トランセンド(英:Transcend、香:創昇)、主な勝ち鞍は2010年のジャパンカップダート、2011年のフェブラリーステークス。
馬名の意味は英語で「超越する」。
トランセンド 2009年
デビュー戦は2月14日の芝1800メートルの新馬戦で、デビュー前から調教で古馬並みの時計をだし、注目を集めていたこともあり、1番人気に推されていたが2着に敗れた。
2戦目も芝で登録していたが、フレグモーネのため出走を取り消した。3戦目のダートの未勝利戦で初勝利をあげると、不良馬場で行われた500万下戦では道中先頭を進み、上がり3ハロンも最速となる37.9秒で後続に7馬身差をつけ勝利した。
ここで陣営は東京優駿に出走することを考え、再び芝の京都新聞杯に出走した。芝で行われる競走は新馬戦で2着に入っていたが、ここまでの勝ち鞍は全てダートでのものだったため5番人気であった。
レースでは普段どおり先行するものの直線でついていけず、勝ったベストメンバーから離された9着に敗れた。7月26日の1000万下クラスの麒麟山特別では古馬初対戦となったが、後続に8馬身差をつけレコードタイムで勝利した。
2009年から新設された重賞競走の(格付けなし)のレパードステークスでは、内田博幸がイギリスで騎乗停止となっていたため、松岡正海に乗り替わりとなった。2歳ダートチャンピオンのスーニ、ユニコーンステークス勝ちのあるシルクメビウスなどダートで実績のある馬が出走していたが、麒麟山特別のパフォーマンスから1番人気に支持された。
レースでは2番手追走から直線で抜け出しスーニに3馬身差をつけて勝利した。早い時計が出にくい良馬場だったが、勝ち時計は前走と同じタイム(レコードタイ)だった。
同じ舞台で行われるエルムステークスでも1番人気に推されたが、4ハロン目でペースが落ちる緩急のついたペースに戸惑ったのか、伸びきれず4着に敗れた。続く武蔵野ステークスでは初めて後方に控え、直線でじりじりと伸びてきたが、6着に敗れた。
安田師は「芝とダートの切れ目を気にした」とコメント。レース後はジャパンカップダートには進まず、休養に入った。
トランセンド 2010年
第11回ジャパンカップダート
復帰初戦のアルデバランステークスでは久々に安藤勝己が騎乗、4連勝中のフサイチセブンに次ぐ2番人気に支持され、直線でフサイチセブンを捉えて勝利した。レースはハイペースで進んだこともあり、1983年にリュウボーイがマークした1:56.6を1.2秒更新するレコードタイムでの決着となった。
その後、4月25日のアンタレスステークスに1番人気で出走。先行集団でレースを進めたが、直線で伸びを欠いてしまい8着に敗れた。
続く5月23日の東海ステークスでも1番人気で出走、逃げて他馬を引っ張る展開となったが、ゴール手前で中団から追い込んできたシルクメビウスにかわされ2着に敗れた。
秋は9月23日の日本テレビ盃から始動。
レースでは軽快に逃げ、直線でフリオーソにかわされるも2着と逃げ粘った。11月7日の第1回みやこステークスではスタートからハナを切り、脚色は衰えることなくそのまま1着でゴールイン、前年のレパードステークス以来の重賞勝利を挙げた。
その後に挑んだ12月5日のジャパンカップダートでは、エスポワールシチー、スマートファルコンが回避し不在の中、1番人気に支持される。レースがスタートするとハナに立ち、第4コーナーを回って一度はバーディバーディに迫られたものの、そこから突き放し、グロリアスノアの追い込みをクビ差抑えて初のGI競走優勝を果たした。
トランセンド 2011年
初戦は2月20日のフェブラリーステークス。前走と同じく、エスポワールシチー、スマートファルコンが不在の中、再び1番人気に支持される。
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トゥザグローリー
英字表記 To the Glory
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2007年2月16日(4歳)
登録日 2009年5月6日
父 キングカメハメハ
母 トゥザヴィクトリー
母の父 サンデーサイレンス
生国 日本(北海道勇払郡)
生産 ノーザンファーム
馬主 キャロットファーム
調教師 池江泰郎(栗東)→池江泰寿(栗東)
厩務員 市川明彦→塩津有也
競走成績
生涯成績 17戦6勝
獲得賞金 2億8969万2000円
トゥザグローリー(英: To the Glory)の主な勝ち鞍は2010年中日新聞杯、2011年京都記念、日経賞。馬名の意味は「栄光に向かって」であり、これは母トゥザヴィクトリーの「勝利に向かって」から連想され、母以上の栄光を勝ち取ってほしいという願いが込められている。
トゥザグローリー 戦績
トゥザグローリー 3歳
