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函館スプリントステークスってどんなレース?

函館スプリントステークスの基本情報

主催者 日本中央競馬会
開催地 函館競馬場
施行時期 6月中旬
(原則1回函館4日目)
格付け GIII
1着賞金 3800万円
賞金総額 7200万円
距離 芝1200m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 別定
第1回施行日 1994年7月17日

函館スプリントステークス(はこだてスプリントステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が函館競馬場の芝1200mで施行する中央競馬の重賞競走(GIII)。

函館スプリントステークス概要

夏季競馬の短距離重賞の充実を図る目的で1994年に4歳(現3歳)以上の別定の混合の重賞競走、札幌スプリントステークスとして創設、第1回は札幌競馬場の芝1200mで施行された。

1996年からは特別指定交流競走に指定され、JRAに認定された地方所属の競走馬の出走が可能になり、1997年からは同年の番組改定で札幌競馬と函館競馬の開催順入れ替えにより、施行場所を函館競馬場の芝1200mとなり、名称を函館スプリントステークスに変更した。2006年からはサマースプリントシリーズの第1戦に指定されている。

サマースプリントシリーズに指定されてからは、本競走を優勝したワンカラット(2010年)がシリーズチャンピオンに輝いている。

夏季競馬開催の最初の短距離重賞競走と言う事もあり、夏の休養に入らなかった有力馬が出走する場合がある。また秋のスプリンターズステークスを見据える、力を付けてきた競走馬(昇り馬)がサマースプリントシリーズも視野に入れて出走する。
尚、本競走は安田富男が1996年にノーブルグラスに騎乗して当競走を優勝、JRAの全10競馬場の重賞競走制覇の記録を史上初めて達成した競走でもある。

本競走は平坦で直線の短いコースで行われるスプリント戦ゆえか、他の牡牝混合戦と比較して牝馬の好走が目立っており、特に2003年から2007年の5年間は、牝馬が連続制覇していた。
本競走の優勝馬からはマサラッキ・サニングデール・キンシャサノキセキ・カレンチャンの4頭が後にGI競走を優勝している。
現在の優勝レイの配色は、赤色地に銀色文字となっている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は3歳(旧4歳)は53kg(開催日が7月1日以前の場合は52kg[1])、4歳(旧5歳)以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、
日本馬は、収得賞金3,000万円超過馬は超過額が2,000万円毎に1kg増。
外国調教馬は、GI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増。(ただし2歳時の成績を除く)
以上のように斤量が課せられる。

^ 1600m以下のオープン競走のアローワンス([1]のアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量についての項目参照)が6月は4kg、7月は3kgとなっている。開催日(天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く。)が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については、当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とする。より、開催日が7月1日の場合でも前日の土曜日が6月30日と6月なのでアローワンスは4kg

函館スプリントステークス歴史

1994年 – 札幌競馬場の芝1200mの4歳(現3歳)以上の別定の混合競走の重賞(GIII)競走、札幌スプリントステークスとして創設。
1996年
特別指定交流競走に指定され、地方所属馬は2頭まで出走可能となる。
ノーブルグラスが史上初の連覇。
上原博之が調教師として史上初の連覇。
1997年
施行場を函館競馬場の芝1200mに変更。
名称を現在の函館スプリントステークスに変更。
2001年 – 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格が「4歳以上」から「3歳以上」に変更。
2005年
シーイズトウショウが2頭目の連覇。
池添謙一が騎手として史上初の連覇。
鶴留明雄が調教師として2人目の連覇。
2006年 – サマースプリントシリーズに指定。
2007年 – ICSCの勧告に伴う競走格付けの変更により、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2009年
混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は8頭まで出走可能となる。それに伴い、重賞格付け表記をGIIIに戻す。
薄暮競走実施により、北海道主場の最終レースの発走時刻を17時10分に設定したことに伴い、本競走の競走番号を第11競走から第9競走に変更。
函館競馬場のスタンド改修工事により、札幌競馬場の芝1200mで施行。1996年以来の札幌開催となる。
3位入線のエーシンエフダンズが進路妨害により8着に降着。
2010年 – ワンカラットが当時のコースレコード1:08.2で優勝。
2011年 – 東日本大震災の影響による薄暮開催の中止に伴い、第11競走として施行。
2012年 – 夏季競馬の開催日割変更に伴い、6月中旬に施行される。

函館スプリントステークス歴代優勝馬
回数 施行日      優勝馬      性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1994年7月17日 ゴールドマウンテン 牡5 1:09.3 武豊 佐山優 グリーンファーム
第2回 1995年7月16日 ノーブルグラス 牝4 1:09.4 小島太 上原博之 芳賀満男
第3回 1996年7月14日 ノーブルグラス 牝5 1:08.9 安田富男 上原博之 芳賀満男
第4回 1997年7月13日 マサラッキ 牡4 1:08.8 河内洋 増本豊 丸井正貴
第5回 1998年7月19日 ケイワンバイキング 騙4 1:09.0 横山典弘 奥平真治 北村和哉
第6回 1999年7月18日 シンコウフォレスト 牡6 1:09.4 四位洋文 栗田博憲 安田修
第7回 2000年7月2日 タイキトレジャー 牡4 1:08.7 横山典弘 藤沢和雄 (有)大樹ファーム
第8回 2001年7月1日 メジロダーリング 牝5 1:09.5 武幸四郎 大久保洋吉 (有)メジロ牧場
第9回 2002年6月30日 サニングデール 牡3 1:10.3 福永祐一 瀬戸口勉 後藤繁樹
第10回 2003年7月6日 ビリーヴ 牝5 1:09.3 安藤勝己 松元茂樹 前田幸治
第11回 2004年7月4日 シーイズトウショウ 牝4 1:09.4 池添謙一 鶴留明雄 トウショウ産業(株)
第12回 2005年7月3日 シーイズトウショウ 牝5 1:09.0 池添謙一 鶴留明雄 トウショウ産業(株)
第13回 2006年7月2日 ビーナスライン 牝5 1:09.1 秋山真一郎 堀宣行 (有)ターフ・スポート
第14回 2007年7月1日 アグネスラズベリ 牝6 1:08.9 角田晃一 西浦勝一 渡辺孝男
第15回 2008年7月6日 キンシャサノキセキ 牡5 1:08.4 岩田康誠 堀宣行 吉田和美
第16回 2009年7月5日 グランプリエンゼル 牝3 1:08.5 熊沢重文 矢作芳人 北側雅司
第17回 2010年7月4日 ワンカラット 牝4 1:08.2 藤岡佑介 藤岡健一 青山洋一
第18回 2011年7月3日 カレンチャン 牝4 1:08.0 池添謙一 安田隆行 鈴木隆司

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