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カペラステークス

カペラステークス

開催地 中山競馬場
施行日 2011年12月11日
施行時期 12月上旬 – 中旬
(原則5回中山4日目)
格付け GIII
1着賞金 3800万円
賞金総額 7200万円
距離 ダート1200m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量 グレード別定(本文に記載)
第1回施行日 2008年12月14日

カペラステークス(Capella Stakes)は2008年に新設された中山競馬場のダート1200mで施行する競馬の重賞競走。
正賞は地方競馬全国協会理事長賞。競走名はぎょしゃ座α星のカペラから。

カペラステークス 概要

秋季競馬での短距離ダート競走の充実を図る観点から2008年に新設された。1月に施行されていたガーネットステークスがフェアリーステークスと開催時期を交換される形になったもので、これに伴いガーネットステークスは廃止された。根岸ステークス、フェブラリーステークスへのステップレースとしての位置づけがほぼ引き継がれている。

なお、JRAの重賞においてダート1200mで施行されているのは本競走のみである。
出走資格は、サラ系3歳以上のJRA所属の競走馬と、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は3歳は55kg、4歳以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、更に以下のように斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。

施行日当日から過去1年以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は3kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
施行日当日から過去1年以前の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
2011年度現在の総額賞金は7200万円で、1着賞金3800万円、2着賞金1500万円、3着賞金950万円、4着賞金570万円、5着賞金380万円と定められている。

カペラステークス 歴史

2008年
ガーネットステークス廃止に伴い、中山競馬場のダート1200mの3歳以上の国際競走・指定交流競走の別定の重賞(JpnIII)競走「カペラステークス」として新設(地方所属馬、外国調教馬の出走枠は共に4頭まで)。
ビクトリーテツニーが日本レコード1:08.7で優勝。
2009年
外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
重賞格付け表記をGIIIに変更。

カペラステークス 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2008年12月14日 ビクトリーテツニー 牡4 R1:08.7 横山典弘 森秀行 栄義則
第2回 2009年12月13日 ミリオンディスク 牡5 1:09.6 村田一誠 荒川義之 (有)社台レースホース
第3回 2010年12月12日 セイクリムズン 牡4 1:09.7 幸英明 服部利之 金田成基

カペラステークス 補遺

2008年よりジャパンカップダートが阪神競馬場へ移転し、施行期日も12月第1週に変更になったことに伴い、阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの施行期日がそれぞれ1週ずつ繰り下がった。その為、カペラステークスと同じ週に施行されるGI競走は阪神ジュベナイルフィリーズとなる。

京阪杯

京阪杯

開催地	京都競馬場
施行日	2011年11月26日
施行時期	11月下旬
(原則5回京都7日目)
格付け	GIII
1着賞金	4000万円
賞金総額	7600万円
距離	芝1200m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)

負担重量	別定
第1回施行日	1956年11月4日

京阪杯(けいはんはい)は、日本中央競馬会が毎年11月に京都競馬場の芝1200mにて施行する重賞競走で、GIIIに格付けされている。
本競走の優勝馬には、京阪電気鉄道から優勝杯が贈呈される。

京阪杯 概要
1956年に「京都特別」の名称で芝2200mのハンデキャップ競走として創設され、1961年に現在の競走名に改称された。1984年に春季に移行されたが、1997年より再び秋季開催となっている。1994年と1995年には別定重量戦として開催されたが、1996年からは再度ハンデキャップに変更された。その後2003年以降は別定重量戦として施行されている。創設時より1800mから2200mの距離で施行され、中距離重賞として定着していたが、短距離路線の整備に伴い、2006年に現行の距離に変更された。
中距離競走の頃はカツラギエースを始め、ネーハイシーザー・ダンツシアトル・ダンスパートナー・ダイワエルシエーロ・カンパニーといった歴代のGI馬がこのレースを勝利しているが、1200mに変更後はまだ勝ち馬が現れていない。
出走資格は、サラ系3歳以上のJRA所属の競走馬と、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は3歳55kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減を基本として、更に以下のように斤量が課せられる。
日本馬は収得賞金が3,000万円を超過した馬は超過額2,000万円毎に1kg増。
外国調教馬はGI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬は3kg増、GIII競走1着馬は1kg増(ただし2歳時の成績を除く)。
2011年現在の総額賞金は7,600万円で、1着賞金:4,000万円、2着賞金:1,600万円、3着賞金:1,000万円、4着賞金:600万円、5着賞金:400万円と定められている。

京阪杯 歴史
1956年 - 京都競馬場の芝外回り2200mの4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、京都特別として創設。
1961年 - 名称を「京阪杯」に変更。
1966年
施行距離を芝外回り1800mに変更。
諏訪真が騎手として初の連覇。
諏訪佐市が調教師として初の連覇。
1971年 - この年のみ、芝1900mで施行。
1972年 - 施行距離を芝内回り2000mに変更。
1978年 - 福永洋一が騎手として2人目の連覇。
1979年 - 京都競馬場の改修工事により、阪神競馬場の芝2000mで施行。
1982年
ノトダイバーが初の連覇。
加用正が騎手として3人目の連覇。
北橋修二が調教師として2人目の連覇。
1984年
グレード制施行によりGIIIに格付け。
開催時期を5月に変更。それに伴い、出走条件が「4歳以上」から「5歳以上」に変更。
1989年 - 混合競走に指定。
1994年
京都競馬場の改修工事により、阪神競馬場の芝2000mで施行。
負担重量を別定重量に変更。
1996年
31年ぶりに芝外回り2200mで施行。
負担重量をハンデキャップに戻す。
1997年
開催時期を11月に変更。それに伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
施行距離を芝外回り1800mに変更。
1998年 - 中央競馬特別指定交流競走となり、地方馬は2頭まで出走可能となる。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
2003年 - 負担重量を別定重量に再度変更。
2005年
混合競走から国際競走に変更され、外国馬は5頭まで出走可能となる。
福永祐一が騎手として4人目の連覇。
2006年 - 施行距離を現在の芝内回り1200mに変更。
2007年
日本のパートI国昇格に伴い、外国馬の出走枠が9頭に拡大。
馬インフルエンザに伴う開催日割の変更に伴い、この年に限り金曜日開催となった。