大型馬ゆえに調教が難しく、脚部不安も見られたためにデビューは遅れ、3月14日阪神競馬場の新馬戦芝1600mでデビュー。太目残りながら直線だけで差し切り勝ちをし、2戦目の4月4日阪神競馬場の3歳500万条件戦も連勝した。
続いて、東京優駿(日本ダービー)出走を目指してダービートライアルの青葉賞に出走。ペルーサの2着にとなり、日本ダービーの優先出走権を確保する。そして5月30日、本番の第77回東京優駿に出走したが、エイシンフラッシュの7着に終わった。
続く7月4日のラジオNIKKEI賞では1番人気で出走。向正面でポジションを上げ4コーナーで先頭に並びかけるも直線で伸びあぐねて5着に敗れた。
10月16日のアイルランドトロフィーでは1番人気で出走したが、トーセンジョーダンの2着。続いて10月31日のカシオペアステークスを勝ち、11月21日のマイルチャンピオンシップでは直線で伸びあぐねて7着に敗れた。12月11日の中日新聞杯では中団待機から徐々にポジションを上げると、直線で空いた内側を縫うように進出し逃げたコスモファントムを一気に交わして勝利、重賞初制覇を飾った。そして中1週で迎えた有馬記念は14番人気だったが、先行の位置から勝ち馬を追い上げて僅差で3着となり、3連複と3連単は万馬券となった。
トゥザグローリー 4歳
2011年、明け4歳の緒戦は2月13日の京都記念。最終直線で先に抜け出したヒルノダムールを捉えて先頭に立つと、京都巧者のメイショウベルーガの追走を3/4馬身抑え、1番人気に応えての重賞2勝目となった。これが2月末に引退する池江泰郎において、最後の重賞勝利となった。2月末で池江泰郎厩舎が定年解散となったため、息子の池江泰寿厩舎に転厩。
4月2日の日経賞では好位の3・4番手でレースを進めると直線では馬なりで先頭に立ち、ペルーサの猛追を2馬身半差抑えて重賞3勝目となった。5月1日の天皇賞(春)に1番人気で出走したが、途中先頭に立ってしまうなど折り合いを欠き、13着と大敗を喫した。6月26日の宝塚記念では中団に待機したが直線ではまったく伸びず13着と惨敗。
秋はステップレースを使わず天皇賞(秋)に出走。中団から伸びてくるもトーセンジョーダンの5着に敗れる。続くジャパンカップでは4番手でレースを進めたが直線で失速し11着に終わった。有馬記念では中団待機から直線で外から追い上げて3着となった。
トゥザグローリー 競走成績
競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気) 着順 タイム
(上り3F) 着差 騎手 斤量
[kg] 1着馬(2着馬)
2010.3.14 阪神 3歳新馬 芝1600m(良) 16 1 2 1.5(1人) 1着 1:37.0(33.8) クビ 武豊 56 (ダノンゲットウィン)
4.4 阪神 3歳500万下 芝2200m(良) 8 1 1 1.3(1人) 1着 2:14.9(34.8) -0.1 福永祐一 56 (アイウォントユー)
5.1 東京 青葉賞 GII 芝2400m(良) 18 3 5 5.6(2人) 2着 2:25.0(34.3) 0.7 内田博幸 56 ペルーサ
5.30 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 17 8 17 65.8(10人) 7着 2:27.4(33.7) 0.5 戸崎圭太 57 エイシンフラッシュ
7.4 福島 ラジオNIKKEI賞 GIII 芝1800m(良) 16 5 9 2.6(1人) 5着 1:47.5(35.6) 0.2 内田博幸 56 アロマカフェ
10.16 東京 アイルランドT OP 芝2000m(良) 14 3 3 2.7(1人) 2着 1:59.3(33.7) 0.1 武豊 53 トーセンジョーダン
10.31 京都 カシオペアS OP 芝1800m(稍) 11 7 8 1.7(1人) 1着 1:47.8(35.9) -0.3 池添謙一 53 (ナムラクレセント)
11.21 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 5 9 9.1(4人) 7着 1:32.3(34.2) 0.5 M.デムーロ 56 エーシンフォワード
12.11 小倉 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 18 1 1 2.2(1人) 1着 1:58.7(33.6) -0.3 M.デムーロ 55 (コスモファントム)
12.26 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 15 6 11 75.9(14人) 3着 2:32.6(34.4) 0.0 C.ウィリアムズ 55 ヴィクトワールピサ
