加用正
加用正は、騎手試験には3度不合格となり、約6年間の下積みを続けた。次いで瀬戸口勉厩舎で半年間の研修を積んだのち、1976年3月に瀬戸口厩舎よりデビューした。
1980年、シンザン記念をノトダイバーで制し、重賞初勝利を挙げる。当年には重賞4勝を含め、自己最高記録となる53勝を挙げて全国6位に付けた。
GI級競走での勝利はなかったものの重賞20勝を挙げ、「渋く、地味な騎手」という印象を持たれた騎手生活であった。
加用正 調教師時代
1994年、栗東トレーニングセンターに加用正厩舎を開業。
加用正 通算成績
ウエスタンジョージに騎乗する加用(1981年3月8日)
加用正 騎手成績
通算成績1着2着3着4着以下騎乗回数勝率連対率
平地5525605453,7805,437.102.205
障害71183056.125.321
計5595715533,8105,493.102.206
日付競走名馬名頭数人気着順
初騎乗1976年3月6日-カクノホープ–2着
初勝利1976年3月7日-カクノヤシマ–1着
重賞初騎乗1976年3月6日阪神障害S(春)マルブツビート13頭129着
重賞初勝利1980年1月13日シンザン記念ノトダイバー11頭51着
GI級初騎乗1978年4月9日桜花賞マンジュデンミキコ21頭813着
加用正 主な騎乗馬
※括弧内は加用騎乗時の勝利重賞競走。
ノトダイバー(1980年シンザン記念、きさらぎ賞 1981年・1982年京阪杯)
ウエスタンジョージ(1980年愛知杯、1981年スポニチ賞金杯、中日新聞杯)
マルブツウイナー(1980年鳴尾記念)
マルブツサーペン(1984年毎日杯 1985年京阪杯)
ダイゴアルファ(1987年毎日杯)
ヒデリュウオー(1987年中日スポーツ賞4歳ステークス)
ゴルデンビューチ(1987年小倉記念)
ダイナカーペンター(1988年阪神大賞典 1989年京都記念)
トウショウアロー(1989年中日新聞杯)
マルブツスピーリア(1989年ウインターステークス)
ダイタクヘリオス(1991年高松宮杯)
ロングタイトル(1991年神戸新聞杯)
マルカアイリス(1992年小倉3歳ステークス)
加用正 受賞
関西放送記者クラブ賞(1976年)
加用正 調教師成績
日付競馬場・開催競走名馬名頭数人気着順
初出走1994年4月23日4回阪神1日4R4歳未勝利ロングシリウス14頭1212着
初勝利1994年6月11日1回札幌1日9R北斗賞パリスケイワン7頭61着
重賞初出走1994年5月8日4回阪神6日11R京都4歳特別パリスケイワン14頭1311着
重賞初勝利1996年8月4日2回新潟8日11R関屋記念エイシンガイモン12頭11着
GI初出走1995年12月10日5回中山4日11R朝日杯3歳Sエイシンガイモン12頭22着
もっと詳しく知りたい事や
理解できなかった事などございましたらお気軽にご連絡下さい。