京阪杯 歴代優勝馬
国際競走となった2005年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	年月日	優勝馬	勝ち時計	性齢	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1956年11月4日	ミナトリユウ	2分19秒1/5	牡3	渡辺正人	稗田虎伊	小川乕三
第2回	1957年10月6日	ナンバイチバン	2分24秒0/5	牡4	大沢真	玉谷敬治	浜田尚子
第3回	1958年10月5日	タツテル	2分19秒3/5	牡3	高橋直	諏訪佐市	鈴木晴
第4回	1959年10月4日	ワカノキング	2分21秒5	牡3	北橋修二	柴田不二男	小野国光
第5回	1960年10月2日	ヤマニンモアー	2分16秒7	牡3	浅見国一	藤本冨良	土井宏二
第6回	1961年10月1日	メーデンスレデイ	2分17秒1	牝4	宇田明彦	星川泉士	伊達牧場
第7回	1962年10月7日	タカシゲ	2分17秒2	牡3	清田十一	伊藤勝吉	大久保常吉
第8回	1963年9月29日	コウライオー	2分06秒9	牡3	沖田秀勝	吉田三郎	高田政治
第9回	1964年9月27日	ヤマニンルビー	2分23秒6	牝3	池江泰郎	浅見国一	川田武
第10回	1965年9月23日	ヤマヒロ	2分17秒1	牡4	諏訪真	諏訪佐市	土井宏二
第11回	1966年9月18日	バリモスニセイ	1分55秒3	牡5	諏訪真	諏訪佐市	小杉咲枝
第12回	1967年11月3日	ネイチブランナー	1分50秒5	牡4	松本善登	山岡寿恵次	(株)増伝牧場
第13回	1968年11月10日	ヒロダイコク	1分55秒3	牝3	武田悟	夏村辰男	曽我薫
第14回	1969年11月9日	クリカシワ	1分49秒9	牡4	高橋成忠	柏谷富衛	栗林友二
第15回	1970年11月8日	セブンオー	1分51秒3	牡3	久保敏文	伊藤修司	森本博
第16回	1971年11月7日	タイセフト	1分59秒7	牡4	高橋成忠	二分久男	三宅正平
第17回	1972年11月23日	ロングワン	2分03秒5	牡4	武邦彦	松田由太郎	中井長一
第18回	1973年11月23日	シバタケ	2分03秒6	牡4	高崎詠三郎	橋本正晴	内芝伝一
第19回	1974年11月24日	イーストリバー	2分04秒2	牡4	北橋修二	松元正雄	川東勝俊
第20回	1975年11月23日	エリモカンセイ	2分05秒3	牡4	目黒正徳	大根田裕也	藤原鉄男
第21回	1976年11月28日	コウイチサブロウ	2分02秒6	牡3	松本善登	庄野穂積	桂土地(株)
第22回	1977年11月27日	シルバーランド	2分03秒6	牡7	福永洋一	佐藤勇	冨士田竹三
第23回	1978年11月26日	マチカネタイテイ	2分02秒3	牡5	福永洋一	清田十一	細川益男
第24回	1979年11月25日	タマモリマンド	2分00秒8	牡4	久保一秋	吉永猛	三野道夫
第25回	1980年11月23日	タニノテスコ	2分01秒6	牝5	飯田明弘	小林稔	谷水雄三
第26回	1981年11月22日	ノトダイバー	2分01秒3	牡4	加用正	北橋修二	(有)能登
第27回	1982年11月28日	ノトダイバー	2分02秒5	牡5	加用正	北橋修二	(有)能登
第28回	1983年11月27日	エリモローラ	2分03秒2	牡4	猿橋重利	大久保石松	山本慎一
第29回	1984年5月13日	カツラギエース	2分02秒1	牡4	西浦勝一	土門一美	野出一三
第30回	1985年5月12日	マルブツサーペン	2分02秒1	牡4	加用正	瀬戸口勉	大澤毅
第31回	1986年5月11日	シングルロマン	2分04秒2	牡4	松本達也	中尾正	藤井章
第32回	1987年5月17日	マルカセイコウ	2分05秒5	牡4	柴田光陽	内藤繁春	河長産業(株)
第33回	1988年5月15日	トウショウレオ	2分04秒4	牡6	田島良保	鶴留明雄	トウショウ産業(株)
第34回	1989年5月14日	ニホンピロブレイブ	2分02秒7	牡4	武豊	伊藤雄二	小林百太郎
第35回	1990年5月13日	ロングムテキ	2分01秒7	牡6	松永昌博	沖芳夫	中井商事(株)
第36回	1991年5月12日	イクノディクタス	2分02秒4	牝4	村本善之	福島信晴	勝野憲明
第37回	1992年5月17日	ミスタースペイン	2分03秒3	牡4	石橋守	橋口弘次郎	架谷外茂次
第38回	1993年5月15日	ロンシャンボーイ	2分00秒9	牡4	清山宏明	小原伊佐美	清岡政徳
第39回	1994年5月14日	ネーハイシーザー	1分58秒9	牡4	塩村克己	布施正	(株)大丸企業
第40回	1995年5月13日	ダンツシアトル	1分58秒9	牡5	村本善之	山内研二	山元哲二
第41回	1996年5月11日	ダンスパートナー	2分12秒8	牝4	四位洋文	白井寿昭	吉田勝己
第42回	1997年11月22日	エリモダンディー	1分48秒2	牡3	武豊	大久保正陽	山本慎一
第43回	1998年11月28日	ブラボーグリーン	1分46秒6	牡4	幸英明	栗田博憲	(株)グリーンファーム
第44回	1999年11月27日	ロサード	1分46秒4	牡3	安藤勝己	橋口弘次郎	(有)社台レースホース
第45回	2000年11月25日	ジョウテンブレーヴ	1分45秒2	牡3	O.ペリエ	相沢郁	田邉久男
第46回	2001年11月24日	テンザンセイザ	1分45秒6	牡3	四位洋文	藤原英昭	平野三郎
第47回	2002年11月23日	サイドワインダー	1分45秒3	牡4	武幸四郎	北橋修二	(株)協栄
第48回	2003年11月29日	チアズブライトリー	1分49秒1	牡5	本田優	山内研二	北村キヨ子
第49回	2004年11月27日	ダイワエルシエーロ	1分46秒3	牝3	福永祐一	松田国英	大城敬三
第50回	2005年11月26日	 カンパニー	1分44秒8	牡4	福永祐一	音無秀孝	近藤英子
第51回	2006年11月25日	 アンバージャック	1分08秒3	牡3	武幸四郎	中野隆良	(有)日進牧場
第52回	2007年11月23日	 サンアディユ	1分07秒9	牝5	武豊	音無秀孝	松岡隆雄
第53回	2008年11月29日	 ウエスタンダンサー	1分08秒1	牝4	川田将雅	崎山博樹	西川賢
第54回	2009年11月28日	 プレミアムボックス	1分07秒6 	牡6	幸英明	上原博之	(有)社台レースホース
第55回	2010年11月27日	 スプリングソング	1分08秒0 	牡5	池添謙一	鶴留明雄	吉田照哉

グランプリボス

グランプリボス

英字表記	Grand Prix Boss
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2008年3月28日(3歳)
登録日	2010年7月22日
父	サクラバクシンオー
母	ロージーミスト
母の父	サンデーサイレンス
生国	 日本(北海道安平町)
生産	ノーザンファーム
馬主	株式会社グランプリ
調教師	矢作芳人(栗東)
調教助手	渋田康弘
厩務員	久保公二
競走成績
生涯成績	9戦4勝
獲得賞金	2億3505万5000円
勝ち鞍	GI:朝日杯フューチュリティステークス(2010年)
NHKマイルカップ(2011年)
GII:デイリー杯2歳ステークス(2010年)

グランプリボスの主な勝ち鞍は2010年の朝日杯フューチュリティステークス、2011年のNHKマイルカップ。

グランプリボス 経歴

グランプリボス デビュー前
2008年、「ロージーミストの2008」の名でセレクトセールに出され、株式会社グランプリが2700万円(消費税別)で落札、購買。ノーザンファーム空港牧場で育成調教される。

グランプリボス 2歳
2010年8月14日、札幌競馬場の2歳新馬戦で岩田康誠を鞍上に迎えてデビュー、6番人気の評価であったものの新馬戦で勝利した。その後、10月16日のデイリー杯2歳ステークスでは鞍上に四位洋文を迎え3番人気になるものの後の阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬のレーヴディソールに1秒3差の7着に敗れた。3戦目には11月13日の京王杯2歳ステークスでは鞍上にミルコ・デムーロを迎えた。7番人気にまで人気を落とすものの、リアルインパクトに4分の3馬身をつけ勝利した。2歳の頂点を決める12月19日の朝日杯フューチュリティステークスでは再び鞍上にデムーロを配し、単勝5番人気で出走。道中は中団の馬群でレースを進め、直線では外に持ち出すとそのまま伸びて内の馬をかわして1着入線。直線での斜行が審議対象とされたが、そのまま順位確定となり勝利を収めた。矢作調教師はGI初勝利となった。この勝利により、この年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されている。

グランプリボス 3歳
2011年3月26日のスプリングステークスに出走、4番手で追走し4コーナーで先頭に立って直線に向かったが、伸びず4着に終わった。レース後、陣営は距離適性を考慮して皐月賞を回避し、NHKマイルカップを最大目標に定め[4]、4月9日のニュージーランドトロフィーに出走した。4~5番手追走から脚を伸ばしたがエイシンオスマンの3着だった。5月8日のNHKマイルカップは鞍上がクレイグ・ウィリアムズに乗り替わり、1番人気で出走。中団前目7番手で折り合ってレースを進め、直線では馬群の外に持ち出してから伸びると、残り100m付近で一気に抜け出して勝利。GI2勝目を挙げた。JRA賞最優秀2歳牡馬がNHKマイルカップを制したのは同馬が初めて。NHKマイルカップ後はイギリスに遠征し、6月14日にアスコット競馬場で行われるセントジェームズパレスステークスに出走した。レースでは道中2~3番手に付けるも、直線で後退し8着に終わった[5]。秋緒戦となったスワンステークスでは中団で待機するも直線で伸びを欠き8着。

グランプリボス 競走成績
競走日	競馬場	競走名	格	距離(馬場)	頭数	枠番	馬番	オッズ(人気)	着順	タイム(上り3F)	着差	騎手	斤量[kg]	  1着馬(2着馬)
2010.8.14	札幌	2歳新馬		芝1500m(良)	12	7	9	11.3(6人)	1着	1:29.5(35.1)	-0.1	岩田康誠	54	(オールアズワン)
10.16	京都	デイリー杯2歳S	GII	芝1600m(良)	12	5	5	6.4(3人)	7着	1:34.9(35.7)	1.3	四位洋文	55	レーヴディソール
11.13	東京	京王杯2歳S	GII	芝1400m(良)	15	4	6	12.3(7人)	1着	1:21.8(33.7)	-0.1	M.デムーロ	55	(リアルインパクト)
12.19	中山	朝日杯FS	GI	芝1600m(良)	16	6	11	14.6(5人)	1着	1:33.9(34.5)	-0.1	M.デムーロ	55	(リアルインパクト)
2011.3.26	阪神	スプリングS	GII	芝1800m(良)	18	6	11	6.1(5人)	4着	1:46.6(35.0)	0.2	岩田康誠	56	オルフェーヴル
4.9	阪神	ニュージーランドT	GII	芝1600m(良)	18	2	4	2.3(1人)	3着	1:34.7(33.8)	0.2	藤岡佑介	56	エイシンオスマン
5.8	東京	NHKマイルC	GI	芝1600m(良)	18	7	13	4.6(1人)	1着	1:32.2(34.0)	-0.2	C.ウィリアムズ	57	(コティリオン)
6.14	英国	St.JPステークス	G1	芝1600m(良)	9	6	5		8着			M.デムーロ	57	Frankel
※1 セントジェームズパレスステークスでの距離(8ハロン)はメートル、負担重量(126ポンド)はキログラムにそれぞれ換算。
※2 競走成績は2011年6月14日現在。