2011.2.13 京都 京都記念 GII 芝2200m(良) 12 2 2 2.4(1人) 1着 2:13.9(34.5) -0.1 U.リスポリ 56 (メイショウベルーガ)
4.2 阪神 日経賞 GII 芝2400m(良) 10 1 1 2.0(1人) 1着 2:25.4(34.2) -0.4 福永祐一 58 (ペルーサ)
5.1 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(稍) 18 5 9 3.1(1人) 13着 3:22.3(37.3) 1.7 四位洋文 58 ヒルノダムール
6.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 16 7 14 10.1(4人) 13着 2:11.8(36.2) 1.7 福永祐一 58 アーネストリー
トゥザグローリー 血統表
トゥザグローリーの血統 (ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5x5x4=12.5%、Nureyev 4×3=18.75%)
父
キングカメハメハ
2001 鹿毛 Kingmambo
1990 鹿毛 Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛 *ラストタイクーン
Last Tycoon *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
母
トゥザヴィクトリー
1996 鹿毛 *サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 Halo
1969 黒鹿毛 Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
1975 鹿毛 Understanding
Mountain Flower
*フェアリードール
1991 栗毛 Nureyev
1977 Northern Dancer
Special
Dream Deal
1986 Sharpen Up
Likely Exchange F-No.9-f
母は2001年エリザベス女王杯の優勝馬であり、ドバイワールドカップで2着に入った名牝トゥザヴィクトリー。
母の全弟に芝・ダートで重賞を制したサイレントディールがいる。
担当厩務員だった市川明彦はディープインパクトを担当したことで知られているが、上記のトゥザヴィクトリー、サイレントディールも担当していた。
2006年生まれの全姉は同年のセレクトセールにおいて、6億円で取引され大きな話題となった(未出走のまま繁殖入り)。
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トゥザグローリー(英:To the Glory)は、
主な勝ち鞍は2010年中日新聞杯、2011年京都記念、日経賞。馬名の意味は「栄光に向かって」であり、これは母トゥザヴィクトリーの「勝利に向かって」から連想され、母以上の栄光を勝ち取ってほしいという願いが込められている。
トゥザグローリー 3歳
大型馬ゆえに調教が難しく、脚部不安も見られたためにデビューは遅れ、3月14日阪神競馬場の新馬戦芝1600mでデビュー。太目残りながら直線だけで差し切り勝ちをし、2戦目の4月4日阪神競馬場の3歳500万条件戦も連勝した。
そして5月30日、本番の第77回東京優駿に出走したが、エイシンフラッシュの7着に終わった。続く7月4日のラジオNIKKEI賞では1番人気で出走。
向正面でポジションを上げ4コーナーで先頭に並びかけるも直線で伸びあぐねて5着に敗れた。
10月16日のアイルランドトロフィーでは1番人気で出走したが、トーセンジョーダンの2着。
そして中1週で迎えた有馬記念は14番人気だったが、先行の位置から勝ち馬を追い上げて僅差で3着となり、3連複と3連単は万馬券となった。
トゥザグローリー 4歳
2011年、明け4歳の緒戦は2月13日の京都記念。
最終直線で先に抜け出したヒルノダムールを捉えて先頭に立つと、京都巧者のメイショウベルーガの追走を3/4馬身抑え、1番人気に応えての重賞2勝目となった。これが2月末に引退する池江泰郎において、最後の重賞勝利となった。
2月末で池江泰郎厩舎が定年解散となったため、息子の池江泰寿厩舎に転厩。4月2日の日経賞では好位の3・4番手でレースを進めると直線では馬なりで先頭に立ち、ペルーサの猛追を2馬身半差抑えて重賞3勝目となった。
5月1日の天皇賞(春)に1番人気で出走したが、途中先頭に立ってしまうなどの折り合いを欠き、13着と大敗を喫した。6月26日の宝塚記念では中団に待機したが直線ではまったく伸びず13着と惨敗。
