騎手がそれを抑えようとする結果ペースがスローになるという仮説を唱えている[6]。

競走馬の能力の向上とスローペース症候群

元騎手の坂井千明は馬場の改良が進んだことに加え競走馬の能力(瞬発力)が大幅に向上した結果、「中途半端に前に行っても差されるという意識が、騎手の中にある」と指摘し、スローペースの競走が増加したのは「騎手が勝つためにベストの選択をし」た結果であるとしている[7]。

調教技術の向上とスローペース症候群

騎手の小野次郎は、かつては他の馬を怖がる性格の競走馬は「何が何でも前へ」という競馬をしたが、競走馬を調教する技術が進み性格の矯正が可能になった結果そのような競走馬が減少したことを要因として挙げている[8]。
反論

スローペースの競走を否定的にとらえることについては反論も出ている。

山田康文(ターファイトクラブ東京事務所長)は、「よい馬がいて、よい騎手が乗れば、絶対能力ギリギリの真剣勝負を見せてくれるのはむしろスローペースの競馬のはず」と述べている[9]。

日刊スポーツ記者の松田隆は、東京優駿について1992年以降のものとそれより前のものとを比較し、かつての競走を序盤の2ハロンだけが極端なハイペースでそれ以降はほぼ平均的なペースで推移し、終盤に入ると逃げ馬がバテる他は出走馬が同じような上がりで走り、先行馬が粘り勝ちする「切れ味という言葉とは無縁の消耗レース」と分析した上で、「果たしてそれを、迫力あるレースと呼んでいいのかどうか」と述べている。そして、序盤と中盤はスローに近いペースで推移するが上がり4ハロンからペースが速くなる競走の方が迫力があると評価している[10]。

競馬評論家の大川慶次郎は、戦前から戦後にかけての競馬(公認競馬)ではスローペースの競走が多かったと指摘した上で、「スローペースが日本の競馬をダメにするというんだったら、とっくに日本の競馬なんかなくなってる」と述べている[11]。

スローペース症候群の脚注

^ 『競馬名馬&名人読本』、173頁。
^ 1980年代にスローペースとなったことは一度もなかった。
^ 元騎手の坂井千明、騎手の小野次郎も同様の指摘をしている。(『競馬名馬&名人読本』、177-178頁)
^ 1982年には28頭が出走していたが1989年に24頭、1990年に22頭、1991年に20頭と減少し、1992年以降は常に18頭以下。
^ 『競馬名馬&名人読本』、174頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、172-173頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、177頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、178頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、173頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、175-177頁。
^ 『競馬名馬&名人読本』、216-217頁。

スローペース症候群参考文献

「競馬はつまらなくなったのか!?」(『競馬名馬&名人読本』、宝島社、1998年)171-221頁。

スピード指数

スピード指数(スピードしすう、Speed Figure)とは、主に競馬において、競走馬の絶対能力を数字で表すことを目的として開発された指数のこと。

スピード指数概要

馬の能力を独自に数値化する試みは古くから様々な予想家によって行われてきたが、現在「スピード指数」として知られているものの原型は、1975年にアンドリュー・ベイヤーによって提唱されたものが事実上の元祖といわれている。

スピード指数の基本的な発想は「全ての馬が同じ馬場状態の同じコースを同じ負担重量で走ったと仮定して、そのタイム(=スピード指数)を比較する」というもの(考え方としてはボクシングにおけるパウンド・フォー・パウンドなどに近い)。

具体的には各競走馬のレースにおける走破タイム(厳密には各競馬場における平均的なレベルのタイムを示す「基準タイム」と走破タイムの差)を元に、レース距離や負担重量の高低、コース形態・馬場状態などによる数値の調整を行い指数を算出する、という形態を取るものが一般的だ。

日本においては1992年に西田和彦が雑誌「競馬最強の法則」や著書「西田式スピード指数」(いずれもKKベストセラーズ刊)で提唱したものが契機となり、一般の競馬ファンにもその存在が広く知られるようになった。

スピード指数問題点

ベイヤーの提唱したオリジナルのスピード指数は、原則として各レースにおける走破タイムを元に算出するため、
レースがスローペースとなった場合にはそれに伴いスピード指数も低く算出され、本来の競走馬の能力よりも低い値となってしまう。

急激に成長する過程の途中の馬の場合にも、指数が本来の能力より低く算出される
新馬のように、過去にレースを走ったことがない馬に対しては指数を計算できない

など、いくつか問題点も存在する。そのため現在は、主に競馬評論家や予想家を中心に、それらの問題点を克服すべくそれぞれ独自の改良を加えられた数多くの指数が存在している。また日刊コンピ指数(日刊スポーツ)などのように、血統などの要素を指数の算出に取り込むことで、新馬などへの対応を目指すものもある。

主なスピード指数

以下、現在日本国内において著名なスピード指数(括弧内は提唱者)を列挙する。
西田式スピード指数(西田和彦)
タイムフィルター(市丸博司)
石川式スピード指数(石川ワタル)
デイリースポーツ新聞社のスピード指数(西日本版に掲載)

スピード指数関連項目

予想 (競馬)