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新春盃

新春盃

開催地 名古屋競馬場
施行日 2012年1月3日
格付け SPII
1着賞金 200万円
賞金総額 280万円
距離 ダート1400m
出走条件 サラブレッド系4歳以上オープン・東海所属
負担重量 56kg、牝馬54kg
第1回施行日 1962年1月3日

新春盃(しんしゅんはい)は愛知県競馬組合が名古屋競馬場のダート1400mで施行する地方競馬の重賞(SPII)競走(平地競走)である。正式名称は「三重テレビ賞 新春盃」、三重テレビ放送が優勝杯を提供している。

新春盃 概要

1962年にサラブレッド系5歳(現4歳)以上の東海(笠松・愛知)所属馬限定の重賞競走「新春特別」として創設。名古屋競馬の正月開催を飾る名物競走であり、創設当初から毎年1月上旬に開催されている。翌1963年に名称を「新春グランプリ」に変更された。1983年 – 1996年の間は1月4日に固定開催、1997年からは東海地区重賞格付け制度施行によりSPII(スーパープレステージツー)に格付けされた。

2002年に名称を「新春盃」に変更され、2006年に三重テレビ放送から優勝杯の提供を受け、名称を現在の「三重テレビ賞 新春盃」に変更された。

施行距離は創設当初はダート2500m、1963年と1965年 – 1966年ではダート2100m、1964年のみダート2400m、1968年 – 1970年と1972年 – 1991年ではダート1900m、1992年 – 1998年ではダート1800m、2003年からは現在のダート1400mで施行されている。なお、1971年と1999年 – 2002年までは中京競馬場のダートコース(1971年のみダート2000m、1999年ではダート1700m、2000年 – 2002年では芝1800m)で施行された。

負担重量は創設当初から2005年までと2007年ではハンデキャップ、2006年のみ別定重量、2008年以降は定量で56キロ、牝馬は54キロである。

賞金総額は280万円で、1着賞金200万円、2着賞金46万円、3着賞金16万円、4着賞金10万円、5着賞金8万円と定められている。

新春盃 歴史

1962年 – 名古屋競馬場のダート2500mのサラブレッド系5歳(現4歳)以上の東海所属馬限定のハンデキャップの重賞競走「新春特別」として創設。
1963年
施行距離をダート2100mに変更。
名称を「新春グランプリ」に変更。
1964年 – 当年のみ、ダート2400mで施行。
1967年 – 施行距離をダート1900mに変更。
1971年 – 当年のみ、中京競馬場のダート2000mで施行。
1983年 – 施行時期を1月4日の固定開催に変更(1996年まで)。
1992年 – 施行距離をダート1800mに変更。
1997年 – 東海地区重賞格付け制度施行によりSPIIに格付け。
1999年 – 当年のみ、中京競馬場のダート1700mで施行。
2000年 – 施行場を中京競馬場のダート1000mに変更。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系5歳以上の東海所属馬」から「サラブレッド系4歳以上の東海所属馬」に変更。
愛知の吉田稔が騎手として史上初の連覇。
愛知の瀬戸口悟が調教師として史上初の連覇。
2002年 – 名称を「新春盃」に変更。
2003年 – 施行場を現在の名古屋競馬場のダート1400mに変更。
2004年 – 愛知の宇都英樹が騎手として史上2人目の連覇。
2006年
負担重量を「ハンデキャップ」から「別定重量」に変更。
三重テレビ放送から優勝杯の提供を受け、名称を現在の「三重テレビ賞 新春盃」に変更。
2007年 – 負担重量を「別定重量」から「ハンデキャップ」に戻す。
2008年 – 負担重量を「ハンデキャップ」から「定量」に変更。


