過去10年データから見る、中山・芝1600mの傾向と「第28回 フェアリーステークス」
牝馬クラシックを目指す、乙女たちの闘いが始まります。
2009年から年明けの中山・芝1600mで争われているフェアリーステークス。
過去3年の優勝馬の中には、2009年に桜花賞、オークスでともに3着に入ったジェルミナルがいますね。
過去のデータを見ると、
・内から中寄りの枠が好成績
2002年から2011年までの12月~2月に中山・芝1600mで行われた2・3歳馬限定のオープンクラスの馬番別成績は、
1~3番の馬の好走率が高い。
7~9番の中寄りの馬もいい。
勝率、複勝率とも1~3番、7~9番がとびぬけている。
馬番別成績(2002年~2011年2月)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1~3番 8-6-9-48 11.3% 19.7% 32.4%
4~6番 3-6-5-58 4.2% 12.5% 19.4%
7~9番 8-4-5-53 11.4% 17.1% 24.3%
10~16番 5-8-5-106 4.0% 10.5% 14.5%
・逃げ・先行馬の成績が良い
4コーナーの位置別成績では、
先頭だった馬が3着内率で50.0%。
2~5番手の馬が3着内率で31.4%。
最後の直線が310mと短いため、逃げ・先行タイプの馬に有利だ。
過去3年のこのレースでも、2009年ジェルミナルが4コーナー4番手。
2011年のダンスファンタジアが5番手で勝っている。
・4コーナーの位置別成績(2002年~2011年2月)
4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 4-6-2-12 16.7% 41.7% 50.0%
2~5番手 13-12-13-83 10.7% 20.7% 31.4%
6~9番手 5-5-6-78 5.3% 10.6% 17.0%
10番手以下 2-1-3-91 2.1% 3.1% 6.2%
・直近で勝ったレースの距離が芝1500m以上の馬が馬券に絡む!
過去3年のフェアリーステークスで、直近で勝利したレースの距離別成績を見ると、
3着以内馬9頭すべてが、芝1500m以上のレースで勝っている。
直近で優勝したレースの距離別成績(過去3年)
直近で優勝したレースの距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1400m以下 0-0-0-17 0% 0% 0%
芝1500~1700m 1-2-3-13 5.3% 15.8% 31.6%
芝1800m以上 2-1-0-4 28.6% 42.9% 42.9%
ダートのレース 0-0-0-5 0% 0% 0%
※地方競馬のレースを含む
・前走の単勝人気3番人気以内の馬9頭中8頭が、馬券に絡む!
前走の単勝人気別成績(過去3年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1-2-1-8 8.3% 25.0% 33.3%
2番人気 2-0-1-2 40.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0-1-0-5 0% 16.7% 16.7%
4番人気以下 0-0-1-24 0% 0% 4.0%
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