グランプリボス 血統表
グランプリボスの血統 (テスコボーイ系/Nasrullah6.25% 5×5)
父

サクラバクシンオー
1989 鹿毛	サクラユタカオー
1982 栗毛	*テスコボーイ
Tesco Boy	Princely Gift
Suncourt
アンジェリカ	*ネヴァービート
スターハイネス
サクラハゴロモ
1984 鹿毛	*ノーザンテースト
Northern Taste	Northern Dancer
Lady Victoria
*クリアアンバー
Clear Amber	Ambiopoise
One Clear Call
母

ロージーミスト
1997 黒鹿毛	*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well	Understanding
Mountain Flower
*ビューティフルベーシック
Beautiful Basic
1989 栗毛	Secretatiat	Bold Ruler
Somethingroyal
Nervous Pillow	Nervous Energy
Fathers Pillow F-No.8-c

グランプリボス 主な近親
目立った活躍馬が輩出されている牝系ではなく、グランプリボスが朝日杯を制した時点で、既に母ロージーミストは生産牧場から売却されていた。
母ロージーミストは1勝。
祖母ビューティフルベーシックの全姉にFine spirit(ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ3着)がいる。
4代母Fathers Pillowからは、同馬を3代母としてもつAmerican spirit(G3ボールドウィンステークス)が輩出されている。

カンパニー

カンパニー

2008年6月29日 阪神競馬場
英字表記	Company
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	2001年4月24日(10歳)
父	ミラクルアドマイヤ
母	ブリリアントベリー
母の父	ノーザンテースト
生国	 日本(北海道早来町)
生産	ノーザンファーム
馬主	近藤英子
調教師	音無秀孝(栗東)
主戦騎手	柴原央明
→安藤勝己
→福永祐一
→横山典弘
競走成績
生涯成績	35戦12勝
獲得賞金	9億3969万8000円
WTRR	T/I122-2009年

カンパニーの主な勝ち鞍は2009年の天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ。馬名は会社の英語訳(Company)から[1]。父・ミラクルアドマイヤ、母・ブリリアントベリーとも本馬の馬主である近藤英子が所有していた。

カンパニー 戦績

カンパニー 3~6歳
2004年、3歳の時にデビュー。デビュー戦となった同年1月17日の京都第5競走(新馬戦)を勝利で飾ると、きさらぎ賞7着の後に2連勝しオープンクラスに上がる。ラジオたんぱ賞でも2着に食い込み、秋でも古馬相手に京阪杯で2着になるなどの活躍を見せた。
2005年、4歳になって初戦の中山記念を2着と好走。その後3戦は惨敗続きで勝ち星を挙げる事ができなかったが、前年惜敗した京阪杯を1番人気で制して悲願の重賞初勝利を挙げ、この年を終えた。
2006年、5歳になると初戦の中山記念を4着と良いスタートではなかったものの、産経大阪杯を制し重賞2勝目を挙げる。しかしその後4戦は展開不向きやレース中の不利続きでこの年は1勝しかできなかった。
6歳になった2007年、休み明けの関屋記念を圧勝し重賞3勝目を挙げ、8月30日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは111ポンドの評価が与えられた。その後は天皇賞(秋)に出走。道中は中団に位置し、直線では馬群の間を割って伸びてきたが不利を受け3着に敗れた。なお第1希望で香港カップ、第2希望で香港マイルに予備登録を行っていたが回避しマイルチャンピオンシップに3番人気出走したがメンバー最速の上がり3ハロンのタイム、33.7秒で走ったものの5着に敗れた。

カンパニー 7歳
2008年、7歳の初戦は東京新聞杯に出走するも4着に敗れた。続く中山記念、マイラーズカップでは鞍上に横山典弘を迎えそれまでの追い込み策から先行策に脚質転換し重賞連勝を飾った。マイラーズカップ後はグリーンウッドに短期放牧に出され、5月25日に帰厩した。次走は安田記念への出走登録を行っていたが6月1日の朝に目に外傷を負ったことが判明したために万全の状態で出走できないと陣営が判断し、安田記念を回避することが同日発表された。
秋の始動は毎日王冠から。しかし放牧から帰ってきた際に大幅に体重を落としていたことで調整に苦慮し、結果は2年前と同じ5着に敗れた。その後は予定通り天皇賞(秋)に出走。近走の戦績不振や7歳という年齢もあり11番人気と低評価であった。レースではスタートで行き脚がつかなかった為、道中最後方からの追い込み策をとる。4コーナーからは馬群を縫って猛追し決勝線手前では勝ち馬ウオッカらに迫る勢いを見せるも及ばず4着に敗れた。しかし走破時計はレースレコードと同タイム(1分57秒2)、上がり3ハロンはメンバー中最速の33.5秒と健在ぶりをアピールした。その後、マイルチャンピオンシップに出走したが4着に終わった。

カンパニー 8歳
2009年11月1日、天皇賞(秋)


2009年11月22日、マイルチャンピオンシップ
2009年、3月1日の中山記念に出走、小雨が降る中、キングストレイルをゴール前で抜き、ドリームジャーニーの追走を抑えて前年に続く2年連続優勝。その後、連覇をかけてマイラーズカップに出走。後方からレースを進め、直線で猛追するも届かず2着となり、惜しくも連覇はならなかった。そして、本番の安田記念では後方からレースを進めたが、先頭を捉えるまでには至らず人気通りの4着に終わった。続く第50回宝塚記念では横山がスクリーンヒーローに騎乗するため岩田康誠にテン乗りとなった。レースでは先行したものの、最後の直線で伸び切れず4着に敗れた。
秋の始動は2008年と同様に毎日王冠から。ただし前年と異なり放牧先から体調を崩して戻って来ることはなく調整は順調に進み、当日の馬体重は宝塚記念時よりマイナス4キロで出走となった。レースでは逃げるウオッカをマークする格好で内ラチ沿いを進む。直線を向きスパートを開始すると上がり3ハロン33.0秒の末脚を繰り出し、逃げ足粘るウオッカをゴール前で交わして重賞7勝目となる勝利を挙げた。秋2戦目は11月1日の天皇賞(秋)に出走となった。レースでは道中は中団につけ第4コーナーで7番手ぐらいの位置から差をつめ、残り1ハロンで先頭に立つとそのままゴールイン。重賞8勝目にして初のGI競走制覇を果たした。8歳馬による平地GI競走制覇はJRAでは史上初となった[1]。
11月12日にマイルチャンピオンシップを最後に引退し、翌年から種牡馬入りすることが発表された[2]。繋養先は社台スタリオンステーション[2]。現役最終レースのマイルチャンピオンシップは馬場の中央から抜け出して先頭に立つと追うマイネルファルケを1馬身半抑えて優勝、GI2勝目を挙げ有終の美を飾った。
8歳馬として史上初めて平地競走のGI制覇を称えられ、JRA賞特別賞を受賞した。

