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みやこステークス

みやこステークス

開催地	京都競馬場
施行日	2011年11月6日
施行時期	11月上旬
(原則5回京都2日目)
格付け	GIII
1着賞金	3800万円
賞金総額	7200万円
距離	ダート1800m
出走条件	サラブレッド系3歳以上(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量	グレード別定(本文に記載)
第1回施行日	2010年11月7日(重賞格上)
特記	2010年度より施行
前身競走は、「トパーズステークス」

みやこステークスは京都競馬場のダート1800mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走である。
正賞は地方競馬全国協会理事長賞。競走名は中央政府の所在地を表す「みやこ」が長らく京都にあったことに由来。
みやこステークス 概要
12月に阪神競馬場で行われるジャパンカップダートへ向けた中央競馬でのステップレースは東京競馬場で開催される武蔵野ステークス及びダートグレード競走のJBCクラシックがあったが、関西圏ではステップとなる重賞競走がなかった。
このため2010年から「ジャパンカップダートへのステップ競走の充実」を目的に2009年まで京都競馬場で開催されていた「トパーズステークス」(オープン特別競走)を重賞に格上げする形で誕生したのが当競走である。
本来であれば規定により新設された重賞競走については新設から2年間はグレードの格付けはされないが(レパードステークスを参照)、本競走は「トパーズステークス」を重賞競走に格上げし競走名を変更した競走と位置づけられ「日本グレード格付け管理要綱」が定める格付け基準を満たしていると判断されたため、新設初年度からGIIIに格付けされた。
施行する競馬場こそ異なるが距離が同じであるため、ジャパンカップダートを目指す関西圏の有力馬が出走し、第1回の優勝馬が早くも同レースを制覇している。
出走資格はサラブレッド系3歳以上のJRA所属馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は3歳54kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減を基本とし、更に以下のように斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。
施行日当日から過去1年以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は3kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は2kg増。
施行日当日から過去1年以降の牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
施行日当日から過去1年以前の牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬は1kg増。
2011年度現在の総額賞金は7,200万円で、1着賞金3,800万円、2着賞金1,500万円、3着賞金950万円、4着賞金570万円、5着賞金380万円と定められている。

みやこステークス 歴史

1983年 - 4歳(現3歳)以上の競走馬によるオープン特別競走として、トパーズステークスが京都競馬場・芝外回り1400mで施行。
1984年 - 施行距離を芝内回り2000mに変更。
1997年
施行距離をダート1800mに変更。
プレミアムサンダーが日本レコード(当時)となる1:48.4のタイムで勝利。
2010年 - 3歳以上の競走馬による別定の国際競走・指定交流競走の重賞(GIII)競走「みやこステークス」として昇格、京都競馬場・ダート1800mで施行。

みやこステークス 歴代優勝馬
トパーズステークス 
※馬齢標記は現行の標記で統一する。
施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師
1983年11月12日	ニホンピロウイナー	牡3	1:22.6	河内洋	服部正利
1984年11月25日	ロングレザー	牝3	2:04.6	河内洋	長浜彦三郎
1985年11月24日	ロイヤルコスマー	牝3	2:05.2	田原成貴	浅見国一
1986年11月23日	スズタカヒーロー	牡4	2:01.7	丸山勝秀	坂口正大
1987年11月29日	ハシケンエルド	牡4	2:02.5	松本達也	中尾正
1988年11月27日	ハッピースズラン	牝3	2:02.1	田原成貴	湯浅三郎
1989年11月26日	マロングラッセ	牝5	2:00.8	岡潤一郎	庄野穂積
1990年11月25日	ダイユウサク	牡5	2:00.1	熊沢重文	内藤繁春
1991年11月24日	ラッキーゲラン	牡5	2:06.4	内田浩一	池江泰郎
1992年11月29日	オースミロッチ	牡5	2:00.3	松本達也	中尾正
1993年11月28日	トーワナゴン	牝4	2:00.8	小谷内秀夫	佐山優
1994年11月27日	タマモハイウェイ	牡4	1:59.6	四位洋文	吉永忍
1995年11月26日	ユウトウセイ	牡5	2:00.9	塩村克己	田中章博
1996年11月24日	ユウトウセイ	牡6	2:00.4	塩村克己	田中章博
1997年11月15日	プレミアムサンダー	牡3	1:48.4	武豊	大沢真
1998年11月21日	オースミジェット	牡4	1:50.5	四位洋文	白井寿昭
1999年11月20日	ワールドクリーク	牡4	1:51.6	加藤和宏	新井仁
2000年11月18日	ホクセツキング	騸4	1:50.2	秋山真一郎	坂田正行
2001年11月17日	タマモルビーキング	牡3	1:51.3	小林徹弥	川村禎彦
2002年11月16日	エアピエール	牡6	1:52.2	藤田伸二	田村康仁
2003年11月22日	タイムパラドックス	牡5	1:51.6	安藤勝己	松田博資
2004年11月20日	エンシェントヒル	牝3	1:50.7	生野賢一	松元茂樹
2005年11月19日	ベラージオ	牡6	1:50.3	松永幹夫	高市圭二
2006年11月18日	カフェオリンポス	牡5	1:50.9	四位洋文	松山康久
2007年11月17日	ロングプライド	牡3	1:51.3	武豊	小野幸治
2008年11月24日	エスポワールシチー	牡3	1:50.8	佐藤哲三	安達昭夫
2009年11月21日	シルクメビウス	牡3	1:49.6	田中博康	領家政蔵
創設当初から「オープン特別」として開催された。

みやこステークス 
回数	施行日	優勝馬	性齢	勝時計	優勝騎手	管理調教師	馬主
第1回	2010年11月7日	 トランセンド	牡4	1:49.8	藤田伸二	安田隆行	前田幸治
本競走からのジャパンカップダート優勝馬 [編集]

みやこステークス創設年からジャパンカップダートの前哨戦として施行されるようになったが、1頭が同年のジャパンカップダートを制覇している。
回数	馬名	性齢	着順
第1回	トランセンド	牡4	1着

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