投票券の連勝単式
投票券の連勝単式
連勝単式(れんしょうたんしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順通り(順列)に予想する投票法である。 連勝単式には対象となる競走対象の数により以下の2つに分類される。 二連勝単式 [編集] 二連勝単式(にれんしょうたんしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順通りに予想する投票法である。 例えば1着が13番、2着が9番の場合、13-9が的中となるが、9-13は不的中となる。 三連勝単式 [編集] 三連勝単式(さんれんしょうたんしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順通りに予想する投票法である。 例えば1着が18番、2着が9番、3着が10番の場合、18-9-10が的中となる。 連勝複式 [編集] 連勝複式(れんしょうふくしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせをそれらの着順に依らず順不同(組合せ)で予想する投票法である。 対象となる競走対象の数や選ぶ組み合わせの数により、以下の3つに分類される。 普通二連勝複式 [編集] 普通二連勝複式(ふつうにれんしょうふくしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。 例えば1着が18番、2着が5番の場合、5-18若しくは18-5が的中となる。 拡大二連勝複式 [編集] 拡大二連勝複式(かくだいにれんしょうふくしき)とは、3着以内に入る競走対象の組み合わせのうち2つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。 つまり予想した組み合わせが1着・2着、1着・3着、2着・3着のいずれかであれば的中となる。例えば1着が7番、2着が18番、3着が10番の場合には7-18、7-10、10-18の3つの投票券が的中となる。 競艇を除く各競技は「ワイド」、競艇は「拡連複」と呼称している。 同着があった場合の取り扱いは、以下のとおりとなる。 1着同着・2着同着の場合、的中は3通りとなる。 3着同着の場合、的中は5通りとなる。 ただしこの場合、3着同士の組み合わせは不的中となる。 なお、複勝式と同様に特払については的中対象全てに投票がなかった場合のみ行われる。 いずれかの的中対象に1票でも投票があった場合、残りは「無投票」として扱われ特払は行われない。 三連勝複式 [編集] 三連勝複式(さんれんしょうふくしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つをそれらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。 例えば1着が13番、2着が1番、3着が8番の場合、1-8-13が的中となる。 重勝式 [編集] 重勝式(じゅうしょうしき)とは、複数レースにおける単勝式・複勝式・連勝単式・連勝複式のいずれか1つの投票法をまとめて予想する投票法である。 中央競馬における重勝式の最高配当額は、国営競馬時代の1953年12月6日に、中山競馬場の第6回中山競馬第6日目に出た507,940円(投票総数13,765票中、的中2票)である。また中央競馬になってからの最高配当額は、1954年10月30日の中山競馬場で出たもので、507,080円(的中1票)となっている。 頻繁に大穴も出たが、午前中のみの発売でもあり人気を得るには至らず、1961年には、中央競馬における総発売馬券額の僅か0.04%まで低下[27]した事から、1961年の第1回中京競馬の開催を最後に発売を中止する事となり、8日目となる2月19日の発売を最後に姿を消した[28]。後の競馬法改正により、発売可能な馬券の種類からも削除された。 しかし公営競技全体の売上が減少傾向にあることから、宝くじ感覚で気軽に買えるうえ巨額な払戻金となる可能性も含む新投票法として導入を検討しているところもある。 競輪 [編集] 競輪では指定された連続7競走の勝者を予想する重勝式投票法「チャリロト」が2008年4月15日より平塚競輪場においてインターネット投票限定で発売を開始し、半世紀ぶりに重勝式が復活した。
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