カンパニー 競走成績
年月日	競馬場	競走名	格	頭数	枠番	馬番	オッズ	(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム(上り3F)	タイム差	勝ち馬/(2着馬)
2004.	1.	17	京都	3歳新馬		8	8	8	5.1	(3人)	1着	柴原央明	55	芝1600m(良)	1.39.3(34.5)	-0.2	(ロードマジシャン)
2.	15	京都	きさらぎ賞	GIII	14	7	12	32.5	(6人)	7着	小牧太	56	芝1800m(良)	1.49.3(36.2)	1.3	マイネルブルック
3.	6	中京	あざみ賞		16	4	8	6.2	(2人)	1着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.49.3(34.9)	0.0	(グレートベースン)
4.	18	中山	ベンジャミンS	OP	10	8	10	4.9	(3人)	1着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.47.3(34.1)	-0.2	(トーセンアルタイル)
7.	4	福島	ラジオたんぱ賞	GIII	15	3	4	4.0	(3人)	2着	柴原央明	56	芝1800m(良)	1.47.1(34.1)	0.0	ケイアイガード
10.	24	京都	菊花賞	GI	18	1	2	70.4	(11人)	9着	柴原央明	57	芝3000m(良)	3.06.3(35.4)	0.6	デルタブルース
11.	27	京都	京阪杯	GIII	17	5	10	6.8	(4人)	2着	安藤勝己	54	芝1800m(良)	1.46.5(32.8)	0.2	ダイワエルシエーロ
2005.	2.	27	中山	中山記念	GII	14	1	1	3.5	(2人)	2着	安藤勝己	56	芝1800m(良)	1.46.6(33.8)	0.1	バランスオブゲーム
4.	16	阪神	マイラーズC	GII	16	8	16	4.2	(2人)	4着	安藤勝己	57	芝1600m(良)	1.33.8(33.4)	0.3	ローエングリン
6.	5	東京	安田記念	GI	18	5	9	18.7	(11人)	5着	福永祐一	58	芝1600m(良)	1.32.6(34.3)	0.3	アサクサデンエン
10.	9	東京	毎日王冠	GII	17	8	16	6.1	(3人)	7着	福永祐一	57	芝1800m(良)	1.47.2(32.9)	0.7	サンライズペガサス
11.	26	京都	京阪杯	GIII	18	7	13	2.8	(1人)	1着	福永祐一	56	芝1800m(良)	1.44.8(33.9)	-0.6	(アサカディフィート)
2006.	2.	26	中山	中山記念	GII	12	7	9	5.3	(2人)	4着	福永祐一	57	芝1800m(重)	1:50.0(36.0)	1.1	バランスオブゲーム
4.	2	阪神	産経大阪杯	GII	12	5	5	7.7	(3人)	1着	福永祐一	57	芝2000m(重)	2.04.5(36.8)	-0.1	(マッキーマックス)
6.	4	東京	安田記念	GI	18	6	11	8.5	(6人)	11着	内田博幸	58	芝1600m(良)	1.33.8(34.8)	1.2	ブリッシュラック
6.	25	京都	宝塚記念	GI	13	6	9	39.7	(6人)	5着	福永祐一	58	芝2200m(稍)	2.14.1(35.8)	1.1	ディープインパクト
10.	8	東京	毎日王冠	GII	16	2	4	7.8	(4人)	5着	福永祐一	58	芝1800m(良)	1.45.7(34.0)	0.2	ダイワメジャー
10.	29	東京	天皇賞(秋)	GI	16	4	7	22.0	(9人)	16着	福永祐一	58	芝2000m(良)	2.01.4(35.9)	2.6	ダイワメジャー
2007.	8.	5	新潟	関屋記念	GIII	18	3	6	4.3	(1人)	1着	福永祐一	56	芝1600m(良)	1.31.8(33.3)	-0.6	(シンボリグラン)
10.	28	東京	天皇賞(秋)	GI	16	3	6	24.5	(6人)	3着	福永祐一	58	芝2000m(稍)	1.58.8(34.6)	0.4	メイショウサムソン
11.	18	京都	マイルCS	GI	18	5	9	5.1	(3人)	5着	福永祐一	57	芝1600m(良)	1.33.0(33.7)	0.3	ダイワメジャー
2008.	2.	2	東京	東京新聞杯	GIII	16	3	5	4.1	(1人)	4着	福永祐一	58	芝1600m(良)	1.33.0(33.6)	0.2	ローレルゲレイロ
3.	2	中山	中山記念	GII	16	4	7	5.2	(2人)	1着	横山典弘	57	芝1800m(良)	1.47.3(34.9)	-0.3	(エイシンドーバー)
4.	19	阪神	マイラーズC	GII	15	2	3	2.9	(1人)	1着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.6(34.3)	0.0	(ニシノマナムスメ)
6.	29	阪神	宝塚記念	GI	14	7	12	22.0	(7人)	8着	横山典弘	58	芝2200m(重)	2.16.2(37.9)	0.9	エイシンデピュティ
10.	12	東京	毎日王冠	GII	16	5	9	14.5	(4人)	5着	横山典弘	58	芝1800m(良)	1.45.1(33.2)	0.5	スーパーホーネット
11.	2	東京	天皇賞(秋)	GI	17	8	16	52.8	(11人)	4着	横山典弘	58	芝2000m(良)	1.57.2(33.5)	0.0	ウオッカ
11.	23	京都	マイルCS	GI	18	8	16	6.7	(2人)	4着	横山典弘	57	芝1600m(良)	1.32.9(34.1)	0.3	ブルーメンブラット
2009.	3.	1	中山	中山記念	GII	10	2	2	3.6	(1人)	1着	横山典弘	58	芝1800m(稍)	1.49.2(34.9)	0.0	(ドリームジャーニー)
4.	18	阪神	マイラーズC	GII	10	5	5	5.8	(3人)	2着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.9(33.0)	0.0	スーパーホーネット
6.	7	東京	安田記念	GI	18	5	9	20.6	(4人)	4着	横山典弘	58	芝1600m(良)	1.33.8(35.5)	0.3	ウオッカ
6.	28	阪神	宝塚記念	GI	14	8	14	31.5	(7人)	4着	岩田康誠	58	芝2200m(良)	2.11.7(35.1)	0.4	ドリームジャーニー
10.	11	東京	毎日王冠	GII	11	4	4	11.8	(4人)	1着	横山典弘	58	芝1800m(良)	1.45.3(33.0)	-0.2	(ウオッカ)
11.	1	東京	天皇賞(秋)	GI	18	2	3	11.5	(5人)	1着	横山典弘	58	芝2000m(良)	1.57.2(32.9)	-0.3	(スクリーンヒーロー)
11.	22	京都	マイルCS	GI	18	2	4	2.3	(1人)	1着	横山典弘	57	芝1600m(良)	1.33.2(33.5)	-0.2	(マイネルファルケ)

カンパニー 特徴
特筆すべきは、8歳の秋にしてピークを迎えていることである。後方から32〜33秒台の上がりで他馬をごぼう抜きする追い込みが特徴であるが、末脚が不発に終わることや、先行馬をとらえきれないでレースを終えることも多かった。しかし、年齢を重ねるにつれ2009年の天皇賞(秋)のような中団からの差しや2008・2009年の中山記念のような先行押し切りなど、レースに幅が出るようになっていた。3連勝を飾った引退までのレースでは常に上がり33秒台の脚を使って差し切る競馬をしていた。

カンパニー 血統表
カンパニーの血統 (ゼダーン系(グレイソヴリン系)/Northern Dancer4×3=18.75%)
父

ミラクルアドマイヤ
1995 鹿毛	*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛	*カンパラ	Kalamoun
State Pension
Severn Bridge	Hornbeam
Priddy Fair
*バレークイーン
Ballet Queen
1988 鹿毛	Sadler's Wells	Northern Dancer
Fairy Bridge
Sun Princess	イングリッシュプリンス
Sunny Valley
母

ブリリアントベリー
1990 栗毛	*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛	Northern Dancer	Nearctic
Natalma
Lady Victoria	Victoria Park
Lady Angela
*クラフテイワイフ
Crafty Wife
1985 栗毛	Crafty Prospector	Mr. Prospector
Real Crafty Lady
Wife Mistress	Secretariat
Political Payoff F-No.9-a
半兄・レニングラード(父・トニービン)はアルゼンチン共和国杯優勝馬。
母の全弟にはビッグショウリ(読売マイラーズC優勝馬)やビッグテースト(中山グランドジャンプ優勝馬)がいる

小林弘明「小林式能力指数」を開発した馬券生活者の予想!「指数の達人」「風の馬券師」

小林 弘明(こばやし ひろあき)は、プロ馬券師。独自指数「小林式能力指数」を開発した馬券生活者。「指数の達人」「風の馬券師」という異名を持つ。
実践的な馬券術をモットーにし、日本中央競馬会の公式ではないゲートが開いたときからの実測での走破時計や調教、血統、競馬場当日の風の強さ等から、今回その馬が出すであろう「能力指数」を推測する。
例えば、調教ビデオを見て、ラスト何メートルで騎手の手が動いたかを自分の目で見て判断している。新聞の情報を鵜呑みにせず、必ず自分の目で見て確かめているのです。

