マイルCS2016年「サトノアラジンが一番強いと証明!」と川田騎手
マイルCS2016年、サトノアラジンには田将雅騎手が騎乗します。
サトノアラジンについて川田騎手からコメントがありました。
「サトノアラジンの追い切りはすごくいい状態です。前走よりトビ自体が軽くなりましたし、走る雰囲気もひじょうによくなりました。1回使ったことで、力を出せる状態になったと思います。
前走のスワンSでは休み明けということで、大型馬特有の(ゆるい)かんじはありましたが、改めて本当にすごくいい馬だと思いました。ゲートの出はゆったりというタイプですから、自分のリズムも大事に自分の競馬に徹しました。いい脚を使ってくれたと思います。マイルCSは同じ京都コースで距離は1ハロン延びますが何も問題なく、しっかりこなせると思います。天気だけが心配ですね。この馬が力を発揮できるいい(馬場)状態でやれたらいいな、と思います。この馬が一番強いと証明できるように、いい競馬ができるように頑張ります。」
サトノアラジンを管理する池江泰寿調教師からコメントがありました。
「サトノアラジンは前走のスワンSでは豪快な追い込みを決めました。まだトモの動きとか本来の踏み込みではなかったのですが、その状態でよく勝ってくれたと思います。ナタの切れ味というかんじでした。中2週、中間の調整過程は1週間ほどはペースを落としてのんびりさせて、翌週から徐々に立ち上げて、(その)週末に大き目のところをやりました。今週はウッドチップで(正味)1ハロンの追い切りでした。今朝の追い切りは併走馬を2、3馬身前において追走して折り合いをつけて、ラスト300mあたりから徐々に馬体を併せていって、最後の1ハロンは目一杯やりました。気持ちよく体を伸ばしてストレッチさせるかんじの調教をしてほしいと頼みました。いい調教ができたと思います。全体的な時計は速くありませんが、ラスト1ハロンはいい時計でした。前走よりトモの踏み込みもしっかりしてきましたから、スワンSを使った上積みはあると思います。ベストの距離は成績だけみれば、いまのところ1400mがベストかなと思いますが。週末は雨予報です。トビが大きな馬なので、下が緩いとノメってしまいます。パンパンの良馬場がいいですね。スワンSも午前中までやや重で、午後は良馬場になって回復したんですが。あれくらいの良馬場だったら辛抱してくれると思います。理想はパンパンの硬い良馬場、(上がり)32秒台の脚を使う馬ですからね。本当はそういう馬場で走らせてあげたいなと思っていましたが、どうも今週末は無理そうですね。まだGIIしか勝っていないので。GIを勝たせてあげたいし、今回そのチャンスはあると思います。」
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