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ダノンシャンティは、
馬名の意味は「冠名」+「フランスの競馬場名(シャンティイ競馬場)」、主な勝ち鞍は2010年のNHKマイルカップ。
ダノンシャンティデビュー前
セレクトセール2008に上場され、ダノックスが2750万円で落札。
その後ファンタストクラブで育成調教される。
ダノンシャンティ2歳
2009年11月22日、京都競馬場芝1800mの新馬戦で内田博幸鞍上にデビュー、2番人気に支持されたこのレースでは道中好位に付け、直線で抜け出して2着に3/4馬身差で勝利する。
2戦目にはラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走、直線は馬群の間を割って伸びてきたが、先行して粘ったコスモファントムをかわせず、さらに差してきたヴィクトワールピサに交わされて3着に敗れる。
ダノンシャンティ3歳
2010年2月7日に行われた共同通信杯に内田博幸から吉田豊に乗り替わり出走した。
道中は後方から進み、直線で追い込んで圧倒的1番人気に支持されていたアリゼオに先着したが、ハンソデバンドにはハナ差及ばず2着に敗れる。
その後、3月27日の毎日杯に出走、道中は中団から進み直線で差し切り重賞初制覇となった。
5月9日、NHKマイルカップに出走、単勝1番人気に支持される。前半1000mが56.3というレース史上最速のハイペースとなったこのレースを後方待機策でスタミナを温存し、直線大外に持ち出し、直線だけで15頭を差し切ってGIを初制覇した[1]。
後方2番手でレースを進めたがスローペースが響いて9着に敗れた。
ダノンシャンティ4歳
2011年2月13日の京都記念に出走。道中折り合いを欠き、直線では良く伸びてきたものの4着。4月3日の大阪杯では最後方から追いあげてくるも4着。その後は安田記念に向けて調整されていたが、4月20日に右前浅屈腱炎が判明し、長期休養に入る。幹細胞移植手術を施された後に放牧に出され、11月頃に進退を判断するとしていたが[4]、5月18日に、現役を引退し北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが発表された。
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ダッシャーゴーゴーは、
主な勝ち鞍はセントウルステークス、オーシャンステークス、CBC賞。馬名は元気のいい人+行く。
続く小倉2歳ステークスは5番人気ながら1着とはクビ差の2着に健闘した。阪神のオープン特別のききょうステークスは人気に応えて2勝目を飾った。
しかし京王杯2歳ステークスは1番人気に推されたものの4着に敗れた。次の朝日杯フューチュリティステークスでは12着惨敗となった。
ダッシャーゴーゴー 2010年
ファルコンステークスは直線伸びを欠き4着。阪神のマーガレットステークスは1番人気を裏切り8着となった。
陣営はこの後京都でのCBC賞に出走。古馬相手に直線伸びて2着に健闘した。
北九州記念は11着に惨敗するもセントウルステークスでは直線で前を捉えて差しきり重賞初制覇となった。鞍上の川田将雅はかつての師匠である安田隆行の管理馬での初の重賞制覇となった。
続くスプリンターズステークスは6番人気で出走。道中は中団最内からレースを進め、直線でも内から脚を伸ばし、ゴール前でウルトラファンタジーをハナ差捉えきれなかったものの2着入線となった。
しかし直線で内に斜行し、最内にいたサンカルロの進路を妨害したため、これが審議対象となり4着降着となった。その後、京都での京阪杯に1番人気で出走も10着と惨敗した。
ダッシャーゴーゴー 2011年
初戦のオーシャンステークスでは5番手からレースを進めると、直線で抜け出し重賞2勝目を飾った。続く高松宮記念では2番手追走から直線で先頭に立つも後続に交わされて4位で入線。
しかし3コーナーで内側に斜行してジョーカプチーノの進路を妨害したことが審議となり、11着に降着となった。降着制度導入以来2頭目となる、GI競走で2度目の降着となった[1]。
高松宮記念の後、2ヶ月間を空けて6月12日のCBC賞に出走、1番人気に応えての重賞3勝目を挙げた。
3ヶ月間を空けて9月11日のセントウルステークスでは中団で脚を溜め直線でエーシンヴァーゴウ、ラッキーナインとの激しい叩き合いとなったが3着。
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ダッシャーゴーゴー競争成績
年月日競馬場競走名格頭数オッズ(人気)着順騎手斤量距離(馬場)タイム(上り3F)タイム
差勝ち馬/(2着馬)