血統予想家の水上学にが本物の馬券生活者として小林弘明を認めている。もう1人の本物の馬券生活者は上野誠。

同じ予想家の市丸博司とは、実際に出した走破時計での指数ではなく、これから出す指数を予測するという面で大きく異なっている。
よって、指数がトップではない馬を本命にすることも多々あり、そのままトップの馬券を買っていれば的中していたこともある。
競馬予想TV!には2004年から「真の指数」を出す予想家というふれこみで登場。初出演時には、水上学に曙に顔が似ていると突っ込まれるが、巨人の斎藤雅樹に似ていると切り返す。
現在、番組内では「指数の達人」として出演中で、最近では毒舌キャラとしてのポジションを確立している。
その発言は時に「クソ馬」、「クソ調教師」等、番組的にもギリギリのきわどい発言もある。
なお毒舌が目立ち出したのは2007年秋華賞あたりからであり、やはり水上学に「どうしちゃったの?」と突っ込まれた。
クールなイメージがある一方で、スイープトウショウを「スイープちゃん」と呼んだり、固有の馬に人一倍思い入れが強そうな一面もある。なぜかカンパニーの指数が高く出る傾向がある。
一時、体調を崩し入院していたが、現在は回復したようである。
水上学や太組不二雄とはプライベートでも親交があるようである。
番組で共演している水上学が自身のブログにて、そのキャラクターや話術を高く評価し「番組にもっと出演すべきだ。」と述べている。
プロ馬券師ということに誇りを持っており、論戦中に「素人は・・・」という発言をしばしばする。
競馬予想TV!の第10シーズンにて狙い目のタイトルを獲得し、市丸博司の三冠を阻んだ。

競馬予想TV!第17シーズン(2014年-2015年)ではGI回収率224%、勝負レースでは回収率316%、年間回収率223%、を樹立。全3部門 を制し『三冠王』に輝いた。

小林弘明オフィシャルサイト:指数の達人 風・小林
小林弘明の公式サイトで調教診断「特選20頭今日の出走馬・重賞調教診断」やレース回顧「推奨レース回顧・重賞回顧」がある。但し2013年5月20日に更新が止まる。

競馬予想TV!
小林弘明出演番組。小林弘明の予想を見ることができる唯一の場所。CS放送・フジテレビTWOとフジテレビ有料動画配信サービス・フジテレビ On Demandで放送中。
競馬予想のレジまぐ
本日開催中のレース予想一覧

地方競馬のレジまぐ
本日開催中の地方競馬レース

亀谷 敬正

亀谷 敬正(かめたに たかまさ、1976年 - )は日本の競馬評論家、競馬ライターである。血統ビーム研究所所長。

亀谷 敬正 競馬予想
中学生時代に競馬シミュレーションゲーム『ダービースタリオン』シリーズにはまり、競馬雑誌上にて独自の理論にて全国レベルの馬を何頭も生産して最年少の「ダビスタ四天王」として有名になった。既に高校時代にはライターとして出版社に出入りしており、大学中退後にはそこで得た知識や人脈を活かしプロのライターになった。当初は現在のような血統予想ではなく、レースのペース配分(チェンジオブペース)等の全く違うスタンスでの予想を行っていた。同じ血統予想家の水上学は、彼の血統予想は「デジタル」であると述べている。これはその馬の血統(主に母系)まで遡って馬場や距離の適性を予想するのではなく、単純に~系の血が入っていたら機械的にその馬を買うという方法を指している。これは下手に主観を入れて買い目を選ぶよりも、客観的にその血統の馬を購入した方が高配当にありつけるという亀谷の持論からきている。しかし、同じような血統構成の馬が多数出走した場合は、馬の能力や近走の内容で評価に優劣を付ける必要があるので、完全に主観が入っていないわけではない。
なお安藤勝己騎手とは懇意であり2007年には彼へのインタビューを基にした著書『安藤勝己の頭脳』、2009年に『安藤勝己の頭脳 名牝騎乗論』を出している。

亀谷 敬正 競馬予想TV!
競馬評論家として有名になるきっかけになった『競馬予想TV!』(フジテレビTWO)にて、市丸博司と並んで最古参予想家の一人である。
番組初期のころは過激な発言が多く番組の論戦に一役買っていた。
予想スタイルは、競走馬の能力を設定した上でそのレースに合った血統にて能力値に補正をかけるという「血統ビーム」。毎年、少しずつリニューアルされている。
番組では、基本的に期待値重視のため1番人気を本命にすることはほとんどない。
血統光線研究所のユニフォームとして、ロゴの入ったTシャツや入ったジャンパーを愛用している。この服装にこだわりがあるようで、日本ダービーの予想の回で他の出演者がスーツ着用の中でもこの服装を通した。
出演者の中では松本ヒロシと仲が良く、番組終了後に2人でよく飲みに行っている。
同じ血統予想の水上とは、よく論争になっている。2004年のオークスでは自身の本命馬であるダイワエルシエーロについて水上学から「こんなの来るわけないじゃん!」「もう、血統予想なんて辞めてしまえ!」「ちゃんちゃらおかしいよ!」等の非難を受けたが、見事に的中させた。
番組の馬券購入額で本人のやる気具合がよく分かる予想家である。
亀谷 敬正 その他
ライターとしてミニ四駆等の競馬以外の著書もある。
競馬評論家として予想を行うにあたり、馬券を購入する為に大学を退学している(当時は競馬法の規制により学生は馬券が買えなかった為)。
大の巨人ファンである。
ダビスタのコミック版の原作者でもある。なお作画はおちよしひこが担当している。

競馬予想TV!

競馬予想TV!(けいばよそうティーヴィー)とは、
現在CS放送・フジテレビTWOとフジテレビの有料動画配信サービス・フジテレビ On Demandで放送されている、中央競馬に関するテレビ番組。

競馬予想TV! 歴史
1998年7月4日 フジテレビ721開局(7月1日)と同時に放送開始。
1999年4月フジテレビ739の開局に伴い、放送チャンネルをフジテレビ739に変更。
2000年12月 BSデジタル放送のBSフジでも放送開始。それに伴いハイビジョン制作に移行。
2006年3月26日(25日深夜) BSフジでの放送打ち切り。
2006年4月 フジテレビ On Demandでの配信を開始。これに伴い番組中のBGMも一新され、CMの挿入もなくなった。
2008年4月 フジテレビCSHDでのサイマル放送を開始。これに伴いハイビジョン放送が復活。
2009年4月 フジテレビのCSチャンネルが全面的に再編されたことに伴い、放送がフジテレビNEXTに移行。
2010年1月 放送チャンネルをフジテレビTWOに移行。

競馬予想TV! 放送時間
本放送(生放送)
毎週土曜日20:00~22:00
再放送
日曜日6:00~8:00、10:00~12:00
※スポーツ中継や特別番組が放送される日などは、放送時間が変更される場合がある。

競馬予想TV! 概要
毎週スタジオに4人(GI開催時は5人になる場合がある)の競馬予想家を集め日曜日に行われる重賞競走(GI開催日はそのGI競走のみの場合もある)についてそれぞれの予想家が独自の理論やデータを披露し、投資金額に対する回収率を競う。印、買い目は収録前に決定している。
これとは別に各予想家が日曜日の3連単発売競走の中から任意の1レースを予想する「あしたのねらい目」もあり、この結果も成績に加味される。
馬券の買い方(賭式)や投資金額は予想家の裁量に任されているが本人の自己資金で実際に購入しなければならない上、原則的に生放送であるため文字通りの真剣勝負が展開され時には『朝まで生テレビ!』に勝るとも劣らない熱い討論(バトル)が展開されることもある(2004年5月22日放送の第65回オークス予想時の「ちゃんちゃらおかしい」発言が有名)。
おおむね9月の中山競馬・阪神競馬から翌年の6月~7月の福島競馬・阪神競馬までを1シーズンと定めその間の夏期ローカル開催期間は放送を休止していたが、2005年は前シーズンの表彰もかねて8月20日(札幌記念)、2006年は夏休みスペシャルと題し8月12日・19日にも放送した。以降も「サマーシリーズ」として2回程度放送されている。

競馬予想TV! アシスタントのコーナー
ぴょんぴょんデータ 
予想家のバトル前にアシスタントが過去の重賞データから消し馬を選び、最終的に3~5馬に絞り込むコーナー。2011年シーズンは卯年にちなみぴょんぴょんデータと名付けられている。またアシスタントの高村綾乃が年女であるのも理由であり、フリップのウサギのイラストも高村がデザインしている。

魔女のささやき 
予想終了後に玉城ちはるが本命・対抗馬を発表する魔女のささやきというコーナーが存在した。これは彼女が推した本命馬が人気を背負いながら次々と敗れていくことから作られた。実例としてはヴィクトリアマイルのラインクラフト(1番人気で9着)、オークスのアドマイヤキッス(1番人気で4着)、安田記念のオレハマッテルゼ(1番人気で10着)など。本人からすれば不名誉なコーナーだが、指名された人気馬を消せるという理由から視聴者からは好評であった。また単勝オッズ10倍前後(または5番人気前後)の馬を馬券対象から外すと、その馬が馬券によく絡んだ。例としては桜花賞のキストゥヘヴン(6番人気で1着)、皐月賞のメイショウサムソン(6番人気で1着)などがある。2006年8月19日の放送で玉城が番組を降板したため、このコーナーも終了となった。

