過去10年のデータ。第46回 日刊スポーツ賞 シンザン記念。のちの名馬(オルフェーヴル、タニノギムレット、ダイワスカーレット)が活躍してますね。
「第46回 日刊スポーツ賞 シンザン記念」は、
戦後初めてクラシック三冠馬に輝いた、昭和を代表する名馬シンザンの名が刻まれたレースです。
昨年の2着馬オルフェーヴルは、のちに三冠制覇を達成しましたね。
2002年の日本ダービーを制したタニノギムレット(1着)や、2008年に有馬記念などを制したダイワスカーレット(2着)など、
のちの名馬がこのレースを飛躍のステップにすることも多いです。
過去10年の結果から見た傾向は、
・内枠が優勢
過去10年このレースを勝った馬はすべて、馬番が1桁です。
「10番」以上の外枠から出走した馬は2着に2頭、3着に3頭のみ。
「13~16番」のグループからは23頭が出走して、最高着順が5着。
馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1~3番 4-3-2-21 13.3% 23.3% 30.0%
4~6番 2-3-3-22 6.7% 16.7% 26.7%
7~9番 4-2-2-22 13.3% 20.0% 26.7%
10~12番 0-2-3-20 0% 8.0% 20.0%
13~16番 0-0-0-23 0% 0% 0%
・前走の条件別の成績から見ると?
前走が「朝日杯フューチュリティS」だった馬が好成績。
前走が他の重賞やオープン特別の馬は、やや低調。
未勝利勝ち直後にこのレースに勝った馬は2頭。
新馬勝ち直後に出走して3着以内に入ったのは、2003年のマッキーマックス(2着)と2010年のマルセリーナ(3着)だけ。
この2頭は、のちに重賞で勝っています。
・前走の条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
朝日杯フューチュリティS 5-2-3-23 15.2% 21.2% 30.3%
阪神ジュべナイルフィリーズ 0-0-0-4 0% 0% 0%
GII・JpnII またはGIII・JpnIII 0-2-1-12 0% 13.3% 20.0%
オープン特別 1-2-3-21 3.7% 11.1% 22.2%
500万下 2-2-2-23 6.9% 13.8% 20.7%
未勝利 2-1-0-18 9.5% 14.3% 14.3%
新馬 0-1-1-4 0% 16.7% 33.3%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%
※未勝利には、新馬2走目以降を含む(2002年までは、同一開催で勝ち上がるまで新馬に出走できた)
・前走の上位人気馬が好成績
前走が単勝「3番人気以内」だった馬が好成績。
前走で「6~9番人気」だった馬も上々の成績。
前走が未勝利または500万下で、6~9番人気の馬は、12頭が出走して3着以内がゼロ。
前走が単勝10番人気以下で3着以内に入った3頭は、
すべて前走で朝日杯フューチュリティSに出走していた。
朝日杯フューチュリティSで10番人気以下だった馬の成績は低調。
前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2-4-1-16 8.7% 26.1% 30.4%
2番人気 3-2-2-13 15.0% 25.0% 35.0%
3番人気 2-0-1-7 20.0% 20.0% 30.0%
4~5番人気 1-0-2-14 5.9% 5.9% 17.6%
6~9番人気 1-3-3-30 2.7% 10.8% 18.9%
10番人気以下 1-1-1-28 3.2% 6.5% 9.7%
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