20097.26小倉新馬101.6(1人)1着川田将雅54ダ1000m(不)0:59.2(36.2)-0.1(エムオーゴールド)
9.6小倉小倉2歳SGIII1412.6(5人)2着佐藤哲三54芝1200m(良)1:09.0(34.9)0.0ジュエルオブナイル
10.3阪神ききょうSOP163.5(1人)1着佐藤哲三56芝1400m(良)1:22.4(35.5)-0.3(ニシノモレッタ)
11.14東京京王杯2歳SGII173.3(1人)4着後藤浩輝55芝1400m(稍)1:22.2(34.9)0.2エイシンアポロン
12.20中山朝日杯FSGI1620.9(6人)12着佐藤哲三55芝1600m(良)1:35.1(36.3)1.1ローズキングダム
20103.20中京ファルコンSGIII184.9(2人)4着和田竜二56芝1200m(良)1:09.0(35.6)0.3エーシンホワイティ
4.3阪神マーガレットSOP164.0(1人)8着佐藤哲三57芝1400m(良)1:21.7(35.3)0.4シゲルモトナリ
6.13京都CBC賞GIII1813.7(7人)2着古川吉洋52芝1200m(稍)1:09.0(34.0)0.1ヘッドライナー
8.15小倉北九州記念GIII185.1(2人)11着川田将雅54芝1200m(良)1:08.0(35.1)0.9メリッサ
9.12阪神セントウルSGII159.6(4人)1着川田将雅55芝1200m(良)1:08.0(33.7)0.0(グリーンバーディー)
10.3中山スプリンターズSGI1614.8(6人)4降川田将雅55芝1200m(良)1:07.4(34.0)0.0ウルトラファンタジー
11.27京都京阪杯GIII182.5(1人)10着古川吉洋56芝1200m(良)1:08.5(33.7)0.5スプリングソング
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投票券のさまざまな投票方法
マークカード方式が一般化した現在でも通常は1点ずつ発売することが原則であるが、3連勝式投票券のように組み合わせ数が増えると必然的に1人あたりの購入点数も多くなるため多くの組み合わせを短時間で簡単に発売できる方法を導入することによってこの点を解消している。
いずれの方法も同種の投票券を均一金額で購入することを前提としているため、金額を変えて購入する場合は従来どおり1点ずつ購入しなければならない。
各投票法に応じて複数のマークカードが用意されていることが多く、通常投票用マークカードと混同しないように各主催者ごとにカードの長さを変更したり印刷色を変更するなど配慮している。
流し
単一となる「軸」と「相手(ヒモとも言われる)」と呼ばれる番号を数点(もしくは全部)を指定することで、「軸-相手」となる全ての投票券が購入できる方法。軸から相手に向けて上流と下流の関係が出来るため、このように呼ばれる。
3連勝式の場合には、軸を1点選ぶ方法と軸を2点選ぶ方法がある。この場合、軸を1点選ぶ方法においては相手として選択した投票対象から任意の2者が出れば的中となるため下記にある「ボックス」の要素をも含んだ内容になっている。
マルチ
連勝単式では流し投票で軸とした競走対象が指定した着順どおりに入らなければならないが、軸の着順が変わっても的中となるようにまとめて購入できるよう「マルチ投票」が導入されており、先述のような「1、2着裏目(逆目)」を防止することが可能となる。
マルチで購入の場合、2連勝単式では買い目は2倍、3連勝単式の場合、軸が1点の場合は買い目が3倍、軸が2点の場合は6倍になる。
(マークシートにもその旨が書かれている。)なお、ゾロ目を含めた枠連BOXを購入する場合、フォーメーション用のマークカード(ほとんどの競馬場ではボックス用マークカードの裏面にある)を使い、BOXで購入したい枠の1頭目と2頭目の欄に全く同じマークを行うことで、枠連のゾロ目を含んだBOX馬券を購入した形になる。
なお、中央競馬と一部の地方競馬では指定馬の選択が多いと購入者の想定を超える購入申込になるため、フォーメーションの購入点数を発売機上で確認できる機能がある。
例:競走対象が9つ以上の三連勝単式において1着:1、2、32着:2、5、73着:1、5、9を指定した三連勝単式をフォーメーション[60]で購入申込すると、以下の組合せを購入したこととなる。
1-2-5 1-2-9 1-5-9 1-7-5 1-7-9 2-5-1
2-5-9 2-7-1 2-7-5 2-7-9 3-2-1 3-2-5
3-2-9 3-5-1 3-5-9 3-7-1 3-7-5 3-7-9(18点)
クイックピック
中央競馬では、2009年10月17日からGI競走を開催する節に限り、当該GI競走を施行する競馬場の特定窓口限定で、買い目をコンピュータにまかせる「クイックピック投票」を試験的に行っている。(詳細1)。