競馬予想TV! ランキング
1シーズンごとに次の5部門を集計しこのうち「シーズン回収率・ねらい目回収率・GIシーズン回収率」の3部門を公式サイトで公開し、表彰している。2008~2009年シーズンは市丸が三冠王を獲得した。
シーズン回収率
予想家個人のシーズン全体での回収率を競うランキング。
ねらい目回収率
予想家個人の「あしたのねらい目」の回収率を競うランキング。
GIシーズン回収率
予想家個人のGI競走のみの回収率を競うランキング。
週間回収率ベスト10
予想家ごとの、番組1回単位での回収率の大きさを競うランキング。
高額配当ベスト10
的中した買い目ごとの払戻金額の大きさを競うランキング。
ただし、いずれのランキングも1シーズンのうちに一定回数の番組出演がないと対象外となる。かつては予想家ごとの通算回収率も表彰していたが1シーズンのみでの参加では表彰されず、近年予想回数が少なくなっている古参メンバー(ありていに書けば橋浜か須田)が毎年表彰される状態になったため現在は行われていない。

競馬予想TV! 出演者

競馬予想TV! 司会
見栄晴
松本ヒロシ(競馬エイトトラックマン)

競馬予想TV! アシスタント
高村彩乃(2011年1月 - )
岡村麻純(2008年9月 - 2010年12月)
寺岡望美(2006年9月 - 2008年8月)
玉城ちはる(2003年1月 - 2006年8月)
高田真希子(2002年9月 - 2002年12月)
柳沼淳子(2000年9月 - 2002年7月)
ひがたともこ(1999年9月 - 2000年7月)
予想家 [編集]
多数の予想家が存在するが最近は亀谷・市丸・水上・井内・小林・高柳・太組が主に出演しており、他の予想家はほとんど出演することはなかったが、2009 - 2010年シーズン末に夏目が加わった。また、俗にこの番組内では古株である亀谷・市丸・水上の3人を旧御三家、新参者である井内・小林・高柳の3人を新御三家と呼ぶ(見栄晴が命名した)。
亀谷敬正(競馬ライター)(予想法/血統ビーム)
「アウトサイダー予想家」
市丸博司(パソコンライター)(予想法/タイムフィルター指数)
「電脳予想家」
水上学(放送作家)(予想法/血統)
「血統予想家」
井内利彰(競馬ライター)(予想法/調教チャート)
「調教捜査官」
小林弘明(プロ馬券師)(予想法/小林式能力指数)
「指数の達人」
高柳誠二(競馬予想家)(予想法/ファミリー'NO・高柳式スピード指数)
「予想博士」
太組不二雄(元お笑い芸人)(予想法/馬群マスター)
「4コーナーの番人」
夏目耕四郎(デザイナー)(予想法/ラップフォーカス)
「ラップエディター」
以下の予想家は現在は公式サイト上から削除されている。
奥田隆一郎(フリーライター)
西山健太(会社員)
月本裕(小説家)
宮崎広行(ゲーム会社社員)
木下健(馬券生活者)
阿部隆(棋士)
南極二朗(会社員)
橋浜保子(競馬ライター)
須田鷹雄(競馬評論家)
成沢大輔(作家・会社社長)

クラーベセクレタ

クラーベセクレタ

品種	サラブレッド
性別	牝
毛色	鹿毛
生誕	2008年3月6日(3歳)
父	ワイルドラッシュ
母	シークレットルーム
母の父	タイキシャトル
生国	 日本(北海道安平町)
生産	ノーザンファーム
馬主	サンデーレーシング
調教師	広森久雄(北海道)
→川島正行(船橋)
競走成績
生涯成績	13戦8勝
獲得賞金	1億4520万0000円

クラーベセクレタは地方競馬全国協会(NAR)に登録されている競走馬。
主な勝ち鞍は2010年東京2歳優駿牝馬、2011年羽田盃、東京ダービー。クラブ法人・サンデーレーシングの所有馬であり、募集価格は700万円(40口)。

クラーベセクレタ 経歴 

2歳(2010年)
ホッカイドウ競馬の広森久雄厩舎へ入厩し、6月1日のフレッシュチャレンジでデビュー。カネマサコンコルドに次ぐ2番人気に支持され、カネマサコンコルドに3馬身差をつけて逃げ切り勝ちを収めた。続く栄冠賞では道中2番手で追走し逃げるクイックスターをかわして優勝、重賞初勝利を挙げる。その後は中央競馬のオープン競走に2度出走したものの、いずれも着外に敗れている。北海道に戻りフローラルカップに勝利したあと、地元で行われるダートグレード競走のエーデルワイス賞に出走した。単勝1.8倍の圧倒的1番人気に支持されたもののこれまでとは違う後方からの競馬となり、勝ったJRA所属のリアライズノユメはおろか以前負かしたことがある地方馬にも届かない4着に敗れた。その後船橋競馬場の川島正行厩舎へと移籍した。移籍初戦の東京2歳優駿牝馬に優勝し移籍後初勝利を挙げるとともに、この年から創設されたGRANDAME-JAPANの2歳チャンピオンとなった。

3歳(2011年)
2月のユングフラウ賞に勝利。その後は桜花賞が東日本大震災の影響で中止になったことを受け路線を変更、京浜盃へと出走した。一線級の牡馬が相手だったがこれを2馬身半差で逃げ切ると、続く南関東三冠第1冠の羽田盃も7馬身差で圧勝した。京浜盃、羽田盃ともに牝馬の優勝は1992年のカシワズプリンセス以来19年ぶりである。そして二冠を目指した東京ダービーでは追い込んできたヴェガスを1馬身抑えて優勝した。牝馬の東京ダービー制覇は1991年のアポロピンク以来20年ぶり、南関東二冠は1989年のロジータ以来22年ぶりの快挙である。南関東三冠を狙ったジャパンダートダービーでは3着に敗れ、三冠はならなかった。さらにはレース後に採取した尿から禁止薬物のカフェインが検出されたため、7月23日に失格の処分が下される事態となった[4]。
「川島正行#クラーベセクレタ事件」も参照
秋緒戦のレディスプレリュードでは2番手追走も直線では伸びず5着だった。

クラーベセクレタ 競走成績

年月日	競馬場	競走名	格	頭数	オッズ
(人気)	着順	騎手	斤量	距離(馬場)	タイム
(上り3F)	タイム
差	勝ち馬/(2着馬)
2010	6.	1	門別	フレッシュチャレンジ		9	2.7	(2人)	1着	服部茂史	54	ダ1200m(良)	1:14.8(39.4)	-0.6	(カネマサコンコルド)
7.	6	門別	栄冠賞	H2	13	1.7	(1人)	1着	佐々木国明	54	ダ1200m(良)	1:14.1(-)	-0.3	(クイックスター)
7.	24	函館	ラベンダー賞	OP	10	9.4	(4人)	7着	佐々木国明	54	芝1200m(良)	1:10.1(34.9)	0.6	ロビンフット
8.	29	札幌	クローバー賞	OP	10	28.9	(6人)	8着	佐々木国明	54	芝1500m(良)	1:31.7(35.9)	0.9	サクラベル
9.	23	門別	フローラルC	H3	8	2.4	(2人)	1着	佐々木国明	54	ダ1700m(良)	1:50.2(39.1)	-0.1	(マツリバヤシ)
10.	21	門別	エーデルワイス賞	JpnIII	16	1.8	(1人)	4着	佐々木国明	54	ダ1200m(稍)	1:13.7(36.7)	2.0	リアライズノユメ
12.	31	大井	東京2歳優駿牝馬	SI	16	5.4	(2人)	1着	戸崎圭太	53	ダ1600m(良)	1:40.1(38.0)	-0.6	(チェリペタル)
2011	2.	9	浦和	ユングフラウ賞	SII	10	1.3	(1人)	1着	戸崎圭太	56	ダ1400m(稍)	1:29.1(38.0)	-1.0	(マツリバヤシ)
4.	18	大井	京浜盃	SII	15	1.3	(1人)	1着	戸崎圭太	53	ダ1700m(良)	1:46.5(37.4)	-0.5	(キスミープリンス)
5.	11	大井	羽田盃	SI	15	1.2	(1人)	1着	戸崎圭太	54	ダ1800m(不)	1:52.1(38.1)	-1.4	(シングンボス)
6.	8	大井	東京ダービー	SI	16	1.2	(1人)	1着	戸崎圭太	54	ダ2000m(良)	2:06.5(39.0)	-0.2	(ヴェガス)
7.	13	大井	ジャパンDダービー	JpnI	16	2.3	(2人)	失格	戸崎圭太	54	ダ2000m(良)	(3位入線)		グレープブランデー

