兵庫ゴールドトロフィー
兵庫ゴールドトロフィー
第5回兵庫ゴールドトロフィー
開催地 園田競馬場
施行日 2012年12月26日
格付け JpnIII
1着賞金 2100万円
賞金総額 3150万円
距離 ダート1400m
出走条件 サラブレッド系3歳以上(指定交流)
出走資格も参照
負担重量 ハンデキャップ
第1回施行日 2001年12月27日
兵庫ゴールドトロフィー(ひょうごゴールドトロフィー)は、毎年12月下旬に行われる統一JpnIII競走。園田競馬場のダート1400メートルで開催されている。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞典兵庫ゴールドトロフィー
兵庫ゴールドトロフィー 概要
2001年に兵庫県競馬3番目の統一重賞競走として創設された。短距離系の競走として、2月に行われるフェブラリーステークスにつながるステップレースの側面を持つ。嘗ては、JBCスプリント後に行われる1400mの重賞の一つに過ぎないレースであったが、全日本サラブレッドカップが統一グレード申請を取り下げ、またとちぎマロニエカップが施行されていた宇都宮競馬場の廃止に伴い無くなった事などにより、一気にその重要性が増した。
創設以来、優勝はJRA所属馬のみで地方勢の優勝はない。他地区所属馬は時折3着以内に絡んでいるが、地元馬は2008年のアルドラゴン(2着)だけである。
出走資格はサラブレッド系3歳以上の競走馬で、JRA所属馬4頭、兵庫県競馬所属馬4頭、兵庫県外の地方競馬所属馬4頭のフルゲート12頭と定められている。
負担重量はハンデキャップである。
兵庫ゴールドトロフィー 歴史
2001年 – 園田競馬場のダート1400mのサラブレッド系3歳以上の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII)競走兵庫ゴールドトロフィーとして創設。
2003年 – 3位入線のJRAのノボジャックが進路妨害により10着に降着。
2007年
JRAのリミットレスビッドが競走馬として史上初の連覇。
JRAの加用正が調教師として史上初の連覇。
負担重量が別定からハンデキャップに変更される。
国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告にともない、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。
2008年 – JRAの岩田康誠が騎手として史上初の3連覇。
2010年
JRAのトーセンブライトが競走馬として2頭目の連覇。
JRAの加藤征弘が調教師として2人目の連覇。
JRAの安藤勝己が騎手として2人目の連覇。
兵庫ゴールドトロフィー 総額賞金の減額
第1回以来、長らく賞金の増減が全く行なわれていなかったが、兵庫競馬の売上げ不振により2009年以降減額が相次いでいる。2011年は1着賞金に加え、ダートグレード競走の賞金割合も引き下げられる(170→150)ために、大幅な減額が行われる。
開催回 総額賞金 1着賞金 2着賞金 3着賞金 4着賞金 5着賞金
第1-8回 5,100万円 3,000万円 1,050万円 540万円 300万円 210万円
第9回 4,760万円 2,800万円 896万円 504万円 336万円 224万円
第10回 3,910万円 2,300万円 736万円 414万円 276万円 184万円
第11回 3,150万円 2,100万円 525万円 252万円 168万円 105万円
兵庫ゴールドトロフィー 歴代優勝馬
回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 2001年12月27日 ゲイリーイグリット 牝6 JRA 1:27.0 松永幹夫 増本豊
第2回 2002年12月28日 ノボトゥルー 牡6 JRA 1:26.8 武豊 森秀行
第3回 2003年12月24日 スターリングローズ 牡6 JRA 1:26.9 福永祐一 北橋修二
第4回 2004年12月28日 シーキングザダイヤ 牡3 JRA 1:27.3 武豊 森秀行
第5回 2005年12月28日 ニホンピロサート 牡7 JRA 1:27.6 安藤勝己 目野哲也
第6回 2006年12月28日 リミットレスビッド 牡7 JRA 1:27.2 岩田康誠 加用正
第7回 2007年12月26日 リミットレスビッド 牡8 JRA 1:26.3 岩田康誠 加用正
第8回 2008年12月25日 スマートファルコン 牡3 JRA 1:26.5 岩田康誠 小崎憲
第9回 2009年12月24日 トーセンブライト 牡8 JRA 1:27.6 安藤勝己 加藤征弘
第10回 2010年12月28日 トーセンブライト 牡9 JRA 1:26.9 安藤勝己 加藤征弘
第11回 2011年12月28日 スーニ 牡5 JRA 1:27.3 川田将雅 吉田直弘
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