クイックピック投票には専用のマークカードが用意され、発売するすべてのレース(発売する競馬場のレースに限らず、他場のレース、前日発売も購入可能である)・すべての式別で購入可能(1枚の馬券(マークシート)につき単勝、複勝は1枚につき最大5点、その他は最大10点まで)。すべてコンピュータにまかせる「すべておまかせ」のほか枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単では軸となる任意の馬1頭(馬単、3連単においては任意の馬の着順を固定することも可能)を指定することもできる。
券面には「GOOD-LUCK」(健闘を祈る)と印字され、軸となる馬番と着順指定の有無、コンピュータで決められた買い目が印字される。なおクイックピックでの購入時は、自動発売機の表示画面に式別、軸指定や着順指定の有無、購入点数、1点あたりの金額は表示されるが組み合わせは実際に印字された馬券を見るまでわからないようになっている。
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投票券の連勝単式
連勝単式(れんしょうたんしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順通り(順列)に予想する投票法である。
連勝単式には対象となる競走対象の数により以下の2つに分類される。
二連勝単式 [編集]
二連勝単式(にれんしょうたんしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順通りに予想する投票法である。
例えば1着が13番、2着が9番の場合、13-9が的中となるが、9-13は不的中となる。
三連勝単式 [編集]
三連勝単式(さんれんしょうたんしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順通りに予想する投票法である。
例えば1着が18番、2着が9番、3着が10番の場合、18-9-10が的中となる。
連勝複式 [編集]
連勝複式(れんしょうふくしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順に依らず順不同(組合せ)で予想する投票法である。
対象となる競走対象の数や選ぶ組み合わせの数により、以下の3つに分類される。
普通二連勝複式 [編集]
普通二連勝複式(ふつうにれんしょうふくしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
例えば1着が18番、2着が5番の場合、5-18若しくは18-5が的中となる。
拡大二連勝複式 [編集]
拡大二連勝複式(かくだいにれんしょうふくしき)とは、3着以内に入る競走対象の組み合わせのうち2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
つまり予想した組み合わせが1着・2着、1着・3着、2着・3着のいずれかであれば的中となる。例えば1着が7番、2着が18番、3着が10番の場合には7-18、7-10、10-18の3つの投票券が的中となる。
競艇を除く各競技は「ワイド」、競艇は「拡連複」と呼称している。
同着があった場合の取り扱いは、以下のとおりとなる。
1着同着・2着同着の場合、的中は3通りとなる。
3着同着の場合、的中は5通りとなる。
ただしこの場合、3着同士の組み合わせは不的中となる。
なお、複勝式と同様に特払については的中対象全てに投票がなかった場合のみ行われる。
いずれかの的中対象に1票でも投票があった場合、残りは「無投票」として扱われ特払は行われない。
三連勝複式 [編集]
三連勝複式(さんれんしょうふくしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。
例えば1着が13番、2着が1番、3着が8番の場合、1-8-13が的中となる。
重勝式 [編集]
重勝式(じゅうしょうしき)とは、複数レースにおける単勝式・複勝式・連勝単式・連勝複式のいずれか1つの投票法をまとめて予想する投票法である。
中央競馬における重勝式の最高配当額は、国営競馬時代の1953年12月6日に、中山競馬場の第6回中山競馬第6日目に出た507,940円(投票総数13,765票中、的中2票)である。また中央競馬になってからの最高配当額は、1954年10月30日の中山競馬場で出たもので、507,080円(的中1票)となっている。