クラーベセクレタ 血統表

クラーベセクレタの血統 ニアークティック系/Buckpasser 5×5=6.25%、Graustark(His Majesty) 5×5=6.25%
父

*ワイルドラッシュ
Wild Rush
1994 鹿毛	Wild Again
1980 黒鹿毛	Icecapade	Nearctic
Shenanigans
Bushel-n-Peck	Khaled
Dama
Rose Park
1986 鹿毛	Plugged Nickle	Key to the Mint
Toll Booth
Hardship	Drone
Hard and Fast
母

シークレットルーム
2001 栗毛	*タイキシャトル
1994 栗毛	Devil's Bag	Halo
Ballade
*ウェルシュマフィン	Caerleon
Muffitys
*リボーズシークレット
Ribot's Secret
1993 鹿毛	*デインヒル	Danzig
Razyana
Glim	Damascus
Glisk F-No.1-s
5代母・Regal Gleamはフリゼットステークス、セリマステークス勝ち馬で、子孫には英愛リーディングサイアーのCaerleon、日本輸入種牡馬のヴィジョン、スキャン、グロウなどがいる名牝。ただ、日本に輸入された祖母・リボーズシークレットの子孫からは、クラーベセクレタ以外の活躍馬は出ていない[1]。

京都ジャンプステークス

京都ジャンプステークス

第11回京都ジャンプステークス
開催地	京都競馬場
施行日	2011年11月12日
施行時期	11月上旬 - 中旬
(原則5回京都3日目)
格付け	J・GIII
1着賞金	3000万円
賞金総額	5700万円
距離	障害芝3170m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(混合)
出走資格も参照
負担重量	グレード別定(本文に記載)
第1回施行日	1999年5月16日

京都ジャンプステークス(きょうとジャンプステークス)は、京都競馬場の障害・芝3170mで施行する中央競馬の障害の重賞(J・GIII)競走である。

京都ジャンプステークス 概要
1953年に障害の重賞競走として創設され、年2回施行されていた京都大障害の春の競走を前身とし、1998年の第90回競走を最後に廃止された京都大障害(春)を機能的に引き継ぐ形で、1999年に障害競走にグレード制が施行されたと同時に新設された。
なお、京都大障害(秋)は同年に新設された京都ハイジャンプ(2009年より5月に施行)に引き継がれている。
2008年までは6月に施行される東京ハイジャンプへ向けての前哨戦の位置付けとされており、2005年の優勝馬エリモカントリー、同じく2006年のスプリングゲントが同競走で優勝を果たしている。2009年からは開催時期を5月中旬から11月中旬に変更された。
京都ハイジャンプとともに重賞競走用の「大障害コース」を通過するコースで施行され、高低差0.8m、長さ15.9mのバンケット(飛び上がり飛び下り台、愛称は「ビッグスワン」)が設けられ、コースの難易度が他の競馬場よりも比較的高く、第4回・第8回競走以外は出走馬が落馬をしている。オープン連勝した馬がそのまま優勝するなど、近走好調の馬がその勢いで活躍することが多い。
現在の優勝レイの配色は、紫色の地に金色の文字となっている。
出走条件は、2008年まではサラ系4歳(旧5歳)以上、2009年からは3歳以上のJRA所属の競走馬(外国産馬を含む)。
負担重量は、2008年まではハンデキャップで施行されたが、有力馬の出走を促すため、2009年からは別定重量に変更された。 3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減を基本とし、更にJ・GI競走1着馬は3kg増、J・GII競走1着馬は2kg増が課せられる。
2011年現在の総額賞金は5,700万円で、1着賞金3,000万円、2着賞金1,200万円、3着賞金750万円、4着賞金450万円、5着賞金300万円と定められている。

京都ジャンプステークス 歴史
1999年
京都競馬場の障害・芝3170mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの混合の重賞(J・GIII)競走、京都ジャンプステークスとして創設。
出走馬13頭の内2頭が落馬、1頭が競走中止、そのうちファイブポインターとカブトフドオは、2周目7号障害で先頭を争って競りながら飛越するが揃って失敗、ファイブポインターは転倒し、カブトフドオも騎手が落馬した。ちなみに、両馬はそれぞれ1,2番人気と人気を分け合っていた。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
2009年
開催時期を5月から11月に変更。それに伴い、出走条件も「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
負担重量を「ハンデキャップ」から「別定重量」に変更。

京都ジャンプステークス 歴代優勝馬
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1999年5月16日	トキオワイルド	牡5	3:33.3	熊沢重文	山本正司	坂田時雄
第2回	2000年5月13日	メイショウワカシオ	牡6	3:34.0	嘉堂信雄	池添兼雄	松本好雄
第3回	2001年5月12日	ユーセンシュタイン	牡5	3:31.5	出津孝一	岩元市三	(有)アサヒクラブ
第4回	2002年5月11日	ホッコーアンバー	牡7	3:33.4	熊沢重文	浜田光正	矢部幸一
第5回	2003年5月17日	ウインマーベラス	牡6	3:36.0	白浜雄造	森秀行	(株)ウイン
第6回	2004年5月15日	クールジョイ	牡6	3:31.8	金折知則	松元茂樹	菱田健
第7回	2005年5月14日	エリモカントリー	牡5	3:30.6	嘉堂信雄	高橋隆	山本敏晴
第8回	2006年5月13日	スプリングゲント	牡6	3:38.2	小坂忠士	野村彰彦	加藤春夫
第9回	2007年5月12日	キングジョイ	牡5	3:31.0	白浜雄造	増本豊	松岡隆雄
第10回	2008年5月17日	テイエムトッパズレ	牡5	3:33.3	佐久間寛志	鹿戸明	竹園正繼
第11回	2009年11月14日	エーシンディーエス	牡4	3:31.8	横山義行	坂口正則	(株)栄進堂
第12回	2010年11月13日	ランヘランバ	牡7	3:31.7	五十嵐雄祐	藤沢則雄	田中充
第13回	2011年11月12日

京王杯2歳ステークス

京王杯2歳ステークス

開催地	東京競馬場
施行日	2011年11月12日
施行時期	11月中旬
(原則5回東京3日目)
格付け	GII
1着賞金	3800万円
賞金総額	7200万円
距離	芝1400m
出走条件	サラブレッド系2歳(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	馬齢(55kg、牝馬1kg減)
第1回施行日	1965年10月17日

京王杯2歳ステークスは、東京競馬場の芝1400mで行われる2歳馬限定の競馬の重賞(GII)競走。
正賞は京王電鉄株式会社賞。京王杯スプリングカップ同様に優勝杯を提供する京王電鉄から冠名が取られている。
京王電鉄は東京競馬場の最寄の駅である府中競馬正門前駅に乗り入れをしている鉄道会社。

京王杯2歳ステークス 概要 

1965年に京成杯3歳ステークスとして創設。当初は中山競馬場の芝1200mで施行されていたが(1968年・1975年は東京競馬場の芝1400mで施行)、1980年からは施行場が東京競馬場に移るとともに現行距離となり定着している。
1984年のグレード制施行によりGIIに格付けされた。
1998年に京王杯3歳ステークスに改称されたが、これは当競走の施行場が変更された1980年以降、京成電鉄の沿線にある中山競馬場で京王杯オータムハンデキャップ、京王帝都電鉄(1998年に社名を京王電鉄に変更)の沿線にある東京競馬場で京成杯3歳ステークスが施行されるというねじれ現象が続いていたことから、京王・京成両者の合意を得て寄贈賞を入れ替える形で行なわれたものであった。そして2001年からは馬齢表記変更に伴い、現競走名となっている。2002年は東京競馬場改修工事の影響で、かつての施行条件である中山競馬場の芝1200mで施行された。
阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの両GI競走の前哨戦に位置付けられており、旧3歳GIの位置付けが明確に分かれた1991年以降では、1996年優勝のマイネルマックス、1997年優勝のグラスワンダー、2003年優勝のコスモサンビーム、2010年優勝のグランプリボスの4頭が次走で2歳(旧3歳)GI競走を制しており、また同じく優勝馬のウメノファイバー・ブルーコンコルドものちにGI競走を優勝している。優勝馬以外からは2010年の10着馬オルフェーヴルが史上7頭目の三冠馬となっている。
出走資格は、サラブレッド系2歳のJRA所属馬(外国産馬含む、未出走馬及び未勝利馬は除く)、地方競馬所属馬(4頭まで)、及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は馬齢で、牡馬・セン馬は55kg、牝馬は54kgである。
2011年度現在の総額賞金は7200万円で、1着賞金:3800万円、2着賞金:1500万円、3着賞金:950万円、4着賞金:570万円、5着賞金:380万円と定められている。

