空馬
空馬またはカラ馬(からうま)とは、騎乗者(騎手、馬術選手など)が騎乗しているべき馬が、何らかの理由により騎乗者が落馬した際の馬の状態を指す。
競馬における空馬
競馬の競走中に空馬となった場合は停止したり、馬群と離れて逸走したり、そのまま走る馬など様々であるが、そのまま競走に参加して(当然、斤量が一気に騎手分軽くなる)1位でゴール板に到達する馬もいる(当然1着にはならず、勝馬投票券も払い戻されない)。この場合、鞍上の制御を失ったことで予想外の動きをしかねないため、接触および多重落馬の恐れがあり、大変な危険を伴う。
障害飛越時に落馬することが多い障害競走でしばしば見られるが、平地競走でも特にバランスを崩しやすいスタート時に騎手が落馬することが多い。
競走中に空馬となった主な競走馬
ギャロップダイナ
1985年天皇賞(秋)勝ち馬。同年の札幌日経賞にて発馬後東信二騎手が落馬、そのまま走り続けて「幻の」1位入線。
ワイドバトル
1993年京阪杯にて発馬後山田泰誠騎手が落馬、そのまま走り続けて「幻の」差し切り勝ち。
ノボリハウツー
2007年2月24日、阪神競馬場での障害レース中に船曳文士騎手が落馬し、空馬のままゲートの開いていた競馬場の場外へ逃走し各メディアで取り上げられ話題となった。
ポルトフィーノ
2008年11月16日、エリザベス女王杯にてゲートイン直後武豊騎手が落馬、そのまま大逃げで走り続けて「幻の」逃げ切り勝ち。
引用ウィキペディア
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