頻繁に大穴も出たが、午前中のみの発売でもあり人気を得るには至らず、1961年には、中央競馬における総発売馬券額の僅か0.04%まで低下[27]した事から、1961年の第1回中京競馬の開催を最後に発売を中止する事となり、8日目となる2月19日の発売を最後に姿を消した[28]。後の競馬法改正により、発売可能な馬券の種類からも削除された。
しかし公営競技全体の売上が減少傾向にあることから、宝くじ感覚で気軽に買えるうえ巨額な払戻金となる可能性も含む新投票法として導入を検討しているところもある。
競輪 [編集]
競輪では指定された連続7競走の勝者を予想する重勝式投票法「チャリロト」が2008年4月15日より平塚競輪場においてインターネット投票限定で発売を開始し、半世紀ぶりに重勝式が復活した。
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投票法の種類
中央競馬の単勝式投票券(五次投票券)。
現在はQRコードを使用した六次投票券に順次置き換えられている。
各投票券の投票法(投票法)の種類には、大別して以下の5種類がある。
単勝式
複勝式
連勝単式
連勝複式
重勝式(現在日本では地方競馬と競輪の一部施行者・オートレースがインターネット投票限定で発売)
枠を対象とした投票法は、上記の内では連勝単式および連勝複式のみである。
重勝式以外の投票法でも、競技や競技場によっては発売レース数に制限がある場合や一部の投票法が発売されていない場合もあるので、それぞれの競技や競技場のページを参照のこと。
単勝式 [編集]
単勝式(たんしょうしき)とは、1着になる競走対象を予想する投票法である。
複勝式 [編集]
複勝式(ふくしょうしき)とは全競走対象数が5つ以上7つ以下の場合は2着以内に入る競走対象1つを、全競走対象数が8つ以上の場合は3着以内に入る競走対象1つを予想する投票法である。
つまり全競走対象数が7つ以下の場合は予想した競走対象が1着・2着のいずれかであれば、全競走対象数が8つ以上の場合は予想した競走対象が1着・2着・3着のいずれかであれば的中となる。
なお出走表確定の段階で競走対象数が8つ以上であった競走の投票券発売が開始された後において出走取消・競走除外・欠車・欠場となる競走対象が生じ最終的に当該競走に出場した競走対象数が7つ以下となった場合であっても複勝式の的中条件に変更は生じず、3着以内のうち1競走対象を当てれば的中となる。
また同様の過程で競走対象数が5つ以上7つ以下となる予定だった競走の最終的な出場対象が4つ以下となった場合も、2着以内のうち1競走対象を当てれば的中となる。
なお、「特払」については3つ(2つ)の的中対象全てに投票がなかった場合のみ行われる。
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投票券と色別
公営競技では、観客が遠方からでも競走対象が識別しやすいように、枠番または車番ごとに色を決めており、決められた色のヘルメットカバーやユニフォームを着用させている。
用いられる色の番号や部位は以下の通り。
色と番号(枠番色・車番色とも共通)
●●●●●●●●●
123456789
白黒赤青黄緑橙桃紫
競馬 - ヘルメットに枠番色1から8まで(馬番はゼッケン)。
ただし中央競馬の場合、同じ枠に同じ馬主の馬が出走する場合は(勝負服が重なるので)、片方の帽子(馬番の大きい方)は2色の「染め分け帽」が使われる。地方競馬は騎手ごとに勝負服が異なり、勝負服の重複が(中央地方交流競走を除いて)ないことや帽子に馬番を表記するため、染め分け帽はない。
競輪 - ヘルメットとユニフォームに車番色1-9(枠番色は用いていない)
競艇 - ユニフォームと船体前部の艇旗に枠番色1-6
オートレース - ユニフォーム(場によっては車体前部のゼッケンも)車番色1-8
枠別に色を分ける方式を最初に採用したのは競馬で、1931年から1932年に札幌競馬倶楽部の決勝審判員を務めていた人が、着順判定の明瞭化を図るために採用したものであった。しかし、他の競馬倶楽部は従来通り馬主が定めた帽色を使用し続け、1937年の日本競馬会発足の際に、札幌競馬場でも枠別の色分けは廃止されてしまった。
戦後、競輪が枠ごとに帽子の色を分ける方式を採用し、競馬・ボートでも採用されるようになった。
中央競馬においては1957年より採用され、当初は6枠の6色であったが、1963年には8枠連勝式導入に伴い外枠分が追加され8色になり以下の通りとなった。
1枠・白、2枠・赤、3枠・青、4枠・緑、5枠・黄、6枠・水、7枠・茶、8枠・黒
なお枠ごとの帽子の色については、大井競馬場が中央競馬と同時に8枠連勝式を取り入れた際に、現在の色を採用して以後、各地の地方競馬場に広がって行った。中央競馬もそれに合わせて1966年に現在の色に変更されている。
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