プリンセス特別
プリンセス特別 開催地 笠松競馬場 施行日 2011年12月12日 格付け SPI 1着賞金 200万円 賞金総額 290万円 距離 ダート1600m 出走条件 サラブレッド系2歳牝馬オープン・地方競馬全国交流 負担重量 別定重量 第1回施行日 1977年11月23日 プリンセス特別(プリンセスとくべつ)は岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場のダート1600mで施行する競馬の重賞(SPI)競走(平地競走)。
正式名称は「スポーツニッポン杯 プリンセス特別」、スポーツニッポン新聞社が優勝杯を提供している。
プリンセス特別 概要
1977年にサラブレッド系3歳(現2歳)牝馬の東海(笠松・愛知)所属馬限定の重賞競走「スポーツニッポン杯 サラ・プリンセス特別」として創設。1996年からは東海地区重賞格付け制度施行によりSPIII(スーパープレステージスリー)に格付けされた。 2009年からは「サラ」の冠が取れ、名称を現在の「スポーツニッポン杯 プリンセス特別」に変更された。なお同様の趣旨の競走にアングロアラブ系2歳牝馬の東海所属馬限定の重賞競走「アラ・プリンセス特別」が笠松競馬場で施行されていたがこちらは1991年に創設され、1995年を以って廃止となっている。 2010年からGRANDAME-JAPAN・2歳シーズンの第4戦に指定となり、更にSPIIIからSPIに格上げされた。
施行距離は長らくダート1400mで施行されていたが、2010年からはダート1600mで施行されている。 出走条件は創設当初から2004年までは東海所属馬、2005年のみは北陸・東海・近畿所属馬、2006年からは北陸・東海・近畿・中国所属馬、2010年からは地方競馬全国交流競走となる。馬齢はいずれもサラブレッド系2歳牝馬。 負担重量は別定重量である。
2011年度の賞金総額は290万円で、1着賞金200万円、2着賞金50万円、3着賞金22万円、4着賞金12万円、5着賞金6万円と定められている。
プリンセス特別 歴史
1977年 - 笠松競馬場のダート1400mのサラブレッド系3歳(現2歳)牝馬の東海所属馬限定の重賞競走「スポーツニッポン杯 サラ・プリンセス特別」として創設。 1979年 - 施行時期を11月から12月に変更。 1992年 - 施行時期を12月から11月に戻す。 1994年 - 当時、笠松所属の安藤勝己が騎手として史上初の連覇。 1996年 - 東海地区重賞格付け制度施行によりSPIIIに格付け。 1999年 - 笠松の東川公則が騎手として史上2人目の連覇。 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系3歳牝馬の東海所属馬」から「サラブレッド系2歳牝馬の東海所属馬」に変更。 2003年 当時、笠松所属の安藤光彰が騎手として史上3人目の連覇。 笠松の柳江仁が調教師として史上初の連覇。 2005年 - 当年のみ、北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系2歳牝馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。 2006年 - この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系2歳牝馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。 2008年 笠松の阪上忠匡が騎手として史上4人目の連覇。 笠松の森山英雄が調教師として史上2人目の連覇。 2009年 名称を現在の「スポーツニッポン杯 プリンセス特別」変更。 兵庫のサイバーモールが他地区の地方所属馬として史上初の優勝。 2010年 施行距離を現在のダート1600mに変更。 この年から地方競馬全国交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系2歳牝馬の地方所属馬」に変更。 GRANDAME-JAPAN・2歳シーズンに指定。 SPIに格上げ。
プリンセス特別 歴代優勝馬