新春盃 歴代優勝馬

回数 施行年月日 優勝馬 性齢 所属 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1962年1月3日 イチタケホマレ
第2回 1963年1月4日 ヒガシフアスト 牡5
第3回 1964年1月5日 シズマサ 牡7
第4回 1965年1月10日 オーシヤチ 牡6
第5回 1966年1月9日 カネコホマレ 牡5
第6回 1967年1月8日 テツリユウ 牡7 2:03.2 藤ヶ崎一男
第7回 1968年1月7日 ゴールドロマン 牡5
第8回 1969年1月12日 ハクラン
第9回 1970年1月11日 スピーデーワンダー 牡4 愛知 2:02.6 山田義男
第10回 1971年1月10日 トモエツバメ 牡5
第11回 1972年1月9日 スズホツプオー 牡6
第12回 1973年1月7日 アワード 牡5
第13回 1974年1月6日 キンイチ 牡5 笠松 2:02.7 後藤保 梶原軍造
第14回 1975年1月5日 タニノゴールド 牝6 愛知 2:01.1 望月高司 山本榮二
第15回 1976年1月7日 サカエツキヒメ 牝7 愛知 2:01.9 迫田清美 榊原
第16回 1977年1月9日 サンキン 牡4 愛知 2:02.8 内村寛司 竹田正克
第17回 1978年1月8日 ブレーブボーイ 牝4 笠松 2:02.6 山田義男 大薮憲三
第18回 1979年1月7日 スズカオーヒメ 牝6 愛知 2:01.2 白坂芳文 西山好夫
第19回 1980年1月6日 ダイタクチカラ 牡6 笠松 1:59.9 山田義男 倉間昭夫
第20回 1981年1月7日 クインフアースター 牝6 愛知 2:04.3 宮本仁 神山明
第21回 1982年1月6日 ハローキング 牡5 愛知 2:03.1 田中敏和 野島三喜雄
第22回 1983年1月4日 ゴールドレツト 牡4 愛知 2:02.0 原口次夫 磯村林三
第23回 1984年1月4日 ハクサンハーロツク 牡5 愛知 2:02.9 坂本敏美 松村勇
第24回 1985年1月4日 ライトスラツガー 牡5 愛知 2:03.2 山内和明 瀬戸口悟
第25回 1986年1月4日 グレートローマン 牡5 愛知 2:00.8 田中敏和 野島豊
第26回 1987年1月4日 ベストシングル 牡5 愛知 2:03.8 望月高司 本名信行
第27回 1988年1月4日 サクラエイサイ 牡7 愛知 2:02.6 白坂芳文 西山好夫
第28回 1989年1月4日 ウオロービジヨン 牡6 愛知 2:01.7 黒宮高徳 山田義男
第29回 1990年1月4日 ミヤシロナイト 牡6 愛知 2:03.6 兒島真二 荒木市雄
第30回 1991年1月4日 タイツクバ 牡7 愛知 2:03.2 黒宮高徳 野島三喜雄
第31回 1992年1月4日 ハヤブサモン 牡7 愛知 1:56.3 安部幸夫 伊藤辰雄
第32回 1993年1月4日 ブルバードライジン 牡6 愛知 1:58.3 丹羽克輝 本村夫美高
第33回 1994年1月4日 メーカーロッキー 牡6 笠松 1:56.3 安藤光彰 加藤健
第34回 1995年1月4日 レットファスター 牡6 愛知 1:55.3 原口次夫 磯村林三
第35回 1996年1月4日 アメージングレイス 牡5 笠松 1:55.3 安藤勝己 荒川友司
第36回 1997年1月3日 マジックガール 牝5 愛知 1:58.0 安部幸夫 松橋寛
第37回 1998年1月2日 ナガラダンディ 牡6 愛知 1:58.0 戸部尚実 斉藤弘光
第38回 1999年1月3日 ゴールドプルーフ 牡4 愛知 1:48.1 丸野勝虎 今津勝之
第39回 2000年1月2日 ゴールデンチェリー 牝6 愛知 0:58.8 吉田稔 瀬戸口悟
第40回 2001年1月2日 シャンハイロード 牡5 愛知 1:00.4 吉田稔 瀬戸口悟
第41回 2002年1月2日 サンキューホーラー 騸7 愛知 1:00.2 丸野勝虎 本名信行
第42回 2003年1月2日 ホウザンテンユウ 牝5 愛知 1:28.9 宇都英樹 国光徹
第43回 2004年1月1日 マルブツワールド 牡4 愛知 1:26.8 宇都英樹 斉藤弘光
第44回 2005年1月2日 オグリスキー 牡5 笠松 1:28.8 安部幸夫 山中輝久
第45回 2006年1月2日 マイネフォクシー 牝5 愛知 1:28.5 丸野勝虎 竹地正樹
第46回 2007年1月1日 クィーンロマンス 牝6 笠松 1:29.3 尾島徹 山中輝久
第47回 2008年1月1日 リスポンスフウジン 牡7 愛知 1:29.9 戸部尚実 川西毅
第48回 2009年1月1日 ノゾミカイザー 牡4 愛知 1:30.2 吉田稔 錦見勇夫
第49回 2010年1月1日 ディスパーロ 牡7 愛知 1:29.2 戸部尚実 川西毅
第50回 2011年1月1日 シルバーウインド 牝5 愛知 1:29.6 宇都英樹 藤ヶ崎一男

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