京王杯2歳ステークス 歴史 

1965年 - 3歳(現2歳)の競走馬による重賞競走として京成杯3歳ステークスが創設され、中山競馬場・芝1200mで施行された。
1968年 - 東京競馬場のスタンド増設工事に伴う振替開催により、東京競馬場・芝1400mで施行。
1975年 - 京葉労働組合の労働協議の影響による開催中止の振替開催により、東京競馬場・芝1400mで施行。
1980年 - 施行場を東京競馬場・芝1400mに変更。
1984年 - グレード制施行によりGIIに格付け。
1989年 - 混合競走に指定。
1990年 - 境勝太郎が調教師として史上初の連覇。
1995年
指定交流競走に指定され、地方所属馬は4頭まで出走可能になる(阪神ジュベナイルフィリーズ出走候補馬及び朝日杯フューチュリティステークス出走候補馬がそれぞれ2頭)。
加藤和宏が騎手として史上初の連覇。
1998年 - 京王電鉄と寄贈杯提供競走(京王杯オータムハンデキャップ)を入れ替え、京王杯3歳ステークスに名称変更。
1999年 - 蛯名正義が騎手として2人目の連覇。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」から「2歳」に変更。
競走名を京王杯2歳ステークスに変更。
2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により、中山競馬場・芝1200mで施行。
2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIに変更。
2010年 - 国際競走に指定され、外国馬は9頭まで出走可能になる。そのため、重賞格付け表記をGIIに戻す。

京王杯2歳ステークス 歴代優勝馬

国際競走となった2010年以降は優勝馬の国旗を表記する。
回数	施行日	優勝馬	勝時計	性齢	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	1965年10月17日	ハイアデス	1分12秒0	牡2	加賀武見	小西喜蔵	椎野浅五郎
第2回	1966年11月20日	メジロフレーム	1分11秒0	牡2	矢野一博	八木沢勝美	北野豊吉
第3回	1967年10月29日	ヤマトダケ	1分13秒2	牝2	嶋田功	稲葉幸夫	北條三郎
第4回	1968年10月20日	ショウゲッコウ	1分26秒0	牝2	佐藤征助	田中朋次郎	村松健一
第5回	1969年11月2日	アローエクスプレス	1分10秒7	牡2	加賀武見	高松三太	伊達秀和
第6回	1970年10月10日	スズランパス	1分10秒5	牝2	郷原洋行	西塚十勝	鈴木武二
第7回	1971年10月10日	トクザクラ	1分13秒2	牝2	田村正光	梶与四松	(有)徳間牧場
第8回	1972年10月15日	マミーブルー	1分10秒9	牝2	藤本勝彦	藤本冨良	竹内専一
第9回	1973年10月7日	カーネルシンボリ	1分13秒0	牡2	西野桂	野平省三	和田共弘
第10回	1974年10月20日	テスコガビー	1分10秒2	牝2	菅原泰夫	仲住芳雄	長島忠雄
第11回	1975年10月19日	フェアスポート	1分25秒2	牡2	嶋田潤	藤本冨良	(有)ターフ・スポート
第12回	1976年10月24日	セーヌスポート	1分12秒9	牝2	嶋田功	稲葉幸夫	(有)ターフ・スポート
第13回	1977年10月23日	タケデン	1分10秒0	牡2	岡部幸雄	鴨田次男	武市伝一
第14回	1978年10月22日	ジェットバージ	1分10秒4	牡2	郷原洋行	稗田善彦	上総興業(有)
第15回	1979年10月21日	シャダイダンサー	1分10秒1	牝2	竹原啓二	松山吉三郎	吉田善哉
第16回	1980年10月19日	タケノダイヤ	1分24秒8	牝2	中島啓之	仲住芳雄	大沢良丈
第17回	1981年11月1日	イーストボーイ	1分22秒4	牡2	根本康広	橋本輝雄	加藤久枝
第18回	1982年11月7日	ドウカンヤシマ	1分26秒3	牡2	郷原洋行	田中朋次郎	新井操
第19回	1983年11月6日	ハーディービジョン	1分25秒6	牡2	的場均	柄崎義信	鈴木健司
第20回	1984年11月4日	ダイナシュート	1分23秒6	牝2	柴田政人	矢野進	(有)社台レースホース
第21回	1985年11月3日	ダイシンフブキ	1分23秒2	牡2	菅原泰夫	柴田寛	高橋金次
第22回	1986年11月2日	ホクトヘリオス	1分23秒3	牡2	南田美知雄	中野隆良	森滋
第23回	1987年11月15日	シノクロス	1分23秒9	牝2	嶋田功	西塚十勝	福井裕
第24回	1988年11月13日	ドクタースパート	1分24秒0	牡2	的場均	柄崎孝	松岡悟
第25回	1989年11月12日	サクラサエズリ	1分22秒9	牝2	木藤隆行	境勝太郎	(株)さくらコマース
第26回	1990年11月11日	ビッグファイト	1分23秒4	牡2	小島太	境勝太郎	戸澤澄
第27回	1991年11月10日	ヤマニンミラクル	1分22秒6	牡2	田島良保	浅見国一	土井薫
第28回	1992年11月15日	マイネルキャッスル	1分23秒0	牡2	柴田善臣	河野通文	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第29回	1993年11月13日	ヤマニンアビリティ	1分22秒9	牡2	横山典弘	浅見国一	土井薫
第30回	1994年11月12日	ゴーゴーナカヤマ	1分22秒0	牡2	加藤和宏	小西一男	和泉信一
第31回	1995年11月11日	アジュディケーター	1分23秒5	牝2	加藤和宏	佐藤全弘	関駿也
第32回	1996年11月9日	マイネルマックス	1分22秒9	牡2	佐藤哲三	中村均	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第33回	1997年11月8日	グラスワンダー	1分21秒9	牡2	的場均	尾形充弘	半沢(有)
第34回	1998年11月14日	ウメノファイバー	1分22秒8	牝2	蛯名正義	相沢郁	梅崎敏則
第35回	1999年11月13日	ダイワカーソン	1分23秒4	牡2	蛯名正義	増沢末夫	大和商事(株)
第36回	2000年11月11日	テイエムサウスポー	1分22秒3	牡2	和田竜二	柴田光陽	竹園正繼
第37回	2001年11月10日	シベリアンメドウ	1分25秒8	牡2	後藤浩輝	堀井雅広	藤田与志男
第38回	2002年11月9日	ブルーコンコルド	1分09秒4	牡2	秋山真一郎	服部利之	(株)荻伏レーシング・クラブ
第39回	2003年11月15日	コスモサンビーム	1分21秒8	牡2	武豊	佐々木晶三	岡田美佐子
第40回	2004年11月13日	スキップジャック	1分22秒1	牡2	勝浦正樹	高橋裕	ディアレスト
第41回	2005年11月12日	デンシャミチ	1分23秒3	牡2	柴田善臣	田中章博	小田切有一
第42回	2006年11月11日	マイネルレーニア	1分22秒6	牡2	松岡正海	西園正都	(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
第43回	2007年11月10日	アポロドルチェ	1分22秒7	牡2	後藤浩輝	堀井雅広	アポロサラブレッドクラブ
第44回	2008年11月15日	ゲットフルマークス	1分21秒6	牡2	四位洋文	岩戸孝樹	ジェイアール
第45回	2009年11月14日	エイシンアポロン	1分22秒0	牡2	池添謙一	岡田稲男	平井豊光
第46回	2010年11月13日	グランプリボス	1分21秒8	牡2	M.デムーロ	矢作芳人	(株)グランプリ
本競走からの阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬 [編集]
第27回から阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神3歳牝馬ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが1頭が同年の阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神3歳牝馬ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第29回	ヒシアマゾン	牝2	2着
京王杯2歳ステークスからの朝日杯フューチュリティステークス優勝馬
第1回から朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)の前哨戦の1競走として施行されているが13頭が同年の朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯3歳ステークス)を制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第2回	モンタサン	牡2	4着
第5回	アローエクスプレス	牡2	1着
第7回	トクザクラ	牝2	1着
第9回	ミホランザン	牡2	6着
第15回	リンドタイヨー	牡2	2着
第17回	ホクトフラッグ	牡2	2着
第19回	ハーディービジョン	牡2	1着
第21回	ダイシンフブキ	牡2	1着
第32回	マイネルマックス	牡2	1着
第33回	グラスワンダー	牡2	1着
第39回	コスモサンビーム	牡2	1着
第40回	マイネルレコルト	牡2	5着
第46回	グランプリボス	牡2	1着

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