回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 勝時計 優勝騎手 管理調教師 馬主 第1回 1977年11月23日 エバーローランド 牝2 笠松 1:34.0 南輝幸 山中敏彦 第2回 1978年11月22日 ハツシンジユエル 牝2 笠松 1:31.5 味坂勲 松村友二 (株)八神会 第3回 1979年12月9日 ユミコウジ 牝2 笠松 1:31.0 安藤勝己 梶原軍造 柴田光男 第4回 1980年12月7日 コマツミサキ 牝2 笠松 1:31.4 井上孝彦 荒川友司 第5回 1981年12月13日 ミエノダンサー 牝2 笠松 1:32.4 川原正一 後藤四季治 第6回 1982年12月12日 カイソクワン 牝2 愛知 1:31.1 原口次夫 錦見勇夫 第7回 1983年12月18日 セイランレデイ 牝2 笠松 1:31.5 安藤勝己 高田勝良 第8回 1984年12月9日 ヤングパンサー 牝2 笠松 1:31.2 安藤光彰 田邉睦雄 第9回 1985年12月8日 スペクテイター 牝2 笠松 1:30.2 伊藤浩臣 小井土金一 堀野進 第10回 1986年12月14日 ホクテンヒユーマ 牝2 笠松 1:29.9 井上孝彦 荒川友司 第11回 1987年12月6日 ハロープリンセス 牝2 笠松 1:30.7 安藤勝己 後藤保 佐橋五十雄 第12回 1988年12月14日 リユウコウエンゼル 牝2 愛知 1:32.6 原口次夫 磯村林三 池田徳七 第13回 1989年12月13日 ベンテンプツシヤー 牝2 笠松 1:30.3 伊藤強一 神部幸夫 第14回 1990年12月12日 タツミモンブラン 牝2 笠松 1:33.9 横山誠 中山義宣 松原重太郎 第15回 1991年12月11日 アソパンサー 牝2 笠松 1:31.6 川原正一 後藤保 川崎不動産 第16回 1992年11月4日 ホクテンホウ 牝2 笠松 1:32.4 井上孝彦 高田勝良 竹内延光 第17回 1993年11月4日 オグリローマン 牝2 笠松 1:28.9 安藤勝己 鷲見昌勇 小栗孝一 第18回 1994年11月6日 ライデンリーダー 牝2 笠松 1:28.6 安藤勝己 荒川友司 水野俊一 第19回 1995年11月5日 ゴーテンジョウ 牝2 笠松 1:30.6 川原正一 山中敏彦 青山眞澄 第20回 1996年11月21日 グレイキュウ 牝2 笠松 1:32.4 村井栄治 原隆男 岡本紘一 第21回 1997年11月19日 ライデンガール 牝2 笠松 1:31.1 仙道光男 岩崎幸紀 (有)トミケン 第22回 1998年11月5日 ミホノミンクス 牝2 笠松 1:31.7 東川公則 粟津豊彦 伊藤好生 第23回 1999年11月21日 トスターバロン 牝2 笠松 1:30.8 東川公則 後藤保 今井田正純 第24回 2000年11月21日 マスターワーク 牝2 笠松 1:29.9 安藤勝己 鈴木良文 水野恵吉 第25回 2001年11月21日 アイムクイーン 牝2 笠松 1:29.3 吉田稔 伊藤勝好 永田捷子 第26回 2002年11月6日 トキノホーマ 牝2 笠松 1:29.2 安藤光彰 柳江仁 伊藤昭次 第27回 2003年11月5日 メジャーガール 牝2 笠松 1:29.7 安藤光彰 柳江仁 吉田博俊 第28回 2004年11月5日 ミツアキチーター 牝2 笠松 1:31.6 東川公則 後藤保 山本光明 第29回 2005年11月9日 ミヤビダンサー 牝2 笠松 1:29.4 土田龍也 柳江仁 加藤鈴幸 第30回 2006年11月8日 フジノビビアン 牝2 笠松 1:30.7 濱口楠彦 後藤保 榊原勝好 第31回 2007年11月6日 カキツバタフェロー 牝2 笠松 1:30.4 阪上忠匡 森山英雄 久世浅市 第32回 2008年11月13日 ニュースターガール 牝2 笠松 1:29.3 阪上忠匡 森山英雄 荒木克己 第33回 2009年11月12日 サイバーモール 牝2 兵庫 1:29.5 安部幸夫 橋本忠男 山口春夫 第34回 2010年11月25日 ミラノボヴィッチ 牝2 笠松 1:42.3 濱口楠彦 柳江仁 村田裕子 第35回 2011年12月12日 タッチデュール 牝2 笠松 1:43.0 大原浩司 山中輝久 (有)ホースケア
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